2025年12月12日リリース
11thアルバム「おるたな」
1.ホンダ
2.さよならの合図
3.the world is mine
4.愛してる
5.SAIL AWAY
6.若いバンド
7.真鶴漁港
8.岩見沢デパート変遷史
9.おるたな
10.次回予告なホーリーナイト
僕のレテパシーズ
Vo.古宮大志
G.カニユウヤ
Key.菊竹南
B.ヤハタトシキ
Dr.関口萌
録音/ミックス/馬場友美
マスタリング/中村宗一郎
東高円寺ロサンゼルスクラブ(2025.6.12)
西調布Studio REIMEI(2025.7.8)
西荻窪Rinky Dink Studio(2025.8.28)
アルバムリリースから1ヶ月が経ちました。
この1ヶ月の間にも色々あったなあ。
どうもレテパシーズは激動癖がある気がするが、まあそれだけ困難な山登りをしているのでしょう。
ちょっとまだ書けない事もあるのですが、変わらずに登るのでご安心を。
頂上から眺める景色はきっと、懐かしくて新しくて過去も未来も全て見渡せるあの感じ!なのでしょう。
覚悟の上、信頼の上、ちゃんと全速力でがんばれてるはずだ!
大丈夫大丈夫。レッツゴー!
というわけで、11thアルバム全曲解説です。
11thの歌の作曲時期は2022年6月28日〜2023年4月11日。
断酒から3年が経ち、基本的に飲酒欲求も完全に消え、高円寺のユキコの祖父母の築60年の空き家でのんびりと暮らしていた頃の歌達です。
2023年の5月には子供が産まれる予定だったので「これが父親になる前の最後のアルバムかあ。」とも思っていました。
そしてタイトルの「おるたな」
10代の頃に見た音楽ビデオの冒頭に「alternative」という字幕が出ていて、漠然と「オルタナ」というのはさぞかし偉いんだろうなあ、と思っていました。
札幌にも数年間住んでいたので所謂「札幌オルタナバンド」にもよく会いました。
でも、過去のレジェンドと言われる日本のオルタナバンドの「名盤」を聞いても、いつも何かが足りない気がして、そこまで感動出来なかった。
なので、いつか自分でオルタナアルバムを作りたいな、という思いがありました。
音楽ジャンルをトランプのように格付けするのならば、、
1.パンク
2.ブルース
3.ロックンロール
4.フォーク
5.ジャズ
6.その他
の順で強い気がするのですが、オルタナだけはジョーカーで、問答無用の最強のイメージ。
果たしてレテパのおるたなはオルタナになれたのでしょうか?
皆さん聞いて判断してね。
前作「夏のアルバム」は全曲夏の歌というコンセプト。
今作はレテパなりの「オルタナ」というコンセプト。
なので、コンセプトアルバムが2枚続きました。
でも、次作12thの10曲は何もコンセプトの無い普通の歌達ですのでご安心?を。
ではでは、全曲解説レッツゴー!(こういう解説の時に自分は作家寄りになってしまう傾向にあります。なので歌が出来た経緯を書きがちです。もっと録音秘話!とか音の事については今度他のメンバーに書いてもらおうかな!なんて今思いました。誰かに頼んでみようかなあ)
1.ホンダ(2023年4月11日作曲)
この頃、映画館で「パルプフィクション」が爆音上映されていたので見に行った。
可愛いフランス女が自分の車を壊されて「私のホンダはどこ?ホンダは?私のホンダを返してよ!」と騒いでいて、字幕にホンダホンダ出ているのを見ていたら、昔の友人ホンダさんの事を思い出して、確か翌朝?この歌が出来た。
ホンダさんはレテパシーズナンバーでもお馴染みの人で「MOON PALACE」の店主。
そして「愛は風景」の2番の歌詞は彼女からのメールを元にしています。
20才の頃の数ヶ月、半同棲みたいな感じで、俺は10才年上の彼女の事が好きだった。
ホンダのホンダで小樽や石狩の海へよくドライブしてた。
いつも通り、他の歌もほとんどテイクワンだが、この歌は特に「一日一回しか演奏出来ません。なのでもしNGテイクならば、次の録音日にまた演奏しましょう。」と決めていた。(結果は無事に一発OKでしたが)
今作は3箇所で録音した。
場所とその日録る歌はカニユウヤが選定した。
ホンダは元々8曲目の予定だった。
俺の宅録デモでも8曲目になっている。
でも気付いたら自然と1曲目になっていた。
パルプフィクションついでに書くが「クレイなジー」に出てくるハニーバニーという歌詞は、パルプフィクションに出てくるおしゃべり強盗の名前がハニーバニーで、近所の野良猫が毎朝ハニーバニーそっくりな声で騒ぎ立ててうるさいので、その猫にハニーバニーという名前を付けて呼んでいた。
それがクレイなジーに出てきた。という訳です。
2.さよならの合図(2022年11月2日作曲)
2019年の断酒治療以降、俺はバイトもしてなくて、近所に住むユキコの祖母のお世話をして、小遣いを貰って暮らしてた。
お世話といっても、俺は老人と話すのが好きなので、ただ遊んでいた感覚だったが。
彼女は俺が歌ってる事など知らなかった。
俺も説明しなかった。不要だったので。
きっと無職のプー太郎だと思っていたのだろう。
ある日、ばあさんの部屋でハーモニカを見つけたので、吹いてあげたら、妙に吹ける俺を見て「ねえ、どうしてそんなに上手いの?」と少し不審がっていた。
足腰は悪かったが、ボケておらず、話も面白かった。
戦中に勝浦で教師をしていた頃の話、昔の恩師と無理やりお見合いをさせられた話、早くに夫を交通事故で亡くして女手一つで子供達を育てた話、花や天気の話。
今、久し振りに思い出したが、本当に透明で良い時間だった、と思う。
もうすぐ産まれるひ孫のエコー写真を見ながら「ほら、これがちんちんだから男だよ。」なんて説明してあげて、大層楽しみにしてたのに、ひ孫の顔を見る前に、ある日突然死んでしまった。
そして次の日この歌が出来た。
いつも全ての準備が出来てしまっているのだと思う。
だから、何かがあるとすぐに歌は出来る。
3.the world is mine (2023年2月6日作曲)
築60年の高円寺の一軒家、古いトタン屋根に落ちる雨の音が好きでした。
2階の俺の部屋には大きな窓があって、暖かい日にはいつも野良猫が昼寝してました。
その中の1匹は家にも入るようになって、気が付いたら一緒に寝る仲になっていました。
このデモを録っている時も、窓の外でニャーと呼ばれたので、窓を開けて入れてあげたら、演奏中に鍵盤を踏まれたので、その音がデモに入っています。
そのドンダンダンという不況和音はとても良い感じで、まさに「the world is mine」という音だったので、メンバーにも「この感じを出したい!」と伝えました。
ちゃんと出たと思います。
アコギはカニが弾いています。
録音直前に、ひょんな事から手元にやって来たアコギがありました。
40年以上弾かれずに眠っていたそうです。
弾いて欲しそうな顔をしていたので、カニに渡すと弾いてくれました。
7thアルバム以降、楽器と通じ合えるようになりました。
11thは、お馴染みの足踏みオルガンで出来た歌も数曲ありますが、ほとんどはグヤトーンの古いビザールギター、で出来ました。
さっさと俺にオルタナやらせろよばかやろう、とグヤトーンに言われてる気がしました。
このグヤトーンは昔バイトしてたリサイクルショップで手に入れたギターでした。
メロディーと歌詞は同時に出来るタイプです。
歌は朝起きた瞬間に出来る事が多いです。
起きた瞬間じゃ無い場合もあるけれど、ほとんどが朝です。
午後に出来る事は全く無いんじゃないかな。(断酒後の7th以降の話です。1st〜6thは酔っ払ってるからか昼夜関係ありませんでした)
3分の歌が3分で出来る事もあるし、時計を見たら1時間経っている事もありますが、最初から最後まで一切気持ちが離れていない状態で終わらせます。
途中で余計な事は出来ないので、お腹が空いた時の為に、いつもカロリーメートを手元に置いておくようにしています。
今書いている文章なんかは、書こう、と思って書けるのですが、歌はコントロール出来ません。
いつ始まるかは自分でも全く分かりません。
17才の頃、歌を作ろうとして作るとなぜか絶望的に死にたくなったので、それ以来「歌を自分から作ろうとするのは絶対に禁止!この絶望感はマジで死ぬぞ!」と固く心に誓ったのでした。
最近ある詩人の対談集を読んで納得したのですが、俺は左脳では無く、右脳で歌を作っているようです。
右脳のお筆先を使って過去未来全ての時間軸を手に入れた状態で書いているので、出来た歌を次の日という現実の中で思い出そうとしても何も覚えていないのです。
だから出来たらすぐに録音する事にしています。
そのせいで、俺の宅録デモの音源の声はいつも寝起きのガラガラ声なのです。(12thの制作資金が全く無いので、近々12thのデモも売る気がします。好きな人はお楽しみに)
歌詞の「推敲」というのは一切やりません。
やらなすぎて「推敲」という言葉も知りませんでした。
最近読んでる本に出てきて、そんな変な言葉初めて知りました。
タイプがあると思うので、推敲をして素敵な詩を書く人もいるのでしょう。
でも俺にとって推敲は、過去未来全ての時間軸への冒涜です。
一つ推敲すれば、タイムパラドックスのように、全ての世界が壊れてしまうでしょう。
ああ、そうか。だから死にたくなったんだな、17才のあの時に。
今、分かりました。大納得。
4.愛してる(2022年6月28日作曲)
この頃、初めてサブスクで音楽を聞くようになり、知らないかっこいいバンドを見つけるのが喜びでした。
1年に2〜3組くらいしか見つからないが、見つけるとそのバンドの歌ばかりを繰り返し聞いてました。
そんな中、見つけた「SEAPOOL」というバンドが素晴らしく、ずっと聞いていて、ある日ついにライブを見に行った。
今にも壊れそうなそのバンドは、案の定すぐに壊れてしまい、ライブを見たのはその日が最後になった。
「Low pop baby」と「Schizo Flare」という歌が特に好きで、何度も何度も繰り返し聞いていた。
海が見えるところでも、空港の待合ロビーでも。
あと「T君の夏の歌」のT君の要素も少し入ってると思う。
20代の頃に音源文通をしていた札幌のT君。(俺は川崎の稲田堤に住んでいた)
部屋の掃除をしていたら、彼のアルバムが目に止まり、歌詞を読んでみた。
すると、メロディーを忘れてしまっていて、どんな歌か分からなかった。
あんなに聞き込んでいたのに、、恐るべしアル中後遺症の前頭葉、、と、びっくりしながらも、メロディーの無い彼の歌詞が俺への手紙のように思えて、微笑した。
あの感覚もこの歌には入ってると思う。
この頃は完全に「おるたなモード」だったので、今思うとどうしてこんなコード、メロディーになったのだろう、もう絶対に作れないな、という歌が多いです。
デモをメンバーに渡すと、完全にイメージ通り、に完成します。
これはおそらく、メンバーに完璧に呼応した状態で俺が作曲しているので、そもそも作曲の時点でメンバーの音の絶対的影響下に住んでいるからでしょう。
まさに以心伝心。いや、一心同体、というべきか。
もうこんなアルバムは一生作れないと思うよ。
5.SAIL AWAY(2023年1月7日作曲)
2009年頃かな?
その頃住んでいた稲田堤のアパートの軒下から困っている猫の声が聞こえた。
出ておいでー、と呼んでも全然出てこないので、部屋にいた飼い猫を連れて来て、一緒に呼ぶとついに出てきた。小さな黒猫の赤ちゃんだった。
真っ黒なので、出した舌のピンク色が映えてまるで帆立貝のようだ、とその頃同居していた古宮夏希が言ったので「帆立」という名前になって、一緒に暮らす事になった。
それから10年以上が経ち、帆立もだいぶ老いてきた。
少しボケ始めてたかも知れないが、高円寺の家で平和に暮らしてた。
2022年11月11日、8thアルバム「エンデンジャードスピーシーズ」のレコ発ライブをしに、俺は深夜車で大阪に向かった。
その数時間後、帆立は俺を探しに行ったみたいで、外に出ていつもとは違う環七の方向に歩いて行ったらしい。
大阪から帰ってくると、帆立はおらず、探しに探して、ついに新高円寺の交番にいたのを見つけた。
お巡りさん曰く、環七で轢かれて死んでしまい、見つけた時はカラスに少し食べられていたらしい。(そのせいだろう、それから数週間、近所のカラスの珍行動をたくさん見た。帆立の可愛い呪いだと俺は思っている)
「SAIL AWAY」は出航という意味です。
あの日から俺は帆を立てて出航している感覚です。
歌詞の通り、世界は滲んで虹色に見えています。
帆立のおかげで強くなれたと思うよ。サンキューホタ。
彼女のあだ名は「第一夫人」でした。
お前が一番。愛してるよ。
6.若いバンド(2022年7月16日作曲)
2000年から歌っているが、25年間で5ターンくらい同じ光景を見ている気がする。
若いバンドが疲弊して消えていく、あのお馴染みの光景を。
そしてそこにはいつも「おっさんのマネージャー」が立っていたのです。
43年間生きてきたが、一番最初に大影響を受けた作品はレオレオニのフレデリックだと思う。
幼稚園の頃かなあ?あのネズミのやり方が一番本当の生き方なのだと思い、いいぞいいぞ!としっくりきた記憶がある。
そして、おかげさまで今でもしっくりきています。
歌詞に「恐らく2年後の2024年」とありますが、2025年になりましたね。
バンドが崩壊しないスピードで加減して進むと、アルバムは1年に1枚のペースだと気付きました。
この歌が出来た時はまだ気付いていなかったみたい。
7.真鶴漁港(2023年1月12日作曲)
この頃、NHKの大河ドラマで、源頼朝をやっていた。
テレビを付けると、ちょうどドラマゆかりの地を紹介する番組がやっていて「真鶴の頼朝が隠れた穴」が映っていた。
2019年、断酒して半年が経ち、やっと少し落ち着いたので、シラフで初めて旅行した。
真鶴漁港のスピーカーからはなぜかニールヤングが流れてた。
近くの店舗のスピーカーとかでは無く、漁港の古いメガホンスピーカーみたいなやつから流れてた。
あれはなぜだったのだろう?すごく違和感のある光景だった。
ニールヤングと、閑散とした漁港にいた一組のヤングカップルの感じが、とてもシュールで今でもハッキリ覚えています。
この歌、ギターを重ねているのですが、ヤハタが弾いています。
カニが「ギター重ねたいイメージがあるのですが、ヤックンに弾いてほしいです。自分よりヤックンの方が得意な感じのギターなので。」と言った時の、ヤックンの嬉しそうな顔は、ヤハタトシキ史上嬉しい顔ランキングベスト3位には入るんじゃないかな?
それくらい嬉しそうな顔をして「え!?俺?俺でいいの?本当に?やったー!」という感じでした。
あれはなかなかの名シーンだった。
8.岩見沢デパート変遷史(2023年3月30日作曲)
2才から13才までは北海道南空知の月形町に住んでいました。
車で30分のところにある岩見沢市というのが、一番近い都会でした。
その岩見沢のデパートの変遷史です。
NOVAというのは英会話のやつでは無くて、生協が作った大型デパートです。
歌に出てくる「あのこ」は高校生の頃のガールフレンドの林さん。
この頃帰省して、駅の観光案内所で「すみませーん、観光客ですけど、お昼ご飯食べれそうなお店ありますー?」と聞いたら「いや、観光客じゃないよね。古宮君だよね?」と言われてビックリしたら、それが林さんでした。
で、彼女の事を思い出してたら出来たんじゃないかな?
彼女は観光協会で働いているらしく、岩見沢のゆるキャラ「いわみちゃん」の中に入っているそうです。
いわみちゃんはタマネギの妖精?なのかな?
出たての頃は、股間にタマネギの毛が生えてて陰毛みたいでぶっ飛んでて素敵だったが、今は脱毛したみたいで、普通のかわいいキャラクターですね。
2ndアルバム「愛してるよ」収録の「夏のしっぽ」の「君」も林さんです。
タマネギ農家の娘だったので、タマネギ畑の中を自転車漕いで走ってた。
あれから2人の子供を育てて、今も変わらず地元に住んでいるのです。
いつか、あの要塞のようにでかいイオンにも、最後の日は来るのだろうか?
※「ナカノタナ」は今も名前は残ってるみたいだが、リニューアルされてて全然違う
※「金市館」は当時北海道に展開してたデパート
「北の国から」でも、東京で純と蛍が履いていた汚い靴を捨てられた時の回想シーンで「この靴は富良野の金市館で父さんが買ってくれたもので、、」みたいなシーンがあり「おー!!!!金市館!!!!富良野にもあったんだ!!!」と感動した記憶がある。
2005年、上京したばかりの頃、極度のホームシックになり、北海道関連の本や映画やドラマを見まくっていた時期がありました。
9.おるたな(2023年2月12日作曲)
一番好きな木は?と問われたら「5月の白樺」と答えます。
一番好きな花は?と問われると、一つに絞るのは難しいけど、次作12thアルバム収録曲の「春の花」という歌で好きな花の名前を羅列しています。
エゾエンゴサク、フクジュソウ、ヤチブキ、カタクリ、ミズバショウ、フキノトウ、ニリンソウ。
まあ全て故郷の春の花ですね。
あの光っている感覚が俺のオルタナ感覚なんです。
さあ無事にオルタナアルバムになれたかな?
10.次回予告なホーリーナイト(2023年3月29日作曲)
2010年のクリスマスイブ。
下北沢の五差路(信号には代沢三差路と書いてるが、俺には五差路に見えるので、五差路でいいのです)の前のセブンイレブンで、見ず知らずの女に声をかけられた。
それから12年が経ち2人の間には子供が産まれました。
次作12thアルバムからは父親以降の作曲、それを意識した1曲ですね。
俺は10代の頃、他人の「父になった後の作品」に感動する事が多かった。
それはきっと「こんな滅茶苦茶で大変そうな人も、いずれは落ち着いて、こんなにも素晴らしい作品を作れるのか。俺もいつかそうなれたら良いなあ。」という不安定な10代の切実な思いだったと思います。
なので、自分もついに次作は父か!
と張り切っていましたが、離婚して、新しく出来た恋人の歌なんかも入り込んできて、12thアルバムは色々盛り沢山になってしまいました。
でも、名盤になると思う!
11thを超えるのは大変だと思うけど、力を合わせてがんばります。
以上、11thアルバム全曲解説でした!
2026年1月14日
古宮大志
PS.「おるたな」のCD通販はもう少しだけお待ちを、、
すみません、、がんばってます、、お許しを、、
PS.スペシャルサンクスで田中万智さんの事も書いておきます。
英語のタイトルを彼女が考えてくれました。
「A Goodbye Signal」ってかっこいいね。
「さよならの合図!(A Goodbye Signal!)」って漫画の必殺技になりそうな名前で素敵。
1.Honda
2.A Goodbye Signal
3.The World Is Mine
4.I Love You
5.Sail Away
6.The Young Bands
7.Manazuru Fishing Port
8.The History of the Department Stores in Iwamizawa
9.Alternative
10.Holy Night with Next Episode Preview
PS.次回のレテパライブは1/31のⅡララ企画です。
「世界は淡くてどこか水のよう」というタイトルは「阿久和川」という歌の歌詞です。
先日、Ⅱララの初ライブ映像も全編公開されました。
二宮ユーキ映像で素敵ですよ。
同日のレテパの15周年ライブも公開準備中です。
36曲の歌詞入れをお願いしてるので、まだまだ時間はかかりそうですが。
ではでは、2026年、我々の何もかもをお楽しみに!
今年もよろしくね!
僕のレテパシーズ結成15周年記念ワンマン、ありがとうございました。
レテパのライブが終わった直後、楽屋で関口萌と二人になったので、少し話しました。
「なんか、不思議なライブだったね。」
「何回か気持ちが切れて、すごく冷静な時間があったな。」
「でも、行った事の無い遠い場所で歌ってる時間もあったな。」
「こういうライブも出来るようになったか。良いとか悪いとかじゃないね、ここまで来ると。」
「まあ、力を合わせてがんばろー!」
その後、カニとも話したが、彼も妙に冷静な気持ちが常にあったそう。
南とヤックンとは話してないが、きっと同じ気持ちだったと思う。
ねえ、みなさん。
バンドやるって本当に素晴らしいんですよ。
サイコーなんだから。
子供の頃、俺は冒険の旅に出たかった。
冒険ごっこじゃなく、いつも本当の冒険がしたかった。
仲間を集めて大冒険!今まさにそれをやっています。
よかったな、月形の少年大志くん。夢が叶って。
これが憧れの命がけの大冒険よ。
でも、人生を賭けるにふさわしい場所、じゃないな、と思ったのだろう。
たくさんの「イカレた人」がライブハウスから去っていった。
彼らはきっと、他の場所でイカレ続けてると思います。
だから、フラれたんだ、イカレた人に、ライブハウスは。(それが死の場合もあった。でも、それももちろんフラれた事に変わりは無い)
彼らが安心して身投げできるような場所であってほしいな。
死ぬならここで死んでほしい。冒険の場所であってほしい。
イカレてて、優しくて、危なくて、ドキドキする場所。
光る海や夜の公園のような、世界中のどこよりも一人になれる場所。
そこでは本当の意味で世界中と繋がっているのです。
上の写真を見た人から「だんだん海賊団の親分みたいになってきたねえ。」と言われました。
俺は「確かにレテパとⅡララが並ぶと最強海賊団って感じだなあ。まあ、俺は山育ちだから山賊団だけどね。引き続き伝説の財宝を探し続けますわ。」と答えました。(ほのとハジメの並びが「パパ活」って感じで良いよね。下の3人の子分感もサイコー)
Ⅱララ初ライブどうでした?
俺、めちゃくちゃ緊張しました。
結成から約半年、手帳見て数えてみたら、合計98時間もスタジオに入ってました。
ドラムの鈴木ほのは本当に本物の素人だったんですよ。(しかも左利きというややこしさ、、)
ドラムってメンバー探しの時に一番見つからないらしいですね。
昔からよくドラム探しに困っているバンドマンを見かけました。
そんなバンドマンにはいつも「じゃあさ、ドラマーからドラマーを探すんじゃなくて、友達の中から探したら?気の合うやつにドラムを教えた方が早いって!半年もあれば叩けるんじゃないの?そんなもん。」と無責任な暴論を吐いていましたが、やってみたら実現出来ました。
ほのはライブ2ヶ月前に急成長し出したので、不思議に思い聞いてみると「えー、別に何もしてないけどなあ。あ!でもライブで見映えを良くしようと思って、最近は毎日縄跳び300回飛んでます!縄跳びダイエット!」と言ってました。
伸び悩んでるドラマーの皆さん、縄跳びがおすすめのようですよ。
ほのなんて、俺のアパートの近所のケンタッキーでバイトしてた世田谷のポップな不良高校生でした。
でも、見どころがあったので、山賊団に入れてみたのです。
鈴木りさもムタ君も同じです。山賊としての見どころがあっただけ。
こう書くと、バンドマンというよりも、本当に山賊団なのかもね。
だからライブハウスでうまくいかないのかなあ。
「15周年ワンマンの予約が〇〇枚しか入っていない!」とライブ前に大騒ぎしてしまいました。
会場に来たお客さんは、案外お客が多くてびっくりしたのではないでしょうか?
予約が少ないと詐称してる!と思われたら心外なので、少し説明。
メンバーの友人や関係者を招待する「ゲスト」という制度がライブハウスにはあります。
それは入れずに純粋な予約メールからの予約のみをカウントしてました。
最終的に33枚の予約でした。ありがとう!
面白いもので、この33枚は全員知らない人。(あえてこういう書き方をしています。本当は誰よりも知ってる人と書きたいけど。ご理解を)
33枚の中に、過去に共演したバンドマンとかライブハウス関係者はゼロです。ざまあみろ!
みんなどこかで勝手にレテパを知って好きになってくれた、知り合いじゃない人達ばかりでした。
「ミュージシャンズミュージシャン」なんて言葉があるけどね、レテパは「ノーミュージシャンズミュージシャン」ですね。サイコー!
11thアルバム「おるたな」リリースから1週間が経ちました。
面白いので、その期間の再生回数を載せてみます。
12/12→731回
12/13→550回
12/14→599回
12/15→2986回
12/16→1281回
だそうです。
10thの時よりは多いな。あの時は少なかった。10th最高なのに。
もっともっとたくさんの人が11thの銃で頭を撃ち抜きますように!
少しでも宣伝になればと思い、借金までしてインスタの有料広告というやつを作ってもらったのに、3日くらい流したら強制削除されました。
俺達の銃が自傷行為の原因!
正義の山賊の銃なのにねえ。
ちなみにこの広告は「愛してる」という歌が流れるように作ってもらってました。
聞こえなかったのかね。インスタ審査部の皆さんには。我々の愛の銃声が。
変なの。(何度も問い合わせて最終的には担当に電話でも抗議したがダメだった、、)
15周年ワンマンに向けて始めたレテパ資料館(インスタね)も全然15年間を載せれなかったけど、過去資料まとめるの意外と楽しいので、このまま継続してみます。
まだ2013年でウロウロしたままです。すみません。
あと、前にも書いたが「おるたな」のCD通販、もう少しお待ちを、、
すみません、甘えさせて下さい、、
なる早でがんばります!
最後にあらためまして、レテパ15周年、そしてⅡララ初ライブおめでとう。
そういえば、Ⅱララのリサムタと同じ年齢の時にレテパ始めたんですよ。
28才の時でした。
Ⅱララ、キラキラしてたでしょう?
レテパの方は次作12thアルバムの事で頭がいっぱいです。
まあどっちもキラキラしてますわ。
渋滞、楽しかったから、カッコよかったでしょう?
でも11thはほんとに大名盤なんだよなあ、、12th負けるなー!がんばれー!
次のスタジオから、12thのアレンジが本格的に始まります。
みなさん本当にありがとう。
おかげさまでここまで来れました。
まだまだ行こうね。愛してるよ!
2025年12月19日
古宮大志
あと3時間、日付が変わったら11thアルバムリリースです。
(配信サイトは→ https://linkco.re/TsyYb2S9)
2025年12月12日リリース
11thアルバム「おるたな」
1.ホンダ
2.さよならの合図
3.the world is mine
4.愛してる
5.SAIL AWAY
6.若いバンド
7.真鶴漁港
8.岩見沢デパート変遷史
9.おるたな
10.次回予告なホーリーナイト
このジャケ、俺が作りました。
作っていた2時間の記憶はありません。
歌が出来る時もいつもそうです。
出来て、簡単な録音をして、そのまま2、3日放って置くのですが、どんな歌か覚えていないのです。
最近読んだ、ある詩人の対談集に書いてありましたが、そういう時の事を彼は「お筆先」と呼んでいました。
左脳じゃなく、右脳で書いてるんだそうです。
「世界」が持つ過去と未来全ての記憶を使って。
今回、俺の右脳のお筆先は黒い銃のジャケを作ってくれました。
11thアルバムにぴったりだと思いました。
全ての嘘を撃ち殺す銃です。
迷わずに自分の頭を撃ってね。
死ななかった人はワンマンで会おう!
今はこれに尽きます。
12/15の15周年ワンマンの予約は現在26枚。
11thアルバムリリースは12/12。
3日もあれば十分だろう。
それくらいのアルバムだと思っています。
月曜日、満員のシェルターで会いましょう。
11thの歌の作曲時期は2022年6月28日の「愛してる」に始まり、2023年4月11日の「ホンダ」で終わります。
2023年の5月には子供が産まれる予定だったので「できたら子供が産まれる前に11thの全10曲揃ってたいな。12thは父になってからのアルバムにしたいな」なんて思っていました。
なので、ホンダが出来た時は「おー!さすがホンダさん!えらい!」と大喜びした記憶があります。(ホンダは人名、ホンダクミコ。20年以上前、彼女と見た石狩の海だ)
「愛してる」は2022年の6月なんだな。
ずっと音源だけを聞き続けてたあるバンドのライブを新宿のロフトへ見に行った。
音源と違い、ライブはまだまだ未熟な弱々しさで、会場の雰囲気もライブハウス特有の嫌な感じだった。
呼吸するのも辛そうだったそのバンド、まもなくちゃんと壊れてしまった。
純粋な本物のバンドは壊れやすいね。
不純な偽物のモノマネバンドはいつもずけずけと図々しいのに。
助けてやれなかったなあ。助けてほしそうだったのに。
ライブを見た数日後、この歌が出来ました。
せめてこの歌が、たくさんの人の頭を撃ち抜きますように。
さっきも書いたが、次作12thアルバムは父になってからのアルバムです。(もう全10曲揃ってます。えへん。数字が違うと気持ちが悪いので、毎アルバム全10曲と決めています)
俺は昔からなぜか他人の「父になった後の作品」に感動する傾向にあったので、自分も作れて嬉しいのです。(自分が不安定なので、他人の安定期の作品に惹かれたのかな?特に10代の頃はそうだったと思う)
15周年ワンマンでは12thの2曲も初お披露目です。
「渋滞」という歌と「楽しかったから」という歌。
結局、離婚して、恋人も出来て、12thアルバムは息子の歌や恋人の歌やポーグスのシェインが死んだ時の歌や癲癇で壮絶に死んだ猫の歌やらでカオスです。
まあ、でもなんか俺なりに安定してますよ。
息子は最近俺の事を「しろ」と呼びます。(ひろしを逆にして簡略化か?)
レテパシーはどんどん大きくなるばかり。
こんな感じの時、きっと全てがうまくいくのだろう。
では、シェルターで!
2025年12月11日
古宮大志
PS.12thの2曲、2曲目とラストという重要な位置で歌うからな。
歌詞掲載しちゃおうかな。
11thリリースの3時間前だというのに気が早くてすみません、、
よかったら読んでみてね。
12thは来年中に出したい。
なんか勝手に区切りな気がしてるので、12thのタイトルは「最後のアルバム」というタイトルにもう決めています。
よし、なんか清々しい気分なので、最後にどかーんと叫んじゃいますね。
「レテパとⅡララで音楽の世界を変えたいんだー!!!!!!!!!!!」
見てろよ。よろしく。
「渋滞」(2024年1月13日作曲)
渋滞は遠くまで 渋滞は続いてて
ほんとのペーパーだからさ 運転は免除で
後部座席でチャイルドシートの手をつなぐ
僕らの世代がよく言う 懐かしの場面
「親が車で聞くサザン」の親になっている
渋滞で僕らは 渋滞で微睡んで
車が流れ出したなら 家なんてすぐだ
このまま手をつなげたなら 幸せなんだろう
嫁の実家の車にはJ-POPばかり
「親が車で聞くサザン」の親になっている
渋滞は遠くまで 渋滞は続いてて
渋滞で僕らは 渋滞で微睡んで
「楽しかったから」(2025年2月26日作曲)
楽しかったから 誰が何と言おうと
壊滅的な最後だったとしても
やっぱり僕は
白んでく海と山と森越えて一人きり
もといた所へ帰る時に
同じ速度 走る君と目が合ってさ
少しだけ並んで走っただけ
見てた人は言うんだろう
何時間?何週間?何年?何十年?
人間達の単位じゃ計れない一瞬の速度で
雨のしずく一粒だけ目が合う時の短すぎる永遠の中で
それから僕は一人で もといた所へ行き
さっきまでいた君の顔思い出すよ しずくと目が合うようだ
楽しかったよな
※12/8追記↓
【予約不備についてのお知らせ】
掲載していた予約フォームがシステムエラーにより使用不可だった事が判明しました。
いつからシステムエラーだったか不明です。
予約を受けた時は確認次第返信しています。
なので返信が来ていない方はご予約メールが届いていない状態です。
お手数ですが、再度下記のメールへご予約お願いします。
15周年ワンマン前の大事な時にごめんなさい!
ほんと機械は苦手です、、!すみません、、!
letepathys@gmail.com
(お名前、枚数、をお願いします)
↑以上追記
↓以下本編
「この銃、頭にぶっ放してね」
11thアルバムのリリース、予定より早める事にしました。(12/12の金曜日)
このまま15周年ワンマンに突入するよりも、聞いてもらって是非を決めてほしいと思ったからです。
ハッキリ書きます。
現在15周年ワンマンの予約は20枚です。
そしてこのアルバムは最高傑作です。
このアルバムを出した3日後のワンマン。
シェルターは満員になるべきだと信じています。
レテパシーズのキャッチコピーは「光り輝く絶滅危惧種」です。
もし光り輝いていないと感じたら、自ら絶滅を選ぶでしょう。
すごいアルバムを作りました。
副作用がひどいです。
正当に評価されたいです。
この光が少しづつ弱っていきそうで怖いです。
素晴らしい作品に素晴らしいライブ。
ただそれだけでよかった。
17才の時、夢見て飛び込んだライブハウス、インディーズの世界。
嘘や偽物ばかりでした。
全ての嘘を撃ち殺す銃を作ったよ。
迷わずに自分の頭にぶっ放してね。
死ななかった人はシェルターで会おう!
①11thを頭に撃つ
②死ななかったら
③15周年ワンマンへGO!
こんなシンプルな図式を作って、負けても勝つようにして、延命しています。
レテパシーズが有名になったら、素晴らしい音楽界になると思っています。
絶やしてはいけない火を守っていると自負しています。
2025年12月7日
古宮大志
PS.あと、すみません、お詫びが。
甘えさせて下さい。
まずお礼。
10thアルバムも大赤字で、11thアルバムの制作資金が全然足らずに借金と労働の日々でしたが「11th古宮大志宅録デモCD」の売り上げでなんとか完成まで漕ぎ着けました。
おかげさまで最高傑作になりました。
古今東西見渡す限りダントツ1位の高いハードルで期待してもらってて大丈夫です。
購入してくれた皆様、本当にありがとうございました。
金曜日をお楽しみに!
そして、お詫び。
いつもならば、配信リリースに合わせて、CD通販もスタートしてます。
が、今回、全然作る余裕が無く(切って折って組み立ててCD焼いて送って、、全て俺1人でやってます)リリース日をもっと遅らせるつもりだったのですが、上に書いた通り、15周年ワンマンの前にリリースしたくなってしまい、12/12に配信のみで先行リリースします。
CD通販は、準備出来次第お知らせします。
今は、11thの宣伝、15周年ライブ、に集中したいと思います。
CD派の人、ごめんなさい。
甘えさせて下さい。
何もかもがんばります!
この火絶やすな!レッツゴー!
今回は少し暗い文章になっちゃったかな?
でも俺は年末最後の大博打ギャンブルみたいにワクワクしてるので、ご心配なく。
性に合う方法で、スッキリしてます。
こんな単純方程式が一番好きだな。
最近人生で一番忙しいです。
バイトの後、何もない日はほとんど無いので、バイトのみの日は朝起きて「お!今日は休みだー!」と喜んでしまう程です。
なので、最近レテパシー通信を書けてないが、15周年ワンマンに向けて開館した「僕のレテパシーズ資料館」の方は少しづつ行進しています。
のんびり大行進なので、まだ2013年あたりでウロウロしてますが、、
ワンマンまでには2025年の現在まで到達する気でいたけれど、全然甘かった。
でも、過去を振り返る機会はあまりないので、おかげさまで自分の15周年感は俄然上がってきてます。
あとは、集客だよなあ。
ほんと、今の無名の絶滅危惧種状態で発見してくれたあなたは素晴らしいですよ。
俺はさ、だいぶ慣れてるんだけどね。正直。
ずっと黙殺されてるこの感じに。
でも、今のメンバーは慣れてない。
完成した11thアルバムの大名盤の実感や前回のハイコーのライブの素晴らしさ、なのに、この15周年ワンマンの予約の少なさ。
そのギャップで、少しづつ弱ってきてる感じがするんだよね。
レテパのみんな。ちゃんと傷付いてる。
俺は、もう慣れてしまった。
でも、がんばんなきゃな。
こんな良いバンド、こんなところで終わらせてたまるか。
と思って、気合い入れて前回のスタジオに臨んだが、正直あまり良い状態じゃ無かった。
で、みんなと話したのだが、この36曲のセットリスト、少し難しかったみたい。
演奏、という意味では無く、気持ちの持って行き方が。
なので、昨夜みんなの為に、曲目ガイドを作って送ってみました。
きっとこれで良くなるだろう。信じてます。
明日と明後日はスタジオなので、がんばります。
皆さんも読んだら来たくなるかな?と思い、以下そのまま掲載してみます。
次回の通信は日曜の夜に載せると思う。
色々大事な事を書きます。
お楽しみに。
「でも、前方の光」とちゃんと思えてますよ。
ご心配なく。がんばる。
2025年12月4日
古宮大志
※以下メンバーへの曲目ガイドそのまま掲載!
①
1.17
2.楽しかったから
3.水平線
4.思わずブランキー
5.T君の夏の歌
6.7月12日、13日
7.たこ公園
8.天国から来た男
9.パンクな名古屋娘
②
10.さよならの合図
11.愛してる
12.SAIL AWAY
13.若いバンド
③
14.青春
15.クレイなジー
16.数学と国語
17.ホワイトアルバム
18.実家のハイロウズのリストバンド
19.ロックンロールじゃ踊れない
20.イカレた人
21.君しかいない
22.SFマンボ
④
23.見知らぬ青年との会話
24.空知
25.ハローグッバイファックユー
26.海へ行こうよ
27.札幌ナンバーの最後
⑤
28.ホンダ
29.夏のアルバム
30.まだもう
31.そばにいる
32.おるたな
33.愛は風景
⑥アンコール
34.才能がなかったんだろ
35.永遠に、たまに
36.渋滞
【①ゾーン】
1曲目「17」は1stの1曲目です。
15周年にふさわしく、この歌から始めましょう。
改めて聞いたが、名曲だなあ、と思います。
その名曲を12thアルバムの10曲目、最後の歌で叩き潰す。
そのくらいの迫力で「楽しかったから」を演奏しよう。
なので、1曲目、2曲目、はぶつ切りの気持ちで良いです。
この2曲を対決させるつもりで。
1曲目と2曲目の終わりは拍手が起きないくらいの緊迫感で。
その雰囲気を、3曲目の「水平線」で救おう。
すごいテンションでやりましょう。
そうすれば救えると思う。
4曲目「思わずブランキー」はこの36曲のセットリストの中のキーポイントです。
完璧な完成度で決めたい。
そうすればこのワンマンは成功です。
なので、1〜4曲目が全てです。
今はまだ、ブランキー、は、アルバムを超えれてない。
超えたいです。
5曲目「T君の夏の歌」〜7曲目「たこ公園」は名曲シリーズという感じで1曲1曲を大事にやろう。
なので、流れ無視でぶつ切りのイメージで大丈夫です。
1曲終わったら、一息ついて、次の歌の気持ちに切り替えてから演奏しよう。
ちゃんと間を空けますので、安心して。
8曲目、9曲目は、ただただ演奏しよう。
歌がいざなってくれる場所にただ行きましょう。
どこかにたどり着くと思う。
それがどこなのかは、1曲目〜7曲目にかかってます。
この①ゾーンが一番難しいと思うので、丁寧に書きました。
【②ゾーン】
11thリリース後に演奏出来るの幸せですね。
嬉しい。
ここも1曲1曲を丁寧に。
ぶつ切りのイメージで良いので、丁寧にイカレた演奏でよろしく。
【③ゾーン】
14曲目「青春」やはりこの歌は特別です。
アル中断酒後のスタートの歌なので。
15周年記念ライブ、ここから始まるくらいのつもりで、最高の「青春」でいきましょう。
ここからギアを上げて、いつものライブの感じです。
ぶつ切りではなく、「流れ」が始まります。
14〜33までは一つの大きな流れのイメージでいけると思う。
14曲目「青春」〜20曲目「イカレた人」までは颯爽と駆け抜けたい。
で、「イカレた人」で戻って来れないくらい深い所まで潜ろう。
どんなに潜っても「君しかいない」と「SFマンボ」がキラキラと掬い上げてくれるはず。
22曲目「SFマンボ」と23曲目の「見知らぬ青年との会話」は間を空けます。
が、気持ちは切らずにいけると思う。
チューニング中も無言で気持ちは切らずに④ゾーンに入るイメージ。
※と言いつつも気分なので、何かペラペラ喋るかもだが、みんなは気持ち切らずに緊迫してて下さい
【④ゾーン】
23、24、25曲目は2ndの1曲目、2曲目、3曲目、なのです。
2ndは色々あったアルバムだけど、やはり好き。
④は流れで颯爽と行くと思うが、いつもよりは歌を感じてブルースパンクゾーンにしたいものです。
④ゾーンの歌達の今までの感じを、12/15は超えたいな。超えられる気がするな。
【⑤ゾーン】
ハイコーでも続けたが、27曲目「札幌ナンバーの最後」の「海まで9キロの青い看板」と28曲目「ホンダ」は同じ海、石狩の海の事です。
④と⑤もチューニングで間を空けるが、気持ちは石狩街道にいたままで。
今までで一番の「ホンダ」で燃え尽きよう。
29曲目「夏のアルバム」
30曲目「まだもう」
31曲目「そばにいる」
は、もう「ホンダ」で燃え尽きた後なので、どうなっても良いです。
歌にいざなわれてOK。
流れも気にせず、1曲1曲ただ歌おう。
32曲目「おるたな」今から楽しみです。
どんなおるたなになるのか。
この歌が出来て、そしてみんなとこんな風に演奏出来るようになれて、本当に良かった。
救われてます。サンキュー!
33曲目「愛は風景」はもうどうとでもなるでしょう。
【⑥アンコールゾーン】
楽しそう。
そして、最後の「渋滞」の後奏はみんなで踊りましょ。
南のピアノに合わせて。
11thは確かにすごいけど、12thが最高傑作になると思えてます。
「楽しかったから」「渋滞」のおかげで。
以上、「15周年ワンマンの演奏ガイド」でした!
スタジオあと3回だね。
がんばろー!
※11/19加筆↓
レテパ資料館、始めてみました。
年代順にするのは大変だと思い、とりあえず年代テキトーに投稿してみたが、年代順の方が文章書きやすい事に気付いたので、一度全て消しました。
改めて2010年から年代順に投稿してみます。
※以上加筆↑
昨年の春、離婚して家を出て、家賃39000円のアパートに引っ越しました。
その時に、たくさんの思い出達、レテパやソロやコークスやらの過去のあれこれが、わんさか出てきて、とりあえず段ボールに詰めて全部持って来ました。
あと最近「結成15周年ワンマンに向けて、15年間を振り返るレテパシー通信を書こう!」と思い立ち、過去メンバーやら友人やらに写真をたくさん送って貰ってました。
で、思いました。
「この過去の色々、ちゃんと管理する人もいないし、いずれ消え去ってしまうんだろうなあ。本当は記録として残せたら良いんだろうけど。」
そんな事を漏らしていたら「それなら、全て写真に収めて簡単な説明文を書いて、インスタに載せれば良いと思うよ。」という意見を貰いました。
インスタは初めて見るので、手取り足取り説明を受けたが、確かに今回のテーマにぴったりな使い勝手でした。
なので、レテパシー資料館開館してみます。
とりあえず、12/15の15周年ワンマンまではテキトーにどんどん載せてみようと思います。
年代順に並べるのは大変なので、そこは気分でランダムで。
激動?の15年のお祝いに花を添えられたらと思います。
↓
https://www.instagram.com/letepathys
2025年11月14日
古宮大志
前回のレテパシー通信から1ヶ月以上空いてしまいました。
前回予告した「15周年ワンマンに向けて、15年間を振り返ってみよう」を書くために、昔のメンバーに過去の写真をもらったりして、準備していたのですが、レテパとⅡララの色々に追われていたら、だんだんノイローゼ気味になってきて(鬱とは違う。ノイローゼ!と言いたい)「もしかしてレテパもⅡララも大したバンドでは無いのでは?」という巨大な隕石のような絶対的なエネルギーのイメージが衝突し続けてしまい、ここ2週間くらい全てを疑い続けていました。
こうなると、もう手が付けられなくて、レテパの過去作&未来作全てを疑ってしまい、しかも11thアルバムのマスタリング作業中だったので、11thまで最悪の作品に聞こえてきて、そんな中、配信会社からは「おめでとうございます!僕のレテパシーズの、まだもう、が1000回再生されました!リスナーと喜びを共有しましょう!」なんて煽りのメールが届く始末。
「まだもう、シングルでも出して、1年も経ったのに。ある意味レテパシーズの頂点の歌だろうに。これが1000回しか聞かれてないなんて、ミックスがおかしかったのかな。確かに低音強過ぎるような気がしてきた。もう事故のような低音になってしまっているのでは?」なんて思い込んでしまい、何もかもぶち壊したくなりました。
昔は酒飲めたので、ノイローゼになったとしても、ルーレットのように、酒飲んで倒れて、酒飲んで倒れて、を繰り返していれば、5回に1回はなぜか無敵状態で目覚めるので、それをルーレットみたいに無心で繰り返せば良かった。
でも、今はシラフで立ち向かうしかないので、2週間かかりましたが、昨日ついに立ち向かってみました。
昨日は東高円寺のロサンゼルスクラブでⅡララのスタジオでした。
スタジオというよりは、ライブのゲネプロ(だっけ?音楽言葉詳しく無いので違うかも?)という感じで、ライブ初心者のドラムの鈴木ほの(高校生のギャル。ドラム歴5ヶ月)はライブのリハーサルとかも全く初めてなので、一度ライブの感じを体験させてあげたいな、と思い、レテパのギター兼ロサクラ店長のカニ先生にお願いして、PA立会の元、メインステージで無観客ライブをさせてもらったのです。
PAはイッテツ君。
彼は車もバイクもギターも何でも直せるという強者なので、以前レテパシー通信で書いた「西調布での夏の一日」の西調布レイメイでの録音の際、録音エンジニアの馬場ちゃんの車の窓が壊れて閉まらなくなってカニと共に夏を感じながらロサクラに機材を返しに行った時も、ロサクラにいたイッテツがドアを外して直してあげたらしい。(そのお礼に後日馬場ちゃんはイッテツに音響レッスンをしてあげたらしい)
そんな素敵なイッテツ君と共に、Ⅱララの音を作ってみました。
そして完全に自信を取り戻しました。
イッテツからも、途中で少し顔を出してくれたカニ先生からも、最強で完璧なお墨付きをもらえたので、もう大安心。
コンタクトを忘れたのでメガネで演奏してしまい、案の定メガネは宙を舞い踏んづけてしまいへしゃげてしまったので、イッテツに「あのー、このメガネは直せますでしょうか?」と聞いてみたら「いや、、これはメガネ屋さんでお願いします、、」と言われてしまい、面白かった。
あとは、レテパの自信の方だ。
新作11thアルバムのマスタリング作業は、カニがいつものエンジニア中村氏と共に行なった。
先週作業が終わり、俺も家で聞いてみたのだが、なんせノイローゼ状態。
11thならばノイローゼを吹き飛ばしてくれるはずだ、と微かな希望に縋ってみたのだが、過去未来全てを壊滅させる程の巨大な隕石だったので、ダメだった。
「まだもう」の低音ノイローゼが11th収録曲「さよならの合図」にも飛び火してしまい、もう何もかもダメになった。
過去にもこんなノイローゼは経験しているので、そしてそんな時の判断は大抵正しくない、という事も学習しているのだが、ノイローゼ中はノイローゼなのでなんせノイローゼなのです。
でも「低音ノイローゼは幻の可能性があるな。だからカニにこの感想を伝えるのはまだやめておこう。ノイローゼを超えた確信を得てから伝えないと、彼まで巻き込んでしまう。もし大名盤だった場合、俺のノイローゼ如きでカニの自信にケチを付けたく無いもんな」と思えたので、カニには伝えずに、昨日まで来たのでした。
Ⅱララの練習が終わった後、イッテツにこう伝えました。
「俺、今ノイローゼなんだよね。で、レテパの全てを疑ってしまっていて、新作の11thのマスタリングも疑っている。特に2曲目の、さよならの合図、の低音が台無し事故レベルに聞こえてしまっている。カニに相談すると、万が一俺のノイローゼ原因なだけの場合、彼の感性に泥を塗る事になる。それは避けたい。ノイローゼかどうか知りたいので、まだもう、さよならの合図、を今、聞いてみてくれないか?カニには全て内緒で。」
Ⅱララのムタもホノもカニ店長も帰った後だったので、俺とⅡララのリサとイッテツの3人でその2曲を爆音で聞きました。
イッテツは丁寧な男なので、爆音で聞いた後、無言でPAブースに戻り、ヘッドホンでも確認してました。
そして「何も問題ありません。素晴らしいです。」と言ってくれました。
情けない話だが、俺のノイローゼとはこんな感じなのです。
その一言で全てが吹き飛び、自信満々、というか等身大の自信が帰ってきました。(俺の等身大の自信、は周りから見ると、自信満々、自信過剰、に見えるらしいが。自分としては慎ましい自信だと思っている)
カニに内緒と言いながら書いてしまったが、結果オーライめでたい話なので良いでしょう。
毎作そうだが、完成間近になると大なり小なりノイローゼになるな。
そして、自主企画前になるとやはりノイローゼです。(こちらはライブに自信が無くなるわけではなく、集客の問題。まあそこから飛び火してバンドへの自信も揺らいだりする場合もあるのだが)
12/15ワンマン&前座Ⅱララ初ライブ、よかったら目撃してやって下さいね。
さっき、予約の方への返信にも同じような事を書いたが「晩年、レテパ解散後に全てを振り返った時に、今の時期が一番危うかったな、と思うと思います。バンドの状態は良いのに、それに集客が追いついていない。崩壊するとしたらきっとあの頃だったなあ。2024年、2025年。よく乗り切ったなあ。あの頃の無名のレテパを発見してライブに来てくれてたお客さんに感謝じゃよ。ホッホッホ。」といった感じです。
ついに本題。
9月15日に行われた秋田ハイコーフェスの映像が公開されました。
撮影してくれたハイコースタッフの近江さんは強めの秋田訛りで「いやあ、レデパはどうしても肉眼で見だぐってえ、カメラブレブレだげども、ライブがスンバラシイので大丈夫だど思います。カメラも途中で壊れてしまい、途中で何回か暗転してしまってるけれども、スンバラシさは伝わるとスンジテ(信じて)います。」
録音も失敗してしまったらしいのだが、奇跡的にヤハタトシキがちょっと良いレコーダーで録音してて、それが体育館の後ろの方にひっそりと置いてあったおかげで、秋の廃校の体育館に響く音がそれはそれは素晴らしく録れています。
映像はこちらです。
ハイコーフェスに行く前に書いた文章がこちらです。
親愛なるハイコーフェスへ
帰って来てから書いたのがこちら。
ハイコー思い出写真館
併せて読んでみると面白いと思います。
ついに最後のハイコーフェスが終わりました。
あの人達の事だからまたやるのかも知れません。
でもレテパシーズはもうやり切ったので卒業します。
帰って来てからの文章にも書いたけど、一つの条件を満たした時のみ、再会できるかも知れませんが。
とにかく12/15の15周年ワンマン、今はそれが全て。
ハイコー映像見て感動した人はぜひ来てね。
2025年11月6日
古宮大志
PS.先日告知が始まりましたが、来年の1/31にロサンゼルスクラブでⅡララ初企画です。
レテパシーズも出ますし、あんな人もこんなバンドも出てくれます。
タイトルの「世界は淡くてどこか水のよう」というのはⅡララの歌の「阿久和川」の歌詞です。
12/15の前座ライブでも演奏する歌なので、お!これか!と思ってニヤリとしてやって下さいね。
あと、1/31にロサクラに来てくれる人はPAブースの兄ちゃんを見て「あいつがイッテツか。古宮大志を救った男。」と、これまたニヤリとお願いします。

12/15予約特設ページはこちら!

1/31予約はチゲットにて。
https://tiget.net/events/441003
僕のレテパシーズ結成15周年記念ワンマン、たくさんのご予約ありがとうございます。
本当は昨年11月にリリースした10thアルバム「夏のアルバム」のレコ発ライブを、今年の夏にやる予定でした。
でも、実現出来なかったので今年は諦めました。
もしかしたら11thアルバムのレコ発ライブを先にやっちゃうかも知れません。(今年の12月にリリース予定)
でも10thのレコ発ライブはなんとしてもあの内容でやりたい。
なので、実現するまでは永遠にやりません。
だけど「何かドーンとしたライブやりたいなあ。あ!今年結成15周年じゃん!これで行こう!」という流れなのです。

ご予約はこちら! 満員のシェルターで歌いたい!
11thアルバムの制作も佳境です。
先日ミックスが終わり、後はマスタリングのみ。
限定100枚で販売していた「11thアルバム古宮大志宅録デモCD」を購入してくれた方々、ありがとうございました。
おかげさまで火の車の自転車操業ですがギリギリセーフでぶっちぎる事が出来ました。
12th完成までは何とか逃げおおせたい。借金という化け物から。
でも作品は残るからね。歌は誰にも差し押さえられないのです。
あと14枚残ってますよ。よかったらぜひ。ご購入はこちら!
では、15周年ワンマンの前座バンド「Ⅱララ」について書きます。
もしかしたら、このレテパシーズのページでⅡララについて書く事に、違和感を覚える人もいるのかな?
このⅡララ、俺が作ったバンドです。
歌も自分で作ってます。(厳密には少し説明が必要だが、それはまた後で)
なので、俺は違和感ゼロです。
まあ、Ⅱララはレテパと違いSNSも人並みに普通にやっていく予定なので、今後はここで書く事はあまり無いと思いますが、今日は思いっきり書かせて下さい。
レテパシーズが好きな人はⅡララも絶対に好きだと思うから。
レテパとⅡララ、この2つのバンドで音楽の世界を変えたいのです。
ちなみに、Ⅱララの情報はこちら。
↓
https://www.instagram.com/2lala_band
写真右から
鈴木ほの(ドラム)
世田谷生まれ世田谷育ちの高校生。
ドラムは初心者。
鈴木りさ(ボーカル)
2ヶ月前までドラマー。
ピーナッズというバンドで叩いてた。
数年前からジストニアというドラマーには大敵の病気になり、試行錯誤していたが、ついにスティックを置く決意をした。
でも音楽の化身なので、諦めきれず、歌う事にした。
ムタ(ベース)
古宮大志がファンだった「THEドイ」というバンドのベース。
ドイ解散後、色んなバンドでサポートとして大活躍していたが、ついに運命のバンド「Ⅱララ」と出会い、人生の全てを賭ける事にした。
古宮大志(ギター)
鈴木りさの学生時代の日記を読んでいたら歌が出来たのでⅡララ結成を決意。
学生時代の日記のせいで、学校関連の歌が多い。
最初はⅡララでエレキギターを弾こうとして、カニ先生から極意を学ぶが、どうも手の大きさに対してエレキギターは小さくて弾きづらく、結局「古宮夏希&コークスが燃えている!」時代に使用していたエレガットの封印を解いた。
10年以上前のコークス解散ライブの時から張ったままだった錆びた弦を張り替えた時、なぜか妙にがんばろうと思った。
【Ⅱララ結成物語】
<2022年9月23日>
下北沢THREEにて、偶然ピーナッズというバンドのライブを見た。
とても素晴らしく、ライブ後に物販を買いに行き、鈴木りさと初めて話した。
感動した事を伝えると、彼女は泣いて喜んでいた。
何でこんなに泣いて喜んでいるのだろう?と思ったが、よくよく話してみると、2020年2月21日のレテパシーズの復活ライブ(レテパというより俺の復活ライブか。断酒治療から1年後のシラフ初ライブ)で初めてレテパを見てくれて、その後もちょくちょくライブに来てくれてた人だった。
ちなみに復活ライブの映像に、彼女が写っているそうです。
でも、この後も何度かピーナッズを見たが、残念ながら感動したのはこの時の一回だけ。
このライブの数ヶ月後からジストニアや鬱が彼女を襲う事になる。
<2023年8月27日>
高円寺のドムスタにてピーナッズの企画に出る。

THEドイは相変わらずキラキラしてた。
ドイのベースのムタ君は、この日のレテパのライブを見て「いつか自分もこんなライブがしてみたい!」と大感動してくれたらしい。
レテパは10thアルバム制作直後だったのだろう、夏の歌多めだった気がする。
楽屋で鈴木りさとこんな話をした。
「俺、4年前に酒のせいでバイトをクビになってから、アルコール依存症の治療を始めたんだけど、ついに4年振りに労働者に戻るよ。」
「へー、何するんですか?」
「経堂の知り合いの喫茶店で雇ってもらえた。」
「え?経堂の喫茶店ってまさか〇〇ですか?」
「そうだよ。」
「えー!私、今年の春まで経堂に住んでいて、その喫茶店によく通ってました!」
<2023年11月>
無事に社会復帰を果たし、元気に労働する日々。
この頃はまだ高円寺のユキコの祖母の空き家に住んでいたので、電車通勤。
そんなある日、鈴木りさの彼氏さんに経堂駅で偶然すれ違い、声をかけられた。
「古宮さん、こんにちは!」
「こんにちは!あ!そういえば、彼女さん俺のバイト先の喫茶店のお客さんだったと聞いているのですが、バイトしないですかねえ?人手不足なのです。」
「分かりました!聞いてみます!」
で、結局バイト仲間になった。
<2024年冬>
眉毛が無く、顔中ピアスの高校生がバイト先の同僚になる。
彼女は卒業後に、バンドに命を賭けるか、ヘアメイクの仕事をするか、で悩んでいて、頻繁に進路の相談を受ける。
彼女が構想するバンドの、ドラム候補の友人は、鈴木ほのという名前で、高校を退学したばかり。(その後通信制の高校に入学したので、今は高校生)
2人ともレテパを好きになってくれたらしく、ライブを見にきたりする。
眉毛なしの子は悩んだ挙句、ヘアメイクの仕事に賭けることにした。
ほのは「私はドラマーになる!」と高らかに宣言した。
が、実際には全然叩かずに、メン地下(メンズ地下アイドルの略との事)のライブに入り浸り、ポップでライトな非行を繰り返す日々。
<2025年2月>
三浦半島にあるピーナッズのトミーの家へ遊びに行く。
まだピーナッズだった鈴木りさとカブで。
真夜中の帰り道、ブルートゥーススピーカーでジュディマリを流しながら爆走してた時、YUKIに合わせて歌うりさの声が素晴らしく、一緒にバンドやったら面白いかもな、とちょっと思った。
家に帰り、それから数日間ジュディマリを聞いていたのだが、どうもそこまでグッと来なくて「このグッと来ない部分を補った最高のバンドを組みたいかも」という思いが日増しに強くなる。
ちなみに、コークス時代の経験があったので、以前から「何も考えずにただギターを弾くバンドもやりたいな。ボーカルだと色々考えちゃう時もあるけれど、ギターのみだと音楽の化身になれて楽しいからな」という思いはずっと持っていた。
<2025年春>
鈴木りさから、ジストニアの事やその他諸々の人生相談を受ける。
どう考えても彼女には音楽が必要そうに見えたので「だったらドラムやめて歌えばいいじゃん。ちょっと試してみたいんだけど、日記とか書いてたら読ませてよ。古い写真とか何でも良いから全て見せて。思い出話も出来る限り聞かせて。取材しまくったら、歌が出来るかも知れない。そしたらバンド組もう。でも歌が出来るかは分からないので、出来なかったらこの話は忘れて。」
それから1ヶ月程、彼女の日記や写真や思い出話に触れる日々が続く。
そしたらある日「Ⅱララのテーマ」という歌と「学校」という歌が出来た。
その後も「阿久和川」「友達」「ララ」、、とどんどん出来ていった。
なのでバンド結成を決定し、メンバー探しを始める。
俺は太宰治さんが好きなので、太宰さんが出来る事は自分にも出来ると思い込んでいる節がある。
逆境時にレテパが終わりそうな時には、彼の年表を見て、自分を励ます事も多かった。(この状況で、こんなにがんばれて、こんな作品を書けたんだから、俺もがんばれるはず。といつも思わせてくれた)
なので「女生徒」「斜陽」「盲人独笑」のように、他人の日記を元にして、俺も歌を作れるのではないか?と昔から思っていた。
Ⅱララの場合は、太宰さんのように日記の中身を大量に使っているわけではないが、彼女の影響下の元で書いているのは間違いないので、Ⅱララの歌の1人称「僕」は鈴木りさだと思ってくれて大丈夫です。
<2025年5月2日>
経堂駅の屋上テラスにムタ君を呼び出す。
偶然にも彼は経堂駅徒歩3分のアパートに住んでいた。
バンドに入って欲しいと伝えると、即快諾。
こんな時に言葉はいらないね。
もうすでに約束してたのさ。
<2025年5月30日>
経堂駅徒歩20分の俺のアパートに、眉毛なしのバイトの子と、その友人鈴木ほのを呼び出す。
ムタとりさも同席。
ほのにⅡララへの加入を打診すると、即OK。
その日の写真がこちら。伝説の始まり。

<2025年6月16日>
初スタジオ。
あまりにもつまらなく、俺は解散を決意。
が、クソ下手なのに目だけ輝いている鈴木ほのの顔を見ていたら、解散なんて言えなかった。
スタジオ後「正直全然ときめかなかった。このままでは解散だ。1ヶ月後にもう一度スタジオに入ろう。その日に継続か解散か決めよう。」と伝えた。
<2025年7月22日>
無事にサイコー状態になり、バンド継続を決意。
演奏が上手い下手の話ではなく、素直な気持ちを隠されている気がして、初回のスタジオでは絶望したのでした。
あれから曲もどんどん増えて、12曲揃ったので初ライブの構想を練る。
ちょうどレテパの15周年ワンマンの話が出てたので、その前座をデビューライブに決めた。
初心者バンドなので、早い方が良いと思って、セットリストももう決めてある。
1.学校
2.Ⅱララのテーマ
3.阿久和川
4.太陽みたいな女の子
5.音楽準備室
6.友達
7.星座
8.夏休みのチャイム
9.梅雨明け
10.ララ
11.レインレイン
12.伊豆
2025.12.15 下北沢シェルター
Ⅱララ初ライブ
<2025年9月8日>
東高円寺ロサンゼルスクラブでのスタジオ後に、近所の小学校のグラウンドでアー写を撮った。
丸の内線初心者のほのは、新宿駅で迷子になったらしく、ウロウロしていたらナンパされたので、その男に道を聞いて改札まで案内させたらしい。
彼女のエピソードはいつも真っ直ぐでイカレてて痛快だが、ほとんどが掲載不可案件。
先日「今度友達とお泊まりディズニーでシェラトンホテルに泊まるんです!楽しみ!」と言っていたので、次に会った時に「ディズニーどうだった?」と聞いたら「それが最悪で、シェラトンのフロントに着いたら予約されてなくて、調べてみたらアメリカのシェラトンホテルを間違えて予約してて、しょうがないから池袋のラブホに泊まりましたー!楽しかったー!」と言っていた。
ドラムの技量はまだまだだが、才能はすごくある。
いずれすごいドラマーになるんじゃないかな。
ある日いきなりバスドラが上手くなったので、何があったんだ!?と思って聞いてみたら「厚底グツを脱いでみた!良い感じ!」と言っていて、みんな爆笑してた。
彼女は今、バンドの中心人物です。

<2025年9月30日>
昨日ですね。
高円寺コヤーマでスタジオでした。
レテパスタッフのソノダさんが来てくれて、あれやこれや撮影とかした。
今後はⅡララのSNSにどんどん載せていくと思います。お楽しみに。
鈴木りさもSNSは得意じゃないのに1人でがんばっていて、最近は少しテンパリ気味だったのだが、ほのが「私も手伝う!ⅡララSNSの会長になります!」と宣言してくれて、その時のりさの安心した嬉しそうな顔を見た時に、このバンドは本当に良いバンドになってきたなあ、とまだ結成4ヶ月ですが思いました。
Ⅱララはすごい速度で駆け抜けるバンドだと思います。
まるで流れ星のように。(俺は速いとは思わないけど、見てる人からしたらマッハに見えるのだろう)
そういえば今年の初夏、北海道へ行った時、月形と美唄の間の暗闇の田んぼ道で流れ星を2個見たな。
その時聞いた流れ星の音はやはり「はらり」という音でした。
やはり、というのは、俺は昔から流れ星の音が「はらり」と聞こえるのです。
なので、今回のライブのチラシの絵にも流れ星のはらりを描きました。
Ⅱララの歌に「太陽みたいな女の子」という歌があります。
鈴木りさは子供の頃から「太陽みたいに明るい子だね。」とよく言われてたそうです。
ピーナッズを辞める時にも、友人からの励ましのメールにそんな事が書いてあって、それを読ませて貰ってたらこんな歌が出来ました。
Ⅱララの歌の「僕」は全て鈴木りさです。
でもこの歌は唯一、俺が彼女の事を「君」として書きました。
「太陽みたいな女の子」
太陽みたいな女の子だから
最初と最後赤く染まっている
その間はただの光だから
ただ明るいだけ色なんて無いよ
太陽みたいな女の子だから
君が浮かぶ時 星は見えない
星は消えて君が消えて星が出て
君が浮かび消えた星を思う
星が落ちる音はきっと
はらり、やはり、はらり
星が落ちる音を見てよ
はらり、君は、一人
風に触れた時はいつも
ひゅるり、君は、遠く
風に触れる音を見てよ
ひゅるり、君は、一人だ
太陽みたいな女の子だから
明る過ぎる窓 何も見えない
ガラスの向こう 誰かが走った
思い出のよう 音なんか無いよ
太陽みたいな女の子だから
遠くのドアがバタンと閉まって
廊下の先の階段が見えて
踊り場の影で夏だと分かって
太陽みたいな女の子だから
(2025年7月18日作曲)
以上「Ⅱララ結成物語」でした。
今回はⅡララの事ばかり書いたので、次回はレテパの15年間を振り返ってみようと思います。
絶対に1回じゃ書き切れないだろうから、2010年から1年ずつ書いて、全15回にしてみようかな。
お楽しみに!
シェルター来てね!
2025年10月1日
古宮大志
PS.あ!10月1日じゃん!
僕のレテパシーズ4thアルバム「ブルースマン」収録の「アズミ」をぜひ聞いてみてね。
あれから25年か。
レテパは15周年だが、ソロスタートからは25周年です。
あの日のアズミライブを161倉庫で見てなかったら、全然違う人生だったでしょう。
なんだかんだで性には合ってるから、この人生を気に入ってますよ。
なのでありがとうKC。
※2000年高校3年生の時に、大阪のブルースマンAZUMIのライブを札幌161倉庫へ見に行った。
その時に店主のKCさんにデモテープを渡して、初ライブをやらせてもらったのです。
デモテープは文字通りのカセットテープで、歌が2割、詩の朗読8割ってな感じでした。
ああ、ほのはあの時の俺と同じ歳なのか。
全然違うけど、ちょっと似てる気もするな。
ハイコーフェス、今回で終わりと言ってたけど、ちゃんと終われたのかな?
お客さんも心づもりがいるだろうから「もう、やらない、で良いんですよね?終わりですよね?」とライブ冒頭にマイクを通してみんなの前で聞きました。
「終わりです。もうやらない。」と主宰のシンドーさんは言いました。
なので俺も「じゃあ、ハイコーフェスはあと30分で終わりです。皆さん後悔の無い30分を。」と言いました。(レテパはトリだったので)
1曲目の「青春」のイントロのピアノが、まるで廃校式の最後の校歌のように体育館に響きました。
これで終われたなら、最高。
もし、終われたけど、また何かが始まってしまったのなら、なお最高。
やりたくなったらやればいい。
始まりを含めた最高の終わり、そんなエンディングになれてたら本望です。
俺の終わりはいつも何かの始まりだったので。
でも、もしハイコーフェスがまだ続くようでも、レテパシーズはもう出ません。
それは帰り際にもハイコースタッフの皆さんに伝えました。
「本当に終わりかなあ?怪しいなあ。まあでも、もしまたやるようでもレテパシーズは出ません。厳密に言うと、今の状態では出ません。昨日が最高のエンディングでしょう。もう今の状態のレテパが出ても、濁る一方の関係になると俺の直感が言っています。だから、もしハイコーが続いて、レテパがまた出るとしたら、レテパがハイコー以外のフェスにも呼ばれまくりの人気バンドになってなきゃダメだな。シンドーさんも書いてくれてたけど、ハイコーフェスだけがレテパシーズを愛してる状況じゃなくて、日本中のフェスがレテパシーズを大好きになって、それでも俺達はハイコーフェスが一番好き、そんな状態じゃなきゃ再会できない!なので、俺達が出世するまではレテパ抜きでハイコーフェスを続けて下さい!」
そんな素敵な密約を結びました。(ちなみにシンドーさんが書いてくれた文章はこちら)
皆さんも信じて待っててね。
メンバーのみんなが写真を撮ってくれてたので、お裾分けします。
あと、先日告知した12/15の結成15周年記念ワンマンと謎のバンド「Ⅱララ」については、また後日。
まずはこちらの特設ページをご覧下さい。
それでは、ハイコー思い出写真館スタート!
↓
この写真で感動する人は真のレテパヘッズでしょう。
「ああ!運転してる!」
以前、俺がちゃんとした食事をしている写真を載せただけで、前ドラマーのアディーは感動してくれた。
今回は運転だ。多分彼女は嗚咽状態だろう。

鱗雲、秋の始まり。
2ndアルバム「愛してるよ」の購入特典だったビートルズのインマイライフの古宮大志テキトー訳バージョンを思い出す。
あれもハイコーを思いながら訳した気がする。
僕が見てたのは夏の終わりで
君が見てたのは秋の始まり
東京の夏が過ぎてく
もう会えない気がして
東京の夏が過ぎてく
もう会えない気がした
↑
さすがにうろ覚え、多分合ってる。
インマイライフのメロディーで歌ってみてね。

ちなみにこれはライブの前日の朝に出発しています。
メンバーはひろし、ヤハタ、南、とスタッフソノダ氏。
カニはこの日の夜、ハジメはライブ当日の昼に着予定。
みんな多忙だ。トラブルも多い。
でもその分、純度は上がってきてる。
ギリギリのバンドだけど、この細い綱さえ渡り切ればいいんでしょ?
ソノダ氏に「持ち前のアングラ精神で渋めのSA探して下さい。」と伝えたら、さすがでした。
良い感じのSAで昼ごはん。

どうだ!
運転までして、ご飯もたくさん。
アディーは失神してるかもね。

俺のTシャツ。
なんて書いてあるでしょう?
最近お気に入りのTシャツです。

菊竹南はすごくよく食べる。
立ち寄ったSA全ててで、何かしらのご当地グルメを食べてた。
彼女がハイコーフェスに行くのは2回目。
前回は2015年でこの時は撮影スタッフだった。
2015年は帰りの車でメンバー間で強めの修羅場があった。
南ちゃんはその時は耐えてたが、後で1人になった車中で悲しくて号泣したらしい。
今回は平和でよかったね。
その平和は君のおかげです。いつもありがとう。
たくさんの珍プレーで笑わせてくれて。

秋の日は釣瓶落とし。
と、思うと、昔鬼太郎ショップでバイトしてたせいで、水木しげるの描く妖怪「釣瓶落とし」の顔が毎度浮かんでしまう。
今回の車中のBGMはキヨシロー多めでした。
あと、小学生の頃に聞いていた歌達も、月形の思い出と共に懐かしいので、こういう時はよく聞きます。
ドリカムの宇宙船に乗ったジャケのアルバム(眼鏡越しの空〜決戦は金曜日、の流れが好きだった)を聞きながら「もしレテパに13枚目があるのなら、こういうR&Bっつーの?こんなのになれば面白いな!」と軽い気持ちで言ったら、ヤックンも南も「今のメンバーならやれる。ひろしがこういう曲を作れるならね。」という感じだった。
ので、もし13枚目があって、レテパがいきなりR&B?になってたら今回の車中のドリカムの影響です。

「オレンジの光の体育館」に無事到着!
(詳しくは前回の通信「親愛なるハイコーフェスへ」参照)
主宰のシンドーさんが俺のTシャツを指さしてますね。
「OMAGARI AGURICULTURE BASKETBALL」と書いてます。
大曲農業高校バスケットボール部のTシャツなのでした。

以前は宿泊者全員で合宿所のような宿に泊まっていたが、今回は1泊目は全バンド別々。
俺らは湖畔のおしゃれな音楽ペンションでした。
夜の22時頃、カニ合流。
ペンション併設のライブバーでヤハタと飲んでます。

俺はこの日、久し振りにネガティブモードになったので、集中する為にほとんど車中で目を閉じてた。
リハは昼休み中に行ったが、直前のバンド「プルタタ+ジャイアントステップス+石丸だいこ」だけ少し見れた。
毎年共演してるのに、ちゃんと見たのは初めて。
なんか感動して泣きそうになった。
それに気付いたのか、デカいガイコツを操るじーさんが俺の頭をガイコツの大きな手でポンポンしてくれた。
うん、がんばんなきゃな。がんばりますよ。
プルタタのボーカルの人の名前すら俺は知らない。
毎年会うがほとんど話した事は無いだろう。
が、今回は俺の感動が伝わったのか、廊下や楽屋で確かに二回、目が合って一秒に満たない愛のコンタクトをとれた気がする。
刹那の会釈で永遠の交流。
ネガティブモードなのだから、中止にすれば良かったのに「11thアルバムのジャケをハイコーフェスで撮ろう!」と以前から計画してたので、トライする我々。
案の定、全て瞬殺のボツ。
詰め込み過ぎはNG!って昔から鉄則にしてたのになあ。
撮影失敗により、ネガティブモードに拍車がかかる。

が、こんな時も「演奏が全て、演奏が始まれば全て大丈夫だし、もし大丈夫じゃなきゃ1曲目でサッと帰れば良い。自由自由。」と思えるようになったのは、メンバーや聴衆への信頼からだろう。
色々あったからなあ。今のレテパシーズは強いです。

ライブ直後、元職員室の楽屋で話してる俺とカニ。
何を話してたかは内緒。
がんばろーね。

撤収を手伝ってあげたいが、燃え尽きたので断念。大人しく見守る。
ありがとうハイコーフェス。

ライブ後1人教室で、闇の中に消えていく車達を見送るのが好きでした。
さようならハイコーフェス。

が、俺は一瞬で2000キロカロリーくらいの食物を口に放り込んで、10分程度でリタイヤ。
でも、スタッフのお姉さんが「古宮君好きだったからみずのこぶ用意したんです。」と言ってくれたのが、本当に嬉しかった。
みずのこぶ大好き。
※「みず」という山菜の「こぶ」部分のおひたし
みんなは夜更かしして飲んでたみたい。
俺は1人で、みんなの布団を敷いて、シーツも敷いて、枕カバーも付けて、布団カバーも付けて、さっさと寝た。えらい。

翌日の朝、10時間は寝たので1人だけテンションが高い。
冒頭に書いた「本当に終わりかなあ?怪しいなあ。まあでも、もしまたやるようでもレテパシーズは出ません、、」の名シーン。

「わー!古宮君が運転してる!奇跡だ!」と感動して見送ってくれるハイコースタッフの皆様。
まあ、また会いましょ。俺がんばるよ。

以上です。
2025年9月23日
古宮大志
PS.この感動の別れのあと、田沢湖の地元スーパーで朝ご飯。
朝からカツ丼とカツカレーとポテトサラダ(大)だ!
アディーは歓喜で頭もげてるかもな。
今年のハイコーTシャツ、俺が絵を描きました。
シンドーさんは「ハローグッバイファックユー」のこの歌詞が好きらしいので、書いてあげました。
さんざん笑って作ったあんな夏の一日は
いつでもまた作れるから
ためらわず壊そうぜ
ま、そういうことです。
よろしく。

来週はいよいよハイコーフェスですね。
先日、主宰のシンドーさんが文章を書いてくれたので、読みました。
読んでいると、オレンジ色の明かりが遠くに浮かんで見えてきて、それはハイコーの体育館の明かりの色でした。
正直に書くと、ハイコーフェスに出てた頃、特に最後の3年間は、アルコール依存症の影響で、ほとんど記憶がありません。
でも、今思い出すあの体育館の明かりは愛おしくて懐かしい。
夏の終わりの東京から、秋の始まりの秋田へ。
リハをする為に、前日の朝に東京を出て高速を北へ8時間、暗くなった田沢湖を周り、田んぼ道に入り、コスモスが揺れる砂利道を少し行くと、あの体育館の明かりが見えてくるのです。
懐かしい明かりは冷たい空気で冷やされていて、はだしで歩く体育館も秋の温度で気持ちが良い。
そして、1年振りに会う子供はずいぶんと大きくなっていて、1年振りに会う大人は少し小さくなっている。
そんな愛しい、風景のような思い出しか覚えていない。
でも、その風景達は確実に俺の命やレテパシーズを救いました。
2017、2018年のラストの2回の頃はとても追い詰められていた。
ハイコーフェスが無かったら全て終わっていたと思います。
俺は2018年のハイコーフェスの半年後、酒の治療を始めて、少しずつ復活してきて、60曲の新しい歌が出来ました。
「青春」という歌が出来た時は歌詞に「廃校」という言葉が出てきて、ハイコーフェスの事を思い出しました。
新しい旅がこの歌から始まった気がして、そしてそれはハイコーフェスのおかげな気がして「この歌、ハイコーで歌いたかったなあ。ピッタリな歌なのに。」なんて思ったのを覚えています。
この60曲、7thアルバム〜10thアルバムまでで、40曲は無事に発表する事が出来ました。
11thアルバムの10曲は先日録音が終わりました。
来年作る予定の12thアルバムで60曲、今ある全ての歌の録音が終わります。
区切りの気分なので12thアルバムは「最後のアルバム」と名付けようと思っています。(12thアルバムは2024年頃に出来た歌達なので、生まれたばかりの息子の歌も多いです。でも離婚もして、新しい恋人の歌も入ってきたので、12thはなかなか混沌としてて面白いです)
レテパシーズ、すごいライブをすると思います。
ハイコーの皆さんは「わーすげえじゃん。俺達のおかげだな。ありがたく思えよレテパ。」と微笑んでやって下さい。
本当におかげ様なのです。
2018年のラストの時、前日の夜のリハで体育館の明かりが見えて来た時、俺はもう悲しくて嬉しくて泣いていた。
死にたくて死にたくてしょうがなかった、けど、残さなきゃ、と思えたのは、あの体育館の明かりのおかげ、あの時あれが俺の微かな微かな前方の光だった。
シンドーさんも書いてくれてたけど、俺も、もう一生そんな事は思わないと思うけど、もし思っても言わないと思うけど、2025年9月15日のハイコーのレテパだけは「僕らのレテパシーズ」って素直に思えるよ。
たくさん歌いたい歌があるし、シンドーさんは相変わらずとんでもない量のリクエストを送ってきたし、時間が無いから当日はほとんど喋らずにどんどん歌うと思います。
なので、ここで書いておきますね。
ただいま。ありがとう。ハイコーフェス。
あなた達がいなければ、あなた達が信じてくれなければ、俺は終わってた。
そして、レテパシーズは今、全盛期です。
でもハイコーはこれで最後なんだって。
だから、お互いに悔いのない30分を過ごそうね。
永遠、愛、自由、勇気。
軽々しく使われてるそんな言葉達の本当の意味を、風景みたいに眺められたらいいね。
そんなライブをしたいと思います。
あのオレンジの光の体育館の中で。
愛してるよ。
2025年9月10日
古宮大志


























