1月2日(月) 2025年!

2023年、始まりましたね。
今年もよろしくお願いします。

今年、自分は本厄との事ですが、色々あったせいで実年齢はあまり関係なくなっている気がするので、全く気にせずレッツゴーです。(フォーエバーヤング!とかそういう事じゃないよ。ちゃんとキレイに枯れていきたい)
実際に体の数値を測ったりしても、年々パワーアップしています。(2018年までが酷過ぎただけかもですが)
気力体力も今まで生きてきて一番元気な気がします。
普通高校生の頃とかすげえ元気なのでしょうが、詩人気取りだった俺はアウトローをはき違えて、フランスパンと水道水と蒸留酒と日本酒以外は摂取しない、という謎の行動に出ていたので、栄養不足のガリガリであまり元気もありませんでした。(身長も本来もう少し伸びた気がする。父がやたらとデカイので)

高校が終わってからは自活を始めて色々なアルバイトをしてきました。
仕出し屋、コンビニ数社、ダスキン、警備員、スープカレー屋(ピカンティ!)auのコールセンター、鬼太郎茶屋、動物病院、リサイクルボーイ、たこ焼き屋、ウーバーイーツ。
この中でも割と長く続いたバイト達が、年末年始は大忙しで人様に奉仕する側だったので、この時期に働いている人に接客されると、なんだかチップの一つでも渡したくなります。

※参考資料「ウーバーイーツ中にお客の前でしゃがんだらお客の家の猫がバッグに乗ってしまいパチリと撮られた写真」

が、チップを渡してる場合じゃありません。
とうとうクラウドファンディングが始まりました。

いくら無名の自主制作インディーバンドとは言っても、自分にもう少し、せめて常人くらいの商売っ気があれば、アルバム1作分の制作費くらいは残っていたかもしれません。
が、そういうのが出来ないからこそ、こんなバンドでいれるんだと思っています。
今更あがいても遠回りな気がしますし、ミイラ取りがミイラになったやつをたくさん見てきたし、一長一短の一長を「素晴らしいアルバム、素晴らしいライブ」一短を「世渡り下手、商売下手」と認め、そのかわり一長の部分は完璧にやるぞ!という風に決めちゃいました。(音楽業界が「世」じゃなければ良かったのですが。恐らくそんじょそこらのサラリーマンの出世街道の世界よりも圧倒的に俗っぽい「世」なのでした)

以前から、バンド友達にレテパの台所事情を話すと「全然変な事じゃないよ。レテパみたいなバンドこそクラウドファンディングするべきだよ」と言われ続けてきました。
が俺は昔から、金を貸したり借りたり貰ったりすると、昔気質のせいなのか、どうしても不和が生まれる気がしてしまいます。

俺は、レテパシーズの歌を自分のものと思っていません。
自分の歌詞やメロディーは、魔法使いで例えると、魔法を使うための呪文の言葉(ちちんぷいぷい、とかそういうやつね)に過ぎないと思っています。(昔はそうは思っていなかった。第一言語だと思っていた。が、今はもっと大きな事がバンドでやれているから、こういう感覚になれたんだと思う)

いつからか無意識に自然と、ライブ中に「愛してるよ」と言うようになっていました。
レテパシーというのは俺の造語ですが、人間の言葉で一番近いのは「愛」だと思います。
呪文を唱えて起きる魔法がレテパシー。
それを愛というからには、この感覚は、レテパを聞いている一人一人のものだと思っています。

なので、その一人一人の純粋な状況の中に、金による不和は持ち込みたく無い、と一生懸命考えました。
そして、クラウドファンディングの形を取った「HIROSHI DEMO」販売、という結論に至りました。

長くなるので、デモテープの内容や歌詞草稿の事は、また今度おもしろおかしく書いてみようと思いますが「HIROSHI DEMO」聞きたい人は買ってね!歌詞草稿は絶対に何倍もの価値になるから博打的に楽しんでね!みたいに俺は思えています。
このやり方なら皆さんと歌との間に不和は生まれないと信じております。

これから音楽をやろうと思っているキッズ達が絶望すると嫌なので、以下は野望説明。(カモンカモン。結局最終的にはメチャクチャ楽しいよ。サイコー)

俺はサブスク配信主流の今の時代が大好きです。
1940年〜2023年の中で「どの時代でも選べるから思う存分歌って生きてごらん」と神様に言われたとしても、今の時代を選ぶでしょう。
どこかに属すのが苦手なので、自分は結局自主制作のインディーでしょう。どの時代でも。(それをカッコイイとか思っていない。子供の頃から苦手なだけ。属しても純度が下がらないタイプの人もいると思う。自分に合ったやり方を探すべき。(まあそれを見つけるのが難しいんですが)なので焦らずゆっくりと(これも一番難しいんだけどね)俺は去年ようやく見つけた気がしています) 

今の時代はどこにも属せない人でも、配信により直接歌を聞いてもらえます。(レテパ結成の頃はレコード会社、CD屋さん、ライブハウス関係者、その他諸々有象無象、との関係が良好じゃないと何も始まらなかった。そして「この人とは良好関係を築きたくないなあ、、」と思わせるタイプの人物は多かった)

ここには不純なものはなく、属せないアウトロー(くどいようだがカッコイイとは思っていない。アウトローとは結果の事。生き方やファッションでは無い。ただの結果)でもやっていける。(もう高校生の頃のようにアウトローを履き違えたりはしていない!朝からモリモリ食べてます)

「やっとレテパ向きの乱世がやってきたな」と希望に満ち溢れているんです。

こんなレテパでも大手レコード会社と色々話し合っていた時期はあります。
が、未来の意味をはき違えている低脳な会議内容に、結局俺が我慢出来ず、会社の会議室の大型冷蔵庫の中に入っていた「お歳暮」と書かれたエビスビールのギフトセットを、会議中に全部隠れ飲んだのがバレてブチ切れられて破談になった。(あんな世界ではレテパの良さは10%も出ないでしょう。彼らの感覚からすれば10%くらいがちょうど良い濃さだったんでしょうが。歴史ある超ビンテージの最高級ウイスキーでクソみたいな飲みやすいハイボールを作ろうとしやがった)

なんだかんだ言っても形はクラウドファンディングだし、せっかくだからお金の話も一つ。
「才能がなかったんだろ」という歌の「今月の配信売り上げは0.776円」の時よりはマシになっています。
今月の配信売り上げは9017円でした。(大体1再生0.5円〜1円)
レテパは自主制作なので、この金額ですが、これがどこかに属していると一桁低くなったりします。
すなわち901円ですね。(属す相手の規模によりますが)
その分、宣伝をしてくれる訳ですから、薄利多売な聞かれ方で大きく広がり、レテパの10倍聞かれれば9017円(一桁低いので)ですし、100倍聞かれていれば90170円です。

レテパは今の10倍聞かれていれば90170円になります。
1ヶ月にこの額になれば、こんな大騒ぎをしなくても普通にアルバム制作は出来ると思います。

今の規模感からの10倍は全然不可能ではないし、まだまだ伸び代しかないし、レテパはサブスクの管理画面で見ても、全年齢聞いてくれているから、ここから伸びる事はあっても、落ちる事は決して無いと信じております。

もう、無謀なホラをこくのはやめました。
レテパシーズは2023年と2024年をマイペースに行進して行くと思います。
少しづつ確実に前へ。
この2023年〜2024年の未踏の独自のルートの行進により、2025年にはドカーン!(俗っぽい言い方ですみません)なはずです。

自主レーベルを立ち上げたり(俺向いてると思う。カッコイイ他人見つけたり、紹介するの大好きだし。レテパを売る為のレーベルじゃなく「イカレた人」な他人を売るやつね)レテパシー野外フェスティバルを開催して素晴らしい朝を迎えたり、夢としてじゃなく現実的に考えると、きっと2025年だな、と思っています。
メンバーにも「2025年!2025年をもっと意識しようよ。焦るんじゃないよ!」と最近は口癖のように言っています。

新年早々、長くなっちゃったかな?
まあ、このクラウドファンディングに悲壮感は一切無いので、ワクワクしながら見守ってやって下さいね。
では、2023年もがんばろー!

PS.このページ作るのなかなか大変だった、、
ひやかしウェルカム。見るだけでも。
レテパシークラウドファンディング

PS.業務連絡→購入する際に書く事が無くても「備考欄への入力が必要です」と出てしまうらしいです。
備考欄設定を「必須」にしてしまったからだと思います。
ややこしくて、ごめんなさい。
特に無し、と書いて貰えれば大丈夫です。

PS.早速買ってくれたあなた!ありがとうございます。
俺はボガンボスのアルバムでは感動しなかったが、どんとの「ゴマの世界」には大感動したクチです。
実はブルーハーツのアルバムよりもマーシーの「夏のぬけがら」をたくさん聞いていたタイプです。
そんな感じで、バンドでは出せないものを「HIROSHI DEMO」では出せているかもしれません。(でも多分、レテパはそこは余裕で凌駕してる気がしますが)
そういうの好きな人はぜひぜひ!(ハガキだけの人も嬉しい!なんか書きますね!がんばりまーす!)

PS.40年前の正月。昨日は同じ所に行きました。(小田急柿生の祖母の家。本祖母義祖母入れて、俺のラストばあさん。じいさん達はとっくに全滅。男は弱い)