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ライブ終了後、隔離中のホテルで映像を見た関口萌から「めっちゃ良かったね。ドラムない方がいいんじゃないか?」というありがたいメールが届きました。
やったね。ざまあみろコロナ。

1.たこ公園
2.ハローグッバイファックユー

はソロで歌いました。
実はアコギで立ちながら弾き語りしたのは初めてでした。
ギターは札幌東区「MOON PALACE」の店主だったホンダクミコがくれたYAMAKIのギター。

3.再会
4.ブルースマン
5.天国から来た男(作詞/山下由)

はカニユウヤと2人でブルースブラザーズタイムでした。
カニ君に「どの歌やりたいか教えてー。」と聞いたら「再会〜調布飛行場〜天国から来た男っす。」と言ってきたが「再会〜調布やってスイッチ入っちゃったら、この2曲で45分の持ち時間が無くなる気がするから、どっちか1曲にしたまえ。危険過ぎる。」と言ったら「じゃあ、調布やめてブルースマンっす。」というわけなのでした。
いつか調布市味の素スタジアムで1曲目に「調布飛行場」を超爆音でやるのが俺達の夢です。

なんか2人でやるの良かったから、いつかレテパが売れたら便乗して小銭稼ぎブルースユニットを組もう、と誓い合ったのでした。

6.四面道信号待ち
7.さよならさよならB.B.B
8.青春

ここから、4人。
ヤハタトシキはベースを弾きました。

9.ヒーローと
10.数学と国語

この2曲ではヤハタ君はアコギ。大活躍。
俺は歌だけにして、ヤハタ君にアコギを貸したのですが、ストラップが長すぎて弾きづらいから足台を借りて弾く姿がウエスタンボーイしててカッコ良かった。
ヤハタ君は普段はほんとにダメなやつで、頼りなさの極北男のミスター末っ子、という感じなのですが、豹変したライブ中の輝いた姿を見ると「全部ライブに向けてのフリだったのか?」と思えてしまいます。

ミナミちゃんのピアノも良かったでしょう?
(彼女のピアノは今の所謂「中期のレテパシーズ」の歌達にとても合っている。ナイスタイミングの登場でしたね)
ほんといいバンドになってきたなあ。
(前のメンバー達がダメな訳では無く、昔は俺が全くバンドマンになれてなかった。バンドやりながらもソリストだった)

11.イカレた人
12.僕ら

これは俺がアコギ弾いて、エレキ、ベース、ピアノ、の編成。
なんか素晴らしかった気がする。
(昔、俺らの世代ならみんな知ってると思うが「ねずみバンド」という圧倒的に凄いバンドがいた。昨日やっててあの感じをついに超えれたような気がした。気のせいかも知れませんが)

昔はライブ中こんなふうに笑えなかったなあ。
自分の一部分しか出せてなかったんだな。
それはそれでキレイだったろうけど、今は全部出せてて嬉しい。

PS.8thアルバムリリースまであと12日。
明日は◯◯を先行公開予定。

ごめんなさい!
ドラム関口萌が今朝発熱(PCR結果待ち)
との事でライブ出演不可。

しょうがないので、
残りの4人でブルースでもやります。

よろしくお願い致します。

PS.急遽候補案作ってメンバーに送りました。
この中から45分やると思います。
どーせなら「5人よりもカッコいいじゃん!」と言われたい。
(言われたら言われたで落ち込むと思うけど、、)

PS.③と④でヤハタトシキの楽器が入れ替わるのがポイントです。
なんか楽しみになってきた。
はじめちゃん、安心しておやすみ。

①ひろし(G,Vo)
MOON PALACE
夜明け前
永遠に、たまに
才能がなかったんだろ

アズミ
ハローグッバイファックユー
君しかいない
たこ公園

②ひろし(G,Vo)+カニ(G)
ブルースマン
深海
SFマンボ
再会
夜に名前を
ていくいっといーじー
調布飛行場
愛は風景
猫との午前
天国から来た男

③ひろし(Vo)+カニ(G)+ヤハタ(G)+ミナミ(Key)
青春
ヒーローと
数学と国語
無色の歌
海へ行こうよ
クレイなジー
島崎智子へ

④ひろし(Vo)+カニ(G)+ヤハタ(B)+ミナミ(Key)
カニハウス
四面道信号待ち
最後のGB戦士
7月12日、13日
さよならさよならB.B.B
年末年始音楽番組感想

⑤ひろし(G.Vo)+カニ(G)+ヤハタ(B)+ミナミ(Key)
僕ら
エンデンジャードスピーシーズ
パンクな名古屋娘

さようなら 幸運が
降りてくるという八月なら
もうすぐそこまで来てたのに

なんて歌詞もありますが、いよいよ8月ですね。
(7月、まだ3日あるけれど、明日からテント持ってカブツーリングに行くので気分はもう8月です。8/4のライブまでには帰ってきます)

ほんと幸運が降りてきてほしいものです。
8thアルバム「エンデンジャードスピーシーズ」の発売が8月17日に決まりまして、周りのみんなが色々考えてくれて、8月に入ったら発売まで色々お楽しみがあるみたいですよ。
レテパツイッターでちょこちょこお知らせしてくれるとの事なので、楽しみに。

俺は「絶望的に商売には向いていない」(by,新宿の母)らしいので、アルバムの宣伝活動はお任せして、アーティストでもやってます。

ほんと素敵な問題作が出来たので、昔からのレテパヘッズの皆さんも、8thが世界中を旅するように祈ってて下さいね。

PS.盗んだ訳じゃなく、なぜか20年以上前からこの家の納戸にあったらしいので付けてみました。
カゴが小さくて困ってたので、これで完璧。
何日もカブキャンプするのは、2008年の「プレスカブのスピードで」「長野県のお月様」「思わずブランキー」が出来た旅以来なので楽しみ。
その時は途中で歌が出来ちゃったが、録音するものが何も無かったから、忘れないように口ずさみながら必死に帰ってきました。(メロディーって結構忘れるものです)
今回はちゃんと録音出来るように準備して行こう。

この黒猫を拾ったのも多分2008年頃だな。
最近極端に老衰してきたからそろそろかもね。
今までこの猫に噛まれたり引っ搔かれたりした人達、ごめんなさい&ありがとうございました。
この機会にご挨拶しときます。

8thアルバム、マスタリング終了しました。
これで全行程が終わった事になります。

今回、マスタリングはエンジニアの風間萌さんとカニユウヤの2人に完全に任せ、俺は立会い作業には行きませんでした。
理由は何個かあります。

●今作のミックス作業時に、カニ君の方が俺よりも優れていると思ったから
(ミックス、マスタリング、に関してはね。他は同等同種。右脳使い(カニ)左脳使い(自分)の違いはあるが)

●俺はついついその場の芸術的な意味での一本勝負に執拗にこだわってしまう
→非芸術的な匂いが1ミリでもすると「そんな作業は前例が無い!?バカな!前例に無くてもここに(自分の胸を叩きながら)しまってあらあ!」とか何とか言って、ちゃぶ台返し的な作業を強要してしまったりする。
それはそれで正しい行為だが、マスタリング時の「芸術家」ではなく「職人」的な作業の匂いを「商人」の匂いと早とちりして大騒ぎしていたきらいはある。
要するに野暮な田舎者。
マスタリングという作業の性質からして、俺や過去メンバーで言うと飯田裕、はなえもん、とかのタイプはマスタリングには向いていないと思います。

作業スタジオは多摩川沿いにあると聞いていたので、それより上流18キロの南多摩の温泉でのんびり完成を待つ事にしました。
(この温泉は多摩丘陵の中にあり、以前住んでいた稲田堤と同じ雰囲気がして懐かしいので、最近はひんぱんに行っています)

休憩所の窓ガラスにはヤモリが何匹も張り付いて白いお腹を見せていたり、セミも俺の知る限りはどこよりも早く鳴き出して、自然豊かな場所なんです。(「平成狸合戦ぽんぽこ」に怒られますね)
まあ「カントリーロード」な雰囲気とでも言っておこう。

完成しました!と届いた音源をドキドキしながら聞いてみると、、
名盤(しかもちゃんと問題作!)が完成していて、嬉しかった。
間違いなく人生で一番嬉しい瞬間ですね。
しかも今作は最後の作業に関わっていないから、客観的に聞けて、過去作と違いまっさらな気持ちで完成を喜べた。
ありがとう。カニユウヤと風間さん。
この日、全生物で一番幸せだったのは俺だと思いますよ。
めでたしめでたし。

PS.マスタリングでは曲間の間も決めます。
1秒とか0,3秒とか。全箇所違います。
「最近はアルバム単位では誰も聞かないから、そんなに曲間にこだわっても意味無いよ」なんて言うエンジニアも過去にはいましたが、俺達はいつも変態的にこだわっています。
カッコいいから温泉でアルバムを何度も繰り返し聞いたけど、カニイヤンの曲間秒数指定はまさにどスケベ。
後日会った際に「君、どスケベでしょ?あの曲間聞いたら確信したよ」と言ったらニヤリと笑って「はい。どスケベっす」と言っていました。
彼は元野球部(ピッチャー。肘?の故障でやむなくエレキギターに転向)なので語尾が「っす」です。

PS.で、お知らせ。
ごめんなさい。発売日ちょっと延ばさせて下さい。
2022年8月17日(水)に決定で。
何度もすみません、、。
名盤問題作なので許して下さい。

でも今回は発売までに色々ちょくちょく小出しのお楽しみがあるみたいですよ。
基本このレテパニュースじゃなくてレテパツイッターでのお知らせになるのかな?
お楽しみに。(俺はツイッター見れないけど、、)

PS.昨日もスタジオでした。
新曲アレンジ&8/4ライブの練習。
(もったいぶってる訳じゃなく8/4以降はライブ予定ゼロなので良かったらぜひ。ちなみに8/4は45分17曲予定)

丁々発止の素敵なスタジオが終わって、バイクで帰宅するカニユウヤに「バイバーイ!また来週ー!」「お疲れっすー!」なんて言って元気に別れたら、数分後に駅前で再会、、

まあ、不運は発売までに使い果たして、今作が世の中に広まることを祈ろう。
そして権力を手にしたレテパシーズはレーベルやレテパシー野外フェスティバルやライブハウスをやって、この世界の治安を素敵に悪くしてやろう。
ライブシーン本当に肌に合わない。退屈。多摩丘陵の方が100倍刺激的。

毎年毎年七夕の短冊には同じ願い事を書いています。(厳密には数字増えてるから同じではないが)
下の文を読んだら分かりますが、昨日今日と家から一歩も出られず、どーせ動けないからレテパニュースでも書くか、と思ったが、レテパヘッズの方から暑中見舞いのメールを頂きまして、そのお返事を書いていたら、その後もう文章を書く気が起きなかったので、しょーがないから暑中見舞いのお返事をそのまま載せちゃいます。
来年の七夕も無事に同じ事を書けるようにがんばります。

(以下メールのまま)

暑中見舞いありがとうございます。
お!エース君もヒゲに白髪が生えてきましたか、、 (俺も最近ヒゲに数本混ざってきてます)
昨日は草むしりをしていたら、久し振りに重度のぎっくり腰になり、それに呼応してくれたのか家猫のほたても足をビッコひきだしまして、ボス猫が縁側に餌を食べに来た時、腰をかがめた俺と足をひきずるほたてを見て唖然としてました、、
猫も唖然とするんですね、、
「お前らいきなりどーしたんだよ」といった表情でした。

そうですね、俺の22年間の歌手経験からすると、、
素敵な歌を作る人間は心も必ず素敵でしたが、素敵な歌を作れない人間なのに素敵な心の人もいますね。
最近は黙殺されて消えていった素敵な歌手達の分もがんばろー!と勝手に張り切っております。

今日は七夕という事で、去年の七夕の短冊を見てみたら、ほたてが書いた体で「友達がほしい!ほたて」と書いてました。(俺の代筆ですが)
サンタナがやって来てちゃんと叶ったのね!と腰痛に苦しみながら、今年もまた短冊を書きました。
「9th,10thの完成!断酒の継続!」やはりこれに尽きますね。
10thは夏の歌ばかり10曲揃ったので来年の8/1までには発表出来たらな、と、相変わらず近未来の事で頭がいっぱいです。

8thは夏のアルバムとかそういう季節感を何千メートルも飛び越えたクレイジーアルバムな気がしますが、まあ今年の夏は8thで我慢してやって下さいね。
お便りありがとうございました。
腰痛くて何も出来ず、悶々としていたので、グッドタイミングで文章書けてシャキッと出来ました!
またお待ちしております。

古宮大志

菊竹南デビューライブ、いかがだったでしょうか?
ライブ後には楽屋に先代のピアニストがやって来て「よかったよー!」「ありがとうございますー!おかげさまですー!」と何だかピアノの発表会後の先生と生徒のようで面白かったです。(実際に南ちゃんはちょくちょく先代の家に行って、助言貰ったりしてたみたいです)

セットリストはこんなんでした。

ご覧になって分かるように、一新しましたね。
今までも5thだ6thだ7thだ8thだ、と新曲はどんどんやっていましたが、ライブの終わりあたりのレテパシー大量放出タイムみたいなところは、割と固定だった気がします。(ハローグッバイファックユーや愛は風景とかやってさ)
昨日は9th収録予定の3曲で終わりました。
バンド、進んでます。明るく行進中。
グッドタイミングで登場してくれた菊竹南のおかげですね。
ありがとう。末永くよろしく。

なんて言いつつ、昨夜アンコールをもらったのにやれなかった言い訳に「今日は新人のデビューライブで他の歌はまだやれないのです。ごめんね!」と言う時まで、南ちゃんがデビューライブだった事忘れていました。
まあ、完璧に馴染んでいる証拠ですね。
めでたしめでたし。

昨日は久し振りに自主企画とかじゃなく、5バンド出る、ザ・ライブハウス、な雑多なイベントで15:15に会場入りして22:00位から歌った。
最近は傍若無人に100パーセント好き勝手に生きているので「待つ」という事に慣れていなかったようで、やっと歌えた時には抑えが効かなかったと見えて、3曲目の「島崎智子へ」が終わったら声が出なくなっていて、我ながら面白かった。
終演後ガラガラの声でスタッフさんに「興奮して途中で声が出なくなっちゃって、、今時高校生のバンドでもこんなんならないっすよね、、あははは、フォーエバーヤング!」と言ったらスタッフさんは嬉しそうな顔をして笑っていたが、最近はオルガン弾き過ぎて絶対音感野郎なのと、自分の作る歌のメロディーがなぜか複雑になってきたのもあり「歌を歌として歌おう!」をテーマに頑張って家でも歌ったりしていたので、スタッフさんの素敵な笑顔に甘えたりせずに、もっとイカしたボーカルになれるようにがんばります。
結局、新体制初ライブにふさわしい若々しいライブになったんじゃないかな。
ラッキー。これからもよろしく。

PS.8/4もマーブルでライブすることにしました。
次回は2マンだから45分演奏です。
予約はこちら

PS.で待望の8thアルバム「エンデンジャードスピーシーズ」は8/10リリースです。
前回のニュースで9thの歌の歌詞載せたのに、8thはまだ載せてなかったですね。
8thも昨日5曲やったのに、、。
まあ、8thはここまで来たらアルバム聞く時のお楽しみでもいいのかもね。

PS.自分の酒の問題もあって良い意味で足かせをつける目的もあり、8th,9th,10th,11thと未来の事を明るくどんどん書いていますし、これからもどしどし書いていくことでしょう。
明るく行進中なのは本当ですが、レテパシーズが綱渡りしている事は変わらないので、未来の事を書きまくってるからといって、いつまでも安心してそこにいるバンドだなんて思わないで下さいね。
「エンデンジャードスピーシーズ」は絶滅危惧種。
まあ、明るく綱渡りができるなんて、最高のバンドですけどね。
絶対に渡りきって「音楽史上最大規模のディスコグラフィー」を築きあげるんだ。
がんばるぞ!おー!

いよいよ明日は新人菊竹南のデビューライブですね。(レテパシーズは21:35〜)
でも南ちゃんのデビューライブというよりは、メンバー一同新しいスタートのような、区切りの良いターニングポイントなライブになる気がします。
セットリストも新しい季節に入って、今までとだいぶ違いますし、7th,8thが終わりいよいよエンジンフル回転といったところでしょうか。
(前も書いたかもしれませんが、体感としては7th以降は新バンドやってる感覚なので、心の中では7thを1st、8thを2ndと呼んでいます)

※以下は明日のセットリストが分かる内容&9thの歌詞が掲載されているので、楽しみにとっておきたい人はここで終わって下さいね。

明日のラスト3曲は今アレンジしている9thアルバムの歌です。
ライブの最後の大事な部分なので、歌詞を先に読んで貰っても良いかもな、と思ったので掲載します。

まあ、この3曲は今後のライブでもたくさんやるでしょうし、読んでおいて損はないかと。
(自分が歌を聞く際に先に歌詞カードを読む癖があったので、抵抗なくこういう事しますが、先に読むの好みじゃない人は読まなくてもいいからね)

「無色の歌」の夏は去年の夏の思い出ですね。
作曲は2022年1月28日。
(最近は歌詞の裏に日付を書くことにしたから正確な日付です)

「ヒーローと」は去年の冬、トーキョードームホール?にてタダ券貰ったから行ったライブにて。
誰がヒーローか分かるかな?(ヒント→「と」をカタカナにすると分かります)
作曲は2022年1月9日。

「イカレた人」は2022年2月5日作曲。

では、明日ライブで会いましょう。
(マーブル店長撮影のカメラにて配信もあるそうです)

PS.8thだの9thだの10thだの11thだのごちゃごちゃとうるせえな、と思う人もいるかも知れませんが、先日見に行ったザッパの映画のチラシに「音楽史上最大規模のディスコグラフィーを築き上げた、、、」という一節があり、このフレーズが妙に気に入って、自分も築き上げようっと、と張り切っているのでうんざりせずに微笑ましいと思って温かく見守ってやって下さいね。
あと、未来と大切な約束をしまくるのは、断酒の面からも最高の治療法なんです。
決してつけ込むスキを与えない。

ではめくりめく歌詞の世界をどーぞ。

「無色の歌」

職業欄に職業を書けと言われたらいつでも僕は
無色と書くことでしょう

無色の色は透明の方で古い図書館が過ごした
夏休みの色でしょう

もう二度と使われない
だけどまだ過ごしてる

透明な夏の静けさに書いた 仮名交じりの名前
セミの声を聞いた えんぴつの文字 僕の仕事にする

埼玉の白バイに停められ職業欄に職業をどうぞと
言われた時も無色と

若いおまわりはツッコミもせずに そのまま流して空見て
「雨雲です。気を付けて。」

埼玉はムカつくな
道変えて群馬県

おまわりの予告通りに懐かしい雨は降ってきて
気持ちよかったから 罰金6000円はチャラになり

透明な夏の静けさに書いた 無色の僕の歌
セミの声も消えた 夕立の時 僕の仕事にする

「ヒーローと」

君をヒーローと思ってなかった
僕の人生にそんなものはなかった

だけどヒーローと歩いてたんだな
困った時や悲しい時、今

20年振り君のライブを遠い座り席で見た
3曲目で涙が3粒出た

20年間 楽しい事が1億回もあって
悲しい事 1億3回あっただけ

君はヒーローと思ってないだろう
君の人生はそんなものではないだろう

だけどヒーローは歩いてたんだな
やさしすぎた人 僕は気付かなかったよ

20年間 僕が一人で歩いてたつもりの道
キレイな花や草もそのままだったから

20年間 バカな僕はずっといい気になってさ
あなたが歩いた道と気付かなかったよ

君をヒーローと思ってなかった
僕の人生にそんなものはなかった

だけどヒーローと歩いてたんだな
困った時や悲しい時、今 今

「イカレた人」

ロックスターが好きで 瓶ビールはラッパ
配信よりもレコードが好きか なんだか嫌いだな

今まで歌ってきて 10人位いたな
こういうのロックスターなんじゃねえの? 迷惑かけるけど

イカレた人 Oh Oh
過ぎ去ってしまう 何も残せずに

イカレた人 Oh Oh
目の前にいるよ だけど知らぬふり

ジャケットの中にいる ジョーイやジョンが好きか
実際に目の前にいたら 嫌な顔するくせに

借りた金返さない 暴力も振るうだろう
酒やクスリはこの狂った世界から自分を守るため

イカレた人 Oh Oh
過ぎ去ってしまう 何も残せずに

イカレた人 Oh Oh
素晴らしい歌なのに 君は知らぬふり

イカレた人 Oh Oh
過ぎ去ってしまう 天才だったのに

イカレた人 Oh Oh
素晴らしい人なのに 何も残せずに

ジャケットの外にいる ロックスターにゃ知らぬふり

まずは8thアルバム発売日について。
前回のレテパニュースで「7月中旬になっちゃうかも。多分。おそらく。」と書きました。
が、全然もっとかかることが判明しました。

前に占い好きの女に言われた事があるが「君は射手座の中でも完全な射手座。真の射手座だから未来にしか興味ないでしょ?未来しか見れない人です。昔と今に興味無し。決定。」らしく、確かに頭の中は9thアルバムのアレンジ、11thアルバムの作曲の事でいっぱいで、8thは完全に過去の気分だったが、ちゃんと宣伝やらもしないとね、、。
という事で、マスタリング終わればすぐ出せる訳では無い!色々がんばろー!という感じでして、、

僕のレテパシーズ8thアルバム
「エンデンジャードスピーシーズ」
2022年8月10日リリース

に決定です。
ちょっと遅くなっちゃったけど、許してね。

昨日はスタジオでした。
ハッキリ断言出来るので書くと、昨日のスタジオは自分の音楽人生22年の中で一番最高の状態になれました。
なんか最近うすうすこんな感じになれるような予感はあったので、驚きはありませんでしたが、ついにやって来ちゃった。
何もかも手に入っているサイコーの状態。
昨日はヤハタトシキ29才のバースデーだったのですが、バースデーの本人よりも俺の方が「ついにこの日が来たかー。おめでとう、自分&レテパシーズ!」とおめでたさ満載で大騒ぎだったので、バースデー泥棒と言われても仕方ないくらい、嬉しく達成感に溢れた思い出深いスタジオになりました。

まあ、読んだだけではなんのこっちゃ分からないでしょうが。
とにかくめでたい。おめでとう。

PS.昨日は菊竹デビューライブ(7/1)のセットリストの練習と9thアルバムのアレンジ。
アレンジは「最後のGB戦士」「激めん」「カニハウス」の3曲。
「カニハウス」はカニユウヤの家のそばの青梅街道から田無タワーを見ていたら出来た歌です。
初めて5人で合わせたが、1音目のギターから歌の全てを分かっている音を出すカニユウヤ。
一瞬すごいなあ、と思ったが「考えてみたら自分の地元の歌なんだから、そりゃあ完璧に分かった音も出るよね。俺の「空知」とかと一緒だもんね。あはははは。」「そうっす。あはは。」と笑い合いました。
素敵な瞬間でした。

田無タワーは次の日の天気の色になって光ります。
青は雨。紫は晴れ。
明日の天気の下で眠るなんてカニハウスは素敵な場所にあるなあ、と思ってたら出来た歌。

PS.新人菊竹南も「今日ついに弾いてて楽しさが湧いてきた!」と言っていました。
最初から「楽しいー!」じゃなんか怪しいし、かと言っていつまでも素敵な感覚がやって来なけりゃ話にならない。
5人での演奏時間が計35時間くらいになった頃に手に入って来たのなら、なんかグッドタイミングな気がします。
いいぞ。でかした。
やはり君にして良かったよ。大正解。

PS.スタジオ終わりでヤハタ君は誕生日を祝われにうちにやって来ました。
去年気付いたのですが、彼の誕生日の頃にうちの庭の杏が食べ頃になるので、去年に引き続き杏酒を作ってプレゼントしました。

今年はなぜか去年より実が少なかったので、まだ余っていた去年のやつに継ぎ足すことにしました。
写真はレテパシーズ結成の頃に拾った黒猫と杏。
12才になってだいぶガリガリになってきたが(レテパシーズは12才になってついにたくましくなってきた)そんなにおばあさんな感じはしていなかった。
が、こうやって青い杏の実と並ぶと、初めて老猫な感じがした。
もう放り投げたり、グルングルン回したりするのはやめておこう。

PS.誕生日前日に甘酸っぱい悲しい知らせが届いたらしく、酔ってふて寝する誕生日末っ子野郎と、縁側に遊びに来るボス猫(未去勢)に無謀にも喧嘩を売り耳下から血を流しふて寝するサンタナ(去勢猫、去年うちに迷い込んできたやつ)

PS.サンタナはヤクルトスワローズのサンタナから貰った名前。
汚い鼻水が常に大量に出ていて、片目も潰れているが、ギャップ萌えのハイトーンボイスのせいかご近所中がメロメロ。
その証拠に先日いきなり首輪を付けて帰って来て、その首輪にリボンの手紙が挟んであった。

もちろんYESに丸をして「この子はうちのサンタナです。これからもよろしく!」とお返事付けてサンタナに届けて貰いました。

そしたら後日、また首に巻いて帰って来た。

めでたしめでたし。

僕のレテパシーズ8thアルバム「エンデンジャードスピーシーズ」
7月初旬にはお届け出来るはず。多分。おそらく。
とお伝えしていました。
すみません、まだハッキリしないのですが、初旬は過ぎちゃうかも。
中旬狙いの可能性が高そうです。

前にちょっと書きましたが↓

前作7thは「カセットで録った感触そのままに、ミックスでもういい感じだからマスタリングはやらなくていいんじゃない?」という斬新な意見によりそのまま出しました。
今作もその予定だったのですが、バンマスの関口萌、副キャプテンのカニユウヤから、やっぱりマスタリングやりたい!との意見が飛び出し、急遽マスタリングする事になりました。
俺はもうカッコいいからこのままでもいいんじゃない?と思ったが、ミックス時に萌&カニの才能をまざまざと見せつけられたので、黙って言うことを聞こうと思っています。

↑以上抜粋

という事で急遽マスタリングをやる方向で動き出したから、ちょっと予定がズレちゃいそうです。
レテパシーズの新譜を聞く事だけを心の拠り所にして生きている人もいるかも知れないので、まだハッキリしないのですが一応ご報告でした。(多分そろそろ分かるよ)

話変わりまして、先日描いたマンガ、大槻さんが登場しましたね。

ひろしマンガ第26話
「おかえりオルガン」
(過去作はこちら)

この時の大槻先輩は、引越しを間近に控えているのに片付けが全然終わらず、超断捨離モードでした。
オルガン、ギター以外にも本や古い雑誌をたくさんくれました。
「これはひろし好きかもね」と言いながらくれた、キヨシローの「生卵」という本は、貰ってから家でチラッと見たがもしかしたらあまり面白くない気もしたので(本に限らず面白くない物に触れると調子が崩れるのでかなり慎重)そのまま放って置いたのですが、トイレに駆け込む際に何となく手にとって読んでみたら、全然嫌な感じは無かったので、その後はトイレで読む本として、毎日ちょっとずつパラパラめくって読んでいました。
まあ、読んでいたというよりは、毎朝、毎夕(規則正しい快便タイプ)2,3分キヨシローにトイレで会う感覚だったので、なんか妙にキヨシローが近くにいるような、不思議で温かい感じの毎日が訪れたのでした。

トイレの本はトイレでしか読まないので2ヶ月くらいかかったが、先日やっと読み終わり、トイレの本は別の本になりましたが、まだなんかキヨシローが近くにいるような感じで懐かしく過ごしていました。
そしたら昨日、とってもキレイな光景が。
昨日は神宮球場にデーゲームを観に行ったのですが、父の日だったらしく、突然キヨシローの「パパの歌」が球場に大音量で鳴り響いたのでした。

最近出来た「夏のような5月」という自分の歌の歌詞に「あなたが救った世界が目の前にあるよな気がして笑う」というのがあるのですが、まさにこんな光景の事を歌っていたので「お、さすがキヨシロー。きれいきれい、俺はがんばってまーす。」と突然の歌声に嬉しくなっちゃって、キレイな光景を眺めながらついついキヨシローに報告しちゃいました。

その「生卵」という本の最後に全ライブの詳細が載っています。
あれも載ってるかな?と思い見てみたら「1993年11月15日札幌厚生年金会館」ちゃんと載っていました。
それはその年の7月に起きた北海道奥尻島の地震のチャリティーコンサート。(他にも泉谷しげるや桑田佳祐など沢山出てた)
父母に連れられて行ったのですが、たくさんの風船と共に突然出てきたド派手なオジサンが印象に残ったらしく、帰りの車の中でも「フーセンオジサン!フーセンオジサン!」と俺はおだちっぱなしだったそうです。
「パパの歌」を聞いたの、その時以来だったかもな。
いつどこで会っても、一瞬で懐かしい気持ちにさせる歌声です。

PS.「おだつ」は北海道弁。
「興奮する」に似てるんだろうが、ちょっと違う。

PS.1993年は月形小学校5年生の頃ですね。
「月形」のMVに出てくる、あの三角屋根の家から札幌まで車で1時間くらいでした。

先日のレテパニュースの追伸。

PS.シェインの映画素晴らしかったよ。
もうずっと知っている事、安心出来る事、に「やあ!」「元気?」と挨拶していくようなサイコーの感覚で見ていましたが、最後の最後のエンドロールに出た手紙には泣かされちゃった。
世界に対するシェインの気遣い。
最後の最後にあれを入れられる、この映画を作った人達の優しさ。
カリブの海賊の件(前回ニュース参照)があったからちょっとでも疑っていた自分が恥ずかしい。
今後は「好きな映画はなんですか?」と聞かれたら「最近のシェインの映画と不良映画なら学校Ⅱ」と答える事にしよう。
カリブの海賊とも和解して、また乗りに行く事にします。
「おい!でかしたぞ!」と大きな声で褒めてやろう。