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前回のNEWSに自分の事を「メカ音痴」と書きました。
これは世代的に「スマホは嫌いだなあ。ガラケーサイコー」とか言っているわけではなく、例えば俺が高校生の頃にガラケーが登場したが、これも気に食わなくて持たなかった。
(高校卒業後自活する時に連絡先がないとバイト出来ないからしかたなく「プリペイド携帯」を買った。プリペイド携帯は足がつかないから犯罪によく使われていたやつ)

いつでも連絡がつく、という状態が保険かかってるみたいで気に食わなかったのでしょう。
(あと、ネガティブ人間だから「悲しい知らせが来ないとも限らない状態」=「電話を持っている状態」なので一時的にでも完璧な安心を得たいから電話をそばに置いておきたくない。まあ飲酒もその類だったんでしょうね)
今でも、外出時にはガラケーは家に置いて出かけますし、家でも音を切って自分のタイミングでかけ直します。(そしてついにガラケーがこの世から消えるそうです。俺の電話番号消滅するので、今後の連絡はletepathys@gmail.comにして下さいね)

でも、昨日はたまにはメカも役に立つなあ、と思いました。
いつもマンガはこだわりの1mmのボールペンで描いて、写真を撮っていましたが、写真だと毎回光の感じでニュアンスが変わるなあ、と悩んでいました。
で、昨日「コンビニでスキャンすればいいじゃん」と助言を頂きまして、やってみたらバッチリでした。

ひろしマンガ
第17話「上野健在」

この前、読者に「なんでひろしさんいつもちんちんみたいになってるの?」と言われました。
5,7,8,9コマ目の状態ですね。
あれはこういう時を描いたものです。

PS.こうなると神経質なので、今までのマンガも全部スキャンして画質向上させたくなります。
今度まとめて載せますので、うんざりせずにどうか付き合ってやって下さいね。

PS.2/9ライブ。コロナで時間変更との事です。
(3/21は時間変更無しでいくと思います)
よろしく。

PS.2020年の5th6thアルバム制作時にずっと俺を励ましてくれたマドベのあの4曲入りのやつ。
そのレコードが売っていると聞いたので、今日吉祥寺のレコード屋さんに買いに行ってみました。
目立つ所に置いてあったのですぐに見つかり、手に取ろうとした瞬間に、お店の人がそのレコードをかけたので、ドキッとして嬉しくなってしまった。
レジでもなんか、かかってるレコード買ってるのにそれに触れないのも変な気がしたから「手に取ろうとしたらかかったからビックリしちゃいましたよ。あははは。」なんて言ってしまいました。
買ってからも表裏4曲、店内でキラキラした気分で聞いてから帰りました。
ココナッツディスクというお店でした。センス良いなあ。

レコード屋さんに行くとなんだか悲しい気分になる事が多かったので(理由は長くなるから割愛)全然行かない人生でしたが、今日行ってみたら悲しいというよりは良い刺激になりました。
やっぱりレテパシーズベストレコード作りたいなあ。と久し振りに思った。

公開するにあたり、歌詞を入れてもらっていたら、歌詞ページやアルバムの歌詞カードに間違いがあった事が判明しました。
「紙ヒコーキにして飛ばす事はなく」と間違って書いていましたが、正しくは歌っている通り「紙ヒコーキで飛ばす事はなく」です。

「エンデンジャードスピーシーズ」の映像(数箇所間違えてるが、字幕が正しいです)やアルバム音源の「17」(外ばかり→外だけを)とか、まあ他にもたくさんあるだろうが、気分がちゃんと歌えていた場合は歌い間違いはあまり気になりません。
が、書き間違いは気になる。
が、前よりは気にならなくなったな。
前だったら「青春の歌詞書き間違えてた!サブスクの歌詞欄は修正不可と言われたから、狂人のフリしてクレーム入れてなんとか修正してみせる!」とか気になりスイッチがオンになっちゃう所でしたが、今俺の頭の中は「8thを最高傑作にする」&「9thも負けないといいなあ」でいっぱいなので、全然大丈夫なのでした。

カニユウヤのギターソロ、シビれますね。
「シビれる」という表現はカニーニ(あだ名。沖縄の「ニーニー」という愛情表現を用いています)加入の際にヤハタトシキが放った名表現です。

ヤックンは当初「カニ君ってそんなすごいんすか?どんなもんすかねー?俺見た事無いもんなー」なんてもちょもちょ言ってましたが、初スタジオ終わって「どうだった?カニ君は」と聞いてみたら「はい。シビれました」と正直なピュア野郎(そこの君。ピュアとウブは全く違いますからね。お気を付けて)な所がヤックンの良いところです。

今回のライブ動画シリーズ、カメラ位置の関係でヤックンの顔がほとんど映っておらず残念でしたが今回の青春は少しは映っていますね。
いい顔して弾くんだなあ、これが。

関口萌一家の産休期間(最初マンガ第9話では誰か伏せましたが、なんか本人全然隠してないらしいので公表)が11/3のライブ以降続き、赤ちゃんの退院が予定より長引いたので約3ヶ月間レテパはお休みでした。
で、なんか寂しいからちょこちょこ載せていたライブ動画シリーズも残す所あと2本となりました。
来週にはやっとスタジオ復帰です。
今年もがんばりまーす。

PS.という訳で確か11/3のワンマン時に喋った気がするから訂正。
多分「俺は花粉症だから2/20〜3/31までは録音はしたくない。だから2/20までに8thアルバム録音は終わらせる予定っす」とかほざいていましたが、産休が長引いたので花粉症シーズンまでに準備が間に合わず、録音は4月になりました。

俺は2011年頃、ホコリだらけのリサイクルショップでバイトしていたら急に花粉症になった。(北海道には花粉症はあまり無い、から「全然売れねえし、こんなんじゃ花粉症になりに東京に来たようなもんだ。悔しい」と当時思いました)それ以降「花粉症の時はライブしないよー」なんて言ってライブオファー全て断っていた時期もありましたが、今年は入れていますね。
今まで断った人達すみません。今はとにかく歌いたいんです。

あの頃は、花粉症&過度の喫煙&過度の飲酒のトリプルパンチで放置していたら慢性の気管支炎になってしまい、それも放置していたら声帯ポリープが出来て半年間声が出ない地獄を見た。
のでタバコも頑張ってやめたのでした。
あの声帯ポリープ時期と2017年第一次断酒鬱時代が人生唯一の後悔時期です。

PS.昨日twitterに書きましたが(正確には「書いてもらいました」ですが。俺はtwitterは担当していない。メカ音痴だから)この「青春」のように節目節目で出来た歌にはなんだか思い入れがあるものです。

たとえば、18才の「夕立が降ってる」は17才から続いた暗い時期の終わり頃。(まあ、キレイではあったけどね)
暗い所から明るい方を見ながら歩いていて、気付けば明るい所に立っていた。そしたら出来た歌です。
(厳密には一番のサビだけは中学生の時になぜか出来ていたのですが。完成したのは18才。全然ウェルカムなので誰かいつかすげえ細かいウィキペディア作って下さいよ)

「青春」は38才。
「夕立が降ってる」から20年ですが、見ているものは変わらないかな?

全然ライブでやっていないかわいそうな歌ですが「サマー」の、

夏の空を見た時に 思う事は変わったけど
夏の空を見る事は 変わらない僕です

という感じでしょうか。
ああ、ほんといつか4thアルバム特集のライブをしてみたい。(4thの時はライブゼロだった)
いつかその日が来る時まで、皆さんもたまに聞いて4th達の事も忘れないでいて下さいね。

「エレキギター」(2021.11.3)

撮影/るなこさかい
録音/五月リョウタ
ミックス/馬場友美
映像編集/toru
新宿Marbleにて

この歌に出てくる人名は俺が好きなギタリスト達。
(分からなそうなのを説明すると「じゅん」は「岡沢じゅん」で「影山」は「逃亡くそタわけ」のギタリスト)

でも自分はギタリストのギター単品に感動する事はほとんど無いので、チャボマーシーベンジーあたりは歌ありきでちょっとズルいかも。
彼らの歌は好きだが、どんなギターを弾いてたか、は正直あまり覚えていない。

年末「クロマニヨンズのチケット余ってるからあげるよ」と言われ、東京ドームホールに行ってみた。
マーシーヒロトの姿を見るのは、2001年のTIKI-POTOのツアー(サッポロファクトリーホール)以来20年振りだった。
ちなみに20年前は3曲見たら、思う所あり帰ってしまったが。
(3日前の深夜、猫の癲癇で起こされて、そのまま起きてたら今回クロマニヨンズ見た時の歌が出来たので、ここでは詳しくは書きません。ちなみにその歌は9thに入ることでしょう。楽しみですね)

で、ライブ終了後に気付いたが、ほとんどヒロトしか見ていなかった。
ので、やはりチャボマーシーベンジーあたりはちょっとズルいですが、他の人達は純粋にギターの音で感動した人達です。
(燻裕理さんは全然面識ありませんが、昔U.F.O.CLUBで偶然見て「おー、これがロックンロールってやつなんだろうなあ。やっと謎が解けたわ」と思ったのを覚えています)

この歌が出来た時は、まだ高野京介脱退と決まっていなかったので、高野君と録音するつもりで大トリで彼の名前が出てきていますね。

前に書いた気もするが、バンド組む時はギターで全部出せるなら歌は入れなくて良いんだから、最初から歌ありきで考えない方が良いと思う。
インストバンドが少なすぎる気がします。
今の歌ありバンドとインストバンドの比率が逆になれば、面白くなってくるのになあ、と20年前から変わらずに思っています。

ひろしマンガ第16話
「インスタント初雪&雪解け」

東京、大雪でしたね。
この感じは雪国→NO雪国な人生を送った人にしか分からないかな?

「はじめちゃんちの産休期間あったから、バンド休みで全身全霊なまっちゃったよ」
「2月、3月と猛特訓して、4月からいよいよ8thの録音かあ」
「でも2ヶ月で感覚が戻るかしら?」
「うーん、不安だから録音直前に1発カッコいいバンドとツーマンしたいな」
「いいね」
「なんかカッコいいバンド知ってる人」
「はーい。知ってます」
「お、まじ」
「まじっす。ハシリコミーズっす」
「へー、聞いてみます」

数日後、、、

「最高だった」
「よかったっす」
「オファーしてみるわ」

数日後、、、

「出演OK!やったね」
「よかったっす」

というわけで、、

景気つけに来てね!

あけましておめでとうございます。
今度の2月でようやく断酒3年になり、ひとつの目安を過ぎるので、今年はよりいっそう復活していこうと思っています。
近年の録音メインの活動から、ライブもたくさんやれるバンドになりたいな、とメンバー一同張り切っております。
どうぞよろしく。

で、まずは2/9にひとつ入りましたね。

2022年2月9日(水)

新宿Marble

モーレツアタック企画
『ATTACK No.9』
〜5thアルバム「FOLK DANCE」レコ発企画東京編!!!〜

開場18:30
開演19:00

前売2500円(+1d)
当日3000円(+1d)

出演
モーレツアタック
僕のレテパシーズ
みずすまし
THEドイ

※レテパは3番目、20:30〜

予約はこちらからどうぞ。

最近はワンマンやツーマンばかりだったから、30分のライブっていうのも新鮮でいいですね。
駆け抜けるっつーのはこういうことだよ、という感じのライブになる事でしょう。

昨日ライブ映像も公開されましたね。
「So.Ka.Be」です。

この歌に関しては、発表した後に、とっても心温まる面白エピソードもあったんだけど、ここに書くのも違う気がするので、聞きたい人は会った時に直接聞いて下さいね。
どの世界もそうかもしれないが(人間界限定ね)世渡り上手の噓つきがデカい顔してますね。
でも、特に音楽界、特にインディーライブハウス界はひどいと思う。
もう2022年なんだから命と名誉をきちんと同等にして、颯爽と前進していきましょう。

PS.チエホフさん、無断拝借すみません。
ありがとうございます。

PS.この前実家に行ったら、ブルーハーツの弾き語り本を見つけた。
あの頃はAとDとEしか弾けなかったから、唯一弾けたのは「チャンス」でした。
今見たら、DUGOUTの難しい歌以外のコードはすらすら弾けた。

他人のカバーはほとんどした事が無いから、改めてブルーハーツのコードを見てみて、ビックリした。
ヒロトやマーシーの歌には自然と影響を受けている自負があったから、コード進行も自分の歌と同じ感じだろう、と勝手に思い込んでいたが、全然違うものですね。
みんなそれぞれ生まれつきの自然なコード進行ってあるんだな、メンバーのみんなは俺に合わせて大変な事をしているんだな、と気づきました。
今年はメンバーによりいっそう優しく接することにしよう。

いつかレテパの弾き語り本を出したいな。
で、その時は2コードで簡単だからみんな最初に「So.Ka.Be」を歌えばいい。

PS.3/21も空けといてね

今年も色々ありました。
ちょっと振り返ってみましょう。

5thアルバムを1月に、6thアルバムを4月に発表しましたが、この2つは制作自体は昨年行っていたから、あまり今年という感じはしません。
「6枚のアルバムだけは」と魔法のように呪文のように唱えていた時代はいつの間にか終わり、新しい日々が始まりました。

どん底だった2017年。
あと3枚作らなきゃ死ねんわ、という死にぞこないの俺に3年半も付き合ってくれた高野京介。
6枚を無事完成させて卒業生のように今年3月に去りました。
あらためてありがとう。
俺の歌のロックンロールな部分を表現してくれたはなえもんと違い、俺の少年の部分が愛したJ-POPの懐かしさを表現できるギタリストでした。
あの時期に彼の中学生な人柄(嫌いな人もいるかもね。誤解されやすいだろうから。俺は好き)が無かったら、このバンド途中で終わっていた事でしょう。

そしてカニユウヤの登場。
来るべき人が来るべきタイミングでやって来たな、という感じ。
バンドに加入した、というよりは、古い約束を果たしに来た、という感じ。
しかも俺達が直接交わした約束じゃないのにね、それでも果たさなきゃいけない約束というものがあるんですよ。
古くて明るい素敵な約束。

ヤハタトシキも登場しましたね。
彼の見る幼稚で純粋な夢は、あなたの見てる夢と似ているかもしれませんね。
もし似ているようだったら、夢が叶うその日まで夢見心地でいればいい。
叶う時はちゃんと起こしてあげますので。

7thアルバム「クレイなジー」から始まった新しい旅は死に向かう旅じゃなく、冒険の旅。
冒険だから死ぬかもしれないが、冒険だからね。
それでいいんだよ。

そういえば最近出来た歌の歌詞に、

突き抜けたバカと一緒に
冒険の旅に出かけたい
命はそこではちょっと軽くて
約束は重くて

というのがあります。
まさにそんな気分だな。

良いお年を!
来年もよろしく。

PS.3/21空けといてね。

配信限定で販売していた「ひろしデモ」が来年1月6日で廃盤になります。
今後も聞きたい人は購入しておいて下さいね。

来年の目標は「Y.J.S」にさっき決めたので、大きくY.J.Sと書いて部屋に貼りました。
さてどんな意味でしょう?
答えは最後に書きますね。
(テレビ見てたら出てきた言葉が妙にピンと来たので来年の目標にした)

Y.J.Sなので全て説明するのはやめますが、少しだけ説明。

この「ひろしデモ」は、メンバーに聞かせる為の7thアルバムデモテープ。
過去作ではそんなの作らずに直接歌って聞かせていたんだが、オール新曲のアルバムは初めてだったので嬉しくはしゃいで作ってしまいました。
あと、バンドで発表するとなると、作曲からどうしても時間がかかってしまいます。
とりあえず早く聞いてほしいな、としまえんども閉園からあまり時間経たずに聞いてほしいな、コロナの頃ならも早くしないとコロナ終わっちゃうな(全然余裕でしたね、、)青春も早くしないと39になっちゃうな、So.Ka.Beや才能〜もレテパが無名状態で聞いてもらいたいな(全然余裕でしたね、、)と焦ってしまい、ついつい発表してしまったのでした。

あとは、エンジニアの人に「君のバンドの編成はもう流行ってないよ。それじゃどんなに良くても食えないよ」と言われ「なるへそ。じゃあ今やハワイアンやベンチャーズみたいなもんですね」と言ったら「そうだね」と言われムカついたが、心のどこかでは「じゃあ、今流行りのサウンドを作ってやろーじゃねえか」と思い、貰ったスマホに「多重録音DubDub」というアプリを入れてもらい人生初めての宅録をしてみたのでした。
(宅録と言ってもパソコンで電子音入れたりじゃなく、楽器演奏して重ねるんだから、やる事は昔のMTRと同じでしたが)

で、出来たら全然流行りのサウンドにはならなかったようだが、自分としてはカッコいい気もしたので発表する気になった。
このあたりがひろしデモ発表の経緯です。

次作の8thのデモも最初は張り切って「ひろしデモ2」出そうかなあ、なんて思っていたが、1も別に人気無いし、なによりバンドのアルバムでその歌を初めてまっさらな気持ちで聞いてもらいたいな、という気が強くなったので、今後は発表することは無いと思います。
(まあ、死んだら出してもいいかなレベルではある。死んでも出さないでリストはもう託してある)

ジャケットは沖縄で撮影。
去年のクリスマスですね。ちょうどコロナが落ち着いていたからGoToトラベルで行ったのでした。
(次作8thにその時の歌が入ります。なかなかすごいナンバーな気がします。カニユウヤのイントロがチンピラしててサイコー)

ちなみにボツになったやつ。

セレブレンタカーっていうやつでビートル借りたら、空港からの送迎がリムジンだった。その車内。
こっちのほうが良かったかな?

PS.「Y.J.S」は「(見る人に)委ねろ。邪魔するな。信じろ」です。
テレビ見てました?NHKの五味太郎のドキュメンタリーの解説で出てきて、これがピッタリだったので来年の目標です。

クレイなジーレコ発ライブ映像第2弾は「才能がなかったんだろ」です。

2020年初夏、もうすぐ6thも完成だなー、これで肩の荷が降りるなー、と思いながら暮らしておりました。
レテパシーズはサブスク配信はやっていなかったのですが、1st、2nd、と過去作の配信も順番に始めることにしました。
で、配信してみたら、全然聞かれずに改めて自分達の無名感を味わいました。
で、ムカついてたら出来た歌です。

この歌のちょっと前に山下由さんの死をキッカケに「天国から来た男」の作曲は行いましたが、その前は「音楽」。
「音楽」は全6アルバム60曲の締めくくりの気分だったので、これで終わりかな、と思っていたから、まあムカついて結果オーライですかね。
あの時あんなにムカつかなかったら、新しい歌も出来ずにそのまま予定通り解散だったと思います。
おかげさまでその後、雨後の筍の様に(アルコールは雨だったのね)歌が出来始めたのでした。

前も書いた気もするが、参考までにハードなレインの時のを書くと、、

2014年
「17」

2015年
「ロックンロール」

2016年
「深海」
「ラブソング」

2017年
「永遠に、たまに」
「ロックンロールⅡ」

2018年
「ヘルメットヘアー」

2019年
「音楽」

の計8曲か。

2020年以降は雨後の筍だから、本日までに25曲出来た。
(出来れば良いってもんじゃないです。ただの現象として参考までに書きました)

あとは、当時のギターの高野京介(ご近所で今でも仲良いのでご心配なく)に「最近は歌なんか最後まで聞かれないんだよ」と言われて反骨精神が顔を出し「最後の一行で意味が逆転する歌だったらざまあみろだよなあ」なんて思ってたのも少しキッカケかも。

あとは前も書いたが母に「ひろしに才能があるのは分かるけど、聞く方に才能がなかったら、どうするの?」と言われたのも関係しているかもしれません。

これから配信するキッズの為に書いておくと「1枚のアルバムを配信するのに1年で約5000円」手数料がかかります。
「今月の配信売上は0,776円」はサブスク始めて一番最初の売上は締め日の関係で異常に少ない数字だったみたいで、その後はここまで悲劇的な数字では無いから(いや全然赤字ですけどね)世が世なら素敵な山賊にでもなっているタイプのクレイジーキッズの人は絶望せずにバンドをやればいい。
話すと長くなるから一言で言うけど、バンドマンは良いよ。
きっとこの後おもしろくなっていきますから。
そうしてみせますから。

PS.ムカついたら出来た、と今だから威勢よく書いてるが、多分「悲しんでいたら出来た」だったんだろうなあ。
まあでも、ソングライター脳復活のキッカケになった歌なので、他よりちょっとだけ偉い歌です。

マンガにも描きましたが、1週間も早く帰って来ちゃいました。
最近は健康体過ぎるのか、なんでも思うがままに行動しないと気が済みません。

ひろしマンガ
第14話「まだ間に合うさ」

少し補足を書くと、、
4コマ目の「国道12号線」は「いつも心だけはあの日陰で涼ませたまま」。
「四角い窓」は「長野県のお月様」。
「1時間に1本しか来ないバス停」は「バスが来るまで」。

5コマ目の「たこのすべり台」は「たこ公園」。
「りょ〰ゆ〰の裏道の放置自転車」も「いつも心だけはあの日陰で涼ませたまま」。
「手を振る観覧車」は「夕立が降ってる」の三井グリーンランドの観覧車ですね。

ちなみに最後のコマで飛んでいるのは「バスが来るまで」の「でかい夏の虫」です。
これが分かったら立派なレテパヘッズです。

1コマ目で「昨日の海はキレイだったね」と言っていますが、それは厚田〜浜益あたりの日本海。

この海、小さい頃、海釣りが好きでよく父親に連れて来てもらっていた。
もし「一番見つめた海はどこの海ですか?」と聞かれたら、この海と答えることでしょう。
今は分からないが昔は、カレイやホッケやウミタナゴやクリガニが釣れました。

そういえば、近所の西友にはなぜか北海道の渋めの魚介類がよく売っている。
が、こっちの人は調理法が分からないからか、いつも売れ残っています。
クリガニもたまに登場してますが(見た目は毛蟹。毛蟹の小さいやつ。調理法は基本味噌汁の具一択)売れ残ってるのを見ると見捨てられず、いつも買ってしまいます。

そして、先日は久し振りのソロライブでした。

第15話「青木さんの言う通り」

目撃してくれた方々、ありがとう。
歌い出す瞬間までは、久し振り過ぎて、自分がソロライブしたいのかしたくないのかすら謎でしたが、歌い出してみたら「あ、全然やってよかったわ」と思いました。
ラスト2曲はカバーでした。

山下由「猫400号」
中村十兵衛「タバコ一服分」

お二方とも故人です。

「猫400号」は山下さんが歌うのを何回か聞いて大好きな歌でしたが、音源は無く、飲酒時期の事でもあり、メロディーをはっきりとは覚えていませんでした。
山下さんのホームページに歌詞が載っているので、詩としてたまに思い出しては読んでいました。
が、今回どうしても歌いたく青木さんに問い合わせると、過去のライブ音源を送ってくれたので、それを聞いてカバーさせて頂きました。

そのライブ音源のMCで山下さんが話していますが、水俣病の動物実験で最初に発病が確認された猫の名前が猫400号なんだそうです。

※山下さんはもういないので確認できないが、歌詞のページには「暗い漁師小屋の暗闇の中で」とある。
が、ライブ音源では「古い漁師小屋の暗闇の中で」と歌っています。
「古い漁師小屋の暗闇の中で」が正解なのかな、とも思ったが今回はホームページ記載の詩の通りに歌いました。
(山下さんのページはこちら→山下由 Wild World Songs)

中村十兵衛さんとは面識はありません。
が、亡くなられた時に青木さん主宰の「地下生活者の夜」から追悼盤の3枚組アルバムが出て、それを聞いたら大好きになりました。
今回はその中から「タバコ一服分」を歌わせて頂きました。
アルバムには歌詞が付いていなかったから音源から聞き取り書いたので、漢字使いまで正しいかは分かりません。
あと、4番の2行目の「卒哭」という言葉を俺は知らなかったので最初何と歌っているのか分かりませんでした。
先程のマンガに登場したレテパスタッフのソノダさんに相談してみたら「卒哭」じゃないの?と教えてくれまして、意味は「嘆き悲しみ慟哭する事を、もはややめる事」だそうです。
知らない言葉なので最初はピンと来ませんでしたが、意味を聞いたらそれだと思ったので「卒哭のニオイがその壁に」と歌いました。
ですが、もし間違っていたらごめんなさい。

お二人とも許可を取れないので、勝手に掲載失礼します。

ライブの最後には青木さんと「ほんのちょっとだけ」「天国から来た男」を歌いました。
「天国から来た男」についてはもう書かないが「ほんのちょっとだけ」は青木さんの歌。
青木さんから「なにか一緒にやろうか?ほんのちょっとだけ、はどうかな?」と連絡をもらった時は嬉しかった。
前から好きな歌だったし、この歌に似合う男と思ってくれたのかな?と思ったので。

PS.ちなみに「猫400号」の「月の浦」「恋路島」は水俣の地名です。

PS.明日あたりにまた11/3のライブ映像から1曲公開しようかな、と思います。
お楽しみに。

PS.クリガニ以外にも「カスベ」や「味の付いていない巨大タラコ」なんかが大量に売れ残ってるのを見ると可哀相で買っちゃいます。
カスベは煮付け、タラコは糸コンと一緒に甘辛く。
ですが北海道の太い糸コン売ってないんですよね。
仕方なく細い糸コンで我慢しています。
上京道民あるあるではないでしょうか?

ご覧になりましたか?
11/3クレイなジーレコ発ライブでの映像です。
この日は次作8thアルバムに収録する歌を7曲演奏したのでした。
(ライブ見た人はお気付きだと思うが、8thは元気いっぱい系のイカれた感じです。楽しみですね)

映像で「去年の夏」と言っているが間違いで、今年の初夏にカニユウヤに教えてもらって大感動して、それ以来聞きまくっていたらこんな歌が出来ました。
今でも歌が出来ると、メンバーに聞かせるために「ひろしデモ」みたいに録音しているのですが、この歌を録音した時にちょうど友達が遊びに来たのでデモを聞かしてみたら、バックトゥーザフューチャーでマーティがジョニーBグッドを弾いた後の客みたいにポカンとしていたので、仕方ないからマーティの真似して「君にはまだ早かったかな」と言ってやりました。
(デモだとよりクレイジーに聞こえたのかもしれません)

また気が変わるかも知れないが、今のところ8thアルバムのタイトルは「エンデンジャードスピーシーズ」にしたいな、と思っています。

あとこの場を借りて、映像に関わった、、、

撮影/るなこさかい
録音/五月リョウタ
ミックス/馬場友美
映像編集/toru
会場の新宿Marble

ありがとう!
この後も何曲かちょくちょく小出しに公開していこうと思っています。