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先週にはもう引っ越してるはずでしたが、案の定間に合わず、明日引っ越す事になりました。
なりました、というよりは、今のアパートは3/31には出なきゃならないので、引っ越さなければなりません。

昨日の深夜、ようやく新居の片付けが終わり、毎日通った約1ヶ月にわたる戦いが終わりました。
そしてようやく今のアパートの引っ越し準備。
普段はほとんど音楽を聞きませんが、20年選手のスピーカーが、片方鳴らなくなったから、粗大ゴミに出す事にしたので、これが最後だな、という事で久しぶりに活躍させてあげました。
家電は大体そうだが、捨てる、と伝えると直るので、スピーカーも、ちゃっかり直ってやがりますが、せっかくだから、暖かい部屋、外は雪、崩れゆく部屋、と、センチメンタルにCDを聞きながら片付けしています。

昔、海へ行った時(確か星置)ラジオから流れた時も同じセリフを吐いた気がするが、今日の高田渡が今までで一番良かった。(口癖らしい。下の動画のラスト参照。)
部屋から桜が見えますが、雪と桜と高田渡では、さすがに少し飲酒欲求。(100パーセント中3パーセント位ですが。)
両親が、高田渡好きで、地元月形の北喜常というライブレストランに渡さんが来る時には、いつも聞きに行っていました。
一度は酔っ払って運転出来なくなった父を、ライブ後、札幌に向かう渡さん一向が、方向が同じだから、と乗せてくれた事もありました。
高田渡の歌は子供の頃から、あまりにも身近にありすぎて、もちろん好きだが、素朴にじんわりとした感じで好きな気がしていたが、違うね。
久しぶりに聞いて分かった。少し好戦的な気分になった。
俺の心に触れられる歌声は、こういう声だけ。

月形の頃は小学生でしたが、20才くらいの時かな?地元岩見沢に帰省した時、駅前を渡さんが歩いていたので、びっくりして「こんにちは。」と言ってしまったら、俺の事を知り合いと勘違いして、思い出そうとしてる顔をしてたので「あ、ただのファンですよ。」と言ったら、ハニカミながらおじぎしてくれた思い出がある。

面倒くさがりだから、引っ越しなんて嫌いなはずなのに、なんだかんだで、一人暮らし始めた時から6回目の引っ越しです。
高円寺大竹マンション。
まさに、レテパの時代でした。
「僕を殺せるのは僕だけさ」「愛してるよ」「永遠に、たまに」「ブルースマン」そして今制作中の「レテパシー」「アコースティック」全部大竹時代。
色々あって、思い出すとめちゃくちゃになりそうだから、思い出しませんが、まあすげえ7年でした。
あ、雪も終わりました、雨になりましたね。
これなら溶けて、明日は引っ越し、がんばります。

遅くなりましたが、先日のライブ、福田洸弥さんが撮影してくれてましたので、YouTubeに掲載します。
ラスト3曲の様子をご覧下さい。(まぎらわしいですが、飲んでるのはノンアルです。とても心配してくれる人もいるので、一応。)
元気いっぱい輝いてるでしょ?レッツゴー。

PS.本、整理してたら出てきた。若き日の高田渡。
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PS.新居のタンスから、おばあちゃんの女学生時代の宝物入れ、みたいなのが出てきた。
写真や小物に混じり、絵葉書が何枚か。その中の一枚。
無知だから知らなかった。コロナって元々はキレイな宇宙現象の事なのね。
昭和11年、北海道か。
俺の祖父母もチビの時に見上げてたかもね。
滝上の女の子と美深の男の子が。
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6thアルバム「アコースティック」のレコーディングに向けて、各曲のアレンジが進められています。

2/21のライブ(あ、撮影してもらったから、近々ユーチューブに載せてもらおう。どの歌にしようかな?)の前の1ヶ月はまさに猛特訓という感じでしたが、今はアレンジなので、閃きとセンス勝負のアーティスティックなスタジオになっています。

他のバンドがどんな風にやっているのかは知らないが、レテパはまず俺が弾き語りでみんなに聞かせて、そこから全員でアレンジしていきます。
レテパを始めた2010年以降は、歌が出来る時に頭の中でバンドサウンドが鳴るようになったので、2010年以降に出来た歌はバンドアレンジしやすいんじゃないかなあ?
逆に、それ以前の歌は、一人で歌うのを前提に出来ているので、ちょっと難航する事も多いのかな?と思い込んでいましたが、みんな難なく素敵なアレンジに仕上げてくれます。

この前のスタジオでは、春、夕立が降ってる、炭住の赤い屋根に、月形、の4曲をやりました。
4曲とも2001年~2007年の歌なので、ちょっと大変かな?と覚悟していましたが、難航どころか「こんな感じになるなんて!でも、これがこの歌の本当の姿のような気がするな。」という一番嬉しい瞬間のオンパレードで幸せでした。

僕のレテパシーズ/「アコースティック」
1.旅に出るなら
2.いつも心だけはあの日陰で涼ませたまま
3.廃墟
4.春
5.調布飛行場
6.夕立が降ってる
7.炭住の赤い屋根に
8.月形
9.猫との午前
10.思わずブランキー

こんな曲順になると思います。
昔、あるエンジニアに「今時、アルバムを曲順で聞く人なんて、あんまりいないんだから、そこまでこだわらなくても良いと思うよ。」と言われましたが、アルバム収録曲を選ぶ時には、まず最初に曲順を決めて、並べて聞いた流れを一番大切にして、ダメなら収録曲を差し替えて、という風に、曲順ありきで収録曲を決めています。
まあ、レテパは太宰さんでいったら「晩年」(過去に書きためた沢山の作品の中から選んで掲載した第一作。)を未だにやっているような状態なので、こんな感じなのかもしれませんが。

高校生の頃に夢中だった、友部正人や星野道夫の作品は、年代順に聞いたり読んだりして「ああ、この人がこんな事を歌うようになったか。」とか、人の変化に感動する若者でしたので(友部さんなら、順番に聞いていって「なんでもない日には」に辿り着いた時の感動はすごかった。こんな歌を歌うようになれるんだな、これなら俺も生きていけるかもな、と思った。)俺も出来た歌を出来た時に発表して、自分じゃ分からないが、もし変化しているのなら、変化も感じてもらえたら一番良かったが、それは出来なかったね。

自分の一番最初の作品は何か?と聞かれたら、2001年にヌルマユというバンドの永井君が録音してくれた「僕の頭が火事になったら」というアルバムだ。
永井君は、その頃の俺のライブも勝手に録音してくれたりしていて、実は結構色々残っているので、いつか10代の音源ばかりを集めたCDも作りたい。
タイトルは「17才」か「セブンティーン」にしよう。(歌い出したのが17才だから。)

その後、古宮MAPというタイトルで、ソロアルバムを、古宮MAP7まで作っていた時期があり、これは出来た歌を出来た時期に発表していたが、当時はライブしてもお客がゼロ、とか、ざらだったので、持っている人はほとんどいない。
2010年にレテパが始まったので、2009年の古宮MAP7を最後にMAP作りは止めてしまった。
そこからずっと、レテパレパートリーは過去のMAPから持ってくるのが基本で、たまに新曲が出来たらそれもやる、というやり方が今も続いている。

当時自分としては「この無名のバンドは、いつメジャーデビューしても、今すぐアルバム5枚は名作を作れるくらいの歌があるんだぞ。商売人の皆さん、安心して売りたまえ。」という気持ちでいた。
(俺が見たインディーズバンド界隈は、どこの世界よりも、お世辞と人付き合い、が大切にされている世界で、こんなタイプの競争世界では、絶対にやっていけないな、と思っていた。ので、レテパの演奏以外の事はプロの商売人がやるべき、と考えていた。)

2012年の「LIVE AT MOTION」も、そういう意味で商売人に対する「プレゼン」「カタログ」という気持ちがあったので、35曲を短期間でアレンジし、ライブレコーディングを強行した。
2013年の「ぴりぴりのファースト」を出したら、大手レコード会社の人がやって来て、デビューに向けての付き合いが始まった。
彼らに言わせると「才能はあるが、下手だし、なにより集客力が無さすぎる。」との事で、不景気な音楽業界では、デビュー前から、客がついていて、ある程度上手(せめてヘタウマ)でないといけないとの事だった。
俺は「下手なのは気付かなかったが、そんなのはすぐに上手くなるだろうし、集客はあんた達と契約すればすぐに増えるだろう。それよりも、このたくさんの宝の山(歌達)が目に入らないのかね。1年にアルバム1枚として、少なくとも5年は計画的に売れるんですよ。たとえこの後、新曲ゼロでも5年ですよ?」と言い続けたが、彼らは「新曲は作らなきゃいけない。どんどん作ってくれ。」と言う。
俺は「それだけは出来ない。作ろうと思って作ってないから。歌は勝手に出来るのを待つしかない。」と、そこは全く相容れませんでした。

そんなこんなで、メンバーが変わったり、試行錯誤して2015年位まで、デビューに向けて準備していたが、ある日とうとう大ゲンカに。
本社の会議室で、作戦会議が開かれていたが、また「新曲新曲。」うるさいので、トイレに行くふりをして、席を外すたびに、会社の大きな冷蔵庫の中にお歳暮のビールが大量に入っているのを見つけていたので、隠れて全部飲んでしまった。
で、バレて、ケンカになり、プロジェクト解散。(その時の映像は奇跡的に、はせがわだいが撮影している。まあ、いつかレテパドキュメンタリー映画の際に使ってくれ。俺は悲しくなるから見たくないけど。)

当時を知る人からすると、いくら大手メジャー会社とはいえ、ひろしはずいぶん固執していたね、と思う人もいるみたいだが、それには上記の「商売は商売人に」以外にも理由があって、ここのレーベルに在籍していたのが、俺が一番影響を受けた2人がやっているバンドだったから、なのでした。
そうじゃなかったら、はじめの方でさっさとケンカ別れしてた事でしょう。
「会社も金が無いから、1組だけ力を入れてデビューさせるから、今そのバンドを捜している。早くそのバンドになれるようにがんばってね。」といつも言っていたが、昨年そこから大々的にデビューしたバンドがいた。
あれがそれになったか。上手いし、なんとも高学歴サウンド。最新型の適度な退廃感。
年末紅白見ながら、こりゃあ敵わない。お門違いだね、と思いました。

話がそれましたが、このページは俺が忘れないうちに色々と「資料」的な面もあって書いているところもあるので、まあ、今回も長くなりましたが、許してね。
ボケているので、たまに同じ事書くみたいだけど、多めにみてね。

では、明日もスタジオです。
早く5th「レテパシー」6th「アコースティック」同時発売出来るようにがんばります。

PS.MAP7が見当たらないが、MAP6まではこんな感じ。ジャケかわいいでしょう?
6は「プレスカブのスピードで」5は「夜明け前」の絵。4は「炭住の赤い屋根」の前でパチリ。(この頃は若さゆえか、髪の毛が重力に逆らって上に伸びていた。今は下に伸びます。)
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ps.スタジオで「トイレットペーパーが無くなったから、昨日からケツ拭いてねーよ。他人のケツの事を考えられないような大人にはなりたくないね。」と騒いでいたら、次の日、俺のケツの穴の衛生状況を心配した高野京介が、どうにか手に入れて届けてくれた。
彼は超バンドマンなので、適応力がボヘミアン級で、片付け中の新居の俺の部屋で、事務作業を始め、疲れたら昼寝してしまった。
部屋にはまだ、俺の物が何も無いので(机やライトやベッドはおじいさんの物)だんだん高野君の部屋のような錯覚に陥りました。
どこでも作業出来て、どこでも寝れる、超バンドマン。頼もしい。
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PS.今、新居の駐車場はこんなありさま。
でも、家の中はやっと空になったので、あとはひたすら掃除します。
来週には引っ越したい。
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PS.うろうろしている野良三毛とは少しずつ距離が縮んできている。まだ触らせてはくれないが。
どこにいるでしょーか?
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PS.レテパヘッズで画家の貝塚歩さんが、宮本三郎記念デッサン大賞展で審査員賞(小澤基弘賞)を貰って、展示されているというので、見に行きました。(書くのが遅くごめんなさい、昨日で展示終了。)
彼女は行動力があるので、昔、酔って機嫌が良くなっている俺が「レテパ好きなら、空知の絵も描きに行かなきゃウソだね。行くなら俺の実家に好きなだけ泊ればよい。」と記憶に無いが言ってたみたいで、その後、彼女は実家に滞在して空知の絵を描きまくり、俺の両親とも知らないうちに仲良くなっていた。

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PS.見に行った後、こんなメールを彼女に送りました。

昨日展覧会行きました。
こういう色んな人の絵に混じった歩ちゃんの絵を見る機会は貴重なので、気合い入れて見ましたが、お世辞じゃなく、一番よかったよ。
単品で見るのもよいけど、他人の絵と混ざって見ると、ああ、やっぱり歩ちゃんは特別な才能があるな、と思ったよ。
やはり、ちゃんと出来上がって来たんじゃない?貝塚歩が。
引き続きがんばって前進しよーね。

1位(古宮大志賞)「旅の途中」貝塚歩
2位(大賞)「アロハの心で」寺賀淳子
以下入選
「メランコリアⅡ」竹内みか
「待っている時間」園田源二郎
「どこかの」尾形愛
「シャトル」湯浅景子

こんな感じかな!
がんばろー!

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歩ちゃんも俺も低学歴タイプなので、苦労する事もあるけれど、勉強が大切だとは人一倍思っています。
勉強あるのみ。
まわりからはゴロゴロしてるようにしか見えないみたいだけど。俺達は真剣なんです。

ライブも無事終わり、スタジオでは6thアルバムのアレンジを考えています。

5thだの6thだのややこしいので、少しまとめると、、

昨年末からレコーディングしていたのは5th「レテパシー」。
今は録音が終わり、ミックス作業中。
で、5th完成~発売してから6thを作ろうか?それとも両方完成させて同時発売にしようか?と決めかねていましたが、この前みんなで話し合い、6thも作っちゃって同時発売、で良いんじゃない?という事になりました。

俺は昔から「バンドをやる事があったら、最後にブルーハーツみたいに、早い歌、遅い歌、で分けたアルバムを同時に作りたいな。」という夢があり、昨年の今頃は体調も悪かったので、これが最後だ、今こそ夢を叶えるぞ。と動き出したわけです。

今は元気なのでこれが最後かは分かりませんが、最後になっても後悔無いような2枚を作っていますので、もうちょっと待っててね。期待しててね。

6thのタイトルは昔から決めていて「アコースティック」です。
ライブが終わり、いよいよ6thのアレンジを始めるにあたってメンバーに言われた事は「タイトル、アコースティックだけど、楽器もアコースティックにするの?」でした。
で「いや、心意気がアコースティックなだけで、楽器は今まで通り。ただ「アズミ」とか「永遠に、たまに」みたいな、遅い歌がたくさん入るだけ。」と答えました。

先週の初スタジオでは「思わずブランキー」「廃墟」「調布飛行場」「旅に出るなら」「いつも心だけはあの日陰で涼ませたまま」「猫との午前」をやりました。
今の所、名盤。
また、スタジオの様子などお届けしますね。

そして、この写真は何をやっているところでしょうか?

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答えは「5thアルバム収録曲「東京の空で」のPVを撮影している」でした。
レテパへッズにはお馴染みの長谷川大君がこの曲でPVを撮ってみたい、と言ってくれたので、撮影が始まりました。
場所は以前書いた、引っ越し先のユキコの祖母の住んでいた空き家です。

※ちょっと前に「義祖母の介護」とも書いてややこしいから少し説明。
この空き家のユキコ祖母は痴呆で数年前から近所の高円寺の施設へ。
(その空き家に4/1までに引っ越す事になりました。)
この前、事情があり俺が介護したユキコ祖母は、もう一人の祖母でこれは東高円寺の祖母。(10日間2人で過ごしたが思い出したら笑っちゃうくらい俺はこの祖母と仲良くなった。)
父方も母方も高円寺付近から出た事のない一族なんです。

俺が持っているギターは、空き家にあった、多分フォークブームの70年代から弦が貼りっぱなしのギターで、4弦が切れてたが、監督がそのまま弾いて下さいと言うので、弾きました。
どんなPVになるのか楽しみですね。

50年分の大量の荷物の整理は大変で、業者に見積もってもらったら、どこの業者も50万以上はかかると言うので(俺も昔、不用品系でバイトしてたが、2トントラック5発分はあるので、50万は妥当。ちなみに金出すのは親族。)じゃあ、俺暇だから30万くれたら全部コツコツやるわって言ってみたら、親族会議を通ったので、毎日コツコツ整理しています。

名字に「古」がつくせいか、古い物が好きなので、いちいち手に取ってしまい全然進みません。
野良猫が懐いてきて、もう少しで家の中に入りそうです。
3月中には今のアパート(新居まで徒歩5分)を出なきゃなので、がんばります。

PS.それでは、整理して出てきたものを少し紹介。

おじいさん(13年前他界)はカメラに全てを捧げていたようで、カメラや写真の量がとんでもないんです。
暗室もあって、そこが俺の部屋になります。
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右上の写真のタイトルは「刺青(深川にて)」色んな大会で賞を取ってたみたいです。
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高円寺阿波踊りの素敵な写真もたくさん。ポスターの写真にもなってたみたいです。
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おばあちゃんは日本舞踊の先生だったみたいで、着物がたくさん。にしても、桐箪笥はほんとにすごいね。入ってた着物だけは全て綺麗なままだった。
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就職の面接でじいちゃんが訪れた会社の事務員だったばあちゃんが、普通、穴あけパンチで二つずつ穴をあける所を、なぜか一つずつ穴をあけてるのを見て、可愛らしく思い一目惚れして、猛アタックしたとの事。
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時は流れ、ばあちゃんが愛用?していたカツラを発見。
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かぶせてみました。
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今は、鼠の糞とカビだらけですが、こういう在りし日の写真を見ると、がんばろー!とやる気が出てきます。
がんばる。まだまだまだまだ終わんないけど。
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こんなこともちろん誰にも言いませんでしたが、一昨日のライブがうまく出来なかったら、そのまま蒸発して、暖かい南の方で路上アウトドア生活に入ろう。見た目はかなりベテランに見えるだろうから、知らない町でもうまくやっていけるさ、と密かに決めていましたが(本気で)そんな心配は無用で、無事会場中がレテパシーに包まれました。

素敵な時間でしたね。
俺がやりたかった事はこれだったんだよな。
夢がかなってよかった。信じていてよかったです。

復活、というより、新しかったな。
弾き語りも、バンドも含め、20年間で1番「歌を歌った」という感じがライブ後に残った。
こういう風に歌いたかったし、歌もこういう風に歌われるのを待っていたんだな。

お待たせしました。
僕のレテパシーズの登場です。

呼んでくれた、のっぺら。来てくれたあなた。来れなかったがレテパシー好きなあなた。
メンバーのみんな。そして自分にも、ありがとう。愛してるよ。と伝えたい。

ありがとう。愛してるよ。
レッツゴーです。

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帰りの街も美しく見えました。よかったよかった。
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というわけで、明日はライブです。
今、明日はライブです、という文字を書いたら懐かしい気持ちになったくらい、ライブするのは久し振りです。
色々とあり、2017年12月の東京と、2018年の9月に秋田でライブをしただけで、それ以外はオファーも断り、ずっとやってませんでした。

明日以降のライブ予定も、現在白紙の状態です。
よかったら目撃してみてね。

PS.ギターの高野京介は可愛い男で、ベースのタカユキカトーと髪型がかぶってるから、服はかぶらないようにしよう。とか、せっかく新体制でのライブなんだから今までのSE(大正期?の「蛍の光」)はやめて、何か新しいのにしよう。とか提案してきます。
新SEねぇ、と、考えてたら、以前もこのページで書いたが、俺の中学時代の思い出の歌(深夜音楽番組「北海道ローカル、まる音デラックス」で、この歌のPVが流れ、録画したビデオを擦り切れるまで何度も見てた。)が、SE向きなんじゃない?とみんなに伝えたら、みんな大賛成だったので、明日は思い出に浸りながら登場するとします。

PS.写真は明日の限定CDを作ってるの図。
「僕のネオヤンキーズセッション」
1.音楽
2.メリミー(古宮大志による小棚木もみじカバー)
これに、僕のレテパシーズ「永遠に、たまに」発売記念の「クマとビール」Tシャツを付けて、なんと1000円。
買うしかないね。

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では、明日会場で会おう。

2020年2月21日(金)

新高円寺 LOFT X

出演
のっぺら
僕のレテパシーズ

開場19:00/開演19:30
前売¥2400/当日¥2900(各+1d ¥600)

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ごめんなさい!
5thアルバムタイトル「音楽」に決まりました。
と書きまくったが、先日以下のメールをメンバーに送りました。

以下メール原文ママ

ちょっと相談!
先日、歌詞ページに5th歌詞載せた時に、5thアルバム「音楽」にタイトル決まりましたー!と書いて、よかったよかった、と暮らしてたんだが…

先日、日曜美術館見てたら、テレパシー、という言葉が出てきて、テレパシー、テレパシー、レテパシー、と、バンド名由来とかを思い出してました。

僕達、では、なく、僕
お客もメンバーも一人一人の「僕」のレテパシーズ
みんなで手拍子やら合唱やらせずに、各々自由に、歌ったり、踊ったり、微動だにしなかったり、の自由な客席。
ウォークマンでもライブでも、一人きりで聞く歌、一人になるための歌、なんて思い、僕。
で、
レテパシーは、第六感のテレパシーの愛に特化したバージョンを、レテパシー、と名付けよう、と思い、

僕のレテパシーズ

と名付けました。
そんなん、思い出してたら、

アルバムタイトル思い付いてしまって、2日間ねかしてみたが、やはりしっくり来てしまったので、メールしてます。

「レテパシー」/僕のレテパシーズ

01.長野県のお月様
02.音楽
03.ミツバチ
04.たこ公園
05.地下室の外は
06.雪包丁
07.佐藤君と伊藤君
08.そしてトンキーは死んだ
09.東京の空で
10.水平線

どうかな、「レテパシー」

集大成じゃないけれど、なんか、5枚目で、出来も良いし、レテパシー、って気がします。

次作は「アコースティック」だから、

ブルースマン
レテパシー
アコースティック

で、レテパ前期が

僕を殺せるのは僕だけさ
愛してるよ
永遠に、たまに

と、日本語丸出しだから、メンバーも変わり、後期はカタカナ、なのも面白いかと思った。

どうかな?
お返事ゆっくり考えてで大丈夫よー!

ひろし

というメールを送りまして、みんな「いいじゃん!」との事なので、変更!よろしく!

PS.訳あって先週から10日間、義祖母の介護をする事に。
料理したり、お世話したり、チューリップを植え替えたりして暮らしています。
良い時間。レテパシーレテパシー。
1週間後、素敵なライブになりそうね。

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通販でCDを買ってくれた事のある人は、住所を見て知ってると思いますが、2013年春~高円寺の高円寺(寺)の私道にあるアパートに住んでいます。(私道だとは最近知った。お隣りのバイク屋さんが直したバイクの試乗を、裏が交番なのにノーヘルでやりまくるので聞いたら、私道だから関係ないんだよ、と教えてくれた。)
「どこに住んでるんですか?」と聞かれ「高円寺です。」と答えると「あー、ですよねー。」と、よく言われる。自分では分からないが、高円寺っぽい、らしい。
が、特に高円寺に思い入れがあったわけではなく(どちらかと言うと高円寺のライブハウスには良い思い出が無く悲しい街だった。)2013年から同居を始めたレテパキーボードのユキコが、三代前から高円寺(ひいばあさんが阿波踊りの初期メン(三味線)だったらしい。)の人間なので、その縁で住む事になった訳です。

何が言いたいかと言うと、昨年から書いてます「僕のレテパシーズ全曲解説」がまだ9曲しか終わってないのに、5thアルバムの歌詞10曲を昨日「歌詞」のページに載せたので、また増えた、終わんねえ、と思ったが、言い訳があり、この春引っ越すからドタバタしてる、と言いたかったのでした。

この大竹マンションでは、アルバム収録の歌だと、
「やさしい人」「ていくいっといーじー」「ホープちゃん」「17」「ロックンロール」「深海」「ラブソング」「永遠に、たまに」「ロックンロールⅡ」「ヘルメットヘアー」「音楽」(作曲順)
が、出来ました。

3/31までに引っ越すので、レテパの才能にあやかりたい&この春どーせ高円寺あたりに引っ越そう、と思っているレテパファンのあなたは、405号室ですので、空いたら住めばよい。
いい歌が出来る事でしょう。
でも家賃が88000円と一人で住むには高いので、引っ越したら恋人を早急に見つけ半分払ってもらいましょう。

というわけで、7年住んだ高円寺4丁目とお別れして、5分ほど南に進んだ高円寺2丁目に引っ越します。
ユキコのばあちゃんが住んでた空き家を、大整理して、大掃除して、大移動して、なので大変なんです。

話がそれたが、5thアルバム。
「DARK CRASH」「レジェンド オブ ファズ」「帰ってきた僕のレテパシーズ」とタイトル決めが迷走してたが、ドラムの関口萌から「やっぱ、音楽、が良いんじゃない?」と言われ、全員我に返り「音楽」に決定いたしました。

2/21のライブでは5thの歌も歌うので、歌詞を先に読めるようにしよう、と昨日全部載せました。(中学生の頃からCD買うと、聞く前にまず歌詞を読む癖があったので、先に歌詞を載せたくなります。)
以前はレテパアルバム収録曲とか関係無く、出来た歌全部載せてたので、読んだ事ある人もいると思いますが、歌詞読むの好きな人は読んでみて下さいね。

今回も古くは「たこ公園」「地下室の外は」が2001年。
「音楽」が2019年。と18才~36才までの歌がごちゃまぜです。
が、17才で歌い出した時から20年間、思い出が増えただけで感覚は変わらないので、違和感無く聞いてもらえるんじゃないかな?と思います。

2/21(金)のライブまであと2週間ですね。
このメンバーではライブはしてなかったので、ずっと5thアルバムのアレンジの為のスタジオだった。
編曲アレンジ作業はアーティスティックな閃き溢れるハイセンスなものでしたが、最近はライブに向けてリハというより、壮絶でど根性な猛特訓を繰り広げ、過酷ですが、もしかしたらこれはすげえバンドなのでは?と薄々勘付いてきたような気もして勝手にドキドキしています。

2/21の会場では、5th「音楽」から1曲と、主宰ののっぺらボーカル小棚木もみじの歌を1曲、俺が弾き語りカバーしているCDを限定販売します。
で、引っ越しの整理をしていたら「【永遠に、たまに】発売記念、クマとビールTシャツ」の在庫が沢山出てきたので、この日このCDを買った人には在庫ある限りでTシャツも付けちゃいます。
ビールT家に沢山あるとなんか縁起悪いしね。(昨日で断酒1年になりました。御協力、御理解、御心配頂いた皆さん、ありがとうございました。)

もみじカバー、自分で歌ったの聞いて鳥肌が立ちました。必聴。

とりあえず、こんなとこかな。
では、ライブで会いましょう。

これは、何をしている写真でしょうか?
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わかったあなたは鋭い。
答えは、2020年の俺の三つの夢の一つ「僕のレテパシーズ全歌詞集(日本語&英語訳)」を作りはじめている、でした。
(残りの二つは「5thアルバムの完成」「6thアルバムの完成」)

翻訳者は織田泰菜さん。
訳者で、しかもレテパシーズのアルバムを全部持っている、という最高の適任者なのでお願いしました。
彼女は京都に住んでいますが「翻訳をお願いしたい。一度会って話したい。」と伝えると、すぐに京都から飛んで来てくれました。
挨拶もそこそこに2日間ずっと歌詞の説明。
これがとてつもなく疲れるのでびっくりした。
このページでいつもやっている「全曲解説」とは比べものにならない疲れで、作業が終わりソファーに座っていたら、今がいつなのか分からない感じ、というか、今37才ですが、歌が出来だしたのは17才で、その20年間を泰菜さんからの質問の度に行ったり来たりしている感じで、今まで体験した事のない疲労感でした。
でも根が体育会系なので、疲れれば疲れた分だけ良い物が出来る気がするので(悪い癖か?)バッチリです。

彼女からの質問を例にあげると、、

「どんなに飲んだって酔わないね いつもはあんなに酔っぱらうのに」(ブルースマン)

問い→酔わないのはひろしさんですか?

答え→あー、基本は俺なんだけど、彼(大槻ヒロノリ)の事も言ってるところはあるね。

※「ブルースマン」は誰の事か、多分、大槻ヒロノリの事だった気がするが、もしかしたら山下由さんか?と思っていたが、同席したレテパスタッフのソノダ氏が「大槻さんだって当時言ってましたよ。」と教えてくれて解決。前頭葉ガンバ!

「2017.11.20 ケンカの時の歌」(ロックンロールⅡ)

問い→これは、口喧嘩ですか?それとも殴り合いの喧嘩ですか?

答え→あー、どうでしたっけ?

ソノダ→止められて殴り合いにはなっていないけど、口喧嘩や言い争いという感じよりは激しかったかと。

「赤さびの屋根の下 お母さんと一休み タマネギを入れる箱 宝物の光りかた」(夏のしっぽ)

問い→お母さんは、誰のお母さん?タマネギはどんな箱に入っていますか?

答え→お母さんは、その前に出てくる「トラクターのおじさん」の奥さん。それをお母さんという言い方をしています。
タマネギは、畑横に積んである大きなコンテナみたいなやつに大量に入ってます。
高校生の頃、玉ねぎ農家の娘と付き合っていたが、別れる事になり、最後に家まで自転車で送っている歌です。
この、おじさん、と、お母さん、は彼女の親ではありません。違う農家です。

「僕がいつかマンガを作っても 夕焼けよりおもしろい本は作れないだろう」
「僕のマンガの感動のラストシーン 君は読むのをやめて電車の外の夕焼けを見る」(夕焼けより)

問い→このあたりを少し詳しく聞かせて下さい。

答え→俺が人気漫画家で、例えば少年ジャンプに連載中で、10年続いた名作が今週号で最終回。
その感動のラストシーンを読んでる時に、電車(京王線)は夕焼けの多摩川を渡りはじめる。
そんな瞬間、ラストシーンにもかかわらず、マンガから顔を上げて夕焼けを見る。
そんなマンガが描きたいし、そんな時に夕焼けを見ないようなマンガは、マンガばかり見てマンガ家になったようなやつが描くマンガだ。
俺のマンガは夕焼けを好きになるようなマンガ。
まあ、描いた事ないですけど。

こんな感じの問答が全60曲(5thまでの50曲と、まだ未定だが6thに入りそうな10曲)繰り広げられました。
英語だと、こういう細かい事によって使う単語が変わるらしく、的確に、しかも歌に対する愛情は忘れずに、といった感じで質問してくれるので嬉しかった。

歌はもちろん、絵や、映画や、小説や、漫才や、落語でも、素敵かどうか自分なりの判断は出来るけど、英語だけは完全に分からないので、作業を始めるまでとてつもなく不安でした。
でも、おかげさまで不安は消えた。よかった。
完成まではまだまだ色々あるだろうけど、がんばりましょーね。

メモを見せてもらった。
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ヨモギネコは北海道弁らしい。なのでキジトラ。で「brown tabby」らしい。
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「夜明け前」「Before Down」
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空知。今年は行きたいな。
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「クラゲのうすい皮を引き裂いて 不安を懐かしくした青空」な、故郷空知の写真を見てもらったりもしました。
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「街灯のオレンジさん」はオレンジの光を放っている「街灯」そのものではなく、放たれた光の部分、と説明しました。
「雪包丁」次作5thアルバム収録。
録音時、ギター高野京介はブライアンを意識してた。どこのブライアンでしょう?聞けばわかる。
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モントレーのライブ映像でオーティスが「We all love~」と叫んだ時、字幕に「愛しあってるかい」と出たらしい。
キヨシはそれを見て言うようになったらしい、と泰菜さんが教えてくれた。
だから「愛し合ってるか」は「We all love~」でいきましょうか?と言ってくれました。
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というわけで期待してていーよ。

PS.先程話に出ましたレテパスタッフのソノダさん。
スタッフというより俺のおもりみたいな時期もありましたが、坊主にメガネ、と印象的な見た目なので見覚えある方も多いのではないでしょうか?
実は彼はお笑い芸人でして、1/20深夜24:58~のTBS「有田ジェネレーション」に出演するみたいなので、みんなで応援しよう。
(俺は彼の相方と一度だけ会った事がある。で、素っ裸で大ゲンカになった…)
写真はレテパ3rd「永遠に、たまに」の中ジャケにちゃっかり写り込んだソノダ氏。
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PS.2/21ライブの主宰者の小棚木もみじは家が近所です。
ので、うちに来てもらい宣伝用の写真をパチリ。
「ネオヤンキーズセッション」というイベントみたいなので、俺の中の「ネオヤンキー」を表現してみた。
ネオヤンキーはきっと女にモテて、こんな顔(後悔と達成感)で目覚めます。
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2020/2/21(金)
新高円寺LOFT X
のっぺら 2ndアルバム『板西』レコ発ツーマン
【ネオヤンキーズセッション vol.5】

出演
のっぺら
僕のレテパシーズ

開場 19:00 / 開演 19:30
前売 ¥2400 / 当日 ¥2900 (各+1d ¥600)

予約は→ http://retepa.com/live/

がんばりまーす。

というわけで、昨日は引き続きファーストソングスでレコーディング。
その模様をどうぞ。

前作「ブルースマン」はいっせーのせで、みんな同時に録ったが、今回はボーカルは最後に一人で歌った。
ボーカル録音時のこだわりは二つあります。
①へッドフォンがずれないように紐で縛ります。
②ピンボーカルのあなたはお悩みでは?→「マイクスタンドが無いから手の置きどころに困る。」
俺のあみ出した画期的な技はこちら↓
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写真でわからない方は映像で↓
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そう。マイクの無いマイクスタンドを録音マイクの手前に置くと、いつもの感じで歌えます。
録音時に「手の置きどころに困る」&「ヘッドフォンがずれそうで不安」な為に、いかにもボーカルな「ヘッドフォンを両手で押さえながら歌う。」状態になっていたアナタ。
これで解決ですね。真似してもいーよ。

ハダユキコも今作では一ヶ所歌ってます。
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全部録り終わり良い顔の二人。
「ペンギンのトレーナー」は2018年に買ったもの。
当時加入したての関口萌が「無類のペンギン好き」だと言っていた影響か?滅多に服を買わない僕ですが、なぜか購入して、昨日の朝まで忘れていたが、発見されたので着た。
なんで買ったんだろ?はじめちゃんに気に入られようと思って買ったのだろうか?

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今回も古くは「たこ公園」「地下室の外は」は10代の頃の歌。
「ミツバチ」「雪包丁」「そしてトンキーは死んだ」「水平線」は20才くらいかな?
「長野県のお月様」は前に解説した「プレスカブのスピードで」の旅の時。(「佐藤君と伊藤君」も大体その頃。)
「東京の空で」は2011年の春。
一番新しいのは「音楽」という歌で、これは去年出来た歌。(断酒で2月~5月まで、3ヶ月間籠っていたが、その時に出来た歌だ。)

みんな本当に素敵な演奏をしてくれた。
だから録音ブースに入り、ヘッドフォンから演奏が流れた瞬間に、その歌の頃の気持ちになれた。
もし俺が浮気して、それがバレて言い訳する時は「こんな浮気なんかより、5th録音時に「たこ公園」歌ってた3分間の方がよっぽど浮気だわ。こんなの浮気のうちに入らんよ。」と言い訳するであろうくらい、高校生の頃の夏の夜の公園に行けました。
そして、これからはアルバム聞く度にいつでも行けるんだから、これはとっても素敵なアルバムなんじゃないかな。

録音したものを早速みんなに聞いてもらったら、はじめちゃんから「アルバムタイトル「音楽」がいいんじゃない?」と連絡があった。

僕のレテパシーズ/「音楽」
1.長野県のお月様
2.音楽
3.ミツバチ
4.たこ公園
5.地下室の外は
6.雪包丁
7.佐藤君と伊藤君
8.そしてトンキーは死んだ
9.東京の空で
10.水平線

なんにせよ、レコーディング終了。
みんなお疲れ様。素敵でした。
あとはミックスとか色々だね。がんばろーね。

PS.さっきも録った「音楽」聞いてて「去年の今頃はひどかったのにな。あの後、よくこんな歌出来て、しかもこんな録音まで出来るようになるとは。」としみじみ思った。
ちょっと迷ったが、自戒の意味も込めて。
↓昨年の今頃。こっからよくまあ帰ってきましたね。
(覚えていないが、体に痛くも痒くも無い赤いシミがまばらに出来て病院に連れて行かれる前にパチリ。だそうです。今より12キロ痩せてます。)
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僕のレテパシーズ5thアルバムレコーディング。
タカユキカトープロデューサーの元、素敵な演奏が繰り広げられております。

その様子を少し御報告。

タカユキカトーのスタジオ「ファーストソングス」
http://rec.takayukikato.net/
僕のレテパシーズの5thを聞いて感動したバンドマンは、タカユキPに録音して貰うと良い。少しは俺達に近づけるだろう。
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天然コンビ。実は大学も一緒らしい。年も一緒だが知り合いではなかったらしい。
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歌に合わせて、今回は5本のギターが登場した。
いつもの高野ジャズマスター、銀ラメグレッチ、レスポール、オレンジストラト、コヤーマの白いエレキ。
他にも山ほどギターがある。ファーストソングスはギターリストにはたまらないスタジオなんです。
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エフェクターも沢山あって、タカPが丁寧に繋げてくれます。
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こんなテープ?エコー?だっけ?レアなのも続々登場します。
落ち着いたら今度、曲ごとの使用機材を教えてもらって書きますね。(俺はわからんが、そーいうの好きな人も多いみたい。)
なんにせよ、この日の高野ギターは凄かった。
本人も「レテパらしく、僕らしく、そして新しい」ギターが弾けたと言っていた。ほんとそうだね。
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で、一番活躍したのが真ん中のシール貼ってるやつ。
その名も「レジェンド オブ ファズ」
音も素晴らしかったし、使用頻度も高かったので、アルバムタイトルも前回書いた「DARK CRASH」ではなく、これでどうだろう?

僕のレテパシーズ/「レジェンド オブ ファズ」
1.長野県のお月様
2.音楽
3.ミツバチ
4.たこ公園
5.地下室の外は
6.雪包丁
7.佐藤君と伊藤君
8.そしてトンキーは死んだ
9.東京の空で
10.水平線
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年末ユキコは左手首を剥離骨折したが、ピアノは録り終えていたのでセーフ。
彼女はピアノ教師でもあるので「もう一回」「良くなってるよ」とか、高野への声がピアノの先生の様だった。
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フィードバック?をさせるために、アンプ部屋で演奏する高野京介。
「ひろしタイミング良くレジェンドオブファズ踏んでよ。」と頼まれた。ので踏んだ。
エフェクターを踏むのは人生で2回目。1回目は同じような場面で先代のギターに頼まれた。
が、昔から人と同じ動きをするのが恥ずかしいというか、屈辱的、というか苦手なので(理由なき反抗)足で踏みたくなくて手で押した記憶がある。
が、今回はレジェンドオブファズ大好きになってたので、普通に足で踏めた。
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「地下室の外は」という歌で、俺も珍しくギターを弾いた。銀ラメグレッチ。
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年末のコヤーマレコーディングでは、過度の集中によるノルアドレナリン攻撃で最終的に俺は体調を崩したので、今回は少しリラックスする為に、スタジオにあった「幽遊白書」を読みながら、人体に影響が出ない程度の集中力を心がけた。
が、やはり目が開けられないほどの頭痛とゲロ吐きに襲われた。(傑作意識が高過ぎるのだろう。いつも「津軽」のような名作を!と力んでしまう。)
でも「マンガを読みながら、隣ではエレキギター。」は俺の中学時代のオアシス「おっちゃん(岡君)の部屋」と同じ状態なので、心地よい郷愁。いい感じ。
あの頃と違うのは、鳴っている曲が自分達の曲だという事。うーん、なかなか素敵な人生なのかもね。
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前回コヤーマでドラムを録り終えている関口萌は、この日はコーラスのみなので遅れて登場。
はじめちゃんが着いた時、俺は無意識に読んでいた幽遊白書を本棚に戻した。
戻した後に「あれ?なんで読むの止めたんだろう?もしかして無意識にはじめちゃんの事を先生のように思っていたのかな?」と思ったらおかしくなって笑ってしまった。
写真は、みんな一緒にコーラス録音。声のでかい人は遠くに追いやられてます。
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というわけで、レテパのような儚いブルースを記録したい人は、ぜひファーストソングスへ。
もちろんレジェンドオブファズも貸してくれるよ。
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明日はいよいよボーカル録音です。
最初はみんなのんびりしてたのに、録っていくうちに名作の予感が隠しきれず、4人とも目つきがギラギラしてきた。
期待していーよ。がんばります。

PS.あと、2/21ライブね!予約は→ http://retepa.com/live/
(早速御予約頂いた方々、ありがとうございます。待っててくれて何よりうれしい。予約時に「張り切り過ぎないで下さいね。」とか「無理しないで下さいね。」とか書いてくれる方もいる。どんなボーカルだよ。ありがと。超うれしい。)

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