6月30日(木) 明日のラスト3曲の歌詞

いよいよ明日は新人菊竹南のデビューライブですね。(レテパシーズは21:35〜)
でも南ちゃんのデビューライブというよりは、メンバー一同新しいスタートのような、区切りの良いターニングポイントなライブになる気がします。
セットリストも新しい季節に入って、今までとだいぶ違いますし、7th,8thが終わりいよいよエンジンフル回転といったところでしょうか。
(前も書いたかもしれませんが、体感としては7th以降は新バンドやってる感覚なので、心の中では7thを1st、8thを2ndと呼んでいます)

※以下は明日のセットリストが分かる内容&9thの歌詞が掲載されているので、楽しみにとっておきたい人はここで終わって下さいね。

明日のラスト3曲は今アレンジしている9thアルバムの歌です。
ライブの最後の大事な部分なので、歌詞を先に読んで貰っても良いかもな、と思ったので掲載します。

まあ、この3曲は今後のライブでもたくさんやるでしょうし、読んでおいて損はないかと。
(自分が歌を聞く際に先に歌詞カードを読む癖があったので、抵抗なくこういう事しますが、先に読むの好みじゃない人は読まなくてもいいからね)

「無色の歌」の夏は去年の夏の思い出ですね。
作曲は2022年1月28日。
(最近は歌詞の裏に日付を書くことにしたから正確な日付です)

「ヒーローと」は去年の冬、トーキョードームホール?にてタダ券貰ったから行ったライブにて。
誰がヒーローか分かるかな?(ヒント→「と」をカタカナにすると分かります)
作曲は2022年1月9日。

「イカレた人」は2022年2月5日作曲。

では、明日ライブで会いましょう。
(マーブル店長撮影のカメラにて配信もあるそうです)

PS.8thだの9thだの10thだの11thだのごちゃごちゃとうるせえな、と思う人もいるかも知れませんが、先日見に行ったザッパの映画のチラシに「音楽史上最大規模のディスコグラフィーを築き上げた、、、」という一節があり、このフレーズが妙に気に入って、自分も築き上げようっと、と張り切っているのでうんざりせずに微笑ましいと思って温かく見守ってやって下さいね。
あと、未来と大切な約束をしまくるのは、断酒の面からも最高の治療法なんです。
決してつけ込むスキを与えない。

ではめくりめく歌詞の世界をどーぞ。

「無色の歌」

職業欄に職業を書けと言われたらいつでも僕は
無色と書くことでしょう

無色の色は透明の方で古い図書館が過ごした
夏休みの色でしょう

もう二度と使われない
だけどまだ過ごしてる

透明な夏の静けさに書いた 仮名交じりの名前
セミの声を聞いた えんぴつの文字 僕の仕事にする

埼玉の白バイに停められ職業欄に職業をどうぞと
言われた時も無色と

若いおまわりはツッコミもせずに そのまま流して空見て
「雨雲です。気を付けて。」

埼玉はムカつくな
道変えて群馬県

おまわりの予告通りに懐かしい雨は降ってきて
気持ちよかったから 罰金6000円はチャラになり

透明な夏の静けさに書いた 無色の僕の歌
セミの声も消えた 夕立の時 僕の仕事にする

「ヒーローと」

君をヒーローと思ってなかった
僕の人生にそんなものはなかった

だけどヒーローと歩いてたんだな
困った時や悲しい時、今

20年振り君のライブを遠い座り席で見た
3曲目で涙が3粒出た

20年間 楽しい事が1億回もあって
悲しい事 1億3回あっただけ

君はヒーローと思ってないだろう
君の人生はそんなものではないだろう

だけどヒーローは歩いてたんだな
やさしすぎた人 僕は気付かなかったよ

20年間 僕が一人で歩いてたつもりの道
キレイな花や草もそのままだったから

20年間 バカな僕はずっといい気になってさ
あなたが歩いた道と気付かなかったよ

君をヒーローと思ってなかった
僕の人生にそんなものはなかった

だけどヒーローと歩いてたんだな
困った時や悲しい時、今 今

「イカレた人」

ロックスターが好きで 瓶ビールはラッパ
配信よりもレコードが好きか なんだか嫌いだな

今まで歌ってきて 10人位いたな
こういうのロックスターなんじゃねえの? 迷惑かけるけど

イカレた人 Oh Oh
過ぎ去ってしまう 何も残せずに

イカレた人 Oh Oh
目の前にいるよ だけど知らぬふり

ジャケットの中にいる ジョーイやジョンが好きか
実際に目の前にいたら 嫌な顔するくせに

借りた金返さない 暴力も振るうだろう
酒やクスリはこの狂った世界から自分を守るため

イカレた人 Oh Oh
過ぎ去ってしまう 何も残せずに

イカレた人 Oh Oh
素晴らしい歌なのに 君は知らぬふり

イカレた人 Oh Oh
過ぎ去ってしまう 天才だったのに

イカレた人 Oh Oh
素晴らしい人なのに 何も残せずに

ジャケットの外にいる ロックスターにゃ知らぬふり