3月18日(木) 母との電話

次作6th「アコースティック」からシングル「春」とPV「月形」を聞いてもらいまして、もう皆さんお気付きでしょうが「アコースティック」と言っても使ってる楽器はいつものレテパです。
でも、心持ちとしては「アコースティック」という感じです。
そして俺は、エレクトリックより、アコースティックが好きみたいです。
ので、次のアルバムは特に大好きなんです。
お楽しみに。

昨日は次回第13回分のラジオ収録で、局長と「ラップ」について話しました。
その時に「俺がかなりお喋りなのは、小学生時代に同級生と口喧嘩を繰り返していたら鍛えられてしまい言葉数が多くなってしまったから。それはラップバトルと同じようなものだった。」みたいな話をしましたが、ちょっと訂正。
それも大いにあるとは思うが、今日母親と久し振りに電話したら、気付いた。
父母がすげえ喋る人だったからこうなっただけでした。

ラジオでは俺が喋りすぎて局長が相槌多めですが、母との電話では俺が相槌ばかりしてました。

母曰く、、

「この前、ひろしんちで貰った、その家に昔からあった古い手ぬぐい、、、」
「一本だけ気になるのがあって、使わずにとっておいた、、、」
「よく見たら、東高円寺、成吉思荘と書いてあり、それは明治創業の肉屋が政府の羊食普及の活動に協力して、昭和初期に始めた成吉思汗屋、、、」
「まだ北海道でも網で成吉思汗を食べていた時代に、ジンギスカン鍋を最初に使った店で、、、」
「北村(空知にある村)の人達にも教えなきゃ」
「北村はジンギスカン発祥と言っていて、、、、」
「緬羊の毛は軍隊が、、、」
「その肉が臭くて食べれないからジンギスカンが、、、」
という感じで、この「、、、」にはこの何十倍ものマシンガントークが入ります。

俺はひたすらの相槌の後に、
「じゃあ、今度町内会長に会ったら色々聞いてみるわ。この前古い地図くれたし、このあたりのプロだから。」
と言って電話を切りました。

まあ、母も「成吉思荘」の事はネットで調べたんでしょうが、さすがに頭もよく、自分の感覚を元にした知識の地盤が素晴らしいから、ネットを見たら書いてあるような事を話してる時も、全然貫禄が違いますね。
たまーに、ネット豆知識まとめサイト系の人と話すと、一瞬で分かるもん。ニセモノだって。
本物は違うなあ、と母で再認識した一日でした。

PS.若き日の我々↓