10thアルバム「夏のアルバム」通販予約スタートします。
リリース日は11/21になります。(配信も11/21スタート)
いつも通り、俺が一人で切ったり貼ったり書いたりして郵送するので、11/21必着希望の人は11/18までに購入してね。
※通販ページはこちら!
切ったり貼ったり梱包したり、ほんと苦手な作業なので丁寧にやっているつもりでも他の人よりはグチャグチャかも知れません。
子供の頃からこういうの本当に苦手。
でも知らない町の名前に出会い、嬉しいな!と微笑しながら梱包しています。
良かったらどしどしどーぞ。
11th制作費もとっくに底をついてしまったので(明日もバイトだ。がんばるぞ。)余裕ある人は配信派でもCDを買ってくれると助かります。
が、全然無理せずで。
本音を言うと歌を聞いてくれるだけで嬉しい気持ちは100%完結しています。
70年前から変わらない、古き良きオールドスタイルのバンドだから、アレンジ、録音、に時間と金がかかるんだよな。(作詞作曲は瞬殺タイプなのだが、、)
デスクトップとやらでミュージックが完結する連中が羨ましい。
我々は顔を突き合わせいちいちレテパシーを放出しないとアレンジや録音が全く出来ないのです。
10thアルバムの詳しい話はリリース時にまた書きますね。
今日は3rdアルバム「永遠に、たまに」4thアルバム「ブルースマン」のリミックス、リマスター盤について。
と思ったのですが、絶対に昔たくさん書いてるよな、と思い確認してみました。
そうしたら、やはり張り切った文章を書いており、これを読めば全て伝わると思いました。
断酒からまだ1年半くらいの文章なので、今より少し悲壮感がある気がしますが、読んでいたら「おー、断酒1年半君よ。がんばってますな。俺の名前は断酒もうすぐ6年君です。これから良い事も悪い事もたくさんあるけれど、全部歌になるので安心して行進したまえ。」なんて思えました。
ので、今日は過去の文章+補足を書いて、あとは歌達に任せようと思います。
※今振り返るとまだ不安定だった時期の文章なので、読みづらいかも知れません。
でも当時の雰囲気が伝わると思い加筆修正せずそのままにしています。
①3rd、4thの頃の状況説明はこちら。
②「永遠に、たまに」解説はこちら。
③「ブルースマン」解説はこちら。
この①②③の順に読むと良いですよ。
ちなみに上記の文章の補足で年表を書くと、、
【2017年6月】
第一次断酒治療スタート
【2017年秋】
3rdアルバムレコーディング
※録音終了と同時にギターはなえもん脱退
【2017年12月4日】
3rd「永遠に、たまに」リリース
※レコ発ワンマン終了後、ドラム鈴木亜沙美脱退
※レコ発ワンマンのサポートで高野京介がギターを弾き、そのまま加入
※ドラム関口萌加入
※キーボードハダユキコ再加入
【2018年6月3日】
4th「ブルースマン」リリース
※ベース飯田裕脱退
【2019年2月】
第二次断酒治療スタート
【2020年7月】
3rd「永遠に、たまに」4th「ブルースマン」ボーカルのみ新録して再リリース
【2024年11月13日】
3rd「永遠に、たまに」4th「ブルースマン」リミックス、リマスター盤リリース
※4thのみ予定から少し遅れています。お待ちを。
という流れです。
※ちなみに先程の①②③の文章は「2020年7月ボーカル新録」の際に書いた文章
今回リミックス、リマスター、を行った理由を簡潔に書くと、、
「ミックス、マスタリングという職人的要素も大きい作業を100%芸術的な感覚でしゃしゃり出てグチャグチャにしてしまっていた。カニユウヤは芸術感覚と職人感覚の両方を兼ね備えている。なので、この芸術でグチャグチャの両アルバムをカニユウヤ&馬場友美のゴールデンコンビで生まれ変わらせてほしい」
と思ったからでした。
以前リマスター盤を出した2nd「愛してるよ」や6th「アコースティック」も同じ理由でゴールデンコンビに託しました。
ちなみに、1st「僕を殺せるのは僕だけさ」と5th「レテパシー」は二度と誰も踏み込めない好戦的な雰囲気満々のアルバムだったので、そのまま作業無しで良いと判断しました。
今回のブルースマンのリミックス作業はロサンゼルスクラブで、俺とカニババの3人で行いました。
作業の途中でカニ君の顔つきが少し変わったので、何かあったな、と思い聞いてみたが「大丈夫っす。」と言っていた。
次の日の朝「父が亡くなりました。」と連絡してくれたので、顔つきが変わった理由が分かった。
そんな状況だったのにカニ君は「MOON PALACEってどんなお店でした?どのくらいの広さです?ストーブはどんなストーブですか?」とか歌をより理解しようと細かく質問しながら(音楽には直接関係無い質問ばかりするカニの事が好きだ)馬場ちゃんと共にがんばってくれていた。
完成したミックスを聞くと、当時のメンバー達がいかに歌に真摯に向き合っていたのかがよく分かった。
あの頃、俺だけが歌に真摯に向き合ってなかったな。
衰弱してたからしょうがないけど。
死にたくて死にたくてしょうがなかった。
先程の①②③の文章の中で素敵な箇所があったので抜粋します。
※「旧録」→Vo旧録音バージョンの意
↓
旧録の方が好きな人もいると思います。
その時の記録が正解、という考えは、むしろ俺自身が昔から強く思っていたものでした。
が、やはり、アル中を病気(異常な状態)と認め、そして何より、自分で聞いていて、ただただ悲しく辛いアルバムを残すより、自分でも聞けるアルバムを残したい。と思いました。
旧録を聞くと、録音当時を思い出します。
再録を聞くと、その歌が歌っている頃の事を思い出します。
旧録の「深海」を聞くと、2017年のレコーディングの時の事が。
再録の「深海」を聞くと、2015年、真冬の三笠市立博物館の中から見た、雪に反射してとても明るかった夕暮れを思い出します。
↑
※以上抜粋
全部好きだけど、3rdと4thの歌は特にお気に入りの歌ばかりでした。(1st〜6thは2000年〜2019年の歌が作曲年関係無くランダムに収録されている。7th以降は10曲出来る毎に録音しているので同時期の歌達)
なので、寝ても覚めても心のどこかで「3rdと4thは本当は名盤なんだ!」と思いながら生きていました。
今回やっと心残りを破壊出来ました。
みんなありがとう。
あとは前だけ向いて行進します。
PS.
リリース日変更の補足を、、
3rdアルバム「永遠に、たまに」(2024 Remaster)は告知通り11/13に配信リリースしました。
同日リリース予定だった4thアルバム「ブルースマン」(2024 Remaster)の方はマスタリングが1発で終わらず(良い意味で、です。ちょっと壮大な作業になって来たので)もう一度行う事になったので、リリースは11月末頃かなあ?と思います。
またお知らせします。乞うご期待。
PS.
はなえもんが描いた3rdの頃のアー写。
あの頃のレテパの不安感がよく描かれていると思う。
4thの頃のアー写。
秋田ハイコーフェスの帰り道。
6枚のアルバムをさっさと作って死にたかった頃。
PS.
さっきも書いたが1st〜6thは2000年から2019年の歌が作曲年関係無く収録されています。
ディスクガイドのおまけとして、3rd4thの歌の作曲年も書いておきますね。
昔聞いた事ある人も、レテパを信じてもう一度だけ聞いてみよう。
きっと気にいると思うよ。
僕のレテパシーズ3rdアルバム
「永遠に、たまに」
1.深海(2016年作曲)
2.夜に名前を(2011年作曲)
3.ホープちゃん(2013年作曲)
4.ラブソング(2016年作曲)
5.雨の日々(2009年作曲)
6.ていくいっといーじー(2013年作曲)
7.君の思い出(2011年作曲)
8.ユーレイ(2008年作曲)
9.バスが来るまで(2007年作曲)
10.永遠に、たまに(2017年作曲)
録音メンバー
Vo.古宮大志
G.はなえもん
B.飯田裕
Dr.鈴木亜沙美
僕のレテパシーズ4thアルバム
「ブルースマン」
1.ブルースマン(2011年作曲)
2.ロックンロールⅡ (2017年作曲)
3.7月12日、13日(2009年作曲)
4.夜明け前(2007年作曲)
5.MOON PALACE (2008年作曲)
6.アズミ(2008年作曲)
7.丘の上の学校からどっかへ行っちゃった君へ(2010年作曲)
8.サマー(2012年作曲)
9.ヘルメットヘアー(2018年作曲)
10.僕のレテパシーズのテーマ(2003年作曲)
録音メンバー
Vo.古宮大志
G.高野京介
B.飯田裕
Key.ハダユキコ
Dr.関口萌
あれ?僕のレテパシーズの結成が2010年なのにテーマが2003年ってどういう事?
と思ったあなたは鋭い。
先程の①②③の文章にその訳が書いてあるので読んでみよう。
PS.
さあ、さんざん3rd4thを絶賛してきましたが、過去作をこんなに褒めれるのは10thが自信満々の大名盤な証拠です。
11月21日ですよ。(この日にした理由は俺の大好きなあの人の夏の歌のアルバムが1989年11月21日にリリースされたから)
レテパの「夏のアルバム」に感動したあなたも、いつか11月21日に全曲夏の歌のアルバムをリリースすれば良い。
日本の音楽界に謎の伝統を作ろう。
では、あと6日。
夏の中で会いましょう。