3月20日(月) 第1回レテパシーロックフェスティバルと二つの夢

第1回レテパシーロックフェスティバル。
みなさんありがとうございました!
今日はご挨拶がわりに、これを始めた経緯とこれからの展望を。

最初は「なんか全然ライブオファー来ないな。でもライブしたいから自主企画でもやるか。」ってな感じでした。
で、タイトルを何にしようか考えました。
自分は昔から「〇〇コンサート」「〇〇コンクール」みたいに最後に何か付くタイトルが好きで、自主企画の時にはよく最後に何か付けてました。
が、コンサートとコンクールは過去に使った事があるし、今はなんかしっくりこない。
うーん、うーん、と考えてたら「あ、フェスティバルが良いな。」と思ったのでした。
これはなかなかの変化でした。
昔の自分だったら「フェスティバル?祭りじゃないんだから、そんな言葉は使いたくないな。だって楽しむためにやってるんじゃないんだから。」なんて言って却下していたと思います。
今は、音楽の「楽しい」という感覚が恐ろしい程に分かったので(音楽は自分が丸裸で高層ビルから飛び込んでも死なない程に大きな大きな海なのでした)楽しいのが良いな、なんて思って生きています。

フェスティバルは決定。
試しに「レテパシーフェスティバル」と紙に書いてみたら、バッチリなんだが、なんか物足りない気もする。
安牌というか、ドキドキ感は無いな、と。
でベタですが「レテパシーロックフェスティバル」と書いてみたら、少し恥ずかしい気もするし、勘違いされそうでドキドキもするし、勘違いする奴は勘違いすれば良いのさ、なんて突き放す爽快さもあるし、、
という訳で誤解を恐れずに「レテパシーロックフェスティバル」に決めたのでした。

ロックンロールといえば2016年頃。
高円寺の北口のアコムで金を借りてビルを出た時、借りた金でも現物を握りしめると金がある気になるなあ、なんて思いながら、隣のローソンで第3のビールではなく本物のビールを久し振りに買い、アコムのビルの入り口のメシ屋の有線がなぜか爆音でかかっていたので、聞きながら本物のビールを飲んでいた。(高円寺だからピュアな上京したてのパンク男がバイト初日にイキがって店長が来るまで有線を「60年代ロックチャンネル」とかにして爆音状態で頑張っていたのかもしれないね。ピュアな上京男、まだピュアでいますか?おかげさまで名曲が生まれたんですよ。あ、つーかレテパフェスで「ロックンロール」やればよかった。あの歌すごい好きなのに全然歌ってないや、、)

こんな歌もありましたが、自分にとっては最も遠い言葉だったロックンロール(ロックンロールをやっている、と自称する人間の中に素敵な反逆者を見つけた事が無いからだな。「南無阿弥陀仏」と唱えたら極楽浄土に行ける、と同義な幼さで「ロックンロール」と唱えるバンドマン。念仏じゃないんだからさあ)を今回使ったのは、一周回ってこれが反逆的で弱くて守りたい言葉に聞こえたのと、後はさっきの「音楽が大きな海」と同じで「ロックンロールは自分が丸裸で飛行機から飛び降りても死なない程に大きな大きな湖なのでした」という感覚も最近感じてるからですね。(音楽は海な気がするが、ロックンロールと言われると淡水、湖な感じがするな。ブルースは川で、フォークは雨。)

2023年3月18日第1回「レテパシーロックフェスティバル」をやってみて、俺は「やっぱり第2回もやりたいな。そしていつかキレイな湖のほとりの森の中でオールナイトで開催して、感動的な朝焼けを眺めたいな」と思いました。

まだ小規模なフェスティバルなのに快く出てくれた「ほたるたち」「ヤスエでんじゃらすおじさん(バンド)」
本当にありがとう。
記念すべき第1回にふさわしい素晴らしいライブでした。
いつか湖のほとりの森の中に招待したいから、その時までカッコいいバンドでいてね。

そして、こんな小さな光、太陽でも星でも街灯ですら無く、まだ部屋の明かりまでもいかないかな。
あ、せっかくだから蛍だな。
蛍の光のように小さな光を見つけてくれてありがとう。
来場してくれたあなたに書いています。
いつか自慢して下さい。
「今はこんな太陽のように大きな光のフェスだけど、蛍の光の頃から来てるんだよ。えへへへ。ざまあみろ。」と。

第10回までには実現させたい。
この光、ワクワク見つめてて下さいね。
それでは第2回に向けて動き出す事にします。

PS.「第1回から来てるんだぜー!」とレテパフェスマウントを取れるように何かグッズでも作れば良かった。
神宮球場に古いユニフォームで来てベテラン感出してるヤクルトレジェンドファンみたいな感じで。
次回からちょっと考えてみよう。

PS.酒の頃は飲むだけで食事をほとんどしなかったから気にならなかったが、断酒してからは空腹という状態に1秒も耐えられなくなってきた。(いつもカロリーメイトかバナナを持ち歩いています)
昔は「ライブ中に食べ物の匂いするの嫌だな。つーか見せ物じゃないんだからモグモグしながら見ないでよー。」なんて思って「あのーすみません。レテパの最中はフード調理止めて下さい。お詫びにその間の売上予想額をお支払いしますので。」なんてお願いしてた。
でも今は自分が腹ペコ野郎なので、19時スタートで終演後もワイワイ残る人は4時間以上もいるんだから、何かフードも出さないとお腹空くよな、なんて、フェスっぽい事も考えだしました。
これも次回は考えてみよう。
こう書いてみるとすげえ自分勝手だな。
よく言われるが、今、ついに自覚したかもしれません。

PS.さっき「蛍の光」と書いて思ったが、レテパ終わった瞬間に「蛍の光」流れたらカッコいいね。
次はそうしよう。
第1回は蛍の光のように小さな小さなフェスでした!というノスタルジーに浸る為にも、大きなフェスになっても最後はいつもそれにしよう。

PS.レテパシーロックフェスティバルって長いから、略せないかなあ、と考えた。
レテロ、レテロック、うーん、、変だし嫌だな、と思ってたが、友人がレテパフェスと普通に言っていた。
あ、それでいいじゃんねえ、、なんかロックに引きづられていた、、恐るべし。南無阿弥陀仏。
うん。レテパフェス。かわいい。がんばる!
あ、でもレテパロックフェスの方がかわいいか?どうかな?
考えるの楽しいですね。ワクワク。

ではでは最後になりますが、第1回本当にありがとうございました!
これからも目撃して下さいね。
そして、俺はカッコいい出演者捜しの旅に出る事にします。
きっと素敵な人達と出会えるだろう。
まだまだ小さなフェスだけど、粋に出演快諾してくれたら嬉しいな。
我々は本気。全部信じて待っててね。

PS.あ、もう一つだけ、、
レテパシーズの夢が何なのか分かりやすいように、ツイッター部に頼んで、プロフィール文を更新して貰いました。
まあ、簡単に書くとこの二つがレテパシーズの夢です。
がんばる。