5月26日(金) 僕の一番好きなのは5月(パートⅡ)

自分は同じ話をしてしまうタイプだと思います。(レテパメンバー、近所の友人、家族あたりが被害者だな。ごめん)
2019年〜の断酒後、記憶が弱くなっているのは事実なのですが、幸い思考回路や感性はブレないので、同じ刺激や同じ情報に対して、全くブレずに同じ回路を通り、全く同じ言葉を発してしまうのでしょう。

まあ、同じ刺激、同じ情報に対して、毎回違う事を言うよりはマシだとは思うので、ブレない男!という事にして、周りも温かく見守ってくれているようです。

最近は定期的にレテパツイッター部に「ひろし140」を送っています。
それをツイッター部のスタッフが投稿してくれています。(ツイッター文字制限の140文字を全部使う傾向にある古宮大志の文章なので、スタッフから「ひろし140」と呼ばれています。俺はツイッターとかネットは見ない。見ると気付いたらなぜかエロいページに辿り着いていて途方に暮れる傾向にあるので苦手)

なので、このレテパNEWSを書く機会が減ってしまっていますね。
月に2回は書こう!と決めているので、今日は朝から書く日と決めていました。

で、思い付くままにタイトルを書いてみたのですが「あれ?このタイトル過去に使ったかもしれない」と心配になり、調べてみると、去年の5月に同タイトルの「僕の一番好きなのは5月」がありました。(危ないなあ、こうやって普段同じ話をしているんだなあ、と思い冒頭の文章を書きました)

試しに読んでみると、去年の5月は8thアルバム制作の真っ只中。(そしてヤハタトシキと野球を見に行っていたようです)

今年はこんな事がありました。

●MVの撮影
都内某所のいわゆる白い壁のスタジオで9thアルバム収録曲のMVを撮りました。
制作費はクラウドファンディングのお金の中から使わせて頂きました。おかげさまでいい感じです。ありがとうございます。
宣言通り、9thアルバムを宣伝する行為(これをいつも飛ばしてしまうから、こんな有り様という分析結果です)をちゃんとやって、9thの売上で「全曲夏の歌の10thアルバム」を早く作りたいと思っています。

「商売だけは壊滅的に向いて無いから気を付けろ!」と新宿の母(占い師)に言われたが「最高の9thアルバムを作り、それを広め、その売上でもっとすごい10thアルバムを作る!」はきっと商売じゃないはずさ、と都合よく解釈して前進あるのみで行きたいと思います。

前も書いたかもしれませんが、9thアルバムのリリースは最遅で7月末になってしまうかも知れません。(どんどん遅くなってしまいごめんなさい!音源自体はとっくに完成してるのですが、、)
そのかわり、ちゃんと宣伝行為をして、10thとレテパフェスの大存続を目指したいと思っています。
よろしくお願いします。(第2回レテパシーロックフェスティバルも予約受付中ですよ!今まで「ライブハウス」や「インディーバンド」に悪印象を持っている人にこそ来て欲しい。我々がやっている事は真逆の行為です。ご安心を)

●子供が産まれた
5/5に産まれる予定だったので、いつでも病院に行けるように家で野球見ながら(ヤクルト対横浜、デーゲーム)待っていた。(立会い出産なのだが、コロナの影響で出産ギリギリに呼ばれるまでは家で待機。病院は近所)
試合は今まで見てきた野球の試合の中でも、ダントツにドラマチックな試合だった。

※こんな試合(さすがに新聞まで買っちゃった。本当にすごい試合だった)

もし予定時間に産まれていたら、途中までしか見れなかったので「ありがとう!おかげで歴史的な試合を見逃さずにすんだよ。もう出てきてもいいぞ。」と、まだ見ぬ我が子に心の中で呟きました。
正直試合中には「ああ、最後まで見たい。録画じゃダメなんだ。生で見たいんだ。出来たらもう少し出てこないでくれ。」なんて思っちゃってたので、きっとバチが当たったのでしょう。
その後、子宮口が狭くて出て来れなくなってしまい、予定日を超えて翌日に。
昼頃、帝王切開の判断リミットのギリギリでようやく出てきそうになったので、急いで病院に駆けつけ、いざ立会い出産。
俺は「妊婦がいきむ時に枕を持ち上げる」という地味な役割を任されたので、助産師のばあさんの「さあ!いきんで!」の掛け声に合わせて枕を持ち上げてみました。
ばあさん先生は「いいよ!その調子!」と景気いい感じだったので、俺も盛り上がってきて、その次のいきみの時には枕をあげながら「よっ!」と掛け声をかけてみました。
ばあさんは俺の掛け声なんて気にも留めずに「うまいよ!出てきてるよー!」と言って、出てきた赤ちゃんの頭を持ちました。(まだ頭だけ。体は中)
「さあ、もう一度!」とばあさんは言い、俺もさらに景気良く「よっ!」と掛け声をかけたら、なんとばあさんの横にいた弟子?の若い2人の助産師が俺につられてワンテンポ遅れながら「よっ!」「よっ!」と言ったので、俺は一気におもしろモードになってしまい「わお!祭りだ!祭りが始まった!あらよっと!」と思い始めたら笑いが止まらなくなり、必死に堪えていたら「産まれました!おめでとうございます!」「オギャーオギャー!」というわけで、無事誕生。

まあ、このレテパNEWSを読んでいる人は、相当なレテパヘッズで、過去の経緯も知ってる人が多いだろうから、以下ちゃんとご挨拶。

「ご挨拶」

いつ離婚しても嘘でした!と言えるように、心身ともに衰弱しきっていた2018年のエイプリルフールに結婚した古宮大志とハダユキコ(レテパ二代目キーボード)でしたが、今のところ本当のままです。
妊娠中にはユキコが車にはねられたり(軽傷。アバラだけ折れた)てんやわんやもありましたが、ついに無事子供が産まれました。
たくさんの人に大迷惑をかけながら行進していますが「素敵なライブをする」「素敵なアルバムを作る」のみが自分の罪滅ぼしの恩返しと思っております。(余裕でお釣りがくるくらい!と横柄に生きています)

自分は音楽や文学を本気で欲しだした高校生の頃から、作者が「怒涛の青春時代が終わり、家族を持ち一時代終わった落ち着きの中で書いたり歌ったりしている状態」に励まされる傾向にありました。
作者の作品を発表順に追っていき、明らかに落ち着いている(ぬるくなっている、とは違いますよ)状態を見ると「自分もいつかは落ち着いた気持ちになれるのかな。だとしたら唯一の希望だな。」と思えたからだと思います。

俺は2019年からのアルコール依存症の治療により、もうかなり落ち着いた気持ちを手に入れてしまっているので、今回の子供が出来た、ではあまり変化はないかも知れません。
が、子供が出来たら歌が出来なくなる、とか聞いた事があるし、次に歌が出来るのがずっと先だと困るので「産まれる前に10曲揃うといいなあ。揃ったら次の10曲以降が父状態になるもんなあ」なんて思っていました。
歌を作ろうと思って作れるタイプでは無いので、完全に「待ち」でしたが、無事10曲揃う事が出来ました。
10曲揃ったのは11thアルバム用の歌になります。
もし新しい歌が出来始め、12thアルバムがあるならば、全曲父状態の作曲になります。

また、悪い癖で先の先の先まで考えてしまっていますね。
レテパメンバーも最近は俺に感化されていて、あれ?9thってまだ出てないんでしたっけ?なんて言ってる始末です。
次回のレテパフェスのセットリストの1〜3曲目は10thの歌なので、そのアレンジに夢中になり過ぎての発言だと思います。

やはり未来を見るのが一番楽しいね。
引き続きがんばります!

PS.去年の「僕の一番好きなのは5月」はこちら!

僕の一番好きなのは5月