6月11日(火) 第4回レテパシー「ロック」フェスティバルについて

※加筆→文章冒頭に「①②③がある」と張り切って書いてます。
が、途中で力尽きました。
②③については明日書きます。ご容赦を。
以下本編。


第4回レテパフェス、いよいよ今度の金曜です。
今日は色々書きたいので、目次?みたいに番号振ってみます。

①レテパフェスについて

②親愛なるのりものについて

③親愛なるメシアと人人について

では、レッツゴー。

①「レテパフェスについて」

今回で4回目。
正式名称は「レテパシーロックフェスティバル」。
今となっては「ロックンロール」「ロックンロールⅡ」なんて歌もあるので、このイベントタイトルに違和感を感じない人も多いかも知れない。
でも、自分としては音楽ジャンル的にもフォーク、ブルース、ジャズ、という感じでロックというジャンルには一番親しみが無かった。
なんなら、例えばチャボとかシオンとかどんととか、ロックっぽいアレンジの歌よりも、遅くて静かな感じ(メロウ?ナロウ?英語は苦手)の歌の方が好きだったので、ボガンボよりも、どんとソロの「ゴマの世界」を何度も聞いたし、シオンも「蛍」「きれいだ」「元気か」「早く帰ろう」「Machiko」「Once Only Love」なんかが大好きで、シオンさんには悪いが、ロックっぽい歌は結構飛ばしてアルバムを聞いてしまっていた。(浅川マキなんかもたまにロックアレンジみたいなのが来ると台無しになる事が多かった。なのでハッキリ書くと「ロック」には恨みの方が強かった。)
今こうやって歌のタイトルを書いてても懐かしくなるが、10代の頃はシオンのこんな優しい歌達の中にずっと住んでた時期があった。
が、サブスク配信ではシオンは中期以降のアルバムしか配信されていないので、この辺りの歌はCD買わないと聞けないよ。
と書いてみて、今一応見てみたら、、
初期のシオン配信されてるじゃん!ぎゃー!大事件!
よく「ブランキー、ブルーハーツは配信されてない最後の砦だ!」なんて声を聞くが、俺としては「シオンの初期」と「友部正人の初期」と「AZUMIの全て」が配信されたら今後の日本の音楽は大きく変わるだろう、と思っていたので、嬉しい。
これで日本音楽史の未来が少し明るくなったな。
これから歌い出すキッズ達もガラスのハートをブンブン振り回しながらすくすく健やかに育つ事だろう。
上記のシオンの歌なんかを聞くと「お!古宮大志はシオンの影響でかいな。」と思う事でしょう。
でかいでかいよ。そりゃそうだ。
10代の頃、本当に助けられたんだから。

シオンのせいで話が外れた。
戻します。

何が言いたかったかと言うと、自分としては「ロックフェスティバル」というタイトルを付けるなんて夢にも思わない10代20代30代だった。
2度目の結婚式が偶然6月9日だったのだが、それを知った古い友人にも「らしくねーな。一体どうしたんだ?」と言われたくらいだった。
では、この「レテパシーロックフェスティバル」というタイトルをどうして付けたのか?と聞かれたら「なんか最近、ロックが、助けてー!とレテパに訴えかけているような気がしてきたから、、空耳かしら?でもハッキリと聞こえるんだよなあ、、」と答えるだろう。
ちなみに、レテパのメンバーで言うと、はなえもん(2015-2017)が唯一のロックンローラーだったと思う。
他のメンバーは、パンクス、ブルースマン、J-POPマン、バンドマン、という感じ。(もちろん全部褒め言葉。)

あと、最近のレテパのライブ中、いつもの「喜怒哀楽全てを出し尽くした後のレテパシー大放出」のその先に、もう一つ小部屋があるような気がする時がある。
なんかそこは「ロックンロール関連」の部屋な気がしている。
次のレテパフェスでも、無事にこの小部屋をノック出来たら嬉しいな、と思っている。
その部屋は決して大きな部屋じゃない気がする。
1人しか入れないくらいの小さな部屋の感覚。
このバンド、まだ次の部屋があるんだなあ。
まあ、幸せか。だってバンドマンなんだから。

久し振りに文章書いたら、なんか楽しくてイベントタイトル説明だけで長々と書いてしまった。
今日は②③と続くので①をまとめます。

さっきちょうどシオンとか書いたからちょうどいいや。
簡潔に書くと、有名無名関係無くカッコいい人々のみを集め、このフェスを野外でドカーンとやりたい、のです。
俺は昔の文学の世界のような感じにしたい。
有名な大家も無名の新人に影響を受けて、いつまでも緊張していてほしい。
無名の新人には「いいものを作れば先人達に絶対に評価される。もしかしたら酷評かも知れないが、少なくともちゃんと見ていてくれている」という安心感とドキドキで胸がいっぱいの日々を過ごしてほしい。
有名な大家にも無名の新人にも、ちゃんとした絶望や希望を胸に秘め音楽活動をやっていてほしい。
今の有名音楽界や無名ライブハウス界隈両者に蔓延っているあの諦めの感じでは無くてね。(心のないやさしさは敗北に似てる、か。ほんとそうだな。)
最近は「サブスク配信」により有名も無名も同じ土俵に立てるようになった。
これからは、昔の文学誌、同人誌の世界のように純粋な「作品至上主義」の世界になっていくと信じている。
もしかしたら、俺が生きている間には全然無理かもしれない。
そんな簡単な事じゃないんだなあ、と思い悲しくなる事も多い。
けど、なんか楽しくて嬉しくてうまくいきそうな気がする時もある。
でも、前方の光。といったところでしょうか。

まあ、20代だった2000年代。
30代だった2010年代。
グデングデンのゴーロゴロだった自分が悪い。
でも、歌だけは腐らずに残った。
から、良しとしよう。

レテパフェスは2024年に第4回、5回。
2025年に6回、7回、8回、9回。
そして、2026年夏の第10回でイメージ通りの野外フェスにしたい。
我々レテパシーズはそんな夢を見ています。

まずは次の金曜日。
第4回レテパシーロックフェスティバルでお待ちしております。

PS.自分はよく初対面の人に「暗くて怖いイメージだったが、こんなにも明るいおしゃべり男なんですね。」と言われます。
なんで、怖いと思われるのか分からないが、今日みたいな文章が真面目過ぎる印象なのかなあ?
ハッキリ言って、俺を含めレテパシーズは基本的に人生を舐めきった不真面目集団だと思う。
うまく言えないが、レテパフェスはちゃんと楽しい感じのフェスティバルでもあるので、しのごの言わずに楽しみたいあなたもぜひぜひ。
文章にすると固いかもだが、初見の人でも居心地の良い空間だと思いますよ。
そして、レテパフェスは映画館に似てる、という人もいます。
映画館に似ているのなら、やはり映画館を出た後の街の光がどんな風に見えるかが勝負な気がするね。


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あ、チラシの感じが暗いのかなあ。
次からは他の人に作ってもらおうかな、、

あ、しかもまだ梅雨来ないじゃんねえ、、
故郷の北国では梅雨が無いから、時期が未だに掴めない、、
まあ、雨じゃなくてもロサンゼルスクラブの目の前の青梅街道が帰り道にキレイに見えますよーに。

なんか、このPS.うまく書けなかった気がするな。伝わったかな?
要するにレテパフェスは「楽しみたい人も悲しみたい人もカモンカモン」なフェスなんです。
あ、キャッチコピーが出来ちゃった。

PS.今の無名状態のレテパフェスから見てくれている人がいつか「わしは伝説の第4回を見とるんじゃ。のりものではクソ虫が、メシアでは北山が、レテパではヤハタが楽器をへし折ってしまいそれはそれは壮絶な第4回じゃった。ほれチケットもあるぞい。」なんて自慢できるように自作のチケットを作ってみようかな、なんて思っています。
が、なんせデジタルに弱いバンドだから、結構手作り感満載になるかも。
いつも来てくれる人に何かお礼がしたいから「第4回のチケットを第5回来場時に持参すると入場料半額!」みたいな事も考えています。
お楽しみに。

PS.今回の会場はロサンセルスクラブです。東高円寺です。
第1回〜第3回までは新宿歌舞伎町のMarbleでした。
今回の会場変更、すごく迷いました。
昼間のマーブルにも行き、マーブル鈴木店長とも色々お話ししました。
一応誤解無いように少しだけ、今回の会場変更について書きますね。

今回の離婚騒動の時に改めて現実を見ようと思い、レテパシーズの運営についても直視してみました。
改めて見てみると、それはあまりにも赤字覚悟過ぎました。
良いものを作っているのだから金なんかどうでもいい、いつかなんとかなるさ、という考えの元、借金は膨らむ一方。
本来なら身分相応な活動に変えて「アルバムは数年に1枚出せたら幸い」「スタジオ回数も減らす」「集客が弱いのなら自主企画はやめる」「ましてや過去作のリミックス、リマスター、なんてもってのほか」といった事になるのでしょう。
でも、やはり自分達は回遊魚タイプなんです。
せっかく行きたい所があるのだから、やはりそこまで全速力で泳いで行きたいのです。

毎回のレテパフェスやレコ発ライブ、Marbleの厚意で滅茶苦茶ありがたい使い方をさせてもらっていました。
が、今のレテパフェスの規模感だと、恥ずかしながらマーブルの大きさでも大き過ぎたのです。
もう少し小さい場所じゃなきゃ、厳しいな、、と考えていた時に、ロサンゼルスクラブが浮上してきました。(今、カニ一族が経営している。最近カニ父がオーナーになったので。)

まずはロサンゼルスを満員にする。
そして次はマーブルを満員にする。
そして次は、、次は、、
なんだか、夢見るバンドマンって感じだね。
楽しいや。がんばります。見てろよ。見ててね。

冒頭に加筆したが、ここで力尽きた。
②③は明日書きます。
お楽しみに!