4月2日(金) カニユウヤ

どこで見たかは忘れたが、一目見た瞬間から虜になりました。
彼のギターに。
歌を歌う人以外で、一目見ただけで虜になったのは、20年前に札幌で見た鈴木亜沙美のドラムくらいです。
(まあ歌ってる人でも虜になる程の人は全然いないけど)

第一言語がギターの音なんだから、これが本物のギタリストだよな、と思いました。
本物のギタリストが鳴らす音は、無音と同じ速度で、無音と同じ轟音で、俺の大きな大きな世界を一瞬で満たしました。
最初からそこにあるはずの無音と同じ速度で満ちていくんだから、その速度がどのくらいのものか分かりますよね?
皆さんも彼のギターの静けさに夢中なんでしょう?
無音と同じ速さの轟音は、もしかしたら止まってるように見えるかもしれないね。
一緒のステージに立てば、あの静けさの中でカニユウヤに会えるのだとしたら、こんな楽しみな事は無い。
今まで生きてて良かったよ。

PS.5年前、在りし日の我々↓