3月8日(月) 「春」での涙のこと

今日も編集ソフトと戦いました。
災い転じて福となす、といった裏技みたいな事を思いついたからやりたいんだが、機械の使い方が分からず苦戦しています。
日本語は自分で作ったものでは無いが、歌詞とメロディーは自分で考えて、それを好きなように歌えば良いんだから、やはりシンガーソングライターになったのは必然だったんだな、なんて出来ない作業にイライラしながら思いました。
他人のフィールドで何かをやるのがかなり苦手な気がします。

「春」という来週の火曜日に配信する歌は、ワンマンでもやりました。
今日映像を見ていて「あれ?あんなにスタジオで頑張った曲なのに、ユキコの声が聞こえないな。」と思ったら、ユキコは歌いながら泣いていて、うまく歌えていませんでした。(デュエット曲です。)
ライブ中は全然気付かなかった。
映像の中で、ドラムのハジメちゃんやベースのヤックンは気付いてる様子でした。
これは良くも悪くも自分の全てを現してるな、と思いました。
要するに自分は、音楽を演奏してはいないんだな、と。
演奏していれば気付くはずです。お客さんも気付いていたでしょう。かなりちゃんと泣いています。

ちょうど、レテパのスタッフと会って話す機会があったから、その話をしたら「あ、泣いてましたよね。あれ大志君が「春」の前にMCでユキコさんの衣装をダサいってイジったから泣いたのかと思ってハラハラしちゃいましたよ。でもその後ユキコさんに聞いたら、歌に入り込みすぎて泣いてしまった、と言ってたから、安心しました。」と言っていた。
うん。今回は違ったが、自分が思ってるよりも表現が、強かったり、怖かったり、してしまう事もあるだろう。気を付けよう。

この前も調布に行った時に久し振りに電車に乗ったら、自分の横には最後の最後まで誰も座らなかったから、あ、もしかしてホームレスに見えてるのかな?と思った。
最終的には何も気にしなそうな老人が座ってくれたが。
久し振りの電車だから、何か本持っていこう、と思い、適当に持ったのは、民俗学系の本でした。
貧乏な村が稗(ヒエ)をどのようにして食べたか、という箇所では、お腹がグーと鳴り、昔の農村の性の大らかさ(夜這い等)を書いた箇所では、性的に反応してしまいそうになり、自分の人間丸出し加減がだんだん可笑しくなってきて、ニヤニヤ顔になっていた気がします。
ので、変態ホームレスみたいな感じだったかもしれません。気を付けよう。

PS.昨日のラジオレテパシーまだ聞いてない人もいるでしょうが、お知らせ。
収録時に楽しく食べながらやろう、という魂胆で「局長コーナー」で「オススメのお菓子」を募集(送れって意味じゃないよ。自分で買うよ。)しました。
まあ、これは締切とか無く、いつでも募集しようと思いますが、次回収録の水曜日20時までにお便りをくれて読まれると、次回の日曜日は祝日(違うけど)「ホワイトデー」なので、ポイント2倍です。ぜひぜひ。
もし俺がリスナーだったら「沖縄のいちゃがりがり、がオススメです。とても固くて美味しいです。これが噛み砕けなくなったら引退しようと思っています。昔バイト先の店長さんが沖縄の人で教えてくれました。」みたいな感じで送ります。