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昨日のラジオ聞いてみましたか?
今回はリリース祭りでしたので、レテパと局長の歌しか流しませんでした。

最近は「ひろしデモ」の話ばかりで、書く機会が無く紹介が遅れましたが、第3回のラジオで流させてもらったのは、メシアと人人「待って」という歌でした。
カッコいい歌ですよね。(他の歌もカッコいいのでアルバム「最後の悪あがき」も聞いてみてね)
メシアと人人とは何度か共演しましたが、最後の共演は俺の第一次断酒治療期間(病院の治療法が合わず最悪の時期)だったので、こちらは酷いライブでした。
2017年の下北沢THREEでの事です。(ベースメントと2会場でたくさん出てたやつ)
その日は、俺らはまあアレとして、なぜかメシアまであまり良いライブが出来ず(本人談。俺は調子悪く何見ても無感動な時期でした)出演順は、メシアと人人→レテパ→and Young…と最高の順番だったのに、お互い悔いの残る日となりました。
また共演して今度はサイコーのライブをしたいものですね。
多分死ぬ時に振り返っても今年あたりが「2021年あれがワシの全盛期じゃった、、。」と言う気がします。
メシアのライブ見たいなあ。最近全然踊ってないや。踊りが一番好きなのに。
メシアは踊りたくなる数少ないバンドです。

PS.昨日ラジオの景品について書きました。
補足ですが、お便りは一人で何通送っても大丈夫ですよ。
面白けりゃ紹介しますので。との事です。スタッフからの伝言です。

今日のラジオレテパシー第4回(22時更新)はちょっと重要な話をしています。
以下は毎回おなじみの紹介文↓

今回は新春ダブルリリース祭り。僕のレテパシーズ「ひろしデモ」そして局長こと五月リョウタ「タクシーで帰ろう」の発売を記念しての特別号となりました。7thアルバムのデモテープとも噂される「ひろしデモ」をなぜ5th,6thアルバム発売前に発表する事になったのか?そこには今まで隠してきた深刻なわけがあった…。名物CMコーナーは「青春」にのせて。「お前さん、案外今が青春真っ只中なんじゃないのかい?」マスター渋い!もう一杯!

という内容です。
何でこのタイミングで「ひろしデモ」を発表したのか?
「新しい歌をすぐに聞いてもらいたい」も大きな理由ですが、もう一つ大きな理由がありました。
まあ、聞いてみて下さいね。
ここで書こう書こうと思ってたが、書きづらくて結局ラジオで喋ってしまった。

あと、ラジオからお知らせ。
「局長コーナー」の景品が追加されます。
ラジオでお便りを1回読まれる毎にポイントが付くシステムなのですが、、、
※今夜のラジオではまだ古い景品のままです。あしからず。

10回読まれると
「レテパライブ無料券(会場が武道館だろうがマーブルだろうが使えます。有効期限なし)」

※追加景品
15回読まれると
「古宮大志楽曲制作時の歌詞原紙」
現在
・「才能がなかったんだろ」
・「パンクな名古屋娘」
・「エレキギター」
から、お選び頂けます。

20回読まれると
「番組オリジナルTシャツ」

という事になりました。

「古宮大志楽曲制作時の歌詞原紙」はなかなか貴重です。
今までも、CD購入特典とかで、手書き歌詞プレゼントはやっていましたが、今回は作曲時の原紙なので、歌詞の直しや、口ずさみながらの速度で書かれた雑な走り書きが作曲当時の生々しさを伝えます。
これは貴重です!と言いながら、基本全部捨てていたので、探したがこの3曲しか見つからなかった。
が、過去の手帳とか探したらもしかしたら出てくるかも。(手帳に書いていた時期があった気がする。電車通勤時代だね。バイト帰りの電車の中で歌出来たりしてたから。見つけたら追加します)
何にせよ、清書したものでは無いので、1曲につき1枚しかありません。
こういうのだよ↓

↑「エレキギター」の右下の数字は多重録音ダブダブ時のミックスメモですね。貴重でしょう?

というわけで「局長コーナー」では番組ツイッターからのお便りをお待ちしております。
お悩み、質問、ご感想、その他諸々なんでもどーぞ。(ラジオネームも忘れずに。スタッフが選んでるので読まれなくても俺を恨まないでね)

では、今夜22時にラジオで会いましょう。

PS.昨日の解説で書き忘れたが「としまえんど」の歌詞は57577なんですよ。(字余りもちょっとあるが)
テレビで芸能人が短歌とか俳句とか添削される番組を見ていたらムカムカしてきて、その後ベートーベン特集が始まり「運命」の最初「ウン!ジャジャジャジャーン!」は「ウン!」の休符が良い味出している、という説明をしていて、それを見ていたら「としまえんど」が出来た。
ので、この曲の最初の「ウン」はベートーベンのパクリです。
ラジオ第2回で話した不可抗力の氷室の「MOON→再会パクリ疑惑」以来のパクリです。

昨日一昨日と失礼しました。
もう正常に戻りました。

3回目か明日の4回目のラジオレテパシーでも話しましたが「ひろしデモ」の10曲は「才能がなかったんだろ」と先日説明した山下由の「天国から来た男」以外は11月の2週間くらいの間に集中して出来ました。
ここ数年は「作曲担当脳」を本能のままに機能させてやれなかったので(酒、と、6thアルバム完成すらギリギリなんだからこれ以上曲は要らない、という悲しい思い込みが原因)欲求不満が爆発したのか「ほんの少し心に触れるものがあると即歌になる」という魔法使いのような状態でした。
(まあ、商人系ミュージシャンの作曲が科学なら、こちらは魔法使いなので、そういう意味では本当に魔法なんですけどね)

ちなみに下の写真はひろしデモ10曲で使用した全楽器です。
(「青春」だけはタカユキカトーが弾いてましてGibuson J-200というやつらしいです。豊田勇造の歌にでてくるやつだ!)

手前のX5Dは「才能がなかったんだろ」や「パンクな名古屋娘」の間奏で素敵な音を出してくれたのでMVPかな。
あと、右から二番目のスピーカー付きミニエレキは、壊れていたんだが使いたくて修理に出して帰ってきたらすぐに「エレキギター」が出来た。
あのソロ「触れてない」けどカッコいいでしょう?こいつ勝手にハウるんですよ。ミニスピーカーなのに。
全ての電子楽器はトイピアノの横のローランドから出しました。(こいつのリバーブ素敵でしょう?)
「天国から来た男」のギターソロはこたつの上の「RAT」を使いました。
人生で初めてエフェクターを使いましたが、思い描いた通りの音が出たので嬉しかった。
(ユキコの部屋を漁ると知らない楽器がぞくぞくと出てくるので楽しかった)

自分の歌は普遍的なんだから(まあ普遍的じゃないなら歌じゃない気もするが)別に新曲じゃなくても構わない、昔の歌が沢山あるんだから、と思って生きてきましたが、やはり新しいのはちょっと嬉しい。
過去には「ラブソング」という歌で「死にたい気分の時だけ歌は出来たから」と歌いましたが、今は全然違う。
うん。青春が終わったんだな。お疲れ様でした。

前も書いたが、メンバーとスタジオに入って、ひろしデモの曲を合わせるとみんなイキイキとします。
今のメンバーは幸せものだなあ。
が、振り返ってみると2018年から一緒にやっている関口萌、高野京介の2人は「ヘルメットヘアー」と「音楽」しか所謂出来たての新曲を渡された事は無かったんだなあ。
俺の遺書作りに付き合わされていたようなものだ。
でも「青春」で歌っていますが、全て「美しくかかげとく」つもりなので5thアルバム(1/28発売)6thアルバム(初夏かな?)も楽しみにしてて下さいね。
こう書くと青春期の最後の歌は「音楽」ですね。評論家の皆さん覚えておくように。

今回のひろしデモを聞いた周りの友人はみんな「ほんとすぐ歌にするなあ。タイムリーだなあ。」と言いました。
が、これは昔からそうなんです。
レテパが「古宮大志の過去の歌を演奏する」という「古宮大志ベスト」的なやり方をして来ましたので、全然タイムリーに感じてもらえませんでしたが、作曲当時は全曲タイムリーだったんです。
昔、飯田裕がレテパ加入時に「古宮さんの歌って全部本当にあった事なんですね。古宮さんは当たり前過ぎて気付いてないけど、それって貴重な事だと思いますよ」というような事を言っていました。

将棋でAIがプロ棋士に勝つ時代になりましたが、俺の価値観だとどうでもいい。
優れた一手、新しい一手、なんかはどうでも良くて、〇〇という人間が今までこういう人生を歩んできた上でこの対局の◯手目にこれを打った、というのに価値を感じます。
その手が新しいとか、優れてるとかは全く関係なくて、その人の「人間」の部分にしか興味が持てません。
歌詞にも同じ事が言えると思います。

2日間具合が悪かったので、ちょっとその分今日は長くて理屈っぽかったかな?
まあ、とにかくひろしデモ聞いてみてね。

PS.ほんと昔から「ギター欲しい」とか言うと誰かがくれます。
なんだろ?「ロックを救うのはお前だ!後は頼む!」とか思わせるような雰囲気を醸し出してるのかな?
今回も「新しい楽器が来たらやる気出て、また歌が出来る気がするなあ。本格的なエレキギターとベースが欲しいなあ」と思ってたら、ベースはヤハタ君が貸してくれて、ギターは名前はふせますが友人の部屋に何年も眠っていたというワケありギターを半永久的に貸してくれました。頑張りまーす。
新入り↓

大体毎回1日で治まるんですがね。
今回は欲深いのか、余程の自信作なのか、まだまだいつもの症状が終わらないので、すみません今日も薬飲んで寝ます。
多分後者です。おやすみなさいまた明日。

 

「ひろしデモ」本日配信されました。
皆さん聞いてみましたか?
どうなんだろ?俺は気に入っています。

去年、4枚のアルバムやシングルを出した時も毎回そうなったからもう決定ですが、俺は38才にもなってまだ「自分はさすがにもうちょっと評価されていい人間だ」と思っているらしく、その期待とプレッシャーで、こんなに無名なのに勝手にストレスを感じて、リリース日には、耳閉感、頭痛、目が開かない、吐き気、等々の症状に襲われます。
ので、今日はこのくらいにしときます。
もし、俺より若い方がこれを読んでたら、38でもまだまだこんなに夢見がちですから(本当はドリーマーじゃなく、生粋のリアリストだと密かに思っていますが)どんなに無名でも皆さんも自信を持って、作品発表の日にはドキドキプレッシャーを感じてのたうち回るほど苦しんで下さいね。

どんなに笑われたって、毎回苦しんでやる。

目が開かん。
すみません、ではまた明日。

PS.気に入ってくれたあなた。
気が合うね。嬉しい!

「ひろしデモ」いよいよ明日配信販売スタートです。
ひと足お先に「歌詞」のページに全10曲掲載しました。
今夜日付が変わる頃には、多分聞けると思います。
良かったら聞きながら読んでみてね。

作詞作曲年数がバラバラの今までのアルバムと違い、今回は全部同じで「2020年作詞作曲」でした。
それがなんだか嬉しかったです。

では、2020年に古宮大志はどんな歌を作ったのか。
よかったら覗いて見て下さいね。

「ひろしデモ」の10曲目「天国から来た男」について説明します。
※現在「ひろしデモ」は廃盤。その後発表した7thアルバム「クレイなジー」の10曲目に収録しました。(後日追記)

昨年、友人の山下由さんが亡くなりました。
山下さんは歌手で、生前は何年かに一度のペースで共演していました。
いつか共演した際に、山下さんはこの「天国から来た男」を歌いました。
ライブ後、この歌が好きだと伝えると、ライブで使っていた歌詞の紙をくれました。
忌野清志郎の事を歌った歌だと言っていました。
キヨシローが亡くなった頃のライブだったのかもしれません。
その歌詞はずっと部屋に貼っていました。
何年後かに共演した際に、酔っ払った山下さんはうちに泊まりまして、壁に貼られた「天国から来た男」を見て照れていたのを覚えています。

この歌は一度しか聞いた事が無く、メロディーは全然覚えていませんでした。
ので、歌というよりは詩としてずっと身近にありました。
山下さんと最後に会ったのは2017年11月7日の吉祥寺マンダラ2での共演だったと思います。
俺はその頃からまた連続飲酒状態でしたので、その時の記憶はほとんど無く、どんどん生活も荒んでいきましたが、壁にはずっとこの歌詞が貼られていました。

今年4月に引っ越し、新しい部屋になりましたが、真っ先に「天国から来た男」を机の横に貼りました。
荷解きが落ち着き、遊びに来た友人と部屋でシングルマンを聞きながら「天国から来た男」の歌詞を眺めていたら、山下さんが亡くなったというメールが来ました。
後日、俺のソロの配信ライブがあったのですが「天国から来た男」の詩を朗読しようと考えました。
しかし、部屋で読んでいるうちにメロディーが付いてしまったので、その勝手につけたメロディーで歌ってしまいました。

元々のメロディーがある歌ですから、その日限りと思っていたのですが、今回新曲を集めた「ひろしデモ」を作るにあたり、どうしても収録したくなってしまいました。
どうしたらよいか分からないので、山下さんと親交の深いミュージシャン(一応名前はふせます。まあ分かる人は分かるでしょうが)の方に相談しました。
収録してよいものでしょうか?やめた方がいいと思うなら言って下さい。やめますので。と連絡すると、以下のメールを頂きました。

以下抜粋ですが

ご相談メール。ありがとう。
録音は詞の明記だけしてあれば、もちろん問題はないです。

山下くんのことは突然のことで、まだ実感がないんです。
でも、いろんな形で、山下くんの作品が出てゆくのは、良いと思います。

「天国から来た男」一回くらいしか歌っていないかも。
詞・山下由 だけ明記していただければ、問題ないと思います。
本人に確認しても、そう言うでしょう。

今も、新曲がどんどん出来ているんですね。
僕も山下くんも、たくさん作ってきたので、わかります。いずれ宝となるでしょう。

(以上抜粋)

そう言ってもらえてとても嬉しかった。

というわけで10曲目に収録させて頂きました。

以上収録に至った経緯でした。

2021年1月14日(木)

ひろしデモ/僕のレテパシーズ

1.クレイなジー(Demo)
2.青春(Demo)
3.としまえんど(Demo)
4.コロナの頃なら(Demo)
5.パンクな名古屋娘(Demo)
6.あのこは人間を描くのが苦手(Demo)
7.So.Ka.Be(Demo)
8.エレキギター(Demo)
9.才能がなかったんだろ(Demo)
10.天国から来た男(Demo)

※「天国から来た男」は山下由さんの作詞です。
経緯については明日ちゃんと書きますね。

※新曲をデモテープにしてメンバーに渡したところ好評だったので配信することにしました。

※5thアルバム「レテパシー」は1/28に発売します。
そのレコ発ワンマンは2/20です。予約受付中です。
状況により中止もあるかもしれませんが、もうちょっと近くなってから考えますね。
臨機応変にやりますので、どうぞよろしくお願いします。

PS.マスタリングの様子。
後ろ姿はタカユキカトーです。
映像では8曲ですが、結局このあと「青春」が出来て、「天国から来た男」も収録したくなってしまったので、計10曲になりました。

 

ラジオレテパシー第3回本日22時〜配信です。
毎回収録後にはスタッフの方やラジオマニアの人からの提言なんかもあり、みんな色々試行錯誤してくれて(俺は喋るだけですが)聞いてみると確かに今回で形が完成された気がします。
いい感じですよ。聞いてみてね。
また、ポッドキャスト用なのかな?紹介文を書いてと言われましたので、今回はこんな感じです↓

迷走する局長。しまいには虚偽の発言まで飛び出した。が、この不器用さこそが局長だ、と懸命にフォローするひろし。これこそがラジオ。本当のエンターテイメントだ。そして助け合う男達。真の友情がここにある。内容としては第3回にして最高傑作。無音と有音、ソロとバンドの違いを語るひろしの音楽論は秀逸。果たして「アンダーグラウンドの王様になる」の真意とは?名物CMコーナーは「札幌ナンバーの最後」にのせて。「口は災いの元の典型的な例がここにあったってわけさ」マスター渋い!もう一杯!

PS.ラジオ冒頭で宣言した約束はちゃんとどこかで果たされています。良かったら最後まで聞いてみてね。

PS.「マスター」の事故の話は本当です。皆さんも厄年には気をつけましょう。

「ひろしデモ」を配信会社に入稿したところ、またいちゃもんつけられました。
以下いちゃもんに対する俺の誠意ある回答です。

お世話になります。
ご指摘頂きました「アルバムタイトル」なのですが
「ひろしデモ」
というタイトルなのですが、これは「ひろし」というアルバムが存在していて、そのデモVerという訳ではなくて、たんにタイトルの一部としての「デモ」という言葉になります。
分かりやすく書くと「ひろし(人名)でも出来るんだ」みたいな意味での「でも」になります。
なので、このまま変更なしにさせて頂けましたらと思います。
ややこしくすみません、ご確認お願い致します。

古宮大志

デモなら「ひろしデモ」ではなく「ひろし」(Demo Version)にしろと言うのです。
前にも「ジャケに曲名以外の文字が入ってて誤解を招くから変更しろ」とか言われたし、友人なんかはタイトル文字無しの絵だけのジャケを入稿したところ「タイトルが無いと入稿できません」と言われて困って俺に相談してきたので「商人をつけあがらせるな。作品と商品は違うんだボケ、と言ってやれ」と助言してあげました。
友人はもっと柔らかい言い方で戦い、無事変更せずに入稿出来たとの事でしたが、本当に商人が調子にのっています。
皆さんも戦うべき時はちゃんと戦いましょうね。

PS.といいつつ、結果オーライ気質なので、今回のケースはややこしくなりそうな予感がしたから嘘(ひろしでも出来るんだ)で乗り切りましたが。
もちろんデモテープのデモです。
もしレテパに7thアルバムがあるのなら、7thアルバムになるであろう歌達です。
というわけで「ひろしデモ」は1/14配信スタートだよ。