12月27日(水) 2023年さようなら

今年ももうすぐ終わりです。
このレテパNEWSも2023年のラストだと思います。
今年は何回書いたんだろう?と思い今見てみたら、今日の文章を入れて27回も書いていました。
意外と多くてびっくり。もっと少ないと思ってた。
今年は断酒後初の4年振りのアルバイトを始めたり、息子が産まれたり、と去年よりも時間が経つのが圧倒的に早く感じました。(まあ、息子に関しては俺は遊び担当大臣なだけで、ほとんど何もしていないのに等しいのですが)

こんなに時間が経つのが早いと、普通は焦りそうなものですが、今のレテパシーズは、、

①「来年の夏までに最高傑作の10thアルバム「夏のアルバム」を発表する」

②「レテパシーロックフェスティバルをどんどん大きくしていって、いつかお外でもやりたいな」

③「ほんと俺のせいですまないが、どうしても3rdアルバム、4thアルバムを再録音したい」

④「10thと3rd,4th再録が無事に終わったら1st〜10thの100曲の中から40曲を選んで4枚組のベストLPを作りたい」

という明確な夢があるので、粛々と大行進あるのみ。
なので、どんなに時間が経つのが早くても全然焦りません。
むしろ、早くて嬉しいくらい。
だけど油断は禁物。①②③④全て、命の危険に関わるくらいの綱渡りである事は確かなのです。
でも最近は、どんなに綱が細くても、たとえ切れかかっていたとしても、明るく元気に颯爽と進める気がしています。
なぜなら、バンドがこんなにも素敵になったので。
ほんと良いバンドになってきたと思う。5人全員がそう思っているはず。
仲良く全員で成長したんじゃないかなあ。この2023年で。

そんな成長が垣間見える、結成13年でようやく到達したベストライブの映像が公開されました。
撮影は二宮ユーキ。(ワガママ言って歌詞まで入れてもらっちゃいました。ありがとう!)

曲目は前半戦から4曲選曲してみました。

1.ヒーローと
2.最後のGB戦士
3.数学と国語
4.ホワイトアルバム

たくさんの人に見てもらいたいなあ、と思ったので、昨日は曲解説を書いてレテパツイッター部(部員3名!)に送りました。
俺は毎年同じ手帳を買うのですが、今年も例年通りメモページがたくさん余ってしまったので、手帳に書いてみた。
よかったら読んでみてね。

後半戦の映像も準備しています。
多分みなさんがお正月に飽き飽きした頃に公開されると思います。
新年早々おめでたいハツラツ映像をお届けできるかと。
お楽しみに。

あと先日はTHEこうがんずのセカンドアルバムのレコ発イベントに出演しました。
こうがんずのライブ中にキダ君がやたらと「セカンドアルバムっていうのはこういう事なんですよ。」と言っていたが、家に帰ってアルバムを聞いてみたら、ほんとにセカンドアルバムっぽかった。
それはファーストより劣るとかそういう事ではなく、ファーストがあって、セカンドがある、という続いてる感じの事です。
俺はもしインタビュアーに「音楽人生で後悔している事はありますか?」と聞かれたら「悪い時期があっても結局そのおかげで歌が出来たりするわけだから、全てしょうがないと思っている。が、強いて言うならば2000年〜2019年までの歌達は作曲したタイムリーな時期に発表出来なかった。それは後悔かも。レテパシーズの1st〜6thは言うなれば19年間のベストアルバムみたいなものなので。でも7th以降はタイムリーに発表出来ていて幸せです。」と答えます。
キダ君は25才と言っていたが、ここからずっと素晴らしいアルバムをタイムリーに作り続けてほしい。
喜怒哀楽色々な事があると思うけど、その色々な事を全てアルバムに残していってほしいです。
今年の5月に初めてライブを見た時は正直「1stアルバムが良すぎたせいか、ライブはあまりグッとこないなあ。こんなパターンもあるんだなあ。」と思ってしまいましたが、この前のライブは3人ともすげえカッコよかった。
その5月の時もこうがんず企画だったのですが、俺はソロで出演しました。
事前に聞いた1stアルバムが凄すぎて、毎日聞きまくり、ドキドキしながらついにライブを見て、でもあまりグッと来なくて、とても悲しい気持ちになった。
悲しかったので、キダ君に「ライブ終演後、出演者全員でステージに上がって挨拶しましょう。」と提案されていたのに、そんな気分になれなくて、そっと逃げて会場を出てしまった。
そんな風に冷たくしてしまった気がしていたのに、今回オファーをくれてとても嬉しかった。
そして「素晴らしいライブをしてくれますように。セカンドアルバムが素敵でありますように」と祈りながらこの日を迎えた。
で、その2つの願いは無事に叶ったのでした。
本当に嬉しかったです。

見た目とか活動の仕方とかで勘違いする人もいるかも知れないし、もしかしたら俺同様に一度ライブを見て失望した人もいるかも知れません。
が、断言しますがTHEこうがんずは素晴らしい。
不器用な3人なのです。
このナイーブな才能をみんなで見守りましょう。

この「十年」という歌を今回のライブで初めて聞いたが、泣きそうになってしまった。
この季節はドライアイのコンタクト野郎なのでなかなか涙は出てくれないが、湿気の多い時期ならば、何十滴も涙が溢れていたと思う。
皆さんもぜひ、1st〜2ndと順番に聞いてみてね。
THEこうがんず、最高のセカンドをありがとう。えらいよ。よくやった。
レテパシーズもがんばります。

1年の締めくくりに他人を褒めれて嬉しいな。
しかも上から目線でも下から目線でも無くて、きちんと横から目線でさ。
これで安心してごろごろ正月を過ごせます。
皆様良いお年を!今年も読んでくれてありがとう。
来年もがんばろうね。よろしく。