12月18日(金) 要は、突き抜けるあの感じ

先月かな?
祖母が亡くなり帰省した時に「帰る次の日が初雪の予報だったが、もし見れたとしても、何も感じなかっただろう。初雪は雪解けからちゃんと春夏秋と過ごしていないと、多分ただの自然現象でしょう。」と書きました。
葬式の時は紅葉がキレイでした。
貧乏なバンドマンなのでいわゆる観光のハイシーズンの時期には滅多に帰らないので(飛行機が高いから。が、一番好きな5月はチケットが安い。ラッキー。)久しぶりの北国の紅葉でしたが、紅葉は初雪と違い、見た瞬間に郷愁モード全開になった。

「初雪は多分、見ても何とも思わない」は前日に帰ったので想像ですが、多分当たってると思う。
なので、いつかまた北海道に住まない限りは、あの初雪の感覚は一生味わえないんだな、とちょっと寂しく思っていました。

が、この前ふいにあの初雪の朝の感覚がよみがえった。
朝起きて、カーテンを開けると銀世界のあの感じ。

朝起きると、床の間にクリスマスツリーが飾ってあって、綿の雪が積もっていました。
寝ぼけ眼でこれを見た時、一瞬だけど初雪の朝のあの感じになった。
北国の人なら分かるでしょう。
要は、突き抜けるあの感じ。