「長野県のお月様」聞いてみましたか?
聞いての通り、18才まで暮らした実家の部屋から毎晩見てた月と、今長野の山から見る月が同じ月とは思えないんだよな、という歌ですね。
月に習ったギター、とありますが、今でも変わらずにそう思っています。
タイトルの「長野県のお月様」というのにも意味?があって、北海道以外で見る月は「お月様」とでもいった感じで、日本昔ばなしのニオイがする。
北海道の月は「月」で「お月様」じゃない。
そんなのもあって「お月様」と歌っています。
妖精の住む北国、妖怪の住む内地、といった感じかな。
古いフォークソングやロックンロールなんかが、自然と鳴り響ける季節感の中で育てたのはラッキーだったと思います。
日本に似合う音楽を必死になって作らなくて良かったから。
あるいは、それさえ出来ずに外国に憧れたりとか。
おかげさまで、周りの人達よりも、のびのびと自然に歌を作れた気がします。