Lyrics


四面道信号待ち

サヨナラをなんと歌おうか
晴れだけど 雲の速い日に
一瞬でサッと暗くなる
あんなサヨナラができたらな

荻窪 四面道の看板 
信号待ちの時は
近所に住んでたじいさんの
訳したブルースを思う

水色のズボンすり切れた
喜びの多い旅先で
二度と会う事ない子供らと
メロディを見上げる時に会う

荻窪 四面道の看板 
信号青になれば
「サヨナラ」ダケガ人生な
別れのアクセルを回す

荻窪 四面道通り越し 
次の信号待ちまでは
「サヨナラ」ダケガ人生な
別れのアクセルで笑う

サヨナラをなんと歌おうか
晴れだけど雲キレイな日に
一瞬でサッと暗くなる
だけど少しは明るくてさ

四面道信号待ちながら
四面道信号待ちの歌
あんなサヨナラ歌えたらな
あんなサヨナラができたらな

9thアルバム「RADIO LETEPA」収録
(2021年作詞作曲)

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無色の歌

職業欄に職業を書けと言われたらいつでも僕は
無色と書くことでしょう

無色の色は透明の方で古い図書館が過ごした
夏休みの色でしょう

もう二度と使われない
だけどまだ過ごしてる

透明な夏の静けさに書いた仮名交じりの名前
セミの声を聞いたえんぴつの文字 僕の仕事にする

埼玉の白バイに停められ職業欄に職業をどうぞ
と言われた時も無色と

若いおまわりはツッコミもせずにそのまま流して空見て
「雨雲です。気を付けて。」

埼玉はムカツクな
道変えて群馬県

おまわりの予告通りに懐かしい雨は降ってきて
気持ちよかったから 罰金6000円はチャラになり

透明な夏の静けさに描いた無色の僕の歌
セミの声も消えた 夕立の時 僕の仕事にする

9thアルバム「RADIO LETEPA」収録
(2022年作詞作曲)

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ヒーローと

君をヒーローと思ってなかった
僕の人生にそんなものはなかった

だけどヒーローと歩いてたんだな
困った時や悲しい時、今

20年振り 君のライブを遠い座り席で見た
3曲目で涙が3粒出た

20年間 楽しい事が100000000回もあって
悲しい事100000003回あっただけ

君はヒーローと思ってないだろう
君の人生はそんなものではないだろう

だけどヒーローは歩いてたんだな
やさしすぎた人 僕は気付かなかったよ

20年間 僕が一人で歩いてたつもりの道
キレイな花や草もそのままだったから

20年間 バカな僕はずっといい気になってさ
あなたが歩いた道と気付かなかったよ

君をヒーローと思ってなかった
僕の人生にそんなものはなかった

だけどヒーローと歩いてたんだな
困った時や悲しい時、今 今

9thアルバム「RADIO LETEPA」収録
(2022年作詞作曲)

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イカレた人

ロックスターが好きで 瓶ビールはラッパ
配信よりもレコードが好きか なんだか嫌いだな

今まで歌ってきて 10人位いたな
こういうのロックスターなんじゃねえの? 迷惑かけるけど

イカレた人 Oh Oh
過ぎ去ってしまう 何も残せずに

イカレた人 Oh Oh
目の前にいるよ だけど知らぬふり

ジャケットの中にいる ジョーイやジョンが好きか
実際に目の前にいたら 嫌な顔するくせに

借りた金返さない 暴力も振るうだろう
酒やクスリはこの狂った世界から 自分を守るため

イカレた人 Oh Oh
過ぎ去ってしまう 何も残せずに

イカレた人 Oh Oh
素晴らしい歌なのに 君は知らぬふり

イカレた人 Oh Oh
過ぎ去ってしまう 天才だったのに

イカレた人 Oh Oh
素晴らしい人なのに 何も残せずに

ジャケットの外にいる ロックスターにゃ知らぬふり

9thアルバム「RADIO LETEPA」収録
(2022年作詞作曲)

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最後のGB戦士

最後のGB戦士 その名ははなえもん
最後と言うよりは 最初で最後かな?

あなたの言いつけどおり純粋で
嘘じゃない本当のギター弾いただけ

あのこを助けてよ 嘘じゃないのならば
僕は疑ってる あなたは嘘つきと

あなたが歌ったとおりの生き方を
ピュアなあのこはあなたよりやってる

最後のGB戦士 その名ははなえもん
あなたも違うから 最初で最後だね

ローライフ

9thアルバム「RADIO LETEPA」収録
(2022年作詞作曲)

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数学と国語

僕と君がなぜバンドをやってるのか
好きなジャンルが一緒 そういう事じゃなくて

僕が多摩川土手で夕日を見てた時
君の教室の窓も夕焼けだったから

君は数学のテストでいつも満点を取ってて
僕は国語の暗記以外のとこだけは異常にできた

右脳と左脳 夕焼けを昼の終わりと思うか
数学と国語 夕焼けを夜の始まりと思うか

数学と国語 実は同んなじで
どっちも世界が美しくてできた 星の学問なのさ

数学と国語 元は同んなじで
どっかの学者が別々にしたけど 僕らバンドやってる ざまみろ

ああ君は国語の答案を円周率で解いて
僕は数学の答案を白紙のままで出した(歌にしてやった)

右脳と左脳 ポケットの恋は夏の終わりか
数学と国語 ポケットの中は秋の始まりか

数学と国語 実は同んなじで
どっちも世界が愛しくてできた 愛の学問なのさ

数学と国語 元は同んなじで
どっかの学者が別々にしたけど 僕らバンドやってる

どっかのバカが別々にしたけど 僕らバンド 
ワン!ツー!

9thアルバム「RADIO LETEPA」収録
(2022年作詞作曲)

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ホワイトアルバム

僕の部屋にはビートルズのレコードが全部揃っているものと思っていた
だけどもこの前 詳しいやつが遊びに来た時 教えてくれた
一枚足りない 残念だけど そのアルバムのタイトルは

ホワイトアルバム…

僕の家にさビートルズのレコードが聞きもしないのにほぼ揃っているのは
真黒毛ぼっくすというバンドの歌に登場する調子にのった大槻ヒロノリを怒鳴りちらした相栄さんがくれたから

ホワイトアルバム…

20年前 相栄さんは僕の義理の父でお互いシラフで会った事など一度も無かったね 
ビートルズのレコードは全てお前に託すと言うからレコード棚から全部見つけたつもりだったのに

ホワイトアルバム…

そんなのアリかよ ジャケ描け

ホワイトアルバム…

田舎ののんべにゃ通用しないよ

ホワイトアルバム…

今でもこれだけそちらにあるでしょ?

僕らはたくさん見逃して来たね
ホワイトアルバム その他

9thアルバム「RADIO LETEPA」収録
(2022年作詞作曲)

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激めん

いつの間にか激めんが
いつの間にか激めんが
いつの間にか激めんが
こっちの店に置いてある

激しく生きてほしいな
激しく生きてほしいな
激しく生きてほしいな
それが激めんのメッセージ

激しく生きてみました
激しく生きてみました
激しく生きてみました

地元よりもちょっと高い
激めんに話しかけてみる
激しく生きてみました、と

9thアルバム「RADIO LETEPA」収録
(2021年作詞作曲)

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カニハウス

息つく間もないような 流行歌が流れてる
容疑者の嘘に似てる 矢継ぎ早にしゃべってる

有音は白夜の海 アラスカにファズの夏が
無音は田無タワー 明日の天気の下で

眠る

青色は雨だから 明日はちょっと寒い

眠る

紫は晴れだから 明日は洗濯する

9thアルバム「RADIO LETEPA」収録
(2021年作詞作曲)

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さんちゃんへ

僕が高1の頃にはハイロウズはロブスターを
僕が高2の頃にはハイロウズはバームクーヘンを
僕が高3の頃にはハイロウズはリラクシンを
リラクシンのツアーだけは聞かなくなって行ってないけど

古いフォークや古いジャズに夢中になったアングラ期
ハイロウズから離れたが チキポトですぐ戻ったよ

君が高1の頃にはレテパはクレイなジーを
君が高2の頃にはレテパはエンデンジャードスピーシーズを
君が高3の今年はレテパはこのアルバムを
タイトルはまだ未定だが きっとすごいのが出来るよ

昔は自分の歌など 聞かなくても生きてけるなら
聞かない人生の方がいいじゃんなんて思ってたよ

今は思ってないよ

大人になるって事はどういう事か知らないけど
大人になったのは多分 17才の頃だよ

あれから変わってないよ

だから君もがんばれよ

9thアルバム「RADIO LETEPA」収録
(2022年作詞作曲)

〜ピーピーピー(ラジオの電波音)〜

「突き抜けたバカ」/キャットキャットワンワンズ

ワンツースリーフォー!

突き抜けたバカと一緒に 冒険の旅に出かけたい
命はそこではちょっと軽くて 約束は重くて

バカの友達が最近出来ないな
突き抜けてないバカなバカはたくさんいるけど

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実家のハイロウズのリストバンド

刺さっている 胸でも心でもないとこ
魂でもない 僕の初雪の白さに刺さってる

分かっている ハイロウズのリストバンド
矢印は少しの熱で雪を解かした 泣くように

三日月は満月の仮の姿じゃない
見送って歯の裏で溶けた言葉達は照らされて

話している ハイロウズのリストバンド
矢印は月夜の夏で僕に伝えた 泣いていた

刺さっている

分かっている

話している

ハイロウズのリストバンド

8thアルバム「エンデンジャードスピーシーズ」収録
(2021年作詞作曲)

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年末年始音楽番組感想

みんなを一つにするんじゃなくてみんなを一人にさせてあげたいんだ 
Mステ見て思う

愛という歌詞が計12曲に出たけど僕とは全く違う意味だな 
紅白の感想

日曜の夜は関ジャムでドロボーの仕方教えてる
愛も魂もただの音 僕は少し暗くなる

彼らの作るメロディはそりゃ千年後だって残るだろう
プラスチックゴミのように形変えず残るだろう

僕らの作るメロディはたとえば海に降る雨で
あなたの涙が少しだけ水に近くなればいい

あなたの涙が少しだけ水に近くなればいい

8thアルバム「エンデンジャードスピーシーズ」収録
(2021年作詞作曲)

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島崎智子へ

再生回数が伸びない
すごいけど毎日聞くには重すぎる
イージーリスニングにゃ向かない
サブスプリクションじゃ食えない

でも

関連アーティストにゃ関係ないニセアーティスト
島崎智子とか僕の好きな人はまだいない
じゃあこれは本当じゃない
そうこれは本当じゃない
落ち込むには早い

「ながら」で聞けないのは分かる
僕だって島﨑智子を毎日は聞かない
じゃあ分子がだめなら分母を増やすしかないんだね
僕らの光が見える人をさがさなくちゃ

関連アーティストに島崎智子が出た時に
それでもまだ僕らが正当に評価されなけりゃ
絶望しませんか?
終わりにしましょうよ
落ち込むには早い

関連アーティストにゃ関係ないニセアーティスト
あなたのも見たけど気持ち悪い女歌手ばかり
僕のレテパシーズがあなたの関連になった時
そこからが本番 本当の絶望しませんか?

今は本当じゃない こんなバンド聞かない
女歌手はいらない 落ち込むには早い

落ち込むには早い

悲しくて美しい島崎智子は自分に似てると思ってた
でも変わってしまったね 
ただの美しいになってしまったね
でもちょうど僕も悲しいがとれて
ただの美しいになったとこなので
やっぱりそっくりですね

流れ星を見つけた人達は
あまりの速さに願いを唱えられないでいる
でも当の流れ星はそれを一瞬だなんて思ってないのさ
僕らなめらかなマッハでキラキラと流れていこう
流れながら今 遠くも近くも全部見えてるでしょう?
だったら、僕らこれからだよ

シャララ…

8thアルバム「エンデンジャードスピーシーズ」収録
(2021年作詞作曲)

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161倉庫

げた箱 コロナの感染者 161の時は
いつでも思い出してしまう 161倉庫

北16条東1 西沢水産ビルの地下
生まれてはじめて僕のこと分かってくれた場所

店主はおまんKCさん ブルースマンにラスタマン
フォークシンガーにパンクス 本当のパンクス

歌ってる人にイスを投げたら
だめだと教えてくれた場所
でもイスを投げられるライブをするのは
もっとだめだということも教えてくれた

店主はおまんKCさん ブルースマンにラスタマン
フォークシンガーにパンクス 本当のパンクス

教えてくれたんだ

8thアルバム「エンデンジャードスピーシーズ」収録
(2021年作詞作曲)

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エンデンジャードスピーシーズ

不安定でヘタクソでめちゃくちゃかっこいい
うそつきのエンジニアを殺しにいこう

君の歌を聞いて 僕は実はちょっと
一瞬だけたじろいだ これが老いだろう

エンデンジャードスピーシーズ エンデンジャードスピーシーズ
マックシェイクの結露で作ったミネラルウォーターを売ってるガレージバンド

ブルー ブルー
ベビー ロウ ポップ

不安定でヘタクソでとても懐かしい
うそつきの大人達は殺したはずなのに

君のバンド聞いて 僕を殺したくなった
一瞬だけだけど これが老いだろう

エンデンジャードスピーシーズ エンデンジャードスピーシーズ
春にゃスミレの朝露で作ったミネラルウォーターを売ってるオルタナバンド

ブルー ブルー
ベビー ロウ ポップ

ハードコアノスタルジックエクスペリメンタルグランジパンクバンド

8thアルバム「エンデンジャードスピーシーズ」収録
(2021年作詞作曲)

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雪解け

3月の通学路はみずうみで
歩きやすい道を選んでく

サキソフォンをのどに刺してたから
息をしたら音になっただけさ

残雪は黒く汚れてたが
解けた水は春は美しいな

革命は白いミズバショウ
ふるえてる 僕の目の中で

サキソフォンをのどに刺してたから
息をしたら歌になっただけで

僕の心 黒く汚れてたが
解けた水は春は美しいな

「冬の寒い道を歩き丘の上の学校に行く時
僕の息が白く白く舞い上がるのが嫌だったので
僕はアルトサックスを買ってそれをのどの奥に刺した
それから僕の吐く息は全ておかしな音に変わった」

8thアルバム「エンデンジャードスピーシーズ」収録
(2021年作詞作曲)

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さよならさよならB.B.B

風の中 奏でた 君の歌とギター
好きだったのにもうダメになったみたい

歌もギターもまだ鳴り響いてるのに
風の中じゃなくなった それだけのことでさ

さよなら さよならB.B.B
素晴らしかった歌

さよなら さよならB.B.B
素晴らしかったギター

風が止むことだけ 望んでたはずだよ
歌いだした頃 君が 望んでた通りに

さよなら さよならB.B.B
素晴らしかった歌

さよなら さよならB.B.B
素晴らしかったギター

8thアルバム「エンデンジャードスピーシーズ」収録
(2021年作詞作曲)

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ライブハウス

天国にだって審査はあるのにライブハウスにはないから
うそつきの無才能は無意識に美しい人殺してく

ライブハウスにはキレイな心が住みにくいような雰囲気があって
消えてしまった天才達の歌 僕に怒ってる ロケンロー

ライブハウスには美しい人が住みにくいような雰囲気があって
消えてしまった天才達の歌 僕に泣いている ロケンロー

ロケンロー

ロケンロー

8thアルバム「エンデンジャードスピーシーズ」収録
(2021年作詞作曲)

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大丈夫このまま

レンタカーでビートル借りてオープンカーでブランキーを
聞くため クリスマスの沖縄に来た

GoToトラベルでタダになったこの車
あいづち打つように爆音で

大丈夫このまま 大丈夫このまま
緑と青が重なった 懐かしい気分

コロナで金武のタコスはテイクアウトオンリーで
食べ切れないまま クリスマスの夜まで

GoToトラベルで安くなった高級ホテル
チキンやケーキとタコライス

大丈夫このまま 大丈夫このまま
緑と青は暗闇に 懐かしい全て

8thアルバム「エンデンジャードスピーシーズ」収録
(2021年作詞作曲)

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僕ら

君と僕で「僕ら」の「ら」はラララ…のラで
美しいメロディーのような出会い方した

目を閉じて 描いては
そのまま眠った少年の夢にふさわしく歌おーぜ

狂ってる この世界
遊びつかれた少年の夢にふさわしく歌おーね

君と僕で「僕ら」の「ら」はラララ…のラで
美しいメロディーのような別れ方しよ

8thアルバム「エンデンジャードスピーシーズ」収録
(2021年作詞作曲)

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クレイなジー

うまくいく可能性は低いだろう
多分死ぬぜ 多分死ぬぜ

志半ばで倒れるだろう
きっと死ぬぜ きっと死ぬぜ

だけど

僕達はクランキーなベッドシティで
多分死ぬぜ 多分死ぬぜ

ドブネズミの美しさを写したカメラで
きっと死ぬぜ きっと死ぬぜ

だけど 手遅れで

永遠じゃないのなら もう旅してることにしようじゃないか
今 去らって

サイレント映画の中で はしゃいでキスしたおしゃべりな僕ら
今 もっとクレイなジーで

ハニーバニーがハニかんだ晩にまた会えるだろう
多分死ぬぜ 多分死ぬぜ

さようならも死ねも効かなくなった恋なんだね
きっと死ぬぜ きっと死ぬぜ

僕ら 手遅れで

永遠じゃないのなら もう旅してることにしようじゃないか
今 歌って

サイレント映画の中で はしゃいでキスしたおしゃべりな僕ら
今 もっとクレイなジーで

7thアルバム「クレイなジー」収録
(2020年作詞作曲)

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青春

青春が終わったよ 青春が今、終わったんだ
青春だったなんて事 終わって気付くというのは本当だな

38で終わったよ 20年以上続いたんだ
さらば青春の光とか言うけど影の方が強かったな

書き終えた遺書は紙ヒコーキで飛ばす事はなく
廃校の校舎の壁にかけたままの校歌のようにさ

美しくかかげとく

青春の道づれに悲しませたあなたの事も
全ては歌という名の遺書の中に書いたからゆるしてほしいんだ

青春のそのあとがどうなるかは分かってるんだ
すずしい風が吹く僕の心の中ではこの先ずっときっと

間違えた遺書も燃えるゴミにして捨てる事はなく
書き直すすべを知らない僕ならばそのまま忘れて

美しく放っておく

7thアルバム「クレイなジー」収録
(2020年作詞作曲)

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としまえんど

練馬、夏
海賊達の
旅続く
流れるプール
流れ止めても

風切った
老婆と孫と
エルドラド
ぐるぐる回る
同じところを

いなくなった
あの頃の恋や
おばけたち
ミラーハウスや
ミステリーゾーン

君を待つ
降りてくるのを
思い出は
溶けて流れて
ハイドロポリス

7thアルバム「クレイなジー」収録
(2020年作詞作曲)

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コロナの頃なら

(光る)コロナの頃なら あなたは10才で
高円寺のおうちから 宇宙を夢見てた

(今の)コロナの頃なら あなたは94
高円寺の老人ホームでコロナもわからずに

そしてあなたがいなくなった空家に僕達は引っ越す
あなたの荷物を片づけていたら コロナの絵ハガキが

(古い)コロナの絵ハガキには昭和11年6月
北海道の人達が見てた 光が描かれてた

そしてあなたがいなくなった空家に僕達は引っ越す
あなたの荷物を片づけていたら 光が見えました

(光る)コロナの頃なら あなたは夢を見て
(今の)コロナの頃なら あなたは夢の中

コロナはコロナのままで
あなたは夢の中

7thアルバム「クレイなジー」収録
(2020年作詞作曲)

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パンクな名古屋娘

上京なんて言葉は そろそろ消えるんだろ
あのこは名古屋から来た 最後の上京ガールさ

東京のバンドの歌が あのこ達のテーマソングで
「曲」じゃなく「歌」なんだよ パンクな名古屋娘さ

夢見て飛び出した名古屋の町から あのこあえての高円寺
「高円寺はキライ」が流行ってた頃に あのこあえての高円寺

上京したあのこ達は あこがれてたバンドマンの元へ
「歌」はやがて「曲」になっていった パンクじゃない名古屋娘に

で、ツイッター ツイッター ツイッター ついたー! 着いた? どこに?
終わりかけたバンドマンに抱かれどこにたどり着いた? 「歌」はやがて「曲」になってしまった

今日もツイッター ツイッター 「ついた、ついたよヤッホ!」 着いた? どこへ?
破れかけたバンドマンに抱かれどこへたどり着いた? 「歌」はやがて「曲」になってしまった

東京のバンドの歌が あのこ達のテーマソングで
「曲」じゃなく「歌」だったんだ パンクな名古屋娘さ

7thアルバム「クレイなジー」収録
(2020年作詞作曲)

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あのこは人間を描くのが苦手

あのこは人間を描くのが苦手
風景描くのが得意な女の子

あのこは人間の目を描くのが苦手
描くときゃいつでもモデルは伏し目がち

そんなあのこにこの度は 子供ができまして
産後のウツの中 子供を描いてみたら ラララ…

キレイな赤ちゃんの絵が素敵に描けました
あのこにとって赤ちゃんはまだ人では無いのだろう

そんなあのこもいつの日か この子描けなくなる
成長の証さ 人間になった頃 ロロロ…

君の絵は描けなくなる 5年か10年後?
ママが君を描けなくなるまで 健やかに育てよ

健やかに育てよ

出産おめでとう

7thアルバム「クレイなジー」収録
(2020年作詞作曲)

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So.Ka.Be

またソカベだな

無名のバンドがのし上がるために
自分より有名なやつと対バンする
ろくに知らねーだろ? 普段聞かねーだろ?
昨日予習しただろ? ジャンル違うだろ?

またソカベだな

箔をつけるため 経歴に書くため
共演を果たした 資格みてーなもんか
英検に宅建 介護士に保育士
ソカベと対バン 履歴書に書こう

(またソカベだな)S.O.K.A.B.E.SOKABEでGO!

器量が悪いと褒めるとこないから
髪がキレイだと人は褒めると言う(byチエホフ)
バンドマン達は褒めるとこない時
苦肉の策でエフェクター褒める

うそを使わずにここまでやって来た
ソカベ使わずにここまでやって来た
もしも君が無名でも有名でも
カッコよくなけりゃ 俺はオファーしないぜ

またソカベだな

7thアルバム「クレイなジー」収録
(2020年作詞作曲)

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エレキギター

はなえもん チャボ マーシー
アズミ カニ君 ベンジー
じゅん 影山 燻裕理
そして高野”メルドー”京介

エレキギターを使うバンドは今後売れる事はないと
言われた僕はムカついたから こんな歌を作ったのさ

エレキギターの良いとこ 触れただけでデカい音が音が出るし
まだ触れてすらないのに まだ触れてすらないのに

エレキギターを使うやつらも情けないな弾き過ぎだろ
ツマミ回して肩にかければ 触れなくても成立するソロだ

はなえもん チャボ マーシー
アズミ カニ君 ベンジー
じゅん 影山 燻裕理
そして高野”メルドー”京介

7thアルバム「クレイなジー」収録
(2020年作詞作曲)

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才能がなかったんだろ

才能がなかったんだろ

古宮さんは口が達者だから冷静に客観的に数字だけを見てみましょうよ
スポティファイ ユーチューブ アップルミュージック
僕のレテパシーズも10年がんばってやってきたんでしょう
確かな判断材料です 最後の決断といきましょう

今週の再生回数は ロックンロール5回 札幌ナンバーは4回 君しかいない 空知2回
愛は風景 やさしい人 ロマンチック 夏のしっぽ 再会 北 SFマンボ 東区が恋しくて0回

才能がなかったんだろ

1枚のアルバムを配信するのに1年で約5000円
今2枚の配信が終わって この後合計6枚になる
今月の配信売上は0,776円
20曲で1円に足りない 自然と廃盤になるのだろう

「6枚のアルバムだけは」「6枚のアルバムだけは」
魔法のように 呪文のように 「6枚のアルバムだけは」
遺書のように 遺言のように ずっと続くバトンのように
本当の無観客だ 才能がなかったのさ

ハローグッバイファックユー けっこう多いな14回
見知らぬ青年との会話 1番多いな17回
ロックンロールじゃ踊れないと17は2回
1週間の再生回数 海へ行こうよ4回

才能がなかったんだろ

仕方がない これで終わり

才能がなかったのさ

聞く方に

7thアルバム「クレイなジー」収録
(2020年作詞作曲)

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天国から来た男

ん〜んん どっかで
バラードが聞こえる
猫たちも路地裏で
聞いている
贅沢な春の雨の中を
もといた街へ帰る

ん〜んん どっかで
ブルースが聞こえる
青く錆びたギターの
弦の音
とても静かな春の夜に
もといた街へ帰る

高円寺から阿佐ヶ谷へ
阿佐ヶ谷から荻窪へ
荻窪から西荻へ
西荻から吉祥寺
眩しい春の青空へ
もといたとこへ帰る

ロックン・ロールの
旅は続く
今夜も君の
真上にいるよ
僕はいつまでも
君のクラウン

君が僕を知ってるから
君が僕を知ってるから
君が名前を呼んだから
僕は歌を歌ったのさ

7thアルバム「クレイなジー」収録
(作詞/山下由 作曲/古宮大志)

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旅に出るなら

旅に出るなら 見送ってあげようか
旅に出ないなら 君を忘れてしまいそうさ

雨が降る夜は 思い出してあげようか
旅に出ないなら 君を忘れてしまいそうだ

船が見える時は 口笛を君の所まで
旅に出るなら 君はそれを聞くだろう

来るもの去るものの中で 君を歌ってあげようか
旅に出るなら 君は僕とまた出会うんだから

旅に出るなら 待っていてあげようか
旅に出ないなら 君を忘れてしまいそうさ

6thアルバム「アコースティック」収録
(2010年作詞作曲)

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いつも心だけはあの日陰で涼ませたまま

病院のニオイ セーターのニオイ 急ブレーキでゴムが焼けるニオイ
思い出したのは岩見沢の事 僕の住んでた岩見沢の事

いなくなったのは僕の方じゃなく 岩見沢市の方がいなくなったのさ
僕は今でも12号線国道の放置自転車のつくる日陰で涼んでます

通る車 7割は札幌ナンバー 2割は旭川で 残りは見知らぬ土地

行ってみたのさ いつだって どこだって
いつも心だけはこの日陰で涼ませたまま

りょ~ゆ~の裏道 りょ~ゆ~は岩見沢のスーパー そこを歩いてくと放置自転車があって
サドルの錆がとってもいい感じ 僕の体も同じ部分が錆ていく

僕に触れた君は赤錆に気付くか 僕は覚えてる 全ての風景を

なんだってやれるさ いつだって どこだって
いつも心だけはあの日陰で涼ませたまま

今日はどこで何をしよう 何を言おうか 赤錆に吹く風を日陰で感じて

どうにでもなれるさ いつだって どこだって
いつも心だけはあの日陰で涼ませたまま

6thアルバム「アコースティック」収録
(2008年作詞作曲)

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廃墟

人が消えて 猫も消えた
廃墟の街に もうすぐなる

錆びた電柱ならそのままに
50年でも 1000年でも

カメラマンが廃墟の街の
写真集を撮りに来ても

肝だめしの大学生
新車に乗ってやって来ても

そのままでほっておいてね
トーテムポールは無いけれど

トリケラトプスはいないけど
おじいさんの自転車があるよ

風呂屋のタイル割れたままで
石との区別つかなくなる

博物館は嫌いだな
魔法のとけた きれいな服

いつまでも変わらないでね
気付かれない程 朽ちていけ

美容外科医と同じだな
発掘現場の学者達

そのままでほっておいてね
神話も壁画も無いけれど

公衆電話の落書きと
おじいさんのジャンパーがあるよ

6thアルバム「アコースティック」収録
(2007年作詞作曲)

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君の声を聞く 僕の胸のように
春の空ならさ 雨があがった午後

そうやっていつかは消えていくんだろ
そうやって僕らも消えていくのだろう

君の手をつなぐ 僕の胸のように
春の海ならさ 雨と光の午前

そうやっていつかは消えていくんだろ
そうやって僕らも消えていくのだろう

君の顔を見る 僕の胸のように
春の風ならさ 雨のにおいの午後

そうやっていつかは消えていくんだろ
そうやって僕らも消えていくのだろう

6thアルバム「アコースティック」収録
(2007年作詞作曲)

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調布飛行場

調布市の離島行きの飛行場 やって来たプロペラはセスナ
平日の滑走路に降りて来た 今日ここに用のある家族

離着陸よく見える公園でも 一番見渡せるベンチで
30代と思われる男性 自分の足ばかり見ている

夏がやって来たのが今日の僕は 慣れない日焼け止めのニオイ
もう一機来るまで待ってるか だけども静かすぎる夏の空

貯水池の水 心通さずに見てる人達 神様みたいに
誰も何も見ていない そんな時 エンジン音 みんな見上げた

調布市の離島行きの飛行場

6thアルバム「アコースティック」収録
(2008年作詞作曲)

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夕立が降ってる

夏も もう終りだと 観覧車が手を振る
今日も もう終りだと 夕焼けに手を振り

僕ら突然の雨に 僕ら少し困ったけど
僕らすぐにあきらめて 僕らびしょぬれで笑った

夕立が降ってる なのになんて明るいんだろう
夕立が降ってる 多分明日も晴れるんだろう
夕立が降ってる 多分何も変わらないだろう
夕立が降ってる コンビニで傘でも買おう

学校も終りだと カーテンが手を振る
今日も もう終りだと 日の丸に手を振り

僕らたくさんのウソに 僕ら少しつかれたけど
僕らすぐにあきらめて 僕らびしょぬれで笑った

友達が待ってる 忘れたい事はへらないまま
友達が待ってる 忘れられない事ができたよ
友達が待ってる はずかしいまま赤い顔して
友達が待ってる 帰り道 いつも歌ってるよ

本当はこんな歌 ずっと歌いたかった
本当はこんな事 ずっと思ってたのさ

僕は突然の雨に 僕は少してれただけさ
僕はすぐにあきらめて 僕はびしょぬれで笑おう

夕立が降ってる なのになんて明るいんだろう
夕立が降ってる 多分明日も晴れるんだろう
夕立が降ってる 多分何も変わらないだろう
夕立が降ってる コンビニで傘でも買おうよ

6thアルバム「アコースティック」収録
(2000年作詞作曲)

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炭住の赤い屋根に

炭住の赤い屋根に 友達が住んでた
炭住の赤い屋根に 夏がやって来た

炭住の赤い屋根に 手の平をのせれば
炭住の赤い屋根に きっと焼けるだろう

友達が住んでる ずっとそんな事
忘れていたけれど 夢で思い出した

炭住の赤い屋根に 炭鉱なんてとっくに
炭住の赤い屋根に 終わっていたのにね

友達と家族は そこで暮らしてた
夢で思い出した 一生忘れないよ

どんなに積もっても 大雪の年でも
雪解けの春には 赤い屋根が見えた

炭住の赤い屋根に 僕の思い出は
炭住の赤い屋根に 今も燃えつきず

炭住の赤い屋根に

6thアルバム「アコースティック」収録
(2006年作詞作曲)

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月形

君と見てた僕の町はもう僕のいない町
だけど来て良かったね

さびた屋根がはがれていくよ
夏の風とぽろぽろとそのたびに泣くんだ

人のいなくなった小学校は今も
大きくてまっさらの午前中の黒板

この川が海と続いてるなんて
知らなかった 小さな僕が流した真夏日

君と見てた僕の町はもう僕のいない町
だけどまた来ようね

6thアルバム「アコースティック」収録
(2005年作詞作曲)

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猫との午前

猫との午前 穏やかな 日射しの中 過ごしてる 
二匹のうちの一匹が外に出たいって騒ぎだす 

窓を開け出してやる 二階から飛び降りた
残された一匹が不安そうに見送った

心配はしてないよ 毎日の事だから
だけど サヨナラは言わないで 消えてしまうって聞くからさ 

サヨナラは言わないで 消えてしまうって聞くからさ

6thアルバム「アコースティック」収録
(2010年作詞作曲)

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思わずブランキー

思わずブランキー口ずさむ 五月の終わりの森の奥
バイクのライトがつかなくなったから 日が沈む前に停めてテント張ろう

悲しい話を聞いた時 しかもそれを予感していて壊れたなら
十円玉で開けるネジ 箱の中のペンチで直しておこう

雨が降るなんてこと忘れてしまいそうな晴れ続き
だけども予感して 次の町へ行くかこの町にいるのか決めよう

思わずブランキー口ずさみ 思い出した事と忘れた歌詞
サビの途中を忘れたが それでもちゃんと突き抜けていく朝

僕らが年をとっていくなんて忘れてしまう毎日で
だけども予感して 他のとこへ行くかこのままでいるのか決めよう

風が吹きつけて星だけが動かないような真夜中も
僕らは予感しよう ここに座るのかまだ先へ行くのか決めよう

思わずブランキー口ずさむ 五月の終わりの森の旅
タイトルもちょっと忘れたが それでもちゃんと突き抜けていくから

6thアルバム「アコースティック」収録
(2008年作詞作曲)

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長野県のお月様

あの時の約束はどうなったの 変わったのは僕だね きっとそうだろう
あんなに毎晩会っていたのに 今じゃ満月の時「満月。」と言うだけ

四角い窓から君を見上げては 首が疲れた頃 下を向き
考えていた事は忘れたが 見上げると君が驚くほど動いてた事を覚えてる

月に習ったギターで歌を歌い ハーモニカ手にとれば月の冷たさ
月に聞かす為だけに歌ってた訳じゃないけれど 結果的に聞いてたのは月と僕だけで

毎晩月と会っていたのです

今夜 僕は長野の山にいて 変わったのは僕かな ほんとそうかな
君はあの月とおんなじ月ですか 長野県のお月様に聞いてみよう

変わったのは僕かな ほんとにそうかな 長野県のお月様に聞いてみよう

5thアルバム「レテパシー」収録
(2008年作詞作曲)

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音楽

音を楽しんで彼らは 音楽だって彼らは
そりゃそーか そりゃそーだ
歌っている 汗かいている

音で楽になる僕なら 音楽だった僕には
そりゃそーか そりゃそーさ
歌っていた 汗かいていた

死にたくなる時にも
消えたくなる時にも
やめたくなる今にも
歌う 歌う 歌が僕を救う

NO MUSIC NO LIFE 楽しくなんかはなかったけど
歌が出来て 歌を歌う 消えないでくれ 待っていてくれ

NO MUSIC NO LIFE 黄色い袋とすれ違いざまに思う
違うけれど ほんとそうだよな 音楽

少しずつ終わってく
一瞬じゃなく じょじょにさ
気がついていたんだよ
歌う 歌う 歌よ僕を救え

NO MUSIC NO LIFE ライフは命 人生じゃなく
水飲み場の虹は消えて びしょぬれになっただけだとしても

NO MUSIC NO LIFE 黄色い袋 遠ざかってく 時に思う
違ったけど ほんとそうだった 音楽

NO MUSIC NO LIFE 楽しくなんかはなかったけど
歌が出来て 歌を歌う 消えないでくれ 待っていてくれ

NO MUSIC NO LIFE 黄色い袋 遠ざかってく 僕は思う
違ったけど ほんとそうだよな 音楽

5thアルバム「レテパシー」収録
(2019年作詞作曲)

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ミツバチ

ミツバチ 働く 白い夏 僕は一人で
歩いた だけども 行きたいとこなんてなかった

学校が終わって なしくずしになった恋など
どこにも行けずに笑顔になっていく んだなぁ

そして、月ばっかり見てた僕はミカンを食べすぎたみたいに オレンジ色に染まった心を
まるでロマンチストみたいに そっと夕日に混ぜ込んだ 
だから どこにも行けずに涙も流れないってわけさ

大人は言うんだ 子供の頃に戻りたいって
僕は思うよ お前なんか死ねばいいって

だって、こんなにつらいんだよ いつも死にたくなるのさ 
お前は みんな同じだと 僕に言うけれど
俺が同じわけがないだろ もしも同んなじだったら 
世界は もっと素敵で楽しくなっているはずだもの

ミツバチ 働く 白い夏 僕は一人で
歩いた 行きたいとこなんてないけど歩いたよ

5thアルバム「レテパシー」収録
(2002年作詞作曲)

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たこ公園

夕方になれば 君を思い出し
夜もおそくなれば 君の夢を見た
夏のはじめの 空を見上げて
広い窓ガラスの向うから 君の電話を待ってた

足の上に乗った 君のまぼろしと
何を話したか 忘れちゃったけど
早く消えろ、早く消えろって
くり返しつぶやいてたことは 一生忘れないだろう

さようなら 幸運が 
降りてくるという八月なら もうすぐそこまで来てたのに

コンビニで買った 安い花火持って
たこのすべり台の下でキスをした
一つの人生を降りてしまったら
僕はもっと素敵になれる 本気でそう思ってた

さようなら 偶然が
風の中 僕を置き去りにして 少し優しくもなれたけど

さようなら 幸運が
降りてくるという八月なら もうすぐそこまで来てたのにね

5thアルバム「レテパシー」収録
(2000年作詞作曲)

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地下室の外は

優しくおこられたら泣きそうになった 
そんな人は本当に久しぶりだったから
地下室の外はもう明けていて 
昨日のまんまの俺が また少し変われそう

おこられている時は自分を守ろうと思う 
その人がどれだけ俺を傷つけるかわからないから
でも今は大丈夫 きっと大丈夫 
こいつに泣かされて こいつに笑わされよう

地下室の外はまだ雨だった 
地下室の外はまだ雨だった
地下室の外は何も変わらないまま 
地下室の外は何も変わらないまま

昨日の太陽にサヨナラもせずに 
また朝になった 朝も年をとった
君のそのオンボロの壊れた車の窓に 
たくさんの雨が降れば いいのになあと思うよ

地下室の外はまだ雨だった
地下室の外はまだ雨だった
地下室の外は何も変わらないまま 
地下室の外は何も変わらないまま

5thアルバム「レテパシー」収録
(2001年作詞作曲)

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雪包丁

街の方からは風だけ そして僕は思い出す
同んなじようなこの道 そうだどこまでも続く

街灯のオレンジが 
僕の顔や胸その他もろもろに刺さる

いつまで降るのこの雪 僕はやまないでほしい
楽しいはずさどの道 だって冬は素敵だから

ボロボロの包丁で
この街のビルやその他もろもろを刺そう

僕のこの手袋の
フワフワで溶けた雪がずっと乾かないよ

僕のオンボロのクツにさ さっきから雪がしみる
それが僕にはうれしい だってなんかキレイだから

左手の方だけが なぜか少しあたたかいんだ
そんなものですら 君にゃまぼろしに見える

そして僕はまた一人 待ちぼうけも終わらずに
待ってる事も忘れて いつもとことこと歩く

街灯のオレンジさん
僕の顔や胸その他もろもろを刺せよ

ボロボロの包丁で
この街のビルやその他もろもろを刺せよ

いつの日にかこの道も終わる時が来るのかな
そんな時には夕日か朝焼けを用意してよ

左手の方だけが なぜか少しあたたかいんだ
そんなものですら 君にゃまぼろしに見える

5thアルバム「レテパシー」収録
(2003年作詞作曲)

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佐藤君と伊藤君

水平線の向う側にはさ 水平線の向う側がまた
何もかもを飛びこえて 僕ら 何もかもが軽いまま

全て終わりにしましょうと 電話の向うで佐藤君
一つだけ終わりにすればいいよと 反対意見の伊藤君

流れる雲にやっと追いついて 流れる雲をまた探している
遠くばかり見ていたね だから 何もかもが軽いまま

全て終わりにしましょうと 電話の向うで佐藤君
一つだけ終わりにすればいいよと 反対意見の伊藤君

君のため 君が立ち続けるため
君のため 君が待ち続けるため
僕のため 僕が飛び続けるため
僕のため 僕が旅続けるため

全て終わりにしましょうと 電話の向うで佐藤君
一つだけ終わりにすればいいよと 反対意見の伊藤君

5thアルバム「レテパシー」収録
(2009年作詞作曲)

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そしてトンキーは死んだ

そしてトンキーは死んだ 僕の人生の中で
そしてトンキーは死んだ 今度こそ死んだ

僕が小学校の頃の教科書に載っていた話
そしてトンキーも死んだっていう かわいそうな象の話

あれから何年か経って どっかのババアがクレームを
つけたおかげで題が変わり 今度こそ死ねた

そしてトンキーは死んだ 僕の人生の中で
そしてトンキーは死んだ 今度こそ死んだ

夏になったらそんな事 誰かが思い出すんだろう
秋になったらそんな事 誰もが忘れるんだろう
明日になったらそんな事 僕も忘れているんだろう
だけどもこれでよかったな 今度こそ死ねた

そしてトンキーは死んだ 僕の人生の中で
そしてトンキーは死んだ 今度こそ死んだ

5thアルバム「レテパシー」収録
(2003年作詞作曲)

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東京の空で

久しぶりの雨のおかげで 東京の空も
僕が見続けた空みたいに 遠くまで見える

君の住む夜の校庭も ハッキリと見えた
すぐに君は横にやって来て 僕の手をつなぐ

いつだって その手を離すのは僕の方からで
そのたびに ちゃんと君は悲しくなってた

今 僕が毎日少しずつ悲しくなるのは
あんな時に君みたいに ちゃんと過ごさなかったからさ

雨上がりの透明な街 東京の空は
僕の知ってる空みたいに 何もかも見える

君の住む夏の市営バスも 思い出すというより見えた
すぐに君は僕のとなりの席で 夏の町を見てる

いつだって その目をそらすのは僕の方からで
そのたびに ちゃんと君は涙を流してた

今 僕が毎日少しずつ泣きたくなるのは
あんな時に君みたいに ちゃんと過ごさなかったからさ

いつだって 話をやめるのは僕の方からで
そのたびに ちゃんと君は苦しくなってた

今 僕が毎日少しずつ苦しくなるのは
あんな時に君みたいに ちゃんと過ごさなかったからさ

今 僕が毎日少しずつ悲しくなるのは
あんな時に君みたいに ちゃんと過ごさなかったからさ

5thアルバム「レテパシー」収録
(2011年作詞作曲)

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水平線

僕はただ一番星だけを探しにやって来たのにね
夜空には気持ち悪いくらいに星があってさ

5thアルバム「レテパシー」収録
(2003年作詞作曲)

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ブルースマン

どんなに飲んだって酔わないね
いつもはあんなに酔っぱらうのに

風が吹く時だけ歌いましょう
だけどいつだって風は吹いてた

君はブルースマン 僕の友達
あの頃の事を思い出したよ

君の歌が終わったら 誰とも話さずに
店を出よう 街が美しいだろう

すぐに出よう 街が美しいだろう

4thアルバム「ブルースマン」収録
(2011年作詞作曲)

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ロックンロールⅡ

ラララ・・・
人間が作るロックンロールに嫌気がさしてきた

ラララ・・・
人間が歌うロックンロールが邪魔になってきた

君は僕が終わってると言った
ありがとう 僕は知らないうちに始まってたんだな

君は僕が嘘つきだと言った
ありがとう 僕は一度位は本当だったんだね

ラララ・・・
2017.11.20 ケンカの時の歌

ラララ・・・
お前の知ってるロックンロールはロックンロールじゃない

4thアルバム「ブルースマン」収録
(2017年作詞作曲)

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7月12日、13日

色とりどりの光の下に集まる時は歌う時
蛍光灯の下に僕らが集まる時はどんな時?

君の家のそばの会館で今日は君のお葬式
はじめて来たよ 君のギターが君がいないのにあるとこへ

レスポールジュニア ジャズコーラス
ジョニサン ラモーンズ RCサクセション

君の部屋から運ばれたもの

新琴似っぽい住宅が 夕焼けの中 続いている
黒い影よりも黒い服とそれよりもっと黒い夜と

みんなの吸いすぎたタバコの煙が空に昇っていく
煙は雲になり次の日の朝早くからの雨になる

トムとジェリー ドラフトワン
君のお父さんとお母さん

君と一緒に暮らしてた人

知ってる人や知らない人が色んな事を話している
怒る人 泣く人 笑う人 みんな君を意識しながら

未来の事も過去の事も同んなじように話しましょ
雨の中 君を忘れたら 君は僕になるのだろう

猫背 泥酔 ロックンロール
悪い評判 僕に優しい

僕も君に優しかったもんね

君は僕に優しかったもんな

4thアルバム「ブルースマン」収録
(2009年作詞作曲)

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夜明け前

夜明け前 君は何をしている
僕はNHKの外国の景色を見てる

夜明け前 君は何をしている
その前に君はどこで暮らしている

夜明け前 君は何をしている
僕は川崎のアパートで秋を向えている

夜明け前 君は何をしている
冬が始まりそうか それともまだ夏か

僕は君の事を思い出すたびに
最後の最後に一度だけ 君と憎しみ合った事を後悔している

夜明け前 君は何をしている
僕の部屋ではヨモギネコと女の子が寝ているよ

夜明け前 君は何をしている
あの事を思い出す時も眠れる部屋があるか

僕は君の事を思い出すたびに
最後の最後くらいは 君に本当の事を言えばよかったと後悔している

僕は君の事を思い出すたびに
最後の最後まで一度も 君が本当の事を言わなかった事を後悔している

夜明け前 君は何をしている
僕はこの歌ができたから明日のライブで歌うよ

夜明け前 君は何をしている
夜が明けたよ NHKでは全国の天気予報 君の街はどこかな

4thアルバム「ブルースマン」収録
(2007年作詞作曲)

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MOON PALACE

あのスーパーは大手だから 潰れる事はないんだろう
でもムーンパレスがなくなって 永遠に買い物に行く事もないんだな
さようなら スーパーとムーンパレス

向いの北光病院の駐車場が駐車場で
思い返すのはやっぱ冬だな 白い息と排気ガスと街の流れ
さようなら 駐車場とムーンパレス

夜が少しでも長引くように 塞いだ窓 でも夜が明けて
朝日の中は恥ずかしいね お別れに振った手はすぐにポケットへ
さようなら 長い夜とムーンパレス

毎晩行ったり 久しぶりも その夜だけ動く時計
止めたり進めたり戻したり 僕の時間は自由自在

でもムーンパレスがなくなった 時計はただ進んでいく
どこにいても いつも 今だって 時計はただカチカチと進んでいく
さようなら 若い僕とムーンパレス

4thアルバム「ブルースマン」収録
(2008年作詞作曲)

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アズミ

8年前の10月1日 161倉庫であなたをはじめて見た
あれからもうそんなに経ったのか それしか経たないのか 日によって違うけど

あなたは今夜もどこかで歌っている 僕はそれを布団で聞いている
あなたは夕方 バスに揺られている 僕はソファーで揺れを感じている

夕焼けを何百回? 朝焼けは何千回? 見逃している僕は年もとらないで
夕方 バスは夕日を見せるため あなたを揺らしている あなたは年をとる

8年後の11月 横浜へ久しぶりにあなたを見に行ってみたんだ
変わらないのは輝いている目だけ 木のような人だな 旅は風がするよ

恋人は何十人? 流れ星は何百個? 見逃している僕は年もとらないで
海風は木々を揺らしている あなたを揺らしている あなたは年をとる

さよならは何千回? 思い出すの何万回? 見逃している僕は年もとらないで
思い出は夜をぬらしている あなたをぬらしている あなたは年をとる

明日もバスは夕日を見せるため あなたを揺らしている あなたは年をとる

4thアルバム「ブルースマン」収録
(2008年作詞作曲)

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丘の上の学校からどっかへ行っちゃった君へ

図書館を出て 風が吹いたり吹かなかったりも夏だな
君の事をなぜか思い出す

自転車をこいで 雨が降ったり降らなかったりも夏だね
君の事を急に思い出す

丘の上の学校からどっかへ行っちゃった君が
僕の事をどんな時に思い出すか知らないけど

図書館を出て 風が吹いたり吹かなかったりも夏だな
って時に僕は君を思い出す

丘の上の学校からどっかへ消えちゃった君が
僕の事をどんな時に思い出すか知らないけど

自転車をこいで 雨が降ったり降らなかったりも夏だね
って時に僕は君を思い出す

4thアルバム「ブルースマン」収録
(2010年作詞作曲)

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サマー

風が吹いたら 猫が目を覚まし
夏のニオイを 目を細めて嗅ぐ

いつのまにかさ 悲しい日々が
ずっと続く事も 消えてなくなった

夏の空を見た時に 思う事は変わったけど
夏の空を見る事は 変わらない僕です

海を見に行く 電車に乗って
君の手をつなぎ 早起きするのさ

どうしたんだろ 悲しい雨が
止まないどころか 降る事もないよ

夏の海を見た時に 思う事は変わったけど
夏の海を見る事は 変わらないようです

僕の事を変わったねと 言う人が沢山いるよ
変わったのは心だけ 僕は変わらないのに

夜になったら 猫が目を覚まし
テーブルの下で 眠そうにしながら

僕が眠るまで 起きているんだ
こんな日々が 続けばいいのにな

4thアルバム「ブルースマン」収録録
(2012年作詞作曲)

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ヘルメットヘアー

君の髪が肩までのびて
僕と同じになったなら
結婚してくれるって言ったのに

君は少しのびたらすぐに切ってしまう
ヘルメットヘアーで
自分の事 守っているんだ
きっと多分 僕をおそれて

結婚したら 酒はやめる
なんなら入院してもいい
次のアルバムで金だって返せる

だけどいつも少しのびたら切ってしまう
ヘルメットヘアーさ
自分の事 守っているんだ
きっとそうだ 僕をおそれて

だけど今回は少し様子が変だな
髪がのびてきてる
ヘルメットをやめたら 誰が君を守るの?
僕が守るよ

君の髪が肩までのびて
僕と同じになったから
結婚しよう 街の教会で

4thアルバム「ブルースマン」収録
(2018年作詞作曲)

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僕のレテパシーズのテーマ

このまま僕が消えたんじゃ 君達はどーすんの?
悲しむ人はいるけれど 僕の方が悲しいじゃん

明日には君の事 好きになっているかも知れない
明日には君の事 友達って思える気がする

だからこのまま僕は消える
ありがとう さようなら いつまでもお元気でね

僕のレテパシーズが好き
あなたよりも好き

このまま君が消えたんじゃ 僕達はどーすんの?
悲しむ人はいるけれど 君の方が悲しいじゃん

明日には僕の事 好きになっているかも知れない
明日には僕の事 友達って思えているかも

だからこのまま僕は消える
ありがとう さようなら いつまでもお元気でね

僕のレテパシーズが好き
あなたよりも好き

4thアルバム「ブルースマン」収録
(2003年作詞作曲)

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深海

ここは昔 深海だったから 
アンモナイトの化石がとれるんだ

三笠市立博物館の窓から 
潜水艦みたいな ぶ厚い窓から見てる

無音の雪はあの頃の海だね
無音の雪はあの頃の様だね

深海 僕にはなぜだか懐かしい
なんでだろう さようなら 全部

3rdアルバム「永遠に、たまに」収録
(2016年作詞作曲)

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夜に名前を

夜になっても南からやって来た雨雲は終わらずに
引っ越しの最中の君の部屋には まだ何にも置いていないから

来ないガス屋を待つ 留守番の僕は
窓の外にずっと続く送電線と
雨の夜を走る電車を眺めてたら
こんな夜に名前をつけようと思ったんだ

ちょっと長いけど 以下名前

「誰かからの悲しみを悲しみのまんま
誰かからの憎しみを憎しみのまんま
誰かからの喜びを喜びのまんま
誰かからの愛を愛のまんま
次の誰かに渡すのが人間だけど
僕の友達はそれができずに病気って医者に言われて
国から毎月数万円もらってるけど
そのどちらにもならないで
悲しみも憎しみも喜びも愛も他の誰にも渡さずに
歌を歌うのが天使なんだから
歌手っていうのは天使って事なんだと思うんだ。」って名前にしよう

3rdアルバム「永遠に、たまに」収録
(2011年作詞作曲)

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ホープちゃん

片手の無い猫が 僕の手をなめて 顔をずいぶんとすりつけてくるから
なんてかわいいんだと思って しばらくそのままやらせておいたんだ

動物病院で働いていた頃 休憩時間にオリから出して
毎日5分だけ 患者が来るまでその猫と遊んでいた

そしていつも僕の手をなめては 手の無い方のさ 顔だけをさ 僕の手にすりつけてきてた
僕はただもう嬉しくて「ありがとう」とか「愛してる」とか思った事を言っていた

だけど今思えば 手の無い方の顔を洗えないから 僕の手を使って洗っていただけなんじゃないの?

その証拠に今思えばいつも さんざんなめてすりつけたあとには
手のある方の顔をずっと自分で洗っていたもんね

だまされてたんだな でも いい時間だったな

僕が来ないと洗えない 片方のさ 顔だけをさ 僕の手にすりつけてきてた
僕はただ何も知らなくて「ありがとう」とか「愛してる」とか思った事を言っていた

だけど今思えば確実に手の無い方の顔を洗っていただけなんだよ 絶対

その証拠に君の顔は手のある方は白いけど 手の無い方は 
言いづらいけど どうあがいても黄ばんでいたもんね

だまされたけれどさ 愛しているよ 今も
だまされたけれどさ それで生きてこ 僕は

3rdアルバム「永遠に、たまに」収録
(2013年作詞作曲)

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ラブソング

ビルも車も四角だから 空を見上げただけ
君と過ごした五年間 歌が出来なかったのが
君に対するラブソングだと 僕は思ってた
死にたい気分の時だけ 歌は出来たから

君と過ごした五年間 歌は出来なかった
君と過ごした五年間は 悲しくなかった

月も星も遠くなって 君の手をつないだ
君と過ごした五年間 ギターを弾かなかったのが
君に対するラブソングだと 僕は思ってた
死にたい気分の時だけ ギターを弾いていた

君と過ごした五年間 ギターを弾かなかった
君と過ごした五年間は 悲しくなかった

はげしい雨のその中で ハードなレインの真ん中で
君とキスをした 傘はいらなかったのさ

君と過ごした五年間 空を見なかった
君と過ごした五年間は 悲しくなかった

3rdアルバム「永遠に、たまに」収録
(2016年作詞作曲)

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雨の日々

思い出をつくろう そしていつも思い出そう
僕らは今日が苦手で いつも昨日を話してる

今日を捨ててしまおう すぐに思い出せるように
昨日を語り、今日を捨て、そして明日をチラ見する

雨の日々が続いてるように 傘が増えてしまうように
増えすぎだね、なんて言っていた 傘が気付けば無いように

別に悲しくなく とても楽しくやってるよ
何だか少し遅いだけ 今が今も思い出のよう

だから今日を捨ててしまおう いつも思い出せるように
昨日に出会い、今日思い、そして明日をチラ見する

雨の日々が続いてるように 傘が増えてしまうように
増えすぎだね、なんて言っていた 傘が気付けば無いように

3rdアルバム「永遠に、たまに」収録
(2009年作詞作曲)

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ていくいっといーじー

その日かなり卑屈に 君の笑顔を見た
夜は重なり合ってる 昔も今も未来も全て
僕はここがどこなのか わからないよな気分でデート中
路上の少女が歌う「世界を変えたい。」って歌詞の前 通過中

ていくいっといーじー 世界を変えるなんて
ていくいっといーじー バカな事を言うんだな
ていくいっといーじー 変えるどころか世界は全部
ていくいっといーじー 君が作ったんだよ

バカ 君の責任さ

ゴッホの絵のようだ ゴッホの絵のように見えるんだ
街も人もあのこも 飛び降りるあの光の感覚も
油絵の具の中さ ずっとそう感じていたんだ
油絵の具の海で ずっと僕見ていたんだよ

ていくいっといーじー 夜が長すぎだな
ていくいっといーじー 早く帰ればよかったんだよ
ていくいっといーじー 「でも眠ったら朝だ。」なんて
ていくいっといーじー 世の中に慣れた人のセリフ

「でも僕また起きたらゴッホ。」笑

ていくいっといーじー 世界を変えるなんて
ていくいっといーじー バカな事を言うんだな
ていくいっといーじー 変えるどころか世界は全部
ていくいっといーじー 君が作ったんだよ

僕が作ったんだよ 全部

3rdアルバム「永遠に、たまに」収録
(2013年作詞作曲)

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君の思い出

君の悲しい思い出を 浅草の食堂で聞く
君の旅行の写真を 神楽坂の喫茶店で見る

梅雨の始めの日に 薄曇りの日に
アジサイの始めと バラの終わりに

君のおじいさんの話を 江ノ島の崖の上で聞く
光と雲の呼び名を 江ノ島の崖の下で聞く

夏の終わりの日に 君のとなりで見た
知らない町の明かりや リンゴ畑を

君の小学校の話を 東高円寺で聞く
悲しみも喜びも 遠くを見ながらね

キリストの生まれた日に 下北沢で見て
大丈夫な気がした 関係のない事さ

君の思い出を聞く 僕の目玉は
いつも遠くを見てて そこで会ってた

そこで会ってた そこで会ってた

3rdアルバム「永遠に、たまに」収録
(2011年作詞作曲)

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ユーレイ

この世に未練があって 成仏できない人が
道路や山やビルや そこここにいるという

念仏は唱えた 花や果物も供えた
だけどもまだいるみたい 僕には見えないけど

恋人は明かりをつけたまま ソファーで眠っている
君みたいなあきらめの悪いやつが ユーレイになるのさ

立派な葬式を出しても お線香をあげても
見える人の話では うじゃうじゃいるという

まだ何かいい事があると思っているのかな
棺桶では眠れない 墓の下では眠らない

恋人は布団にもぐらずに 居間でまたうたた寝
君みたいなあきらめの悪いやつが ユーレイになるのさ

布団で寝てくれないか ソファーに座りたいから
寝室に行ってくれよ じゃまでしょうがないのさ

3rdアルバム「永遠に、たまに」収録
(2008年作詞作曲)

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バスが来るまで

1時間に1本しか来ない バス停を目指し
君と二人で大学の近道を急ぐ

夏になったよな 昨日あたりから 水銀灯に
群がるでかい夏の虫と 恐がる君と僕と

坂の上 バス停が見える 夕日が残ってる
バスは行ってしまったね 夜がやって来た

僕らは僕らの住んでいる 街に背を向けて
次のバスが来るまでは ここで暮らそうよ

カメラ屋の広告がついている バス停のベンチの
缶詰の灰皿が揺れて 高い音を鳴らす

夏の風だよな 昨日あたりから 女子高生の
夏服の短いスカートに喜ぶ君と僕と

まだ来ない バス停の上で 星が増えている
バスが行ってしまったら どこかへ行けました

僕らは僕らの持っている 全てに背を向けて
次のバスが来るまでは ここで暮らそうよ

まだ来ない バス停で僕ら 別に話さずに
バスが行ってしまったら どこかへ行けました

僕らは僕らの住んでいる 街に背を向けて
次のバスが来るまでは ここで暮らそうよ

僕らは僕らを待っている 全てに背を向けて
次のバスが来るまでは ここで暮らそうよ

バスが来るまでは ここで暮らそうよ

3rdアルバム「永遠に、たまに」収録
(2007年作詞作曲)

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永遠に、たまに

いつでも何かを忘れてるような
大切な誰かを置いてきたような
でも 永遠に、たまに

流れ星 最後に光ってるような
三回も願わずに 一回でいいよ
ただ 永遠に、たまに

雨水で出来てた 透明な海も
少しだけ過ごした 透明な君も
ほら 永遠に、たまに

3rdアルバム「永遠に、たまに」収録
(2017年作詞作曲)

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見知らぬ青年との会話

世界が終わるから 後悔ないように
生きて下さいと いきなり言われたが

この世界が終わっても 終われるものなんて
何一つもないから 僕は大丈夫です

そう答えたら その青年は
どちらかと言うと 嬉しそうでした

なあ 見知らぬ青年よ 世界が終わっても
終わることなんて できやしないんだよ

死んでしまっても 生きてしまっても
終わることなんて できやしないんだよ

で、気分のよくなった その青年は
あなたにとってジャズとはなんですか?と聞いてきた

JR南武線の久地駅から津田山駅の
進行方向の左の窓から見える

歩道の横に張ってある青い金網の鉄線が
各駅停車のスピードで僕の脳みそに刺さっていく

あの感覚が僕のラッパの音なんです、と答えたら
青年は満足そうに街へ消えてった

青年よ お前の恋がうまくいくといいな
もうちょっとオシャレにして 会話も選べよ

僕は今日あのこに会える ただそれだけで
ブルーハーツのファーストみたいさ

2ndアルバム「愛してるよ」収録
(2012年作詞作曲)

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空知

僕の頭の中にまで届く 風が吹くのはこの町くらいで
そんな時には空の上だって 誰かがいるような気がするのさ

明日の天気はきっと晴れだな 僕の頭もなんだかサラサラ
クラゲのうすい皮を引き裂いて 不安を懐かしくした青空だから

僕の一番好きなのは五月 空知の人ならみんなそうかな
古い線路の上は今だって 何も変わらずにしゃべり続けている

僕はその風のようなおしゃべりを いつも頭の中で鳴らしては
いつも突然泣きたくなるのさ いつも突然死にたくなるのさ

だけどなんだかボーっと見てた なんだかボーっとしてた
なんだかボーっと見上げた だから大好きなんだろ

あー空知が好き!! 空知大好き!!

いつか悲しいうわさを聞いたり 不安な気持ちのままで死んでも
僕の心はいつでもこうだよ 何も心配しなくてもいいよ

空にはいつも誰かいるようで ここにはいつも誰もいないみたい
だから突然悲しくなるのさ だから突然うれしくなるのさ

そしてなんだかボーっと見てた なんだかボーっとしてた
なんだかボーっと見上げた だから大好きなんだろ

あー空知が好き!! 空知大好き!!

2ndアルバム「愛してるよ」収録
(2002年作詞作曲)

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ハローグッバイファックユー

バカにされたのに 僕は今も歌っているね
ハローグッバイファックユー でも水田の光

バンドをやめて君は何をやめれたのかな?
ビリーブアイラブファックユー あいつらくらい消せたかい?

水飲み場の虹を僕は今も作っています
それを仕事にできないのが 今一番の悩み

ワンダーランドで育った 君の歌がワンダーで
何が悪いんだミステリー 歌詞だけは直すなよ

何もかも絶望をして 君が降りたバスは
何もかも絶望したまま 変わらず行くのだ

さんざん笑って作った あんな夏の一日は
いつでもまた作れるから ためらわず壊そうぜ

バカにされたまま 僕は今日も歌っているね
ハローグッバイファックユー でも前方の光

夜の海を超えて君はロマンチックな空へ
だけど夜の海の冷たさの中だけに俺を思い出せよ

何もかも白紙にして 君が降りたバスは
何もかも白紙にしたまま 変わらず行くのだ

さんざん泣いて作った こんな冬の一日は
いつでもまた作れるから ためらわず壊そうぜ

さんざん笑って作った あんな夏の一日は
誰でもすぐ作れるから ためらわず壊そうぜ

2ndアルバム「愛してるよ」収録
(2012年作詞作曲)

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夕焼けより

誰かが作った そのマンガは
夕焼けより楽しいんだね

誰かが作った その音楽は
夕焼けより美しいんだね

だって電車の外の夕焼けを
誰も見向きもせずに マンガや音楽を楽しんでるから

僕がいつかマンガを作っても
夕焼けよりおもしろい本は作れないだろう

僕がいつか音楽を作っても
夕焼けより美しい曲は作れないだろう

僕のマンガの感動のラストシーン
君は読むのをやめて 電車の外の夕焼けを見る

夕焼けの京王線 多摩川を渡る時
電車の中は夕焼けより
素晴らしいマンガや音楽があふれてる

2ndアルバム「愛してるよ」収録
(2007年作詞作曲)

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通りに座って ちょっと酔っぱらって 見ていたものは車の流れ
一台一台の車の色を 僕はていねいに 目に溶かし込んだ

ちょうど二千台を溶かし込んだ時 出来上がったのは緑がかった青
僕には それが なぜか 青信号に見えたんだ 行くよ

どこへ ここじゃないとこへ ここじゃない所もすぐにここになる
だから僕はいつもここにいるよ そうだな 北の中の北

北北西でもなく北北東でもなく 僕の大好きな北の中の北
僕の言葉は雪だな 溶けてぬれるのが 君の顔ならいいな

このまま僕はここにいるよ 君がさっきいたように 冬もさっきまでいたよ
このまま僕は北にいるよ 君が僕を好きなように 僕も僕が好きだよ

うちわをあおいで 空気を動かす 思い出したのは22回分の夏
新しい街では季節は 浮浪者のようにじっとうずくまる

東京にいる 札幌にいた アラスカに行きたい 沖縄はどこ
月形で見上げ 岩見沢で見た 君に会ったのは真夜中の海

新しい風は 僕の体と 街を半分に 平等に吹く
それを知らないお前なんかと話したもんだからすぐに死にたいよ

朝の天気予報では知らない南の町だけが雨
僕がその時思った事を 君がのぞきこんでくれたらいいな

このまま僕はここにいるよ 君がいなくなったように 冬もいなくなったよ
このまま僕は北にいるよ 君が僕を嫌いなように 僕も僕が嫌いだよ

北を見すえる目玉が 行き過ぎて地球をぐるっと一回り
たまには星が上にあるのも 気に食わない時がある

いつか いつでもいいから なんだったら今でもいいよ
北を冬の終わる瞬間を僕の歌に出来たらいいな

ラララ…

2ndアルバム「愛してるよ」収録
(2005年作詞作曲)

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東区が恋しくて

東区が恋しくて 君はまた自転車をこいでいく
夏の日を取り戻しに 君はまた自転車をこいでいく

君の好きな夏の川に浮かぶ小さなトンボの死がいよ
どうかいつまでも「死んでいてね」と君は大きな海を思っています

子供のニオイの染みついた君の服が
つかれた顔をして今日もこの部屋に戻る
君の歌の中に誰もいないようなら
君も川に浮んで海を待てばいい

東区が恋しくて 君はまたつらそうな顔をする
夏の日が終っちゃうから 始まらないようにふとんから出てこない

君のキライなサイテーな奴らが 笑う学校のプールのニオイを
君はふとんの中でかいでる そして今日見た夢を僕に話す

君の話す夢の中に僕はいないから
安心して僕は君の肩に手を伸ばす
伸ばした僕のうではまだ白いまんまで
夏が始まってるなんて気付いてないみたい

子供のニオイの染みついた君の服が
つかれた顔をして今日もこの部屋に戻る
君の歌の中に誰もいないようなら
君も川に浮んで海を待てばいい

東区が恋しくて 君はまだ自転車をこいでいます

2ndアルバム「愛してるよ」収録
(2003年作詞作曲)

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再会

ずっと歩いてる 夏の町外れ
インターチェンジの遠い静けさと
橋の上を行く オートバイの音
きっと今頃さ 君も歩いてる

君に会うために必要なものは
南の星座をポケットに隠して
風が吹いたなら 君に会っている

あんなベンチなら 君のためにある
僕は座らずに横に立っていよう
だめになった君は今も歌ってる
夏の町角は今も輝いてる 

僕に会うために必要な事さ
一口目のビールは夜に溶かさなきゃ
それから君は優しくなってく 僕に会っている

君が車をまだ持っていた頃
寝不足の顔で僕ら別れたね
あれから何度か君に会ったけど
再会はできない そんな気がしないか?

君に会うために必要なものは
南の星座をポケットに隠して
風が吹いたなら 君に会っている

僕に会うために必要な事さ
一口目のビールは夜に溶かさなきゃ
それから君は優しくなってく 僕に会っている

2ndアルバム「愛してるよ」収録
(2009年作詞作曲)

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札幌ナンバーの最後

死にたくなる時は左手を胸に置き 
出来るだけ遠くの空を見つめていよう

海まで9Kmの青い看板の下で
優しくなりたいね お前の言葉を聞いた

もしも今、キヨシローに愛し合ってるかと聞かれても
僕にはただヘラヘラと笑うしか出来ないだろう

あいつが死んだ時 キャメルのラクダが泣いた
その歌が遠くの戦場で雨になった

生まれ変わる時はテレビなんかないとこで
戦争が起きても気付かずに笑っていよう

もしも今、キヨシローに夢を持ってるかと聞かれても
僕にはただヘラヘラと笑うしか出来ないだろう

夜の街 雪が降り 札幌ナンバー ペシャンコ
あーキレイだなあ

もしも今、キヨシローに愛し合ってるかと聞かれても
僕にはただヘラヘラと笑うしか出来ないだろう

夜の街 雪が降り 札幌ナンバー ペシャンコ
あーキレイだなあ

2ndアルバム「愛してるよ」収録
(2002年作詞作曲)

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夏のしっぽ

タマネギ畑の風に君の髪が揺れる
自転車で田舎道 君を送って行くよ
立ち乗りの自転車は君のおしりも揺れて
僕の心も揺れる スカートの擦れたあと

トラクターのおじさんの首にまいたタオル
グルグルでおもしろい 白い雲のカタチ
赤さびの屋根の下 お母さんと一休み
タマネギを入れる箱 宝物の光りかた

夏の空で抱きしめて まだおつりがくるくらい
小さな体で走る 大きな君の心
壊れてしまいそうな 君の笑顔を見てる
僕の下の水たまり 空と同じ深さ

コカコーラの空缶と透明なガラスビン
ロマンチックなゴミが僕らを透かして見せる
思い出すのはきっとそんな小さな言葉
サイダーの王冠や捨てられたエロイ本

君の家が近づいて 夕焼けが沈む頃
冷たい風が吹いて 君が星に気が付いた
夏のしっぽが見える 君と夏のおしり
とても良く似てる 間違えてしまいそう

2ndアルバム「愛してるよ」収録
(2000年作詞作曲)

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ロックンロール

高円寺の北口のアコムで金を借りて出た後
ビルの入り口の有線が歌う 古いロックンロールを
聞きながら厚着の師走の北口の人達を眺める
人も鳩も噴水も車もみんな同んなじに見えた

「美しいな」と呟いたのは誰かの霊だろ
だけども僕も同感で嬉しくなってきてる

有線の2曲目もやはりロックンロールで
知らない外人が僕を美しくさせた

借りた金も金はやはり金で金が有る気になる
久しぶりに本物のビールを飲みながら聞いてる

ああ、ロックンロールなんて 始めた気も無いし
続ける気も無いけど やめる気も無いね

「ざまあみろ」 英語だとなんつーの? 「Let`s go」

3曲目もやっぱり古いロックンロールで
僕が思う事は知ってる事ばかりだ

忘れてたわけではきっと無いんだろうけど
久しぶりの再会で涙が溢れるだけ

高円寺の北口のアコムで金を借りて出た後
ビルの入り口の有線が歌う 古いロックンロールが
もしもいつか「あなたにとってロックとはなんですか?」という
バカなインタビュアーに僕が答える適当な答え

「ざまあみろ」 

「Let`s go」

2ndアルバム「愛してるよ」収録
(2015年作詞作曲)

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17

セブンティーン その日 外は大雪で 僕はカーテンの向こう 外ばかり見てた
セブンティーン 別に晴れても雪でも 外ばかり見てたから 変わりはないけれど

その日は朝から雪の色しか見なかったので
あなたの絵の色が痛いよ
世界中の人からさ 死ねと言われた気がした
誰も殺してはくれないのに セブンティーン

セブンティーン 満員の教室と今、同じ感覚で外だけを見てる
セブンティーン 僕は慣れてしまったよ 満員の電車から外だけを見てる

授業の途中でさ 教室から逃げたよ
図書室へあなたの絵を見に行く
はじめての時は少しとまどったけれど
今は慣れてしまえたんだな セブンティーン

セブンティーン その日 外は大雪で 僕はカーテンの向こう 外ばかり見てた
満員の教室から図書室へ 渡り廊下を渡る時も 雪だけを見てた

その日は朝から雪の色しか見なかったので
あなたの絵の色がつらいよ
世界中の人からさ 死ねと言われた気がした
だけど誰も殺してくれないな セブンティーン

僕を殺すのは僕だけさ セブンティーン

僕を殺せるのは僕だけさ セブンティーン

1stアルバム「僕を殺せるのは僕だけさ」収録
(2014年作詞作曲)

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ロックンロールじゃ踊れない

若者がロックンロールで遊んでる
「人々を一人一人眺めたら 
ほらこんなにも素敵な世界でしょ?」って
言われたような気がして ロックンロールじゃ踊れない

あんなに大嫌いだった人達の事が
なんだか この頃 素敵に見えてきて
あんなに大好きだった 自分の事が嫌いになった
僕は変わってしまった

中年もロックンロールで遊んでる
夕暮れのような 友情と愛と恋と
たくさんの思い出達の8ビートが速すぎて
美しすぎて 無理だよ ロックンロールじゃ踊れない

あんなに目障りだった人達の事が 
なんだか とっても素敵に見えてきて
あんなにずっと一緒にいた 自分の事が目障りになった
僕は変わってしまった

嫌いになった
僕は変わってしまった

無理だよ 僕は
ロックンロールじゃ踊れない

1stアルバム「僕を殺せるのは僕だけさ」収録
(2010年作詞作曲)

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ロマンチック

海に捨てられた空缶は 色んな物を見てきた
穴が開き錆がついて やっと海になれたのに
ボランティアに拾われて カップヌードルの容器と
ゴミ袋に入れられて またゴミに戻された

Oh yeah ロマンチック

人殺し少年は 色んな空を見てきた
日が昇り 日が沈み やっと空になれたのに
警察につかまって 同級生は出現
施設に入れられて また人に戻された

woo yeah ロマンチック

森に捨てられた車 色んな天気の中で
四つの季節集めて やっと森になれたのに
土地の所有者が見つけ 怒って電話して
業者に運ばれて また鉄に戻された

Oh yeah ロマンチック

古い名作の絵画 色んな暮らしを見たよ
価値のわからぬジジイの家で やっとしみになれたのに
ジジイが死んで見つかり セザンヌとさわがれて
オークションに出されて また名作に戻された

woo yeah ロマンチック

1stアルバム「僕を殺せるのは僕だけさ」収録
(2004年作詞作曲)

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プレスカブのスピードで

プレスカブのスピードで 旅に出るの
プレスカブのスピードで 新しい朝へと

時速40kmの風になるの
時速40kmの歌にのせて

プレスカブのスピードで お前らの事など
プレスカブのスピードで 忘れてしまえるの

プレスカブのスピードで 旅に出たの
プレスカブのスピードで 夜風と並走

時速80kmじゃ 風を切り裂くだけ
時速40kmなら 風になるの

プレスカブのスピードで お前らの事など
プレスカブのスピードで 忘れてしまえるの

忘れてしまうの

1stアルバム「僕を殺せるのは僕だけさ」収録
(2008年作詞作曲)

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SFマンボ

精神障害者は天使 ちほう老人は神様
君が優しくした分だけ 天国に近づける
天国のえらい人が 君の優しさをはかるため
精神障害者は天使 ちほう老人は神様

どこまでも行こうなんて どうしようもないね
君の事が好きで好きでたまらないから
自殺をしようなんて 悲しすぎるだけだよ
精神障害者は天使 ちほう老人は神様

精神障害者は天使 ちほう老人は神様
君が冷たくした分だけ 地獄に近づける
地獄のえらい人が 君の冷たさをはかるため
精神障害者は天使 ちほう老人は神様

どこまでも行こうなんて どうしようもないね
君の事が好きで好きでたまらないから
長生きしようなんて くだらない事言うなよ
精神障害者は天使 ちほう老人は神様

1stアルバム「僕を殺せるのは僕だけさ」収録
(2002年作詞作曲)

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君とスピッツ

君はスピッツが好き
君は洗い物をする時に毎回スピッツをかけている
君はスピッツが好き

僕もいいな、と思い 
一人で洗い物をする時にスピッツかけてみたけれど
そんなに良くはなかった

なんでだろう 君が中2の頃に作ったカセットテープ
君が聞いてるのを聞いてる時は あんなにいいのにね

君はスピッツが好き
君は掃除機をかけてる時もほとんど聞こえていないのに
毎回スピッツを聞く

僕もいいな、と思い
一人で掃除機をかけてる時にスピッツかけてみたけれど
あんまり良くはなかった(聞こえないしね)

なんでだろう 君が中2の頃から聞いていたカセットテープ
君が聞いてるのを聞いてる時は あんなにいいのにな

1stアルバム「僕を殺せるのは僕だけさ」収録
(2009年作詞作曲)

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君しかいない

誰もいない惑星で 僕一人で過ごし
遠い星のラジオの声に 耳を澄ましては消した

誰もいないと思ったのに 君を見つけたので
一人じゃなくて 二人になっただけの事

遠い星の人達が この星を覗けば
二人でいる僕達は 恋人に見えるだろう

とても君は楽しいし 素敵だと思うが
この星には僕らしか いないだけの事

遠い星の人達が この星を覗けば
二人でいる僕達は 友達に見えるだろう

愛の言葉は囁かず 乾杯も握手もない
他に誰もいないからさ 君しかいないだけ

遠い星の人達が この星を覗けば
二人きりの僕達は 家族に見えるだろう

友達に見えるだろう 恋人に見えるだろう

1stアルバム「僕を殺せるのは僕だけさ」収録
(2007年作詞作曲)

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やさしい人

死にかけの猫が 笑う時にだけ
愛を感じる 君の事が好きだよ

海や山には 連れて行けないけど
歌を歌うから 聞きに来ておくれ

夜になったら 月が出るように
朝になったら 人が歩くように

あたり前の事 君の悲しみは
ずっと続くんだ 君が君ならば

傘をさしたら君はぬれないけど 街はぬれるだろ?
街がぬれると君は悲しくなる 傘をさしてても

さっきまでベンチにいた誰かが消えているように
ちゃんと風景になれてるね 君は やさしい人だから

死にかけの君が 笑うのを見たよ
愛を感じたよ 僕の事も好きだよ

1stアルバム「僕を殺せるのは僕だけさ」収録
(2013年作詞作曲)

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海へ行こうよ

海へ行こうよ テトラポットの上で
ラジオでも聞こうよ きっといい曲がかかるよ

海へ行こうよ 雨が降ったっていいし
傘はじゃまだから 別に持って行かなくてもいいんじゃないか

海へ行こうよ 人が暮らしてるとこで
旅人になろうよ たった半日でいいよ

海へ行こうよ そして夜を向えたら
別々になろうよ 君は一人でいる方がキレイじゃないか

もう一度だけ僕は 君に話したい事があるんだよ
だから今すぐに 海へ行かないか

海へ行こうよ 悲しみは話すものじゃなく
眺めてるものさ 空と区別できなくなるまで

海へ行こうよ バイクが遠く去って行く
そんな瞬間に きっと波の音が君にも聞こえるだろう

そんな所に立ってたら いつか君は本当に
気が狂っていってしまうだろう 海へ行かないか

最後に一つ僕は 君に伝えたい事があるんだよ
だから今すぐに 海へ行かないか

海へ行こうよ 海へ行こうよ

1stアルバム「僕を殺せるのは僕だけさ」収録
(2007年作詞作曲)

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愛は風景

たとえば 雨の信号
たとえば 雨の少年
たとえば 笑う少年と僕ら
たとえば 思い出の海

愛は思うものじゃなくて
愛は感じるものじゃなくて
愛はただの風景だから
僕はただ眺めてる

たとえば あの頃の事が
たとえば 冗談みたいに
たとえば 思えるような静かな夜の
街を君が訪れても

愛は触れるものじゃなくて
愛は過ぎていくものじゃなくて
愛はただの風景だから
君もただ眺めてね

愛は消えるものじゃなくて
愛は消えないものじゃなくて
愛はただの風景だから
僕も君も眺めてる

1stアルバム「僕を殺せるのは僕だけさ」収録
(2009年作詞作曲)

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17

Seventeen
It was heavy snow on that day and I kept looking outside through the curtain of the window
Seventeen
I kept looking outside no matter if it was sunny or snowy so that nothing was special though
I didn’t see any color except the one of the snow from the morning on that day
And the color of your painting was too painful for me
I felt like the world was telling me to die
Although nobody would kill me for me
Seventeen

Seventeen
I’m just looking outside with the same feeling as when I was in the crowded classroom
Seventeen
I’ve got used to do so
I’m just looking outside from the crowded train

I escaped from the classroom during class
Heading to the library to see your painting
I hesitated at first but I’ve got used to do so
Seventeen

Seventeen
It was heavy snow on that day and I kept looking outside through the curtain of the window
I kept looking at the snow when I went through the connecting corridor from the crowded classroom to the library also

I didn’t see any color except the one of the snow from the morning on that day
And the color of your painting was too hard for me
I felt like the world was telling me to die but
Nobody will kill me for me
Seventeen
Nobody but me will kill me
Seventeen
Nobody but me can kill me
Seventeen

from the 1st album「Nobody But Me Can Kill Me」
(written and composed in 2014)

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Can’t Dance To Rock ’n’ Roll

Young ones are playing with rock ‘n’ roll
“If you see those people one by one, this world looks so nice, doesn’t it?”
I felt like they told me so, and I can’t dance to rock ‘n’ roll

Those who I used to hate so much
Came to look nice somehow these days
I have come to hate myself I used to love so much
I have changed

Middle aged are also playing with rock ‘n’ roll
Like twilight
Friendship and love and romance
The 8th note beat of many memories is too fast
Too beautiful
Can’t
I’ can’t dance to rock ‘n’ roll

Those who I used to feel so annoying
Came to look so nice somehow
I have come to feel annoyed about myself who have been together always
I have changed

I have come to hate
I have changed

I can’t
I’ can’t dance to rock ‘n’ roll

from the 1st album「Nobody But Me Can Kill Me」
(written and composed in 2010)

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Romantic

An empty can littered into the sea has seen various things
It got a hole and rusts and it finally succeeded in turning into a part of the sea
But a volunteer worker picked it up
It was put into the garbage bag with an empty cup of Cup Noodle
And it has been reverted to a rubbish

Oh yeah romantic

Juvenile murderer has seen various sky
Sun rose and it set and he finally succeeded in turning into a part of the sky
But policemen arrested him and classmates appeared
He was interned in a facility and has been reverted to a human

Woo yeah romantic

An abandoned car in the forest went through various weather
It collected four seasons and finally succeeded in turning into a part of the forest
But the land owner found it out and rang angrily
A manufacturer picked it up and it has been reverted to iron

Oh yeah romantic

An old masterpiece of painting has seen various people’s life
It finally succeeded in turning into a stain in the house of an old man who can’t find the value of it
He died and it was discovered
People made a fuss about Cézanne’s work
It was put at auction and has been reverted to a masterpiece

Woo yeah romantic

from the 1st album「Nobody But Me Can Kill Me」
(written and composed in 2004)

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At a Speed of a Press Cub

At a speed of a press cub
I start on a journey
At a speed of a press cub
To the brand new morning

I’ll be a wind at 40 km per hour
On a song at 40 km per hour

At a speed of a press cub
About you guys
At a speed of a press cub
I can forget

At a speed of a press cub
I started on a journey
At a speed of a press cub
Running side by side with a night wind

I can just cut through a wind at 80 km per hour
I can be a wind at 40 km per hour

At a speed of a press cub
About you guys
At a speed of a press cub
I can forget

I forget

from the 1st album「Nobody But Me Can Kill Me」
(written and composed in 2008)

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SF Mambo

Mentally-handicapped people are angels
Elderlies with dementia are gods
The more you treat them kindly
The closer you can get to the heaven
It’s how the authority of the heaven judges your kindness
Mentally-handicapped people are angels
Elderlies with dementia are gods

Feeling like going to the end of the world
There is no help for it
I love you and I can’t help loving you so much
Feeling like committing suicide is just too sad
Mentally-handicapped people are angels
Elderlies with dementia are gods

Mentally-handicapped people are angels
Elderlies with dementia are gods
The more you treat them badly
The closer you can get to the hell
It’s how the authority of the hell judges your cruelty
Mentally-handicapped people are angels
Elderlies with dementia are gods

Feeling like going to the end of the world
There is no help for it
I love you and I can’t help loving you so much
Don’t say that you want to live long
It’s a stupid idea
Mentally-handicapped people are angels
Elderlies with dementia are gods

from the 1st album「Nobody But Me Can Kill Me」
(written and composed in 2002)

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You and Spitz

You like Spitz
You play Spitz every time when you do the dishes
You like Spitz

I thought I like it too
And I played Spitz when I was doing the dishes by myself
But it was not as nice as I thought

How come?
The cassette tape I made when I was a 2nd year student of junior high school
It sounds nice when I listen to while you are listening to it though

You like Spitz
You listen to Spitz every time when you vacuum though you can hardly catch it

I thought I like it too
And I played Spitz when I was vacuuming by myself
But it was not as nice as I thought (and I couldn’t catch it)

How come?
The cassette tape I’ve been listening to since I was a 2nd year student of junior high school
It sounds nice when I listen to while you are listening to it though

from the 1st album「Nobody But Me Can Kill Me」
(written and composed in 2009)

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Nobody but You

I live alone on an uninhabited planet
I kept listening to and turning off the voice on the radio from a distant planet

I had thought there’s nobody else
But just because I found you
There is not only me
There are two of us now

If people on the distant planet look into this planet
Two of us staying together may look like lovers

I think you are fun and nice
But it’s just because there is nobody but us on this planet

If people on the distant planet look into this planet
Two of us staying together may look like friends

We don’t whisper words of love
There are nobody making a toast or applauding
Because there is nobody else
Nobody but you

If people on the distant planet look into this planet
Two of us together alone may look like a family

May look like friends
May look like lovers

from the 1st album「Nobody But Me Can Kill Me」
(written and composed in 2007)

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A Kindhearted One

You feel love only when a dying cat gives you its last smile
I love you

We can’t go to the sea or the mountain
But I will sing a song
Come to listen to it

Like a moon comes up in the night
Like people start walking around in the morning

It’s natural
Your sorrow will continue
As long as you are yourself

You don’t get wet under an umbrella
But the city gets wet, doesn’t it?
You feel sad when the city gets wet though you are under an umbrella

Like someone who was sitting on the bench just a while ago has already gone
You can be a part of the scenery
Because you are a kindhearted one

I saw dying you gave me your last smile
I felt love
You love me too

from the 1st album「Nobody But Me Can Kill Me」
(written and composed in 2012)

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Let’s Go to the Sea

Let’s go to the sea
Let’s listen to the radio on a tetrapod
I’m sure some good music will be played

Let’s go to the sea
It doesn’t matter if it rains
We don’t need to bring umbrellas with us because it will encumber us, do we?

Let’s go to the sea
Let’s be travelers at where people are living
Just a half day is enough

Let’s go to the sea
And let’s disband when the evening comes
You are more beautiful when you are alone, aren’t you?

I have something I want to tell you one more time
So why don’t we go to the sea right now?

Let’s go to the sea
Sorrow is not something you should say out
It’s something you should stare blankly till it gets mixed in with the sky

Let’s go to the sea
The moment when a motorbike is going away to a distant place will gives you the sound of the waves

If you keep standing there
You’ll go crazy actually someday, won’t you?
Why don’t we go to the sea?

I have something I want to tell you one last time
So why don’t we go to the sea right now?

Let’s go to the sea
Let’s go to the sea

from the 1st album「Nobody But Me Can Kill Me」
(written and composed in 2007)

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Love Is the Scenery

Just like a traffic light in the rain
Just like a boy in the rain
Just like a smiling boy and us
Just like the sea in our memory

Love is not something you think
Love is not something you feel
Love is just the scenery
So, I am just staring it

Just like the memories in those days
Just like they were fantasy
Just like the silent night makes you feel so
Even if you visit the city then

Love is not something you touch
Love is not something going pass
Love is just the scenery
So, just stare it as it is

Love is not something disappearing
Love is not something forever
Love is just the scenery
I and you are staring it

from the 1st album「Nobody But Me Can Kill Me」
(written and composed in 2009)

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The Conversation With a Strange Guy

He suddenly told me
“Please live your life without any regret as the world is ending”

“Even if the world were to end
I would have nothing to end
So I’m okay”

I answered so
And if anything
The guy looked happy with it

Hey
Strange guy
We could never end even if the world were ending

No matter if we died or survived
We could never end

Then
The guy felt better and asked me
“What is the definition of Jazz for you?”

“The feeling the iron wires of the blue wired fence besides the sidewalk you can see from the window on the left side along the run from Kuji Station to Tsudayama Station on JR Nambu Line keep sticking into my brain at the speed of a local train is the sound of my alto saxophone”

I answered so and the guy disappeared into the city with evident satisfaction

Hey guy
I hope you will win the love of someone
You should dress up a bit more and choose the topic of the conversation

I can meet that girl today
And just because of that
It’s like the 1st album of THE BLUE HEARTS

from the 2nd album「I Love You」
(written and composed in 2012)

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Sorachi

There is no town other than this one where the wind which can reach inside of my head blows
In that situation
I have a feeling that there is someone above the sky also

It should be sunny tomorrow and my hair is also smooth somehow
Because the color of the sky is so blue as if it broke a thin layer of a jerry fish and lost anxiety

I like May the most
Anyone from Sorachi might be the same
On the old railroad tracks
You can hear their story still going on as ever before

I always listen to the story like a breeze inside of my head
It always makes me feel like cry suddenly
It always makes me feel like die suddenly

But I was staring blankly somehow
I was daydreaming somehow
I looked up blankly somehow
So I love it after all

Ah I love Sorachi!!
I love Sorachi!!

Even if I hear a sad rumor or you die with anxious feeling someday
My heart stays always the same like this
Don’t need to worry anything

It looks like there is someone above the sky and there is nobody here
So it makes me sad suddenly
So it makes me happy suddenly

And I was staring blankly somehow
I was daydreaming somehow
I looked up blankly somehow
So I love it after all

Ah I love Sorachi!!
I love Sorachi!!

from the 2nd album「I Love You」
(written and composed in 2002)

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Hello Good-Bye Fuck You

I’ve been fucked over but I’m still singing songs now
Hello good-bye fuck you but there’s the glory on the rice paddy

What could you give up by giving up the music band?
Believe I love fuck you
Have you defeated those guys?

I’m still making rainbows at the drinking fountain
What bother me the most is that it cannot be my job

The song of you who was grown up in the wonderland is wonder
What is wrong?
Mystery
Don’t change the lyrics at least

The bus which you got off after you gave up all the hopes you had
Keeps running forward
Leaving all the hopes behind

That summer day filled with lots of laughter
Can be made again anytime
So let’s destroy it without hesitation

Keeping being fucked over as before
I’m still singing songs today
Hello good-bye fuck you but there is the glory far ahead

Over the sea at night
You are flying up to the romantic sky
But the coldness inside of the sea at night will remind you about me

The bus you got off after scrapping anything and everything
Keeps running forward
Scrapping anything and everything

This winter day filled with lots of tears
Can be made again anytime
So let’s destroy it without hesitation

That summer day filled with lots of laughter
Can be made by anyone easily
So let’s destroy it without hesitation

from the 2nd album「I Love You」
(written and composed in 2012)

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Better Than Sunset

The manga written by someone seems like
It’s more interesting than the sunset

The music composed by someone seems like
It’s more beautiful than the sunset

Because everyone is enjoying manga and music without taking notice of the sunset outside of the train

Even if I write a manga someday in the future
I would never be able to write the one which is more interesting than the sunset

Even if I compose music someday in the future
I would never able to compose the one which is more beautiful than the sunset

At the moving last scene of my manga
You will stop reading and look at the sunset outside of the train

When the train on Keiō Line goes across Tama River through the glow of the sunset
There are full of manga and music inside of the train
Which are more amazing than the sunset

from the 2nd album「I Love You」
(written and composed in 2007)

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North

A stream of cars was what I was looking at when I was sitting on the sidewalk
Feeling a little tipsy
I input colors of cars one by one into my eyes carefully

When I input the 2000th one
What was completed was a color of greenish blue
It looked like a green light for me
I go

To where?
Somewhere other than here
That somewhere will turn into here soon
So I’m here always
Yeah true
The North of the North

Not the north-northwest nor the north-northeast
My beloved North of the North
My words are snow
I’m happy if they can dissolve in water on your face

I’ll stay here like this
Just like you were here just now
The winter was here until just now
I’ll stay at the North like this
Just like you love me
I love myself too

I’m fanning to move the air
It reminded me about 22 times of summer
Seasons keep crouching like vagabonds in this new city

I’m in Tokyo
Was in Sapporo
And wanna go to Alaska
Where is Okinawa
I looked up in Tsukigata and saw in Iwamizawa
Where I met you at was the sea in the deep of night

The new breeze blows against my body and the city one half of each equally
Having a chat with you who don’t know that made me want to die immediately

The weather forecast in the morning said it will be rain only in the unknown southern town
I hope you will look into what I thought at that time

I’ll stay here like this
Just like you left
The winter left also
I’ll stay at the North like this
Just like you hate me
I hate myself too

The eyes gazing at the North look away over the North and go around the globe
Sometimes
I don’t like even stars are above us

Someday
Anytime is okay
Now is also fine if necessary
I hope I can compose my song of the moment when the winter of the North ends

La la la…

from the 2nd album「I Love You」
(written and composed in 2005)

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Missing Higashi Ward

Missing Higashi Ward
You are pedaling a bicycle again
To get a summer day back
You are pedaling a bicycle again

Your favorite little dead dragonfly floating on the river in summer
“I hope you are staying dead there” forever
You are thinking about the ocean

Your clothes in which the smell of your childhood has remained come back to this room with a tired face today again
If there seems to be nobody in your song
You can also float on the river and wait till you reach to the sea

Missing Higashi Ward
You show your sad face again
You are not coming out from the bed not to start the summer day because you don’t want it end

In the bed
You are smelling the odor of the swimming pool in the school where awful people you hate laugh at you
And you tell me about the dream you saw today

Since I’m not in the story of your dream
I’m relieved and put my arm around your shoulder
My arm is still pale
And it seems like it hasn’t noticed the summer has started already

Your clothes in which the smell of your childhood has remained come back to this room with a tired face today again
If there seems to be nobody in your song
You can also float on the river and wait till you reach to the sea

Missing Higashi Ward
You are still pedaling a bicycle

from the 2nd album「I Love You」
(written and composed in 2003)

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Reunion

I keep walking the outskirts of the town in the summer
The interchange is far and it’s quiet
The sound of the motorcycle going across the bridge
I’m sure that you are also walking around now

The necessary thing to meet you is
Hiding the southern constellation in my pocket
If the wind blows
I’m meeting you

The bench like that exists just for you
I’ll keep standing rather than sitting on it
You are spoilt and still singing now
The street corner in the summer is still shining

It’s the necessary thing to meet me
You must mix the first sip of beer into the night
You get kinder since then
You are meeting me

When you still had a car
We parted with sleep deprived faces
I’ve met you a few times since then
But we can no longer have a reunion
Don’t you feel so?

The necessary thing to meet you is
Hiding the southern constellation in my pocket
If the wind blows
I’m meeting you

It’s the necessary thing to meet me
You must mix the first sip of beer into the night
You get kinder since then
You are meeting me

from the 2nd album「I Love You」
(written and composed in 2009)

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The End of Sapporo Car

When we feel like to die
Let’s put our left hands on our chests and stare at the sky as far as possible

Under the blue sign saying it’s 9 km to the sea
“We want to get kinder, don’t we?”
I heard your words

If Kiyoshiro asked us “Aishiatteruka (We all love each other, don’t we)?” now
I could only laugh like an idiot

When that guy was dead
The camel on the package of Camel cigarettes cried
The cry changed into rain drops in a distant battlefield

When we will be born again
Let’s keep smiling at somewhere without TV not to hear anything even if a war breaks out

If Kiyoshiro asked us “Do you have a dream?” now
I could only laugh like an idiot

In the nocturnal city
It’s snowy
Sapporo car was squashed flat
Ah beautiful

If Kiyoshiro asked us “Aishiatteruka (We all love each other, don’t we)?” now
I could only laugh like an idiot

In the nocturnal city
It’s snowy
Sapporo car was squashed flat
Ah beautiful

from the 2nd album「I Love You」
(written and composed in 2002)

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The Tail of Summer

Your hair is waving in the wind of the onion field
I’m taking you home through the country road by bicycle
Your butt is trembling on the bike as you are pedaling while standing up
My heart is also trembling
The rubbing trace on your skirt

The towel around the neck of the older man on the tractor
Swirling and funny
The shape of the white cloud
A short break with the older lady under the rusty red roof
The box of onions
The way the treasure box shines

You are pedaling forward with your big heart which is too large to hold with the summer sky
I’m looking at your fragile smile
The paddle under my bike is as deep as the sky

An empty can of Coca Cola and a clear glass bottle
Romantic garbage makes us look see-through
What we remember will be such little words
A crown cap of a pop bottle and an abandoned porn magazine

When we get closer to the house and the sun is about to set
A cold wind lets you know there are stars in the sky
I can see the tail of summer
The butts of you and summer look alike so much that it might be hard to distinguish them for me

from the 2nd album「I Love You」
(written and composed in 2001)

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Rock ‘n’ Roll

After I borrowed some money in ACOM at the north side of Kōenji Station and came out from there
I looked at people around there
Listening to the old rock ‘n’ roll music from the speaker at entrance of the building
People, pigeons, the fountain and cars looked all the same for me

Who whispered “Beautiful” might be a spirit of someone
But I agree with it and I’m becoming happier

The next song was also rock ‘n’ roll as I thought
And an unknown overseas musician made me beautiful

Borrowed money is money after all and it makes me feel like I have money
I’m listening to the music
Drinking the “real” beer for the first time in a while

Ah I’ve had no intention to start and continue rock ‘n’ roll
But no intention to retire also

How to say “Zamaamiro” in English?
“Let’s go”

The third song was also rock ‘n’ roll as I thought
I’ve known all of the thoughts I made

It doesn’t mean that I was forgetting
But tears are just overflowing because of the reunion after a long time

After I borrowed some money in ACOM at the north side of Kōenji Station and came out from there
The old rock ‘n’ roll music is played from the speaker at entrance of the building
If a stupid interviewer asks me “What is Rock for you?” someday
I will dodge the question like this

“Zamaamiro”

“Let’s go”

from the 2nd album「I Love You」
(written and composed in 2015)

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Deep Sea

Since this area used to be the deep sea long time ago
Ammonite fossils can be extracted here

I’m looking out of the window in Mikasa City Museum
Which is as thick as the one of a submarine

Silent snow is the sea in those days
Silent snow is just like those days

The deep sea
I feel nostalgic somehow
Why is that?
Good-bye everything

from the 3rd album「Now and Again Forever」
(written and composed in 2016)

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Naming the Night

Rain cloud came from the south hasn’t passed over yet
There is nothing in your room in just the middle of move

I’m waiting a gas man still not coming
Looking at the power line continuing for miles and the train running in the rainy night outside of the window
And I thought I want to name the night like this

It’s a little long but I named it as follows

“I think human is who pass
Sorrow from someone as it is
Hate from someone as it is
Happiness from someone as it is
Love from someone as it is
To the next person
But my friend cannot do so and was diagnosed with illness by a doctor
So that the nation provide tens of thousands yen
But not becoming human nor a sick man
And not passing sorrow, hate, happiness and love to anyone
An angel sings songs
So that a singer should be an angel”
I’ll name it so

from the 3rd album「Now and Again Forever」
(written and composed in 2011)

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Hope-chan

Since the cat without a right forepaw kept licking my hand and rubbing his face against me
I thought how cute he was
And I let him do it for a while

When I was working at the animal hospital
I took him outside of the cage and played with him for 5 minutes every day until a next patient’s visit

And he always licked my hand and rubbed the right side of his face against my hand
It just made me happy and I said “Thank you” and “I love you” as I thought

But looking back now
You were just using my hand to wash your face because you cannot wash the side of you face without a forepaw, weren’t you?

In token of that
Looking back now
You were always washing the left side of your face by yourself after you licked and rubbed me a lot

You fooled me but we had a good time

You always rubbed the right side of his face against my hand because you could not wash it without me
I was just innocent and I said “Thank you” and “I love you” as I thought

But looking back now
You were definitely washing the side of your face without a forepaw for sure

In token of that
The left side of your face was clean but the right side without a forepaw was always yellowish

You fooled me but I love you even now
You fooled me but I’ll keep living like this

from the 3rd album「Now and Again Forever」
(written and composed in 2013)

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Love Song

I looked up at the sky just because buildings and cars are all square-shaped
I couldn’t compose a song for five years I spent with you

I thought it was a love song for you
Because I could compose a song only when I feel like I want to die

For five years I spent with you
I couldn’t compose a song
For five years I spent with you
I was not sad

The moon and stars went far away and I held your hand
I didn’t play a guitar for five years I spent with you

I thought it was a love song for you
I played a guitar only when I feel like I want to die

For five years I spent with you
I didn’t play a guitar
For five years I spent with you
I was not sad

In the hard rain
In the middle of “hard-na-rain”
I kissed you
We didn’t need an umbrella

For five years I spent with you
I didn’t look up at the sky
For five years I spent with you
I was not sad

from the 3rd album「Now and Again Forever」
(written and composed in 2016)

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Rainy Days

Let’s make memories and remember always
I feel uncomfortable about today and I’m always talking about yesterday

Let’s throw away today to make it easy to remember
I talk about yesterday
Throw away today
And glance at tomorrow

Like rainy days are continuing
Like my house gets more and more umbrellas from somewhere
Like those umbrellas we were saying that we have got too much disappear before we realize

I’m not sad and my life is pretty fun actually
It’s just a little bit slow
I still feel today is like the past

So let’s throw away today to make it easy to remember
I meet with yesterday
Think about today
And glance at tomorrow

Like rainy days are continuing
Like my house gets more and more umbrellas from somewhere
Like those umbrellas we were saying that we have got too much disappear before we realize

from the 3rd album「Now and Again Forever」
(written and composed in 2009)

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TAKE IT EASY

I looked at your smile pretty servilely on that day
Nights are synchronizing
The past, now, the future and all

I’m dating
Feeling like I don’t know where we are now
I’m going pass in front of a girl on the street singing “I want to change the world”

TAKE IT EASY
You change the world
TAKE IT EASY
You say a stupid thing
TAKE IT EASY
On the contrary
TAKE IT EASY
All the world has been created by you

Air head!
It’s your fault

It’s like a painting of Van Gogh
It looks like a painting of Van Gogh
The city, people, that girl and that feeling of the light jumping off
In oil paints
I’ve been feeling like so
In the sea of oil paints
I’ve been watching

TAKE IT EASY
The night is too long
TAKE IT EASY
I’d had better go home
TAKE IT EASY
“But it’ll be morning if you sleep”
TAKE IT EASY
Is what people who have got used to worldly matters say

‘But I’ll be in Van Gogh’s oil paints when I wake up lol”

TAKE IT EASY
You change the world
TAKE IT EASY
You say a stupid thing
TAKE IT EASY
On the contrary
TAKE IT EASY
All the world has been created by you

All has been created by me

from the 3rd album「Now and Again Forever」
(written and composed in 2013)

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Your Memories

I listen to your sad memories at the diner in Asakusa
I looked at the photos from your trip at the café in Kagurazaka

On the first day of the rainy season
On the slightly cloudy day
In the beginning of hydrangeas and the end of roses

I listen to the story about your grandpa on the top of the cliff at Enoshima
I listen to the names of light and cloud under the clif at Enoshima

I saw the lights of the town and apple fields in the end of the summer
Standing next to you

I listen to the story about your elementary school in Higashi- Kōenji
Sad stories and happy stories
Looking into the far distance

I saw you on the birthday of Jesus in Shimokitazawa
I felt I’m okay
I better no worry

My eyes listening to your memories were
Always looking into the far distance
And we are meeting there

We were meeting there
We were meeting there

from the 3rd album「Now and Again Forever」
(written and composed in 2011)

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Ghost

It is said that there are people who cannot rest in peace because of the regret in this world they have
On the streets and mountains
In buildings
Here and there

I chanted a Buddhist prayer and offered flowers and fruits
But it seems like it’s still there though I cannot see it

My girlfriend is sleeping on the couch with the room light on
People who die hard like you will be ghosts

Although proper funerals are held or people offer them incense sticks
People who can see them say there are heaps of them

Are they expecting any more good happenings here?
They cannot sleep in a coffin
They never sleep under the graveyard

My girlfriend hasn’t got into the bed and she is taking a nap in the living room
People who die hard like you will be ghosts

Can you go to bed?
I want to sit on the couch
Go to the bedroom
I cannot help feeling annoyed

from the 3rd album「Now and Again Forever」
(written and composed in 2008)

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Till the Bus Comes

I’m rushing through the short cut in the site of university with you to the bus stop where only one bus comes every hour

Summer has come yesterday
Summer bugs gathering around the mercury lamp scared the two of us

I can see the bus stop on the hill
The setting sun is still there
The bus has gone and the night has come

Why don’t we live here till the next bus comes
Turning our back on the city we live in?

Beside the bench with an ad of a camera shop
There is the ashtray made of an empty can shaking and making a high-pitched noise

There are summer breezes from yesterday
The short skirts of high school girls’ summer uniform make the two of us happy

There are growing number of stars in the sky above the bus stop where the next bus hasn’t come
We could go to somewhere after the bus had gone

Why don’t we live here till the next bus comes
Turning our back on the city we live in?

While we don’t talk at the bus stop where the next bus hasn’t come
We could go to somewhere after the bus had gone

Why don’t we live here till the next bus comes
Turning our back on the city we live in?

Why don’t we live here till the next bus comes
Turning our back on everything waiting for us?

Why don’t we live here till the next bus comes?

from the 3rd album「Now and Again Forever」
(written and composed in 2007)

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Now and Again Forever

Feeling like there’s something forgotten always
Feeling like there’s a precious one left behind
But, now and again forever

Like the light of a shooting star sparking at its very last end
You don’t need to wish three times
Only once is enough
Just, now and again forever

That crystal seawater made of rainwater
You are crystal as we spent time together for a little while
See, now and again forever

from the 3rd album「Now and Again Forever」
(written and composed in 2017)

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Bluesman

No matter how much I drink
Drinks don’t make me drunk
Though I get wasted so much usually

Let’s sing a song only when a wind is blowing
But there were blowing winds always at anytime

You are the bluesman, my friend
It brings back my memories of those days

Once you finish singing
I’m leaving here without talking with anyone
The city looks beautiful, doesn’t it?

I’m leaving straightaway
The city looks beautiful, doesn’t it?

from the 4th album「Bluesman」
(written and composed in 2011)

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Rock ‘n’ Roll Ⅱ

La la la,,,
I’m getting sick of rock ‘n’ roll composed by humans

La la la,,,
I’m getting annoyed by Rock ‘n’ roll sung by humans

You said it’s over for me
Thanks
I even didn’t notice that I had started

You said I’m a liar
Thanks
It means I used to be a honest man at least once before

La la la,,,
November 20th, 2017
The song of the time when we were having a quarrel

Ls la la,,,
Rock ‘n’ roll you know is not rock ‘n’ roll

from the 4th album「Bluesman」
(written and composed in 2017)

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July 12th, 13th

We sing when we have a gathering under colorful lightings
When do we have a gathering under bright fluorescent light?

It’s your funeral day at the venue near your house today
I had never been to the place where there is your guitar without you

Les Paul Junior, Jazz Chorus
Disks of Johnny Thunders, Ramones and RC Succession

All carried out from your room

Shinkotoni-like houses are standing in a row
Being lit up with sunset glow
With black shadows, darker black clothes and even darker black night

Too much cigarette smoke we make is rising up to the sky
The smoke will be a cloud and it will start raining in the early morning tomorrow

Tom and Jelly, Draft One
Your father and mother

Someone who lived with you

There are people I know and I don’t know chatting various topics
An angry one, a crying one and a smiling one
All being conscious of you

Let’s talk about the future and past in the same way
You will be a part of me if I forget about you in the rain

Round shouldered, hammered, rock ‘n’ roll
Bad rumors, kind to me

I was kind to you too, right?
You were kind to me, right?

from the 4th album「Bluesman」
(written and composed in 2009)

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Before Dawn

What are you doing before dawn?
I’m watching scenery of overseas on NHK

What are you doing before dawn?
Where do you live in the first place?

What are you doing before dawn?
Autumn is in the air in my apartment in Kawasaki

What are you doing before dawn?
Is winter coming or is it summer yet?

Every time when I remember about you
I regret that we hated each other once at the last moment

What are you doing before dawn?
A brown tabby and a girl is sleeping in my room

What are you doing before dawn?
Is there any room for me when I’m thinking back about those days?

Every time when I remember about you
I regret that I should have tell you the truth at the very end

Every time when I remember about you
I regret that you never told me the truth by the very end

What are you doing before dawn?
I’ve finished composing this song and I’ll sing at the gig tomorrow

What are you doing before dawn?
The dawn has broken
The national weather forecast on NHK
I wonder where your city is

from the 4th album「Bluesman」
(written and composed in 2007)

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MOON PALACE

That supermarket is a major chain and it will not shut down
But I’ll never go there for shopping because MOON PALACE has gone
Good-bye, the supermarket and MOON PALACE

Their parking lot was a part of the one of Hokko Hospital across the street
It brings me back of memories of winter, white breath, exhaust gas and traffic
Good-bye the parking lot and MOON PALACE

We blocked light coming through the window to make the night longer but the dawn broke
The morning sun made us shy
I put my hand I waved to say good-bye into my pocket quickly
Good-bye the long night and MOON PALACE

No matter whether I went there every night or just once in a while
The clock worked only on the night I came
Stopping, putting forward and turning back
The time was in my hands

But the clock just keeps working since MOON PALACE has gone
No matter when or where I am, and even now, the clock keeps striking the next second
Good-bye my past self and MOON PALACE

from the 4th album「Bluesman」
(written and composed in 2008)

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Azumi

On Oct 1st, 8 years ago
I saw you for the first time at Warehouse 161
It’s been so long or so short
I feel different on different days

You are singing somewhere again tonight
I’m listening to it in my bed
You are swaying on bus in evening
I’m feeling its sway on my sofa

Hundreds of sunset glows? Thousands of morning glows?
I’m staying young while I’ve been missing them
The bus is making you sway to show you the sunset in evening
You get older

8 years later in November
I went to Yokohama to see you for the first time in a long time
Everything but your shiny eyes have been changed
You are like a tree
The wind will travel

Tens of girlfriends? Hundreds of shooting stars?
I’m staying young while I’ve been missing them
Trees are swaying in the sea breeze
It is making you sway
You get older

Thousands of farewell? Tens of thousands of times to remember them?
I’m staying young while I’ve been missing them
The memories make the night wet
They are making you wet
You get older

The bus is making you sway to show you the sunset tomorrow also
It is making you sway
You get older

from the 4th album「Bluesman」
(written and composed in 2008)

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Dear You Who Left from the School on the Hill to Somewhere

Coming out from the library
It’s summer no matter if the wind blows or doesn’t
I remember about you somehow

Riding on my bike
It’s summer no matter if it rains or doesn’t
I remember about you suddenly

You left from the school on the hill to somewhere
I wonder at what kind of time you remember about me

Coming out from the library
It’s summer no matter if the wind blows or doesn’t
I remember about you at this kind of time

You disappeared from the school on the hill to somewhere
I wonder at what kind of time you remember about me

Riding on my bike
It’s summer no matter if it rains or doesn’t
I remember about you at this kind of time

from the 4th album「Bluesman」
(written and composed in 2010)

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Summer

The wind blows and the cat wakes up
She smells the scent of summer and squints her eyes

Sad days stopped continuing and disappeared
Before we knew

What I think of when I look up at the summer sky has been changed
But my looking up at the summer sky has never changed

We are going to see the sea by train
I hold your hand and wake up early

How come?
Sad rain doesn’t stop
On the contrary
It never falls

What I think of when I look at the sea in summer has been changed
But my looking at the sea in summer seems not to change

Many people say I’ve changed
What has changed is only my heart while I haven’t changed

The cat wakes up when the night comes
It looks sleepy under the table

It keeps awake till I fall asleep
I hope this kind of days will continue

from the 4th album「Bluesman」
(written and composed in 2012)

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Helmet Hair

You said you will marry me
When your hair gets
As long as mine

But you have your hair cut soon after it gets a little bit longer
You have Helmet Hair
You are protecting yourself
Being afraid of me maybe

I will give up drinking if we get married
I’m happy to go into hospital
I can clear my debts with the income from my next album

But you have your hair cut after it gets a little bit longer always
You have Helmet Hair
You must be protecting yourself
Being afraid of me surely

But something is different this time
Your hair is getting longer
Who will protect you after you lose your Helmet Hair?
I will protect you

Let’s get married in the church of the city
Because your hair got
As long as mine

from the 4th album「Bluesman」
(written and composed in 2018)

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The Theme of Letepathys

What would you do if I disappear?
Leaving everything as it is?
Someone may feel sad but I will be even sadder

I may fall in love with you tomorrow
I think I may be able to think of you as a friend tomorrow

So I’m disappearing
Leaving everything as it is
Thank you and good-bye
I hope you will stay well forever

I love Letepathys
I love it more than you

What should we do if you disappear?
Leaving everything as it is?
Someone may feel sad but you will be even sadder

You may fall in love with me tomorrow
You may be able to think of me as a friend tomorrow

So I’m disappearing
Leaving everything as it is
Thank you and good-bye
I hope you will stay well forever

I love Letepathys
I love it more than you

from the 4th album「Bluesman」
(written and composed in 2010)

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The Moon of Nagano

How did that promise turn out?
I am the one who has been changed
It must be so
We used to meet every night but I just mutter “Full moon.” on a night with a full moon now a days

I looked up at you and look down when my neck got tired again and again
I forgot what I was thinking then but I remember that you had moved remarkably every time I looked up

I sing along with the guitar I learnt from the moon and the harmonica had the cool feeling of the moon when I touched
I was not singing for the moon but just you and I were listening to the song as a result

I was meeting with the moon every night

I’m on the mountain in Nagano tonight
Am I the one who has been changed?
Is that true?
Are you the same moon as that one?
Let’s ask the moon of Nagano

Am I the one who has been changed?
Is that true?
Let’s ask the moon of Nagano

from the 5th album「Letepathy」
(written and composed in 2008)

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Ongaku

They enjoy the sound and they do music
Does it make sense?
It does
They are singing and sweating

If I felt easy with the sound
It could be music for me
Does it make sense?
It does
I was singing and sweating

Even when I want to die
Even when I want to disappear
Even when I want to give up
I sing and sing
Songs save me

NO MUSIC NO LIFE
It was not fun though
I compose songs and sing them
Don’t disappear and please wait for me

NO MUSIC NO LIFE
Passing a yellow bag
I think it is not true but it is so true
Music

Gradually ending
Not in a flash but little by little
I knew that
I sing and sing
Save me, music

NO MUSIC NO LIFE
A life is a life but not life
Although rainbows at the drinking fountain has disappeared and I just made myself soaking wet

NO MUSIC NO LIFE
When a yellow bag is going away
I think it is not true but it is so true
Music

NO MUSIC NO LIFE
It was not fun
But I compose songs and sing them
Don’t disappear and please wait for me

NO MUSIC NO LIFE
A yellow bag is going away
I think it is not true but it is so true
Music

from the 5th album「Letepathy」
(written and composed in 2019)

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Honey Bee

In the white summer when honey bees were working
I walked alone but I had nowhere I wanted to go

The romance was chipped away after I finished school
Smiles are coming back
Having nowhere to go

And my heart soaked the orange color from steady gaze at the moon as if I ate too much mandarins
I mixed it into the evening sun like a romantic
So that I have nowhere to go and don’t shed tears

Adults say they want to go back to their childhood
I think
“Go to the hell”

You know
It’s so hard and it makes me want to die always
You tell me everyone is the same
But I cannot be the same
If we were so
The world would be nicer and more fun

In the white summer when honey bees were working
I walked alone
I had nowhere I wanted to go but I walked

from the 5th album「Letepathy」
(written and composed in 2002)

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Octopus Park

When evening came
I remembered you
When night advanced
I saw a dream of you
I looked up at the sky of the early summer
I was waiting your call through the large window glass

I forgot what I talked
With your phantom on my legs
But I will never forget that I kept muttering
Go away quickly
Go away quickly
Again and again

Good bye
August was almost there to bring luck

Holding the cheap handheld fireworks we bought at the convenience store
I kissed you under the octopus-shaped slide
I seriously believed that
I can be nicer if I leave a life

Good bye
Fortune left me in the wind and I could get kinder

Good bye
August was almost there to bring luck

from the 5th album「Letepathy」
(written and composed in 2001)

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Outside of the Basement

I almost cried after you scolded me gently
Because I hadn’t met a person like you
It was bright outside of the basement
Having stayed as I was yesterday
I felt like I can change myself a little

I try to protect myself when I’m being scolded
Because I never know how much that person may hurt me
But it’s alright now
I’m sure
I will let him make me cry and make me smile

It was still raining outside of the basement
It was still raining outside of the basement
There is no change outside of the basement
There is no change outside of the basement

Not having said good-bye to the sun of yesterday
The morning has come and the morning got older
On the windows of your old broken car
I hope lots of rain will fall

It was still raining outside of the basement
It was still raining outside of the basement
There is no change outside of the basement
There is no change outside of the basement

from the 5th album「Letepathy」
(written and composed in 2001)

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The Knife of Snow

Just the wind is blowing from the direction of the city and it reminds me of
A similar street continuing endlessly

The orange color of the street lamps
Is thrusting through my face, chest and many other things

When will the snow stop falling?
I wish it would never stop
It must be fun anyway because the winter is nice

Let’s stab buildings in the city and many other things
With this double-edged knife

Fluffy melted snow on my gloves
Doesn’t get dry for long time

My shabby boots are leaking the snow
I’m happy about that because it’s beautiful somehow

Just my left hand is a little warmer somehow
Even that kind of thing looks like an illusion for you

And I’m alone again and always walk at a trot
Without finishing waiting
Forgetting that I have been waiting

Dear Orange-san of the street lamps
Stab my head, chest and many other things

Stab buildings in the city and many other things
With this double-edged knife

Will this street come to an end someday?
Arrange the evening sun or sunrise glow for me then

Just my left hand is a little warmer somehow
Even that kind of thing looks like an illusion for you

from the 5th album「Letepathy」
(written and composed in 2003)

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Sato-kun and Itoh-kun

There is another horizon and frontier beyond the horizon
Skipping everything
Everything stays light for us

Sato-kun says over the phone
“Let’s bring everything to an end”
Itoh-kun objected
“Ending just one thing is enough”

Catching up with a flowing cloud
We are looking for another one
Looking into the distance
Everything stays light for us

Sato-kun says over the phone
“Let’s bring everything to an end”
Itoh-kun objected
“Ending just one thing is enough”

For you
To let you keep standing there
For you
To let you keep waiting there
For me
To let me keep flying ahead
For me
To let me keep traveling

Sato-kun says over the phone
“Let’s bring everything to an end”
Itoh-kun objected
“Ending just one thing is enough”

from the 5th album「Letepathy」
(written and composed in 2009)

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And Tonky Has Been Dead

And Tonky has been dead in my life
And Tonky has been dead this time

The story on the textbook when I was in elementary school
The story of Faithful Elephants which is named as And Tonky Has Been Dead

Several years later
A crazy bitch nitpicked somewhere
And the title was changed
He could finally die this time

And Tonky has been dead in my life
And Tonky has been dead this time

When summer comes
Who will remember such a thing?
When autumn comes
Everyone will forget about such a thing
When tomorrow comes
I will forget about such a thing too
But this was good
He could finally die this time

And Tonky has been dead in my life
And Tonky has been dead this time

from the 5th album「Letepathy」
(written and composed in 2003)

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In Tokyo Sky

Thanks to the rain for the first time in while
Tokyo sky is just like the one I had kept looking at and I can see far into the distance

I can clearly see the schoolyard in evening in which you live
You come up to next to me right away and hold my hand

I was always the one who let go of the hand
And it made you sad every time in the right way

The reason why I get sadder little by little everyday now is
I didn’t spend time in the right way like you did at that kind of time

The clear city after the rain
Tokyo sky is just like the one I’ve known and I can see anything and everything

The city bus of summer in which you live
I can rather see it than remember
You are looking at the town in summer
Sitting next to me right away

I was always the one who cast eyes aside
And it made you cry every time in the right way

The reason why I feel like crying more little by little everyday now is
I didn’t spend time in the right way like you did at that kind of time

I was always the one who stops talking
And it made you feel hard every time in the right way

The reason why I feel harder little by little everyday now is
I didn’t spend time in the right way like you did at that kind of time

The reason why I get sadder little by little everyday now is
I didn’t spend time in the right way like you did at that kind of time

from the 5th album「Letepathy」
(written and composed in 2011)

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Horizon

I just came here to find the first star
But the night sky is filled with stars obsessively

from the 5th album「Letepathy」
(written and composed in 2003)

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If You Start on a Journey

If you are starting on a journey
Shall I go see you off?
If you are not starting on a journey
I feel like I might forget you

On a rainy night
Shall I remember you?
If you are not starting on a journey
I feel like I might forget you

When I can see a ship
I give you a whistle
If you are starting on a journey
You will hear that

While some come and some leave
Shall I sing a song of you?
Because if you are starting on a journey
You will meet me again

If you are starting on a journey
Shall I wait for you?
If you are not starting on a journey
I feel like I might forget you

from the 6th album「Acoustic」
(written and composed in 2014)

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Keeping My Heart Cooling Itself in That Shade Always

Smell of a hospital
Smell of a sweater
Smell of burnt rubber after sudden braking
What I remembered was about Iwamizawa
About Iwamizawa where I used to live in

Who has gone is not me
Iwamizawa has gone
I’m still cooling myself in the shade of a bicycle left by the side of Route 12

Passing cars
70 percent of them are Sapporo cars
20 percent of them are from Asahikawa
The rest are from strange places

I visited anytime anywhere
Keeping my heart cooling itself in this shade always

The back street behind RYOYU
RYOYU was a supermarket in Iwamizawa
You’ll find a bicycle left if you walk along the street
The rust on the saddle looks so cool
The same part of my body is also getting rusty

Can you realize my red rust when you touch me?
I remember all the scenery

I can do anything anytime anywhere
Keeping my heart cooling itself in that shade always

Where and what shall I do?
What shall I say?
Feeling the wind hitting the red rust in the shade

I can be anyone anytime anywhere
Keeping my heart cooling itself in that shade always

from the 6th album「Acoustic」
(written and composed in 2008)

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Ruins

Human disappeared and cats also
It will be the city of ruins very soon

Leave the rusty utility poles as they are
For 50 years or 1000 years

Even if photographers come
To take photos of the city of ruins for photo books

Even if university students come
To test their courage by a new car

Please leave it as it is
There is no totem pole though

Although there is no triceratops
There is a bicycle of an old man

Broken tiles of a bathhouse have been left as they are
And they are getting mixed into pebbles

I hate museums
Clean clothes with a broken spell

Please stay as you are
Rust away as much as people don’t take notice

They are same as cosmetic surgeons
Scholars at excavation sites

Please leave it as it is
There is no myth or wall painting though

There are graffiti on a public phone
And a jacket of an old guy

from the 6th album「Acoustic」
(written and composed in 2007)

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Spring

I listen to your voice sounds like my heart
Speaking of spring sky
Afternoon after the rain

They will disappear in that way someday
We will disappear in that way someday

Just like my heart holding your hand
Speaking of sea in spring
Morning with the rain and light

They will disappear in that way someday
We will disappear in that way someday

Just like my heart looking at your face
Speaking of a spring breeze
Afternoon with the scent of rain

They will disappear in that way someday
We will disappear in that way someday

from the 6th album「Acoustic」
(written and composed in 2007)

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Chōfu Airport

The airport in Chōfu City for planes flying to remote islands
The propeller plane coming down is a Cessna
A family landing on the runway on a weekday who has something to do here

On the bench in the park where you can have the best view of takeoff and landing
The man who looks like in his thirties is looking only at his feet

My summer has just come today and the smell of the sunscreen is unfamiliar for me
I shall wait to see one more plane coming
Nevertheless
The sky of summer is filled with silence

The water of reservoir
People looking at it without heart like gods
Everyone is looking at nothing
Here comes the roar of the engine at that time
Everyone looked up

The airport in Chōfu City for planes flying to remote islands

from the 6th album「Acoustic」
(written and composed in 2008)

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The Evening Shower Is Falling

Summer is over
The Ferris wheel is waving the hands
Today is over
We wave to the sunset glow

We met a sudden rain
We were a little confused
But we gave up straight away
And we giggled after we got soaking wet

The evening shower is falling
But how bright it is
The evening shower is falling
It will be probably sunny tomorrow too
The evening shower is falling
Nothing is likely to change
The evening shower is falling
Let’s buy an umbrella at the convenience store

School is over
The curtain is waving the hand
Today is over
We wave to the rising-sun flag of Japan

We encountered lots of lies
We got a little tired
But we gave up straight away
We giggled after we got soaking wet

Friends are waiting
The number of memories I want to forget hasn’t decrease
Friends are waiting
I’ve got another memory which I cannot forget
Friends are waiting
Showing the red bashful face
Friends are waiting
I sing a song on my way home always

I’ve been hoping to sing a song like this actually
I’ve been thinking of this kind of thing actually

I met a sudden rain
I just felt a little shy
I will give up straight away
And I shall giggle after I get soaking wet

The evening shower is falling
But how bright it is
The evening shower is falling
It will be probably sunny tomorrow too
The evening shower is falling
Nothing is likely to change
The evening shower is falling
Let’s buy an umbrella at the convenience store

from the 6th album「Acoustic」
(written and composed in 2000)

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At the Red Roof of a Miner’s House

At the red roof of a miner’s house
My friend was living
To the red roof of a miner’s house
Summer has come

On the red roof of a miner’s house
If you put your hand
On the red roof of a miner’s house
Your hand will get burnt

My friend was living there
Such a thing
I’ve been forgetting
But I remembered after I saw a dream

At the red roof of a miner’s house
The coal mine has been closed
At the red roof of a miner’s house
A long time ago

My friend and his family was living there
I remembered after I saw a dream
I will never forget

No matter how much snow we got
The time of thaw in spring showed us the red roof

At the red roof of a miner’s house
My memories
At the red roof of a miner’s house
Are still smoldering

At the red roof of a miner’s house

from the 6th album「Acoustic」
(written and composed in 2006)

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Tsukigata

My town we’ve seen together is the town where I‘m missing already
But I’m glad we came

The rusty roof is peeling off
With summer breeze
In drops
The tears fall each time

The elementary school without people still has
The large blank blackboard of the morning

I never knew the river leads to the sea
On the hot summer day when I was splashing around there when I was little

My town we’ve seen together is the town where I‘m missing already
But let’s come back again

from the 6th album「Acoustic」
(written and composed in 2005)

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The Morning With the Cats

In the morning with the cats
I’m spending time in the tranquil sunlight
One of two cats starts making a noise
Telling me that he wants to go out

I open the window for him and he jumped down from the second floor
The left one saw him off anxiously

I’m not worried because it happens everyday
But don’t say good-bye because it is said that cats will disappear

Don’t say good-bye because it is said that cats will disappear

from the 6th album「Acoustic」
(written and composed in 2010)

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Unconsciously BLANKEY

I’m humming BLANKEY unconsciously deep in the forest in the end of May
Let’s stop traveling and put up a tent before the sunset since the headlight of the motorcycle doesn’t light

When I heard the sad story
Moreover if it expected that and has been broken
I unscrew with a ten yen coin and fix it with the pair of pliers inside of the box

The continuous sunny days make me almost forget about the rain
But let’s feel it and decide if I go to the next town or stay in this town

I’m humming BLANKEY unconsciously
It reminded me of something and I forgot the lyrics
I forgot a part of the hook but it still lets me drive at full speed in the morning

We forget that we are getting older everyday
But let’s feel it and decide if we go to another place or stay as we are

In the dead of night when the wind blows strongly and only stars are not swept away
Let’s feel it and decide if we sit down here or go ahead

I’m humming BLANKEY unconsciously on a journey through the forest in the end of May
I also forgot the title but it still lets us drive at full speed

from the 6th album「Acoustic」
(written and composed in 2008)

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