1月25日(水) クラウドファンディングについての報告と約束と今の気分

僕のレテパシーズのクラウドファンディング。
おかげさまで無事終了しました。
本当にありがとうございました!

色々書き出すと止まらないので、長くなる前にちゃんとした報告や約束を。

●目的
「僕のレテパシーズの9th,10thアルバムの制作」
※1枚約30万円かかる
※10thは全曲夏の歌だから2023年の夏に出したい

●目標金額と結果
※目標金額→アルバム2枚分の制作費60万円
※結果→398000円(60人の方が購入してくれました!)

なので、、

●9thアルバムについて
大名盤を作ります!思う存分。今に見てろよー!
2023年5月中のリリースを目標にします。

●10thアルバムについて
2023年夏リリースを目指していました。
が、これは多分無理だと思います。
が、夏が終わってしまっても、金ができたらすぐに作り出します。
歌は腐らないので!(バンドは腐るけどね。が、レテパは根がフォーク、ブルースタイプなので腐りにくいからご安心を!)

まあ、9thアルバムを大名盤の大評判の代表作にして、その売上で作ればいいんだ!と明るく夢見て大行進しようと思っています。

まずは最高の9thだ。
それだけを考える事にします。

●売れたリターンについて

※「ハガキ」
→2月中に発送

※「HIROSHI DEMO」
→3月中に発送

※「僕ら」歌詞草稿+「HIROSHI DEMO」2点セット
→3月中に発送

となっています。
が、多分2月中に全部発送出来るんじゃないかな、と思っています。
発送準備出来たらお知らせしますね。
(「HIROSHI DEMO」購入の方にはダウンロードURL(ギガファイル便)もメールにて送らせて頂きます。メールのタイミングは発送と同タイミングになります)

●その他補足

※「HIROSHI DEMO」購入の際に「備考欄が必須」となっていました。
俺のミスです。(公開後に訂正出来ない箇所だったので直せずにすみません、、)
特に何も備考する事は無いので、普通に到着をお待ち頂ければと思います。

※クラウドファンディング中に出来た歌「SAIL AWAY」も「HIROSHI DEMO」に急遽収録する事にしました。
ので計43曲になります。
「さよならの合図」と「SAIL AWAY」は11thアルバムに収録予定です。

※お金の事なので本当は、、
スタジオにいくら、ミックスにいくら、マスタリングにいくら、、と領収書を提示したい所なのですが、、
「普段はバリバリの高額で大手レコード会社の有名ミュージシャンと仕事をしているタイプの人達が、レテパ支持による粋な計らいによって、かなり安くしてくれている」パターンも多いです。
なので明細をお見せする事が出来ません。
粋な人達に迷惑をかけてしまう事になるので、、
ここは信じてもらうしかないです。

一応398000円の用途を書いておきますね。

※9th制作費
(練習スタジオ代、録音スタジオ代、録音エンジニア代、ミックスエンジニア代、マスタリングエンジニア代、配信リリース手数料、CD本体制作費)

※クラウドファンディング利用手数料

それが余ったら、、

※9th収録曲のPV制作
※9thレコ発ライブ地方遠征費
※10th制作費

という感じになると思います。
※余った場合は状況により、どれに使うか判断しようと思います

ちなみに、9th制作の為の練習スタジオはもうだいぶ進んでいます。
その費用は2ndアルバム収録曲「ロックンロール」の冒頭の歌詞の感じで捻出して、自転車操業してたので、この分のスタジオ代返済にも充てさせて頂きます。

一応明記しますが、、

クラウドファンディングのページに詳細を書いた通り、9thアルバム制作関連、10thアルバム制作関連以外の用途では1円たりとも使わない事をここに誓います。
※クラファンページはこちら

※色々分かりづらい部分もあるかと思います。
何か不明点や質問等あれば遠慮なく、
letepathys@gmail.com
までご連絡頂けたら、と思います。

以上、報告と約束でした!
(クラウドファンディングの期間、通販の注文やサブスクでの再生数もいつもより多かったです。こちらも嬉しかったです。この場を借りてありがとう!あとライブ目撃派のあなたもいつもありがとう!)

PS.お金の事なので色々堅苦しく書きました。
ここからは、通常通り書きますね。

クラウドファンディングをするか、かなり悩みました。
7thアルバムの時も8thアルバムの時もその話は出ました。
が、毎回最終的には俺が反対してしまい、実施されませんでした。
それは「とにかく最初は反抗する」という自分の良くない気質も多いに関係していたとは思いますが、それ以上に「レテパシーズとそれを好きな人との間に余計な物を持ち込みたくない」という気持ちが強かったと思います。

が、今のレテパシーズの
「録るべき歌があり、バンドも最高の演奏が出来る状態にある」
という状況で「金が貯まるまでは録音は出来ない」となると、何かがたくさん失われる気がしました。

録るべき歌があり、バンドの演奏も最高、ならば、何を悩む事があるんだろう。
どんな手を使ってでも録音スタートするべきだと思いました。

そして、レテパシーズとそれを聞く人との世界に、なるべく邪魔にならない方法を考えまくった結果、今回の「HIROSHI DEMO」聞きたい人はどーぞ!
というやり方に行き着きました。

どうだったでしょうか?
買ってくれた人も、買えなかった人も、買わなかった人も、このクラウドファンディングによって、レテパシーズとの世界に不和は生まれなかったでしょうか?

俺は全く生まれませんでした。(恐ろしいほどにゼロ!やったぜ!)
今はただ「9thアルバム作れるんだ!やったー!」という喜びに満ちています。
あと、勇気も湧いたな。
なんだかんだ大口叩いてても、不安になる瞬間が多い性格だと思います。
が、今は最高傑作の9thアルバム(そしてイカレた10thアルバムもいつか必ず)完成への道が明るく照らされている気分です。
この光の中を大行進していけるなんて!もう喜びでしかないね。

本当にありがとうございました。
クラウドファンディングやって良かった。

あなたの気分も今、俺と同じような明るい気分でありますように。
きっとそうだと信じています。

あとはレテパシーズの力を信じて下さいね。
最高傑作の9thアルバムの力で10thも必ず作ってみせるので。

とにかく嬉しい!ずんずん進む!
あとはすげーの作るのみ。

愛してるよ。ありがとう!

2023年1月25日
僕のレテパシーズ
古宮大志
(すげー寒い部屋で希望に満ちながら)

PS.今「新車の除雪機買いました」というメールと共に写真が送られてきました。
昨日からの大雪で、テレビに岩見沢(実家がある)がよく映ります。
クラウドファンディングで購入者の住所を見ていたら、北国、海辺、山間、南国、本当に全国津々浦々で嬉しかった。
「こんなところにもレテパヘッズがいるのか!」と思うと嬉しくて小躍りしちゃいます。
いつかあなたの街(町)にも歌いに行きたいです。がんばる!

除雪車、ヤマハだな。
レテパベースヤハタトシキのベースもヤマハだな。
「HIROSHI DEMO」でも大活躍の足踏みオルガンもヤマハです。
ヤマハ色々サンキュー!がんばるよー!

1月20日(金) 出航しよう!

まずはお礼。
レテパクラファンありがとうございます!(ちゃんとしたお礼は発送時に書かせて頂きます。今はご無沙汰お許しを)
残りあと3日です。(1/23の23時59分までとの事)
※クラファンページはこちら!

過去8作品を超える最高傑作の9thアルバムを5月に出し、大喝采を受けるが、9thの栄光はわずか3ヶ月。
8月に10thアルバムでその最高を余裕で更新します。
なので、HIROSHI DEMOを聞いて(レテパツイッターにちょくちょく試聴を載せてもらっています)気に入った人はこの機会にぜひ!
※くどいようですが、俺も貧乏だからこれをやるわけなので、貧乏人の気持ちは分かります。5000円も1000円も無い時は本当にあります。HIROSHI DEMOサイコー!だけど、金無いや、、な人も作品を聞けない事への後悔はあっても、クラファンに協力出来ない事は気にしないで下さいね。ハガキの人も嬉しいですよ。ありがとう!なんか書きます!

続いては、先日公開したライブ映像について。

2022年11月17日に下北沢SHELTERにて開催した8thのレコ発ワンマン。
長くなるのでいつもの「PS.」で下の方に書きますが、まともな音源が無くてお蔵入りかと諦めかけたが、奇跡的にカッコよく復活を遂げまして、無事公開する事が出来ました。

音源も手に入り、あとは公開するだけだ!と思ってたら、歌が出来てしまいました。
「SAIL AWAY」という歌です。(以前同名の文章をこのページで書きました。よかったらどーぞ!→SAIL AWAY

「SAIL AWAY」

出航しよう SAIL AWAY
涙はふかず そのままキラキラと
世の中にエフェクトをかけて行こう
光る世界へ

出航しよう SAIL AWAY
君を通して見る この世界地図
滲んだら 虹色のかけらだな
光る世界へ

出航しようよ 帆を立て SAIL AWAY
出航しようよ 帆を立て

何もなくなったって 君が壊れても
僕ら 水たまりのように どこか光ってる

離ればなれになって 全部忘れても
僕ら あの光のように ずっと出会ってる

君はついに 死んでしまったんだ
僕の知らなかった 光を残して

出航しよう SAIL AWAY
僕が恐れていた この明るさや
輝きを 半ば強制的に
僕の涙で

出航しよう SAIL AWAY
かしこい君は全部分かっていて
乾くことのない この水透し
光る世界を

出航しようよ 帆を立て SAIL AWAY
出航しようよ 帆を立て

何もなくなったって 日々が壊れても
僕ら 水たまりのように いつも光ってる

離ればなれになって 全部忘れても
僕ら あの光のように きっと出会ってる

君はついに 死んでしまったんだ
僕の知らなかった 世界を渡して

僕の知らなかった 世界を教えてくれた

(2023年1月7日作曲)

どうしても入れたくなっちゃったので、ライブ映像のエンドロールでも流してもらいました。
90分の映画だと思って、時間ある時に見てみてね。

冒頭の部分、ランディーニューマンの「SAIL AWAY」が登場SEで流れてるんだが、著作権の関係で使えないので、無音にしてます。
ただ無音なのも変だな、と思い、少し説明文入れちゃいました。
こういう文章を入れても、レテパシーズはお涙頂戴な誇張やウソシリアスにはならないバンドだと信じているので、誤解を恐れずに素直に書きました。
まあ、良かったらどーぞ!(今見るとやはり少し悲しげな顔にも見えるが、全然この日は出航気分でした!多分泣きすぎて目が腫れてるだけ?一重瞼だから目が腫れると死活問題です、、腫れてる日はマッキーや桑田真澄に似てきます)
※この「SAIL AWAY」HIROSHI DEMOにも急遽入れる事に決めました。これで計43曲です。(「SAIL AWAY」は11thアルバムに収録予定)

新ジャケ(書き足した)

※あ、あとギターキッズの為に書いておくと、、
この歌のギターのチューニング、カニユウヤ先生に教えてもらった「1弦と6弦がDの変則チューニング」になってます。
なんかカッコいいでしょ。最近ギターも好きです。

今日元気だからもう一つ書くと、、
「性の目覚めはいつですか?」と聞かれたら「小学4年くらい。お〜い!竜馬の5巻です。」と答える事にしています。(竜馬と身分違いの上士の娘、加代さんとのラブシーン)
この「お〜い!竜馬」という漫画の竜馬が小学校時代のヒーローでした。(剣道やってたが竹刀にバレないように小さく「和泉守兼定」と書いていた。いずみのかみかねさだ、竜馬の愛刀)

音楽とは関係無いのですが、この小学校時代の竜馬体験や「大志」という名前のせいで(読み方はふるみやひろし。たまに間違えてる人いるが気にしないでね。産まれてからずっとコミヤタイシと読まれ続けてきたので、、)「思いつく限りの1番大きな事をやりたいなー!」という性分みたいです。
なので、前回の2025年!にも野望作戦をたくさん具体的に書いたが、レテパシーズが有名になる、というのは、他のバンドが有名になる、というのとは少し違う気がしています。

車寅次郎的なお節介な性分なので、レテパを中心に大きな流れとなって、世の中はもっと素敵にイカレだす。
ライブハウス、音楽、ってこんなもんじゃないと思うんです。
変えたい!(もう歌ってたんだから2000年代にやれ!って話なんですけどね。あるいは2010年代に、、。すみませんグデングデンのゴロンゴロンでした、、「猫より寝てるなあ」とよく言われてた。俺は勝手に「失われた20年」と呼んでいます)

去年は音楽を聞く気分も完全復活して、色んな知らないバンドを見に行きました。
数組のカッコ良かったあのバンド達のおかげで、音楽ってやっぱりすごいんだな、と去年初めて本気で信じれた気がしています。
去年まではまだ「俺は音楽やってんじゃねーんだよ!」みたいな気持ちが強かった。
今は「ああこれが音楽か。やるな!音楽!」と思ってます。

まあ、レテパシーズに清き一票を!ってな感じのレテパクラファンもあと3日!
明日も明後日もレテパツイッターで「HIROSHI DEMO」収録曲を流して貰う予定です。
お楽しみに!

PS.昨日はソロライブでした。


※黒丸が歌った歌です

なんかエレキギターで歌ってみたい気もしたので、フォークギター、エレキギター両方持って行きました。(17才の時からソロはずっとガットギターだったので、両方初めて)
エレキ弾いてると、なんかスイッチ入っちゃって、ついつい曲が長くなるみたいで、30分で5曲しか歌えなかった、、(レテパなら10〜12曲はいける)
最後に歌った「夏のアルバム」という歌(最後のつもりじゃなかったんだけどね。時計忘れたから、あと何分ですか?って聞いたら持ち時間過ぎてた、、恐るべしエレキギターの魅力魔力)が評判良かったので、歌詞掲載しときます。
※先日これもレテパツイに試聴で載せてもらってるはず。
※10thアルバムの最後の歌です。

「夏のアルバム」

いつかさ 僕もさ 夏のぬけがらの
ようなさ 夏のアルバムを作りたい

17の頃から 何回目の夏
僕にも 僕らという歌詞が増えた

川の光の色 変わらず
川の名前だけ変わってく

須部都川 幾春別川
豊平 多摩川 善福寺

未来はきっとさ 夏を思い出す
時のさ ひび割れた明るさに似てる

だからさ 僕らに 懐かしい夏が
あればさ ありきたりな言い方だが…

うまくいくよ
うまくいくよ きっと

ラララ…

(2022.5.21作曲)

PS.シェルター音源について
俺のミスで音源がライン音源(空気を通していないペタペタしたつまらない音源)しか無くて、絶望したのですが、馬場友美(レテパ全作品に関わっている大事な人)に相談したらナイスアイデアをくれた。
「ライン音源をスタジオで爆音で流そう。それをマイクで録ればライブ音源になる!はず!」という事で、彼女とスタジオで90分、無言で(録音してるから喋れない。映像は無い。音だけ)爆音の中、過ごした。
ライブが終わると馬場ちゃんは「すげえ、いいライブじゃん」と言ってくれた。
嬉しかった。なんか、とっても不思議で感慨深い時間でした。
この人とは基本録音時にしか会わないが、とても大切な人です。
皆さんも、もしこの人に会う事があったら、レテパヘッズとして丁重にお礼言って下さいね。

PS.シェルター映像。YouTubeに載せる時にタイトル迷った。
「LIVE AT SHELTER」は2016年のライブDVD(廃盤)で使ったタイトルなので。
紛らわしいし、どーしよーかなー、と思い、、
【出航編】LIVE AT SHERTER/僕のレテパシーズ
と付けちゃいました。
なんか気に入ってます。

ちなみに、今のレテパのアー写は、この日のライブ後の楽屋なんですよ。
明るくて良い写真。

さあ出航だ!
がんばりまーす!

1月19日(木) 新宿Marble(古宮大志ソロ)

2023年1月19日(木)

新宿Marble

よね企画
「狼煙が上がるぞ!!!Vol.5」

開場/18:30
開演/19:00

前売/¥2400(1D別)
当日/¥2900(1D別)

※出演は2番目19:40〜(30分演奏)
※ご予約はこちら

出演
のっぺら
ジョズエ
堀孝輔(みずすまし)
古宮大志(僕のレテパシーズ)

1月2日(月) 2025年!

2023年、始まりましたね。
今年もよろしくお願いします。

今年、自分は本厄との事ですが、色々あったせいで実年齢はあまり関係なくなっている気がするので、全く気にせずレッツゴーです。(フォーエバーヤング!とかそういう事じゃないよ。ちゃんとキレイに枯れていきたい)
実際に体の数値を測ったりしても、年々パワーアップしています。(2018年までが酷過ぎただけかもですが)
気力体力も今まで生きてきて一番元気な気がします。
普通高校生の頃とかすげえ元気なのでしょうが、詩人気取りだった俺はアウトローをはき違えて、フランスパンと水道水と蒸留酒と日本酒以外は摂取しない、という謎の行動に出ていたので、栄養不足のガリガリであまり元気もありませんでした。(身長も本来もう少し伸びた気がする。父がやたらとデカイので)

高校が終わってからは自活を始めて色々なアルバイトをしてきました。
仕出し屋、コンビニ数社、ダスキン、警備員、スープカレー屋(ピカンティ!)auのコールセンター、鬼太郎茶屋、動物病院、リサイクルボーイ、たこ焼き屋、ウーバーイーツ。
この中でも割と長く続いたバイト達が、年末年始は大忙しで人様に奉仕する側だったので、この時期に働いている人に接客されると、なんだかチップの一つでも渡したくなります。

※参考資料「ウーバーイーツ中にお客の前でしゃがんだらお客の家の猫がバッグに乗ってしまいパチリと撮られた写真」

が、チップを渡してる場合じゃありません。
とうとうクラウドファンディングが始まりました。

いくら無名の自主制作インディーバンドとは言っても、自分にもう少し、せめて常人くらいの商売っ気があれば、アルバム1作分の制作費くらいは残っていたかもしれません。
が、そういうのが出来ないからこそ、こんなバンドでいれるんだと思っています。
今更あがいても遠回りな気がしますし、ミイラ取りがミイラになったやつをたくさん見てきたし、一長一短の一長を「素晴らしいアルバム、素晴らしいライブ」一短を「世渡り下手、商売下手」と認め、そのかわり一長の部分は完璧にやるぞ!という風に決めちゃいました。(音楽業界が「世」じゃなければ良かったのですが。恐らくそんじょそこらのサラリーマンの出世街道の世界よりも圧倒的に俗っぽい「世」なのでした)

以前から、バンド友達にレテパの台所事情を話すと「全然変な事じゃないよ。レテパみたいなバンドこそクラウドファンディングするべきだよ」と言われ続けてきました。
が俺は昔から、金を貸したり借りたり貰ったりすると、昔気質のせいなのか、どうしても不和が生まれる気がしてしまいます。

俺は、レテパシーズの歌を自分のものと思っていません。
自分の歌詞やメロディーは、魔法使いで例えると、魔法を使うための呪文の言葉(ちちんぷいぷい、とかそういうやつね)に過ぎないと思っています。(昔はそうは思っていなかった。第一言語だと思っていた。が、今はもっと大きな事がバンドでやれているから、こういう感覚になれたんだと思う)

いつからか無意識に自然と、ライブ中に「愛してるよ」と言うようになっていました。
レテパシーというのは俺の造語ですが、人間の言葉で一番近いのは「愛」だと思います。
呪文を唱えて起きる魔法がレテパシー。
それを愛というからには、この感覚は、レテパを聞いている一人一人のものだと思っています。

なので、その一人一人の純粋な状況の中に、金による不和は持ち込みたく無い、と一生懸命考えました。
そして、クラウドファンディングの形を取った「HIROSHI DEMO」販売、という結論に至りました。

長くなるので、デモテープの内容や歌詞草稿の事は、また今度おもしろおかしく書いてみようと思いますが「HIROSHI DEMO」聞きたい人は買ってね!歌詞草稿は絶対に何倍もの価値になるから博打的に楽しんでね!みたいに俺は思えています。
このやり方なら皆さんと歌との間に不和は生まれないと信じております。

これから音楽をやろうと思っているキッズ達が絶望すると嫌なので、以下は野望説明。(カモンカモン。結局最終的にはメチャクチャ楽しいよ。サイコー)

俺はサブスク配信主流の今の時代が大好きです。
1940年〜2023年の中で「どの時代でも選べるから思う存分歌って生きてごらん」と神様に言われたとしても、今の時代を選ぶでしょう。
どこかに属すのが苦手なので、自分は結局自主制作のインディーでしょう。どの時代でも。(それをカッコイイとか思っていない。子供の頃から苦手なだけ。属しても純度が下がらないタイプの人もいると思う。自分に合ったやり方を探すべき。(まあそれを見つけるのが難しいんですが)なので焦らずゆっくりと(これも一番難しいんだけどね)俺は去年ようやく見つけた気がしています) 

今の時代はどこにも属せない人でも、配信により直接歌を聞いてもらえます。(レテパ結成の頃はレコード会社、CD屋さん、ライブハウス関係者、その他諸々有象無象、との関係が良好じゃないと何も始まらなかった。そして「この人とは良好関係を築きたくないなあ、、」と思わせるタイプの人物は多かった)

ここには不純なものはなく、属せないアウトロー(くどいようだがカッコイイとは思っていない。アウトローとは結果の事。生き方やファッションでは無い。ただの結果)でもやっていける。(もう高校生の頃のようにアウトローを履き違えたりはしていない!朝からモリモリ食べてます)

「やっとレテパ向きの乱世がやってきたな」と希望に満ち溢れているんです。

こんなレテパでも大手レコード会社と色々話し合っていた時期はあります。
が、未来の意味をはき違えている低脳な会議内容に、結局俺が我慢出来ず、会社の会議室の大型冷蔵庫の中に入っていた「お歳暮」と書かれたエビスビールのギフトセットを、会議中に全部隠れ飲んだのがバレてブチ切れられて破談になった。(あんな世界ではレテパの良さは10%も出ないでしょう。彼らの感覚からすれば10%くらいがちょうど良い濃さだったんでしょうが。歴史ある超ビンテージの最高級ウイスキーでクソみたいな飲みやすいハイボールを作ろうとしやがった)

なんだかんだ言っても形はクラウドファンディングだし、せっかくだからお金の話も一つ。
「才能がなかったんだろ」という歌の「今月の配信売り上げは0.776円」の時よりはマシになっています。
今月の配信売り上げは9017円でした。(大体1再生0.5円〜1円)
レテパは自主制作なので、この金額ですが、これがどこかに属していると一桁低くなったりします。
すなわち901円ですね。(属す相手の規模によりますが)
その分、宣伝をしてくれる訳ですから、薄利多売な聞かれ方で大きく広がり、レテパの10倍聞かれれば9017円(一桁低いので)ですし、100倍聞かれていれば90170円です。

レテパは今の10倍聞かれていれば90170円になります。
1ヶ月にこの額になれば、こんな大騒ぎをしなくても普通にアルバム制作は出来ると思います。

今の規模感からの10倍は全然不可能ではないし、まだまだ伸び代しかないし、レテパはサブスクの管理画面で見ても、全年齢聞いてくれているから、ここから伸びる事はあっても、落ちる事は決して無いと信じております。

もう、無謀なホラをこくのはやめました。
レテパシーズは2023年と2024年をマイペースに行進して行くと思います。
少しづつ確実に前へ。
この2023年〜2024年の未踏の独自のルートの行進により、2025年にはドカーン!(俗っぽい言い方ですみません)なはずです。

自主レーベルを立ち上げたり(俺向いてると思う。カッコイイ他人見つけたり、紹介するの大好きだし。レテパを売る為のレーベルじゃなく「イカレた人」な他人を売るやつね)レテパシー野外フェスティバルを開催して素晴らしい朝を迎えたり、夢としてじゃなく現実的に考えると、きっと2025年だな、と思っています。
メンバーにも「2025年!2025年をもっと意識しようよ。焦るんじゃないよ!」と最近は口癖のように言っています。

新年早々、長くなっちゃったかな?
まあ、このクラウドファンディングに悲壮感は一切無いので、ワクワクしながら見守ってやって下さいね。
では、2023年もがんばろー!

PS.このページ作るのなかなか大変だった、、
ひやかしウェルカム。見るだけでも。
レテパシークラウドファンディング

PS.業務連絡→購入する際に書く事が無くても「備考欄への入力が必要です」と出てしまうらしいです。
備考欄設定を「必須」にしてしまったからだと思います。
ややこしくて、ごめんなさい。
特に無し、と書いて貰えれば大丈夫です。

PS.早速買ってくれたあなた!ありがとうございます。
俺はボガンボスのアルバムでは感動しなかったが、どんとの「ゴマの世界」には大感動したクチです。
実はブルーハーツのアルバムよりもマーシーの「夏のぬけがら」をたくさん聞いていたタイプです。
そんな感じで、バンドでは出せないものを「HIROSHI DEMO」では出せているかもしれません。(でも多分、レテパはそこは余裕で凌駕してる気がしますが)
そういうの好きな人はぜひぜひ!(ハガキだけの人も嬉しい!なんか書きますね!がんばりまーす!)

PS.40年前の正月。昨日は同じ所に行きました。(小田急柿生の祖母の家。本祖母義祖母入れて、俺のラストばあさん。じいさん達はとっくに全滅。男は弱い)