昨日はタカユキ家の地下スタジオで4人レテパ。
(はじめちゃん来れない日だったので。)
今までアルバムを作り出す時は、実は心の中では早い段階で収録曲と曲順まで一人で決めてた。
アレンジはみんなで考えるんだけど、やる前に想像して「深海はあんな感じになるだろうから1曲目で、だから2曲目は夜に名前を、だな。」みたいに。
今回も曲順まで考えてたんだけど、前回のスタジオでやった7曲が想像を遥かに超えてバッチリだったので、想像を超えた分、予想してたイメージが超良い意味で壊れ、残りの3曲を何にしようか迷い出してしまった。嬉しい迷いですが。
(変な所で神経質で毎回10曲だから同じ10曲じゃないと気持ち悪い。)
なので、昨日は歌ってみんなに聞かせて「どれ入れたい?」と相談した。
みんなこれも良い、あれも良い、と言ってくれるので、とりあえず全部アレンジしてみてあとで考えよう、という事になった。
でも、このままでは10曲どころか、20曲も超えてしまうだろう。
話しは変わるが(変わらないか)ブルーハーツ「ダッグアウト」「スティックアウト」みたいに、早い歌と遅い歌(頭悪そうな言い方ですが)を別々にしたアルバムを同時に作るのが俺の夢だったなあ。
もしかしたら、ついにそのチャンスが来たのだろうか。
昨日は「ヨモギネコのチヨ君」という歌でタカユキ君がリコーダーを吹き出した横で、高野君がヤンキーのように床に座りながらかったるい感じでギターを弾いているのが、どっかの中学の教室の一コマみたいで面白かった。
「猫との午前」という歌では、後奏の高野ギターがあの頃の俺の気分そのままで嬉しかったが悲しくなった。
両方とも札幌から連れてきた猫がいなくなった時の歌だ。
「猫との午前」はまだいなくなってないが、何か別れの予感がして出来た歌。
そんで「ヨモギネコのチヨ君」は実際にいなくなった歌。
札幌から引っ越して最初に住んだ稲田堤ユアサハイムにて。2011年頃の歌です。
「猫との午前」
猫との午前 穏やかな 日射しの中 過ごしてる
二匹のうちの一匹が外に出たいって騒ぎだす
窓を開け出してやる 二階から飛び降りた
残された一匹が不安そうに見送った
心配はしてないよ 毎日の事だから
だけど サヨナラは言わないで 消えてしまうって聞くからさ
サヨナラは言わないで 消えてしまうって聞くからさ
「ヨモギネコのチヨ君」
春の日射しの中で死ねる猫は幸せか
春の陽気で酔っぱらい そのままいなくなった
ヨモギネコのチヨ君 ヨモギネコのチヨ君
といった感じの歌が 早く帰って来ないと
シンガーソングライターの僕は どんどん出来ちゃうから
早く帰って来いよ ヨモギネコのチヨ君
札幌で生まれて2年半 川崎は6年間
雪解けの春は忘れたか? もちろん覚えてるよな
ヨモギネコのチヨ君 ヨモギネコのチヨ君
といった感じの歌が 早く帰って来ないと
せっかちフォークシンガーの僕は どんどん出来ちゃうから
早く帰って来いよ ヨモギネコのチヨ君
2018年の春頃かな?はじめちゃんに「ヨモギネコのチヨ君の歌詞よいね。ヨモギネコってどんな猫なの?」と聞かれたのを覚えてます。
(当時はアルバム収録曲以外の歌も全部「歌詞」のページに載せてた。)
ヨモギネコは北海道弁みたいですね。こちらではキジトラなのかな?多分。
スタジオの後は、近所のスシローからの温泉。
高野君もタカユキ君も素っ裸で見ると、他の人達よりもカタギじゃない感じが出てました。
タカユキ君はサウナでずいぶんイカれた目つきをしてるなあ、と思ったら、サウナの時計が12分計なので、めんどくさいから時計1周(12分)を1セットにして水風呂~サウナを何回も繰り返してたらしい。
変な目つきだったのは朦朧としてたかららしい。
12分は長いよ。変わってんなあ。
写真はタカユキスタジオにて。
ユキコはスタジオというより温泉に重きを置いていたのか、寝巻のようなラフな格好をしています。