ザラザラで寒い真暗な風があちこちに暗闇を書き込んでいく ほんの少し手を伸ばすだけで 僕の手につきそうな黒い色だ 木炭で書いたザラザラの雪 木炭で書いたザラザラの冬 よかった僕は恋をしていて よかった恋をしていて