久しぶりの雨のおかげで 東京の空も
僕が見続けた空みたいに 遠くまで見える

君の住む夜の校庭も ハッキリと見えた
すぐに君は横にやって来て 僕の手をつなぐ

いつだって その手を離すのは僕の方からで
そのたびに ちゃんと君は悲しくなってた

今 僕が毎日少しずつ悲しくなるのは
あんな時に君みたいに ちゃんと過ごさなかったからさ

雨上がりの透明な街 東京の空は
僕の知ってる空みたいに 何もかも見える

君の住む夏の市営バスも 思い出すというより見えた
すぐに君は僕のとなりの席で 夏の町を見てる

いつだって その目をそらすのは僕の方からで
そのたびに ちゃんと君は涙を流してた

今 僕が毎日少しずつ泣きたくなるのは
あんな時に君みたいに ちゃんと過ごさなかったからさ

いつだって 話をやめるのは僕の方からで
そのたびに ちゃんと君は苦しくなってた

今 僕が毎日少しずつ苦しくなるのは
あんな時に君みたいに ちゃんと過ごさなかったからさ

今 僕が毎日少しずつ悲しくなるのは
あんな時に君みたいに ちゃんと過ごさなかったからさ

5thアルバム「レテパシー」収録
(2011年作詞作曲)