2025年6月27日(金)
東高円寺ロサンゼルスクラブ
「第6回レテパシーロックフェスティバル」
開場18:30
開演19:30
前売/当日1000円(1D別)
【出演】
NEW NEZUMI PARADISE
僕のレテパシーズ
【フード出店】
BUROKORI’s Burgers
※ご予約はこちら
2025年6月27日(金)
東高円寺ロサンゼルスクラブ
「第6回レテパシーロックフェスティバル」
開場18:30
開演19:30
前売/当日1000円(1D別)
【出演】
NEW NEZUMI PARADISE
僕のレテパシーズ
【フード出店】
BUROKORI’s Burgers
※ご予約はこちら
最近、人生相談を受ける事が多い。
深刻なやつから、ポップで滑稽なやつ(本人にとっては深刻なのだろうが)まで多岐に渡るが、どんなケースでもやはり「もっとシンプルに捉えれば良いと思うよ。本当の状態を素直に全部出して、それでダメならそれで良いじゃないか。」といった感じで「素直全出し作戦」を推奨する。
砂の上のお城、を建設する事ほど無駄な事は無い!と、最近S君にもRちゃんにも偉そうに話したなあ、、
うん。
あんだけ偉そうに話したのだから、自分もちゃんと「素直全出し作戦」で行く。
2日後に行われる「第6回レテパシーロックフェスティバル」。
現状チケット予約がたったの4枚です。
「僕のレテパシーズのSNS終了宣言」をしたのが今年の2月3日。
あれ以来、初めてのライブなのですが、まあ壊滅的ですね。
今までの自分だったら「今は本当じゃない。ひたすら待つ時だ。癇癪を起こさずに自滅だけを避ければ、近い未来全てうまく行くはずだ。」とイライラしながらも自分をどうにか励まして、レテパフェス当日に突入していたと思うのですが、もうどうにもそんな気分になれなくなってしまった。
なので、レテパTwitterでも告知してもらっちゃいました。
今後も「ライブ告知」「アルバムリリース告知」「レテパシー通信の更新」についてはレテパtwitterで告知しようと思います。
言う事がコロコロ変わっても、たとえ間違ったとしても、本当に素直な状態であれば大罪では無い!という事だけは、1週間に1度だけイチャイチャしに行く我が息子にも、もう少し大きくなったら伝えようと思っています。
なので、謝りません。
素直に素直に正直に。どうぞよろしく。
先日おかげさまで11thアルバムのレコーディングを開始しました。
(アルバム録音資金調達の為のデモテープを買ってくれた皆さんありがとう。絶対に最高傑作にします。)
カニ君の作戦で「今作は3会場で録りましょう。6/12に4曲、7/8に4曲、8/28に2曲です。」という事になり、先日「the world is mine」「さよならの合図」「真鶴漁港」「ホンダ」の4曲を録りました。
今作は今までの10アルバムの中でも一番アレンジに時間をかけました。
というよりも、アレンジに時間がかかってしまいました。
バンドの状態が悪い訳では無く、むしろ絶好調なのですが、まあ俺の作曲の問題でしょう。
11thアルバムの10曲が出来たのは2022年6月〜2023年4月の間なのですが、この頃は少し天才モードだったみたいで、今振り返っても、なんでこんな歌が出来たのだろう?ギターも変則チューニング?だし、なんか取り憑かれていたなあ、、といった感じで、今までのレテパとは少し毛色が違う歌が多くて、だから最初みんな戸惑い気味で、こんなにも時間がかかってしまったのだと思います。
だけど、録音は全曲1発で録れた。
ボーカルも含め全楽器1発で録ったのだが、オールテイクワン。
あんなに難航したのになあ、ずっと準備して、ずっと難航して、ずっと苦しんで、録る時は一瞬のワンテイクか。
「ホンダ」の長い長い後奏を、歌い終わり地面に座りながら眺めていた。
眺めていたのは、20才の頃に本田さんとドライブした石狩の海と、今目の前で鳴っている4人の凄まじい演奏。
違和感無く重なって見えたよ。あの頃と今が。
帰り道、カブに乗りながら考えた。
この時に疾走しながら思ったんです。
「こんなすごい状態のレテパシーズを4人のお客さんの前だけでやるのは、絶対に間違ってるわ。あっちが間違ってる、こっちが間違ってる、とかもうどうでもいいや。とにかく、このレテパシーズを4人の客の前だけでやるのは絶対に違う。」
だから、素直に好きにやります。
以下、変更点。
よろしく。
※入場料安くします。
1000円にします。
ご予約はこちら。
※予約特典の「手描きチケット」は現状予約してくれている方のみにお渡しします。
理由は、1000円にしてちゃんと告知したら、きっとたくさん来てくれるはず!
そうしたら、手描きするの無理だ、、腕がもげちゃう、、!という明るい理由です。
お許しを。
※前回のチケット持参で半額!の制度も、こうなると意味を成しません。
(半額で1500円だったので、、)
なので、忘れて下さい。ごめんなさい。
以上になります。
レテパシーズは17曲演奏予定です。
そのうち9曲は11thアルバムの歌です。
録音直後直前の最高の状態です。
誰が言ったか忘れたが、メンバーの誰かが言いました。
セットリストを決めて渡した時の事です。
「おー!これじゃまるで11thのレコ発ライブですね。10thのレコ発ライブもまだして無いのに、、まあ、カッコいいセットリストだから良いけど。」
そうなのです。昨年11月にリリースした10thアルバム「夏のアルバム」のレコ発ライブを今年の夏にやるぞ!と言っていたのですが、絶対に夏には出来なそう、、
作戦立てて動いていたのですが、白紙になり、予定は未定。
以上、素直全出し作戦でした!
よかったら目撃してね。
こんなに最高の状態、いつまで続くかなんて誰にも分からないのだから。
2025年6月25日
古宮大志
昔から他人の誕生日を全く覚えられない。
父母の誕生日も妹のも未だに覚えていない。
恋人の誕生日は忘れると恐ろしいので、毎年手帳を買うと真っ先に丸を付けておく。
そんな日付健忘症の人生でしたが、なぜか覚えている日付があります。
それは「レテパシーズの全アルバムのリリース日」なのです。
今朝、テレビを見ていたら「今日は6月3日です。」と言っていて、ハッとした。
「ああ、しかもちょうど10年になるのか。色々あったけどまあ良い感じだよな。うん。がんばったがんばった。」
2015年6月3日、それは僕のレテパシーズの1stアルバム「僕を殺せるのは僕だけさ」がリリースされた日です。
途中でアル中ゴタゴタがあって出せていない年もあるけれど、こう数えると1年に1枚ペースで出せているんだな。
今年中に11枚目を絶対に出すぞ。
そして来年は12枚目で全120曲が終わるんだ。
その後はもし歌が出来なかったら、ライブ中心のバンドになって、新宿あたりの「ビートルズカバーのプロのバンドが常時居る音楽パブ」みたいなノリで、全120曲をいつでも演奏出来るイカレた状態に仕上げて、お客さんからのリクエストにその場で即座に応えられるバンドになってたらカッコいいよね!なんて、昨日ロサクラで南ちゃんとも話したりしてました。
南ちゃんは「恐ろしい、、楽譜見ても良いですか?それならいけます!」
俺は「いやいや、楽譜無いのが素敵じゃないか。がんばろー!」
南「はい、、がんばります、、!」
想像するだけでワクワクする。
お客さん「君の思い出、演って!」
間髪入れずに「ワンツー!タータタタタタタタタタタ!」と始まるのを想像するだけで鳥肌が立つわ。
他にも色んな夢を見ています。
最近はちょっと面白い新しい夢も見つけて、こっそり動き出しています。
まあ、楽しみにしてて下さい。
相変わらず俺は何も諦めておりません。
そういえば先日、5月の空知に行ってきました。
思い出写真をお裾分け。
支笏湖のお土産屋にて。
昭和平成レトロリバイバルでは無く、本当の古いやつが北海道あたりの土産物屋にはまだ生き残っている。
千歳空港から岩見沢の実家へと向かう道。
千歳〜長沼〜栗山〜栗沢〜岩見沢。
菜の花の季節。
あと、水田に水が張られてキレイな時期。
「でも、水田の光」というやつですね。
一番好きな空知の5月。
翌日は富良野美瑛へ。
岩見沢から山道を1時間半くらいかな。
岩見沢〜三笠〜富良野〜美瑛。
三笠には昔、祖父が営む「古宮豆腐店」がありました。
炭鉱の町、まさにダーティーオールドタウン。
豆腐店跡地のそばにある「旧唐松駅」にて。
母が「面白いもの見せてあげる。」と言うので唐松駅に立ち寄ったのだが、それは駅舎の壁一面に貼られた、在りし日の唐松地区の古い写真達だった。
その中に祖父母一家の写真もあった。
三笠市立博物館。
3rdアルバムの1曲目「深海」に出てくる博物館です。
(3rdと4thはなぜか他のアルバムと比べて人気が無いが、リミックスリマスターして最高になったので、ぜひ聞いてみてね。名曲揃いのすごい2作だと思うんだけどなあ。)
炭住の赤い屋根。
だいぶボロボロになってきたな。
でもまだ住んでる人はいるようだ。
富良野に着いた。懐かしい感じの雨。
でも母は天気を思い通りに出来るレベルの晴れ女らしく「そろそろ晴れるはずだけど、、」と言ってたらやはり晴れた。
仲良し両親。
俺は高校生の頃はあまり仲良くなかったが。
俺が1950年生まれのミュージシャン達、友部正人、友川かずき、遠藤ミチロウ、忌野清志郎、仲井戸麗市、板橋文夫、あたりの影響を受けて歌い出したのは、この両親からの影響が大きい。
遠くに見える右側の木は父が勝手に自分の名前を付けたお気に入りの木らしい。
この後、俺も真似して1本の木に「ひろしの木」と名付けました。
この後出て来ます。
珍しくはしゃいで観光客チックにジャンプした写真を撮ろうとしたが何度やってもうまくいかず。
地球に降り立った人、みたいな写真になってしまった。
次の日。岩見沢〜月形へ。
ちなみに2才〜13才まで月形。
14才〜18才まで岩見沢。
18才〜22?23?才まで札幌。
その後は上京野郎です。
(「歳」という字が昔からピンとこないので「才」を使うタイプです。歌詞でもいつも「才」ですね。)
岩見沢〜月形への真っ直ぐな道「峰延道路」。
樺戸監獄の囚人達が作ってくれた道。
思い出の道ランキングでベスト3に絶対に入る道です。
元実家の三角屋根に到着。
古宮家が出て行った後、トラック会社に売ったのだが、今は放置状態で空き家みたい。
家の裏の廃庭を見たら、イチゴの花が咲いてた。
1990年くらいに古宮家が植えたイチゴが野生化してまだ生きてるんだなあ。
イチゴは食べるよりも花や葉を見るもの!と言い切れるくらい、イチゴの花と葉が好きです。
神社は家の隣の「南耕地神社」。
「昔隣に住んでたひろしです。全てがんばってますよ。まだまだがんばります。」とお参りした。
家の前の田んぼ道。
この木が「ひろしの木」です。
川は「まだもう」に出てくる「増水の灌漑溝」。
この木の下に座って見える景色が人生で好きな景色ベスト3に入ると思う。
もし死んで好きなところで地縛霊になれる権利をもらえたら、多分この木の下にいます。
レテパヘッズの皆さんは気付いたかな?
シングル「まだもう」の写真の木だよ。
木も俺も大きくなりました。
なんか、成長度合いが似てる気がするね。
1990年4月26日の写真。
俺と白い犬と、それを追いかける妹。
月形小学校と夕日。
10thアルバム「夏のアルバム」のジャケですね。
母校と夕日のセットを見れるなんて幸せ。
なんか最近少し燃え尽きた気もしていたが、ちゃんと心に風が吹き「まだまだ俺にはブルースがあるな。思い出させてくれてありがとう月形。」なんて思いました。
以上、5月の空知小旅行写真集でした。
最近はドタバタしてて、なかなかレテパ通信を書けてないけど、とにかく伝えたいのは「6/27の第6回レテパシーロックフェスティバルで会おう!」です。
本番当日は全員でリハを出来なそうなので、昨日ロサンゼルスクラブで8時間もリハしてきました。
センスあるPAの兄さんと共に、ロサクラ史上最高の音を作れたよ。
楽しみにしててね。
PS.6/27のセットリストに「まだもう」「空知」は絶対に入れると思う。
5月の空知を感じたブルース状態で歌います。
きっと最高の演奏になるだろう。
2025年6月3日
古宮大志