昨日はスタジオ納め。
昔は必ず週に1回3時間のスタジオに入っていたけれど、今は月に2回が基本。
でもその2回は毎回8時間入ります。
今のメンバーの個性にはこっちの方が合っているみたい。
みんなその場でどんどんアイデアが出てくるタイプなので。
昨日はひたすらに次作11thアルバムのアレンジ。
11thは2022年後半〜2023年前半に出来た歌達。
この頃は少し取り憑かれたような感じで、自分で言うのもなんだが、なんかイカレた大天才モードな時期でした。
なので、大作?といった感じの歌が多く、アレンジもなかなか大変。
昨日のスタジオまでは少し不安もあったのだが、昨日で山を超えたね。
ほんとみんなすごいなあ。これでもう安心。
来年は最高傑作を作れると思います。
今年は10thアルバムをリリースしました。
そして、ずっと心残りだった3rdと4thアルバムのリミックス、リマスターも行いました。(あ、6thも今年だね。2ndは去年か)
これでもう過去作をいじることは無いでしょう。(1stと5thのみは発表当時のままです。この2作は「触れたら殺すぞ」という殺気に満ちていたので、触れれませんでした)
ライブの物販で「どのアルバムがオススメですか?」と聞かれた時に「全部!」と即答したいのに、今までは「ええと、3rdと4thは本当は名盤なんですけど、、俺が精神錯乱していたので職人の仕事に芸術家目線で口を出しまくってしまい、、でももうすぐカニババが手直しして名盤になるはずなんです、、」とか言い訳をして、他のアルバムを勧めていました。
でもこれからは「オススメは全部!どれでも好きにどーぞ!なんならジャケ買いでも良いと思います!もう直感でどーぞ!」と明るく朗らかにオススメできます。
最高の気分で新年を迎えられるね。
今までは寝ても覚めても3rdと4thの事がどこかで引っかかっていたからね。
あと、個人的には今年は「2015年以来9年振りにシラフで1年間アルバイト出来た」というのは大きかったです。
個人的、と書いたけど、そこで金稼いでレテパシーズに全てを使っているのだから、全然個人的では無いのか。えらい。たまには誰か褒めてあげてね。
2016年以降はアル中で、寝ている時以外は全時間酒飲みながら過ごしていました。(バイト中もトイレとかの隙を見つけては飲んで酒が抜けないように気を付けていた。万が一酒が抜けると大変な事になるので。バレないようにマスクしてブレスケアを大量に飲んで、10秒の隙を見つけてはポケットの焼酎を一気飲みしていた)
断酒治療後の2019年2月以降はアルバイトは出来ずに断酒のみに集中して生きていました。
そして2023年の冬から縁あって、古い知り合い夫婦の喫茶店に拾ってもらい、1年間本当に温かく楽しく働かせてもらいました。
断酒社会復帰1発目のアルバイトが全然違うストレスのあるバイト先だったら、こうスムーズにはいかなかったでしょう。
10thを作る金だって用意出来なかっただろうし。
ヤケになって酒飲んだら全て終わりだし。
ほんとありがたやです。
あ、離婚したのも今年なのか。
もう何がなんだか分からないが、2024年は頑張ったよ。
バイトして、久し振りの一人暮らしをして、最高の10thを作って、過去作も全て自信作に生まれ変わって。
あと、成長?と言って良いのかなあ。
「レテパに関わる全てを自分でやらなきゃ気が済まない」という感覚がだんだん消えてきた。
まあ、成長というか、今のメンバーへの信頼なのかもね。
ついに夢の「分業」が出来るようになってきましたよ。
俺は歌を作って、素敵なライブをやって、断酒出来ていれば合格みたいです。
むしろ、俺の自意識過剰で完璧主義な感覚は「バンド活動」には不向きみたい。
カニ、南、ヤハタ、ハジメ、みんな色々頑張ってくれています。
昨日もスタジオ終わりでみんなと「10thアルバムレコ発ライブ」について話し合ったが、中心にいたのはカニユウヤ。
今後はレテパのライブブッキングは全て彼に任せようと思っています。(レテパフェスだけは今後も俺が全てやるけどね)
あ、レテパフェスも今年は3回やりましたね。
出てくれた人達、目撃してくれたあなた、本当にありがとう。
なんか年末にM1見ていたら色々考え込んでしまったな。
今日は短い言葉で書くけれど「腐った音楽業界を変えるのは演者では無く、お客さんなんだな」なんて思いました。
これから起きる革命の中心にいるのはミュージシャンでは無く、好きな歌を自由に聞く素敵なお客さん達なのでしょう。
2024年は準備したよ色々。
2025年も準備で、2026年にドカーン!かな、と冷静に未来予想図していましたが、2025年はもう少し法定速度ちょいオーバーくらいにはアクセル踏んでも良いんじゃない?
どうでしょうか?レテパシーズの皆さん。
多分みんな微笑んでアクセル踏んでくれると思うなあ。
でも決してヤケは起こさずに。
でも命くらいは揺らしたい。ドキドキと。
そんな2025年でよろしく。
さようなら2024年。
君の事は忘れないよ。
なかなか素敵な1年だったね。
それでは良いお年を!
PS.11thアルバムのレコーディングは花粉症の季節が終わったらスタートすると思います。(俺、花粉症です)
でも、録音資金が足りなそう、、
なので、年明けあたりに「11thアルバムの古宮大志宅録デモCD」を通販限定で販売すると思います。
メンバーに聞かせる為にサッと録音した音源ですが、作曲直後にそのままぶっ飛んだ状態で録音しているので、多分これはこれでカッコいい!と思います。
いつもハジメちゃんが「これじゃ、まだデモを超えていないと思うんだよね、、」とスタジオでのアレンジの際にこぼしているので。
まあ、興味のある方はお楽しみに。(貧乏人は無理せずに。俺も仲間だ)
PS.11thアルバム収録の歌は、、
the world is mine
愛してる
さよならの合図
SAIL AWAY
若いバンド
真鶴漁港
岩見沢デパート変遷史
ホンダ
おるたな
次回予告なホーリーナイト
という歌達で、さっきも書いたけど2022年後半から2023年前半に出来た歌。
もう少し詳しく書くと、2023年5月に息子が産まれたのだが、全曲その前に出来た歌です。
産まれた後はさすがに心身ともにドタバタしていたのか、半年間歌が出来ませんでした。
でも2023年の12月1日に大好きなポーグスのシェインが死んだというニュースが舞い込んできて「12月1日」という歌が出来ました。
それを皮切りに(サンキューシェイン。さすがだね)また歌が出来るようになり、12thアルバム用の歌も9曲まで出来ました。
あと1曲で10曲揃います。(レテパは毎アルバム10曲なのです。数字が揃っていないと気持ち悪いのです、、)
ちなみに12thの歌達は、、
12月1日
渋滞
ひだまり
経堂駅
悲しい夏の一日
荒玉水道爆走中
ラララポートモノレールブルー
春の花
教えてあげたい
といったラインナップです。
あと1曲早く出来ないかなあ。
でもこればかりは完全「待ち」タイプなので、どうしようもない。
いつ出来ても良いように、良く寝て良く食べてキレイな景色を眺めているしかないのです。
そしてやはり2024年に見た一番キレイな景色はレテパフェスで歌いながら見た目の前の景色です。
早くライブしたい。早く11thも作りたい。
早く12thも作りたい。
早くイカレた音楽業界にしたい。
早く革命を起こしたい。
心優しい才能あるバンドマン達が解散したり脱退したり、まるで流れ星のように落ちていってしまう。
今年も4つくらい流れ星を見たよ。
我が息子がいつか音楽をやるのかは知らないが、もしやるとしたら残念だったな。
君が歌い出す頃にはもう革命は終わっているのだろう。
革命のチャンスなんて、100年に一度くらいだろうから。
君は平和な世界で好きに楽しみなさい。
父は冒険大好きなので勝手に革命を楽しんじゃいます。