1時間に1本しか来ない バス停を目指し
君と二人で大学の近道を急ぐ

夏になったよな 昨日あたりから 水銀灯に
群がるでかい夏の虫と 恐がる君と僕と

坂の上 バス停が見える 夕日が残ってる
バスは行ってしまったね 夜がやって来た

僕らは僕らの住んでいる 街に背を向けて
次のバスが来るまでは ここで暮らそうよ

カメラ屋の広告がついている バス停のベンチの
缶詰の灰皿が揺れて 高い音を鳴らす

夏の風だよな 昨日あたりから 女子高生の
夏服の短いスカートに喜ぶ君と僕と

まだ来ない バス停の上で 星が増えている
バスが行ってしまったら どこかへ行けました

僕らは僕らの持っている 全てに背を向けて
次のバスが来るまでは ここで暮らそうよ

まだ来ない バス停で僕ら 別に話さずに
バスが行ってしまったら どこかへ行けました

僕らは僕らの住んでいる 街に背を向けて
次のバスが来るまでは ここで暮らそうよ

僕らは僕らを待っている 全てに背を向けて
次のバスが来るまでは ここで暮らそうよ

バスが来るまでは ここで暮らそうよ

3rdアルバム「永遠に、たまに」収録
(2007年作詞作曲)